加太駅から歩いて約30分、海岸のすぐ側に淡嶋神社があります。

元は友ヶ島にあったと言われる淡嶋神社。ご祭神は少彦名命、大己貴命と神功皇后。
本殿は1585(天正13)年、豊臣秀吉の紀州征伐で全焼した後、浅野幸長が再建、紀州徳川家初代・徳川頼宣が修復、江戸時代末期に第十代・徳川治宝が造営したものです。
1979(昭和54)年には傷みが目立つようになった社殿を覆うような形で新社殿が造営されています。
年末からすでにお雛様が飾られていました。
そして、驚いたことは、

お堂の中にも、

外縁の下にも、

お雛様や日本人形がいっぱい!

さらに、庭には博多武士の人形やシーサーや、

木彫熊や信楽焼タヌキがぎっしり。
ものすごい数の人形や置物が供えられています。
人形の数は2万体ともいわれ、3月3日にはお雛様を舟に乗せて海に流す雛流しの神事が行われます。

社務所の横にはこんな巫女さん募集の看板もありました。
風光明媚、暖かな海の側での巫女さん体験はいかがでしょう。

赤い鳥居の参道横に3軒の茶店があり、

海産物のお土産や食事ができるようになっていました。

サザエの壷焼きをいただきました。
14:53に加太駅を出発して、和歌山市、和歌山、大阪と乗換えて、18:29に京都に帰ってきました。