◇ 旅の3日目は名画の鑑賞と春の花との触れ合いの旅、今回の旅行のハイライトが凝縮されているような一日ですから、出かける前の朝から胸躍る気分でした。
十代の頃からクラシックでもポップスでも歌謡曲でも、音楽は毎日の暮らしの中にありましたが、絵画の方はそれこそさっぱり、完全に興味の対象外でした。
それが二十代の中頃からか、何かの折にモネやルノワールの印象派の画集を見てからだと思いますが、音楽ほどではなくとも絵画に少し興味を持ち始めました。
それから約40年近く時折画集のページをくってみたりと、無類の絵画好きでもないのですが、今では好みの絵画や画家もできて来たように思います。
2018年4月11日(水)
□ まずは美術館に向かうバスの車窓、アムステルダム市内の朝、自転車の街です。
□ いくつかの運河を渡って進みました。
□ コンセルトヘボウ (Concertgebouw)
有名なコンサートホール、ここはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の本拠地です。
音楽好きには車窓からではなくて、せめて玄関に立ってみたかったのですが…。
□ この日の最初の目的地が見えて来ました。
□ アムステルダム国立美術館 (Rijksmuseum Amsterdam)
目指すは17世紀のオランダ絵画、15分くらい並んで9時の開館を待ちました。
□ レンブラント(Rembrandt van Rijn 1606-69) 「夜警」(De Nachtwacht) 1642年
私たちが真っ先に向かったのが、レンブラントの代表作。
この絵画との出会いをとても楽しみにしていました。
□ レンブラント(Rembrandt van Rijn 1606-69) 「ユダヤの花嫁」 1667年
□ フェルメール(Johannes Vermeer 1632-75) 「牛乳を注ぐ女」(Het melkmeisje) 1657年頃
□ フェルメール(Johannes Vermeer 1632-75)
「青衣の女」(Brieflezende vrouw in het blauw) 1662-63年頃
□ こんな風にフェルメールの作品がいくつか並んでいます。
何年か前に東京のフェルメール展で何点か鑑賞しましたが、
やはり「定位置」で、押し合いへし合いでなく、ゆったりと見られるのもいいと思います。
□ 美術館の3階、正面奥がレンブラントの夜警です。
□ 美術館をあとにして、次の目的地は…。
□ アムステルダム中央駅の前からボートに乗船しての運河巡りです。
□ 跳ね橋をくぐり抜けたり
□ 両岸の新旧の建物には「きょろきょろ」状態でした。
□ 昼食の前菜はニシンでしたか。
□ 濃厚なスープに
□ 確かスズキ料理だったと思いますが…。
◇ オランダの春は正真正銘の花の春、チューリップを始めとして色鮮やかな花が咲き誇る様を思いのほか堪能することができました。
キューケンホフ公園は春限定の開園(今年は3月23日から5月13日まで)で、色とりどりの素晴らしい眺めを疲れも忘れて歩き回りました。
もちろん花が一斉に咲く訳ではなく、全体的には半分程度が咲いている印象でしたが、まあ、息を呑むような見事な咲きっぷりでした。
この日の午後がデジカメの撮影枚数は最も多かったようで、それを順番にピックアップして載せますので、どうぞ飛ばしながらご覧ください。
□ まずは公園への到着前の車窓から、チューリップの花の絨毯です。
□ この黄色は水仙だったかもしれません、この広がりが見事です。
□ アムステルダムからバスで40分くらい、キューケンホフ公園の入り口です。
□ 園に入るとお出迎えのチューリップです。
□ 振り返ってみると、こんな光景になります。
□ どれだけの種類のチューリップでしょうか。
□ 品種の違いで咲き具合・スピードの違いがわかります。
紫色はクロッカスですね。
□ すがすがしく晴れ上がった午後でした。
□ 水仙
□ いずこも計算し尽くされた上で植えられていました。
□ ヒヤシンスの香りが漂います。
□ もちろん、実物の方がはるかに美しいですよ。
□ ここはもう少し咲き進むと見事でしょう。
□ アマリリス
□ こんな小道を通り抜けて歩きます。
□ 手前は少し早いようでしたが…スロープが絶景です。
□ こうした色とりどりの花のベルトが限りなく美しく感じました。
□ 紫色の花の春
□ 歓声を上げて立ち止まって、また歩き始めての繰り返しでした。
□ ヒヤシンスのベルトです。
□ 黄色のチューリップが多く咲いているようでした。
□ 水辺のチューリップも満開でした。
□ さすがに世界的な花公園だけあって、見学者も多かったと思います。
□ ヒヤシンスもチューリップも、よくこれだけ揃って咲くものです。
□ これもヒヤシンスのベルト。
□ 2種類の水仙にチューリップはまだ蕾
□ あまり説明も要らないですよね。
□ ヒヤシンスの優しい彩りがとても印象的でした。
□ こちらは屋根付きの展示場です。
□ 同一品種を鉢に植えていると言えば、それはそうなのですが…。
□ この一帯もまた美しい花、花、花でした。
□ チューリップが…もう言葉も出ないくらいの美しさでした。
以下同文(!?)です。
□ 改めてチューリップの国、その歴史を感じました。
□ 当然すべてのチューリップを撮り切れた訳ではありません(半分くらい…)。
□ もちろん、こうした花をバックに記念の写真を撮ったりしました。
□ 春爛漫とは、まさにこのことだと思いました。
□ 目をつぶってもこうした光景が脳裏に焼き付いている感じです。
□ 好みのチューリップの色にも出会いました。
□ 自動演奏、のんびりとした音がユーモラスでした。
□ 花と木々がよく調和していました。
□ 木々も無数とも思えるくらいに植えられていて、爽やかな気分に包まれました。
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□ 夕食の前菜です。
□ メインは肉料理
□ デザートはシャーベット
このときは歩き疲れていて、ビールは飲みませんでした。
※ 長い長いブログ記事をご覧いただきましてありがとうございました。