高知の本場かつおのたたきを丼にしたものを食べました。

かつおを藁火で焼いてたたきにした出来立てのせいでしょうか、鰹の味がとても甘く感じました。

「海のレストラン」。場所は桂浜に行く途中の長浜出張所バス停から海辺まで歩くとだいぶあるので、タクシーに乗りました。
窓からは太平洋の海を見ながら食事ができます。
お店の前で鰹を藁火で焼く実演もしています。

帰りもバス停まで、しばらく歩きました。車がないとちょっと簡単には行けないところにあるのが難点です。
「花街道」という名の海沿いの自動車道を歩きましたが、海を見ながらなので、長い道もあまり苦になりませんでした。
向こうに見えるのは桂浜の裏側です。
もう一つ、高知で食べたスイートを。

はりまや橋交差点角にあるおみやげ菓子輔の「浜幸」の二階カフェで食べたフルーツいっぱいの抹茶白玉あんみつです。
今年の夏、高知でのメイン行事は浦戸湾クルージングでした。
(本当のメインは卒業○十周年の高校の同窓会
)

浦戸湾は土佐湾の中央部、高知市街に向かってさらに入りこんでいる湾で、鏡川をはじめいくつもの川が流れ込んでいます。
浦戸湾内を巡り、太平洋にもちょっと漕ぎ出して、湾の入口にある桂浜を海側から望む観光遊覧船ができていました。
NPO法人「きらり 高知 都市(まち)づくり」が運営していて、平日は貸切ですが、土日だけは一日4便個人でも乗船することができます。10日前までに予約が必要となっていますが、今回は前日に予約しても大丈夫でした。乗船時間約80分、乗船料1500円でした。

はりまや橋から徒歩7分のところにある文化施設「カルポート」近くの堀川に乗船場があります。

この堀川は昔ははりまや橋の下まで続いていましたが、今は埋められてこのあたりから川の姿が見られます。
堀川の両岸は春は桜が咲いてきれいだそうです。

堀川を下って水門を出ると、正面に五台山が見えます。
この日はあいにくの曇り空で、景色がイマイチです。その代わり相当の日焼けを覚悟していたのに、涼しい船旅を楽しむことができました。

セメント工場があって、

大きなセメント運搬船が運航していました。
湾内には造船所や卸売り市場などができて、次々埋め立てられ、緑豊かな昔の面影が損なわれてきている所もあります。

昔ながらの島影が並ぶ一番景色のいいところ。
あの島は去年の夏に陸伝いに訪ねた衣ヶ島と玉島です。

湾の入口にある浦戸大橋。

振り返って湾奥の方を見たところ。

浦戸大橋をくぐって、太平洋に漕ぎ出し(と言っても、モーターでですが)、ぐるっと方向を変えると、月の名所、桂浜を海側から眺めることができます。

浜の小高い所にある坂本龍馬の銅像も見え、湾を出る辺りでは、松林の中に龍馬の横顔も見ることができました。
桂浜近くで、一部お客さんを降ろして、また湾を戻ってきました。

鏡川の河口付近にある小さな島、丸山台。
板垣退助と後藤象二郎は民間人として明治15年11月、憲法調査等の目的でヨーロッパに出かけ、7ヶ月後に高知に帰った板垣を迎えて、明治16年8月に、5,000名の自由党員がこの丸山台にあった料亭に集まり、大宴会をしたという場所です。
8月15日終戦の日には高知に行っていました。

はりまや橋を走る路面電車です。

悲惨な戦争の反省の中から生まれた憲法9条。戦わないこと、核兵器を含むすべての武器を持たないこと、この憲法の考え方が今の世界に一段と輝きを増し、求められてきています。
