折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

今年咲いたバラの花~イングリッシュ・ローズ~

2008年12月29日 23時28分05秒 | 冬至
         □ シャルロット(Charlotte/S/1993/D.Austin/England)
           ディープカップのレモンイエローを、楽しんで早や三年。

◇ 年の瀬の今日、こちらの最高気温は14度くらい、暖かな陽気だった。
  毎度のごとく忘れた頃に球根が出てきて、当然のごとく植えつけた(黒百合)。
  上の画像のように「シャルロット」は、まだまだいくつも咲いている。
  今回はモダン・ローズのうち「イングリッシュ・ローズ」の5月を中心に。

     
        □ ザ・ダーク・レディ        2008年5月4日
          (The Dark Lady/S/1991/D.Austin/England)
          一番花の初々しい色合い。
          これからロゼット咲きに変わって行くさま。

     
        □ アブラハム・ダービー       2008年5月4日
          (Abraham Darby/S/1985/D.Austin/England)
          ほのかなフルーツ香の大輪です。
          大好きな「バラ色の人生」(個人的に)のバラの色。

     
        □ L.D.ブレスウェイト        2008年5月6日
          (L.D.Braithwaite/S/1988/D.Austin/England)
          この真紅の大輪には、引き寄せられそうになります。

     
       □ エグランタイン「マサコ」      2008年5月9日
         (Eglantyne 'Masako'/S/1994/D.Austin/England)
         雅子妃殿下にささげられた、優美なバラです。
         一昨年の春、買い求めた園芸店でレジのお姉さんに、
         「奥様のお名前ですか?」 「 … (首を横に振りました)」

     
       □ ウィリアム・シェイクスピア2000   2008年5月9日
         (William Shakespeare 2000/S/2000/D.Austin/England)
          開花につれて、次第に紫がかって行くという、
          花びら色の変化の不思議さに魅せられたのが、
          私のイングリッシュ・ローズの始まりです。

      
      □ ウィンチェスター・キャシードラル   2008年5月15日
        (Winchester Cathedral/S/1988/D.Austin/England)
           日当りがどうも思ったほど良くなくて、
           この清楚なバラに悪いことをしました。

     
        □ グラミス・キャッスル      2008年5月15日
          (Glamis Castle/S/1992/D.Austin/England)
          ほんのかすかにピンクがかって、妖艶な色合い。

     
       □ クイーン・オブ・スウェーデン   2008年5月17日
         (Queen of Sweden/S/2004/D.Austin/England)
         まっすぐ伸びるシュート、凛としているさま。
         ディープカップのピンクの中輪、ただただ美しい。

     
        □ ハーロウ・カー          2008年5月17日
          (Harlow Carr/S/2004/D.Austin/England)
          オールドローズのように、やわらかい彩り。
          うちの庭では、今年のバラの一番花でした。

     
        □ パット・オースチン     2008年5月17日
          (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
          育種家の奥様の名前が付いた理由は、ご覧のとおり。
          花びらの色は「カッパー・オレンジ」とのこと。
          この魅惑的な美しさは、万人が認めるところでしょう。

     
     □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ   2008年5月17日
      (Charles Rennie Mackintosh/S/1988/D.Austin/ England)
           一度咲き始めたら、次々に咲きあがります。
           ライラック・ピンクが、とてもさわやかです。
           秋にもたくさん返り咲きました。 

     
          □ エヴリン       2008年5月20日
            (Evelyn/S/1991/D.Austin/England)
            このバラの美しさは、拙いデジカメでは、
            さっぱり残せませんでした。
            1月に、鉢植えに戻すつもりです。

     
         □ ヘリテージ        2008年5月20日
            (Heritage/S/1984/D.Austin/England)
          最初に買い求めたイングリッシュ・ローズ。
          書籍に「最も美しいイングリッシュ・ローズのひとつ」
          そう紹介されていましたから…。
          黄色いしべとの対比が絶妙(これには見えませんが)。


     
         □ スカボロフェア        2008年5月23日
          (Scarborough Fair/S/2003/D.Austin/England)
           この半八重のような素朴なカップ咲き。
           目の前にすると、心が洗われます。
           このバラも、秋にたくさん返り咲きしました。

     
      □ ジュード・ジ・オブスキュア      2008年5月28日
        (Jude the Obscure/S/1995/D.Austin/England)
        咲く時季によって、アプリコット・イエローの濃淡が、
        微妙に移りゆくさまが、すばらしいバラです。

     
      □ ジュビリー・セレブレイション     2008年5月28日
        (Jubilee Celebration/S/2002/D.Austin/England)
        「ヘリテージ」とともに最初に買ったイングリッシュ・ローズ。
        サーモン・ピンクの色は、イングリッシュ・ローズで唯一…。
        エリザベス女王在位50周年を記念して捧げられた…。
        どれを買うにもさっぱりわからず、迷いに迷って、
        結局「色の魅力」「育種家の自信作」が購入理由でした。

コメント (2)
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