今年の秋の特別公開最後の日に重要文化財冷泉家住宅を見に行きました。
明治になってほとんどの公家達が東京に移り住んだ後も京都留守居役を仰せつかったので、現存する最古の公家住宅として残ったということです。
現在の建物は1790(寛政2)年に建てられたものです。


雨の中でもたくさんの人が押しかけていました。

大玄関。

台所の竈。

台所上方にかけられている「しゃぐま」は祇園祭の長刀鉾に使われたものをもらってきて魔よけにして飾っています。

いつも和歌の行事などが催されているお座敷。

当主の正装が飾られていました。

右近の橘。

左近の梅。

冷泉家に伝わる貴重な典籍、古文書を収める御文庫。
天明の大火の時にも焼け残り、一番古い建物になっています。
門の上の瓦は阿吽の玄武(亀)の形をしています。
写真がうまく撮れなかったので、こちらのpiitaさんの去年の記事できれいなのをご覧ください。