◇ 今日は母の日の日曜日、晴れたり曇ったりの日よりでしたが、最高気温は25.8度の夏日となって、午後からは暑く感じる時間帯がありました。
ここ十年くらいでしょうか、「夏は来ぬ」は実際に5月から始まっているとの感を強く持ちますし、草木花の開花の前倒しにもそれは表れていると思います。
そんな中でバラの開花も今シーズンはかなり早く進んでるようですが、ここに来てオールドローズもずいぶんと花の数が増えて来ました。
オールドローズの魅力は何と言っても素朴な花の咲き姿、形容しづらいのですが「つるんとした」感じの花びらではないところも、私のお気に入りです。
2019年5月12日
□ 北東側でも陽光は燦々と降り注いで、紫色のガリカ系オールドローズが咲き進みます。
□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー
(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)
□ 玄関横に鉢植えも置いていますが、紫の花の色と淡い香りはお客様にも好評です。
□ 同じく北側では、真っ白の半八重のアルバ系オールドローズが咲き始めました。
□ アルバ・セミプレナ
(Alba Semi-plena A before 16th century)
5月10日
□ ボッチチェリの名画「ヴィーナスの誕生」に描かれているバラだそうです。
(絵の中ではピンクのバラとして描かれていますが…)
5月11日
□ 南側でもシックなガリカ系オールドローズが開花していました。
□ シャルル・ドゥ・ミル
(Charles de Mills G before1746)
□ 年によって咲く花の数はまちまちですが、必ず顔を見せてくれる健気なバラです。
5月8日
□ コントゥ・ドゥ・シャンボール
(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)
オールドローズは香りのバラが多いのですが、
私みたいに「鈍い」者でさえ、このバラの上品な芳香に驚かされます。
5月12日
□ ラ・レーヌ・ビクトリア
(La Reine Victoria B 1872 J.Schwarz France)
少し食害で傷んでいますが、鉢植えのブルボン系オールドローズの開花です。
□ 前日までは蕾でしたが、気がついたらブルボン系のオールドローズの開花が始まっていました。
□ マダム・エルンストゥ・カルヴァ
(Mme. Ernst Calvat B 1888 Y.Schwartz France)
この香りのバラは、これから日に日に咲き進むことでしょう。