ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

大徳寺高桐院

2009-08-03 23:01:25 | ぶらり都めぐり
得浄明院に続いては、連休に訪ねてきた遠来の友人を案内するのに最も京都らしい所と思われる場所、大徳寺高桐院にバスで移動しました。


門から玄関に通じるこの道はいつもはひっきりなしに通る観光客のおかげで、人影なしの写真撮影が非常に難しいのですが、この日は意外に人が少なくて、人の途切れた時にうまく撮ることができました。



高桐院は細川忠興(三斎)によって1601(慶長6)年に建立された大徳寺の塔頭の一つです。境内に忠興とガラシャ夫人の灯籠型お墓があります。


一面の苔の庭と、それを取り囲む竹ともみじの木、静かな本堂に座って見つめていると自然と心が落ち着きます。



屋内からの竹林の眺めもいいですが、裏側のお庭に降りて、細川家の墓所や、道中いつも持ち歩いたというつくばい等を見て回るのもまた楽しいものです。










秋には紅葉が見事ですが、この季節の青葉もまた見逃せません。
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得浄明院の一初

2009-08-03 06:29:17 | ぶらり都めぐり
蹴上浄水場の次に向かったのは、知恩院前の得浄明院。(5月3日)
信州善光寺別院の尼寺です。

4月29日~5月13日の間、「戒壇めぐりと一初鑑賞会」として特別公開されていました。


知恩院前のバス停から東へ歩いていくと、華頂短期大学と華頂高校の間の道を入ってすぐのところにあります。



本堂の前庭に一初がたくさん咲いていました。


アヤメ類の中で一番早く咲くので一初というそうです。



アヤメ科だけれど、乾いた土に育つのが特徴です。



白い一初もあり、




ジャーマンアイリスも豪華に咲いていました。





本堂の下の真っ暗の戒壇を一周すると、功徳が得られるというので、恐る恐る入ってみました。
本当に全く光のない闇の世界で、周りの板壁を手で触りながら進まないと、どう進んでいいのかもわかりません。通常では体験できない暗闇の世界だったので、ちょっとあせってしまいました。あまり功徳も得られなかったかも。
コメント (4)
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