折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

平成から令和へ、真紅のバラの開花です。

2019年05月01日 21時12分50秒 | 穀雨

◇ ここ数日、蕾を眺めながら開花を心待ちにしていたお気に入りのバラ、けさ真紅の花が3輪咲いていました。

  昨日までの冷たい長雨に開花が少し遅れてしまった感がありますが、きりっとした面持ちで花開いています。

  今年はいつもの年よりも早く4月下旬にバラが開花して、一番花はこれから5月にかけて咲いて行くことになります。

  平成から令和へと元号が変わり、大げさですが、バラの花もこの春のシーズンのうちに時代を越えて引き継がれて行く感じです。

 

 

□ これが2年目の開花、朝は雨に濡れていましたが、お昼前には乾き切りました。

 

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)

黄色いしべが覗いて、チャーミングな趣で咲きあがりました。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

けさはどこもかしこも、雨に濡れてぐっしょりでした。

 

□ ウンナンハギ(雲南萩)もこのとおりでした。

 

□ 花の数以上に雨粒がくっついているようです。

 

□ 満開を迎えていたハゴロモジャスミンも、この雨で散り急いでいるかのようです。

 

□ 「二尺伸びたる」薔薇の芽も、昨日までの雨にすっかり濡れていました。

 

  くれなゐの 二尺伸びたる 薔薇の芽の 針やはらかに 春雨の降る   正岡子規

 

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

皇太子殿下のご成婚にちなみ、雅子妃殿下の名を冠した優雅な大輪のバラです。

平成から令和へ、感慨深い開花を迎えることになります。

 

コメント (4)
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