◇ 週末金曜日の午後から降り出した雨は、この時季らしく一時強い雨脚で、帰宅時は傘を差しても少しわびしくなるくらい足元が濡れてしまいました。
その雨も土曜日の朝のうちには上がり、咲き進む庭のバラも午前中はぐっしょり濡れていたのが、夕方にはすっかり乾いて、はつらつとした爽やかな咲きっぷりでした。
さて、名前の由来のつながりと、そこに交配種としての親子関係のつながりを加えて楽しんでいるバラが3品種、ここ数日の間に咲き揃いました。
香りのオールドローズが交配親として香りのイングリッシュローズに引き継がれ、その名前が別のイングリッシュローズとゆかりがあって…それもバラ庭の楽しみです。
2017年5月11日
□ 日当たりの好いところに鉢を置いているからか、早い咲き始めでした。
□ コントゥ・ドゥ・シャンボール
(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)
5月14日
□ バラ栽培を始めた頃からずっと楽しんでいる、香りのオールドローズです。
このバラが、次のイングリッシュローズの交配親となっています。
□ もう10年くらい楽しんでいる、芳しい香りのバラです。
5月11日
□ ガートルード・ジェキル
(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)
5月12日
□ ダマスクの香りとともに、この濃いピンクの花の色が殊のほか気に入っています。
5月10日
□ ガートルード・ジェキルは、イギリスのガーデン・デザイナーの名前です。
(Gertrude Jekyll 1843-1932)
5月11日
□ そのガートルード・ジェキルゆかりのバラの名前が、次の深紅の花です。
5月14日
□ 今年は少し早めに咲いたような感じがします。
5月13日
□ ムンステッド・ウッド
(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)
5月14日
□ 庭で最も深い赤、深紅、しかも大輪の房咲きのバラです。
□ ガートルード・ジェキル自身のガーデンの名前が「ムンステッド・ウッド」です。
バラの名前の由来とつながりを知ることも、バラ栽培とともに楽しいものです。