足立美術館からシャトルバスで再び安来駅に帰ってきたのが、11:45。
安来駅からJRで約30分で松江駅へ。

松江駅で昼食後、駅前から「ぐるっと松江レイクライン」のレトロ風バスに乗って、松江市内観光に。
「ぐるっと松江レイクライン」は松江市内の主な観光地を巡回していて、1周約50分、昼間は20分毎に走っていて、1回の乗車200円、1日乗車券は500円です。松江出身の俳優佐野史郎さんの声で案内アナウンスがされています。

「大手前堀川遊覧船乗場」でバスを降りて、「ぐるっと松江堀川巡り」の船に乗船しました。
松江城の周りを取り囲むお堀を屋形舟で巡り、江戸時代の城下町の面影を残す水都松江の風情を楽しむことができます。
船がたくさんあるので、ほとんど待たなくても乗ることができました。


船頭さんが辺りの説明をしたり、歌を歌ってくれます。
向こうに見えるのが小泉八雲の旧邸や武家屋敷が並んでいる一帯です。

舟の中に炬燵があるので、冬でも暖かくて快適でした。

16も橋をくぐって進み、橋の高さが低い所では舟の屋根が折りたたまれて下がってくるので、炬燵の上に頭をつっぷしていないといけません。

堀川の両側の民家などでもできるだけ昔の風情を壊さないように気を使って住んでおられます。

舟を降りて、すぐ近くの松江城へ。
1611(慶長16)年堀尾吉晴が築城、堀尾氏、京極氏、松平氏の居城でした。
破風の形が千鳥が羽を広げたようで、「千鳥城」とも呼ばれています。

五層六階、国の重要文化財です。
明治8年、松江城諸建造物と三の丸御殿は民間に払い下げ、取り壊すことになりましたが、天守閣は出東村の勝部本右衛門、高城権八達が資金を調達し買い戻したので、取り壊しは中止、保存されることになり、今に残っています。

松平不昧公が培ったお茶文化のお膝元、松江は和菓子の宝庫です。
和菓子屋さんがごろごろ、その中の4店で和菓子とお茶をいただくことができるという特典がJRの「松江・出雲ぐるりんパス」についていました。
時間が足りなくて、残念ながら1店だけしか食べることができませんでした。
「ぐるっと松江レイクライン」、「ぐるっと松江堀川巡り」、松江城、水木しげる記念館、足立美術館の入場料もみんな特典に入っていて、お得でした。