西日本新聞にはぜ並木の紅葉記事。モミジやカエデの紅葉撮影は終了と前のブログで書いたが妻が新聞の記事をみて、天気も良いことだし見にいこうというのででかける。ハゼの樹の詳細はよくしらなかったがウルシ科の植物で江戸時代、その実から灯明用のろうをとっていたとか。ハゼ栽培にとりわけ熱心だったのが久留米藩でコメにつぐ主要産物で藩の財政をたすけたとか。
収穫した実を細かく粉砕して蒸して圧搾してろう成分をとりだし和ロウソクなどがつくられた。このハゼの樹の紅葉があざやかですばらしいというので市民の目を楽しませ、ライトアップなどして地域おこしに活用している。車で約1時間あまり、延寿寺川土手につく。
130本ばかりのハゼ並木が約800Mばかり続いている。まだ緑の部分もあり満開ではないが鮮やかに紅葉、陽をあびて多様な色合いを見せてくれている。
うきは市は標高差がおおきく棚田で有名だがそういうわけで標高を観光地に明示しているようだ。
新聞記事がでると翌日にはどっとアマチュアカメラマンが押し寄せるのだが意外とほとんどいなかった。めずらしい。
紅い落ち葉が路面におちて美しい
近場の道の駅で食事をすべくたちよったがちょうど昼時で観光バスの客で占領されたいたりして野菜類の買い物だけして帰路に着く。途中、コンビニによって豚まんを調達、からしやたれをタップリつけてあつあつをほうばる。けっこううまかった。庶民の昼飯はこれでちょうどよい。肉体労働しているわけでもなし、億万長者でもないからね。
金融資産1億円以上の富裕層が15年末で120万世帯くらいあると野村総研が発表していた。まあ富裕層がどんな生活をしているか定かではないが分相応の生活がいいのではないかね。おもえばリタイア後、1万円以上出しての食事は縁遠くなったね。まあ万札をだして分厚いステーキやフランス料理をたべてみたいとはおもわなくなった。妻の手料理が一番、実際おいしい食事をいつも作ってくれてありがたいことだ・・・