最近、「ポンピドゥーセンター傑作展」と「大妖怪展」というまったく毛色の異なる2つの美術展に行ってきました。
6月19日は父の日のために1日フリーにしてもらったので、東京都美術館で6月11日~9月22日開催中の「ポンピドゥーセンター傑作展」に一人で見に行きました。一方、江戸東京博物館で7月5日~8月28日開催中の「大妖怪展」は娘が見たいということで、家族で8月12日に行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/24/3efdbab0597d553c2c8e1992ed92d2c8.jpg)
上野の森に入って、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/08/de8c9d86d8b611e0634d1658f25a6fda.jpg)
上野動物園入口の右わきにあるのが東京都美術館。いろんな公募展が開かれることが多い美術館だと思いますが、私が行ったのは今回初めてです。
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「ポンピドゥーセンター傑作展」の案内が出ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/7d/855d3fe90b543cd8cc62d736c509032a.jpg)
中庭。ちょっとヨーロッパのような雰囲気があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/14/a0682b67b336714c854f1c29289a17db.jpg)
エントランスは地下1階からになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/9d/30fa41de86587180e3af6a1911971618.jpg)
館内を案内の通りに進みます。
今回の展覧会では、ポンピドゥーセンター所有の作品のうち、1906年から1977年までの1年ごとに1作家1作品が選ばれて展示されていました。20世紀のフランスアート丸わかりとうたわれています。私の好きなシュールレアリズムの作品はあまり多くありませんでした。教科書的にフランス近代絵画の歴史を紹介している感じです。印象的だった作品として、パブロ・ピカソ1935年の作品「ミューズ」は、正妻と愛人がともにくつろぐ端に鏡があり、得も言われぬ暗黒の形象が浮き上がっている不思議な絵。ピカソの混沌とした心象を表しているようにも見えます。マルク・シャガールは雰囲気いっぱつのあまりテクニカルでない作家と思っていましたが、1917年の作品「ワイングラスを掲げる二人の肖像」の下のほうに書かれた街の描写はかなり細密で、少し彼に対する印象が変わりました。アンリ・マティス1948年の、色使いのあざやかな「大きな赤い室内」を見ると、ゴーギャンやゴッホとの共通性を感じます。
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さて、江戸東京博物館に来るのも初めてのことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/51/298b59fa0db15903fe4a912f74731f11.jpg)
「大妖怪展」の看板を見ると、ずいぶん混んでいるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/7e/6999a750db798f67e9328f163a088df4.jpg)
入館。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/0f/ade8907040d2aeff7bd42eab31dd043f.jpg)
見終って、パネルの前で記念撮影。
会場内が混んでいてどの作品の前も人だかりになっているし、娘にせかされるもんで、あまりじっくりとは見れませんでした。戯画的な直接的な表現の作品が多いのですが、よおく見ると怖さが浮き上がってくるような見るものの想像力にはたらきかけるような巧妙な絵もあっておもしろかったです。この展覧会は明日までです。
今度、常設の展示場も見てみたいと思いました。
6月19日は父の日のために1日フリーにしてもらったので、東京都美術館で6月11日~9月22日開催中の「ポンピドゥーセンター傑作展」に一人で見に行きました。一方、江戸東京博物館で7月5日~8月28日開催中の「大妖怪展」は娘が見たいということで、家族で8月12日に行ってきました。
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上野の森に入って、
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上野動物園入口の右わきにあるのが東京都美術館。いろんな公募展が開かれることが多い美術館だと思いますが、私が行ったのは今回初めてです。
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「ポンピドゥーセンター傑作展」の案内が出ています。
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中庭。ちょっとヨーロッパのような雰囲気があります。
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エントランスは地下1階からになっています。
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館内を案内の通りに進みます。
今回の展覧会では、ポンピドゥーセンター所有の作品のうち、1906年から1977年までの1年ごとに1作家1作品が選ばれて展示されていました。20世紀のフランスアート丸わかりとうたわれています。私の好きなシュールレアリズムの作品はあまり多くありませんでした。教科書的にフランス近代絵画の歴史を紹介している感じです。印象的だった作品として、パブロ・ピカソ1935年の作品「ミューズ」は、正妻と愛人がともにくつろぐ端に鏡があり、得も言われぬ暗黒の形象が浮き上がっている不思議な絵。ピカソの混沌とした心象を表しているようにも見えます。マルク・シャガールは雰囲気いっぱつのあまりテクニカルでない作家と思っていましたが、1917年の作品「ワイングラスを掲げる二人の肖像」の下のほうに書かれた街の描写はかなり細密で、少し彼に対する印象が変わりました。アンリ・マティス1948年の、色使いのあざやかな「大きな赤い室内」を見ると、ゴーギャンやゴッホとの共通性を感じます。
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さて、江戸東京博物館に来るのも初めてのことです。
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「大妖怪展」の看板を見ると、ずいぶん混んでいるようです。
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入館。
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見終って、パネルの前で記念撮影。
会場内が混んでいてどの作品の前も人だかりになっているし、娘にせかされるもんで、あまりじっくりとは見れませんでした。戯画的な直接的な表現の作品が多いのですが、よおく見ると怖さが浮き上がってくるような見るものの想像力にはたらきかけるような巧妙な絵もあっておもしろかったです。この展覧会は明日までです。
今度、常設の展示場も見てみたいと思いました。
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