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室町通り一条下がったところにある富岡鉄斎が住んでいたお家。
駒札より、
「富岡鉄斎は近代日本の南画を生んだ巨匠として知られる画家である。天保七年(1836年)二条衣棚に法衣商を営む家の次男として生まれ、石田梅岩の石門心学を重んずる家風の中に育ち、儒教並びに仏教の学に親しんだ高士的学者をもって任じていたが、当時の一大風潮となっていた南画を学ぶにおよんで、天性の画才を発揮し、比類まれな渾厚老蒼の作品を精力的に産出した。
鉄斎の子孫から京都府に譲り渡され、今では京都府会議員の宿舎として使われているそうです。
鉄斎の絵はあまり好みではないけれど、こうして実際に住んでいたお家がフツーの京都らしーい木造の造りで在るのを目の当たりにすると、なんか親しみが沸いてきます。