ビバさんのさんぽ道

みやこの建物、お庭、お花、あれもこれも見てみたいと欲張りビバさんがでかけます

山ばな平八茶屋

2009-08-09 21:45:40 | ぶらり都めぐり
岩倉を散策した後、京都バスに乗って少し戻り、「山ばな平八茶屋」でお昼にしました。



バス停「平八茶屋前」のすぐ前にあります。

平安初期に比叡山延暦寺の第二祖慈覚が休息された時に、湯と果物を差し上げたことに始まるとされていますが、主人の名が確認できる1576年(天正年間)をもって創業時期としています。



主屋の建築は1797(寛政9)年です。



この特徴的な騎牛門をくぐって入ります。



お庭も広くてきれいです。



お食事は和室広間で椅子式で、窓の外には高野川が流れて涼しげです。



「麦飯とろろ膳」、二段重ねのお弁当に名物の麦飯とろろ汁、小吸物、果物がついて3,150円のです。

お食事または宿泊されると、かま風呂(1.050円)にも入ることができるようです。


山ばな平八茶屋というと、思い出すのはインドネシアからの留学生で広島で被爆し、帰国途中で京都で亡くなったオマールさんのお墓を一乗寺円光寺に建ててあげようと声をあげたのがこの平八茶屋のご主人だったということ、多分もう先代のお話なんでしょうが、平八茶屋、その心意気に打たれるお話です。
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岩倉村散策

2009-08-09 20:16:30 | ぶらり都めぐり
5月5日、岩倉方面を散策してきました。


先ずは、春の特別拝観期間中の岩倉実相院へ。
松ヶ崎村からだと、北山通りの松ヶ崎橋から京都バスに乗って10分くらい、すぐに着きました。

実相院の秋の紅葉の「床もみじ」は有名になってきましたが、新緑の「床みどり」も見応えがありました。しかし、室内の撮影は禁止です。

玄関近くに蓮の鉢がたくさんあったので、今頃は花が見頃になっているかもしれません。




次は、岩倉具視の幽棲旧宅。
岩倉具視が1862(文久2)年から1867(慶応3)年までの5年間あまり、蟄居していた家です。

茅葺平屋建ての主屋内部は書院形式で造られ、式台のある玄関を持つなど通常の農家建築とは異なる政治家の対面の場として特徴を持っています。
このガラス障子は1873(明治5)年に大宮御所から拝領したものだそうです。

最初大工藤吉から購入した付属屋は築150年以上、この主屋も築145年を経て老朽化が著しいので、2008年度から2012年度にかけて解体大修理されることになっています。



岩倉具視旧宅の敷地内に1028(昭和3)年に建てられた対岳文庫。岩倉具視の遺品が保管されていて、設計者は武田五一、国の登録建造物です。

中には、あの江戸城総攻撃の前に和宮が攻撃中止を要請して書かれた手紙も展示されていました。

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サルスベリ咲く京都御苑

2009-08-09 13:14:42 | ぶらり都めぐり
8月5日、暑さ最高潮の昼間に京都御苑に行きました。


丸太町通りに面した門から入ってすぐの所にあるサルスベリの大木、花はまだこれから咲き揃ってくるのでしょう。


「拾翠亭」と九条池のサルスベリ。




宮内庁京都事務所に行って、修学院離宮の11月参観を申し込もうとしましたが、「すでに満員です」とすげなく却下されました。1日から始まるネット申し込みも落選なので、次は9月1日に往復はがきで12月の申し込みをするしかないようです。



どっと疲れが出たので、休憩所で休んで帰りました。
コメント (4)
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