折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

薔薇への憧れ~それを知ること、その由来をたどること~

2008年01月24日 21時50分00秒 | 大寒
                     □ スイート・バイオレット

◇ 朝の出勤が遅めでしたので、庭の様子を4日振りに眺められたのですが、
  ちっとも変わり映えがしません…やや、大いに、がっかり。
  この冬一番の冷たい朝、そんな中でスイートバイオレットが咲き始めました。
  去年の夏に少し大きめのプラ鉢に植え替えたのですが、
  季節が春になったら、また大きめの鉢に植え替えることにします。
  何がいつ頃咲き出すのか、私にはよくわからないのがあります。

     
     □ 少し前から咲き始めたはずなのに、気がつかなくて…。

◇ チューリップはいろんなところに芽生えていますが、これは小さいハンギング。
  もう少ししたら、庭のいたるところにそれらしき葉っぱが見えることでしょう。
  春はあけぼの、チューリップ、すぐにそんな季節になるはずですが…。
  この初春を飾るはずの水仙が、なかなか咲き進みません…失敗したのかなあ。

     
         □ 何と言う品種名か、自分でも読めません。

          
            □ いろんな水仙に香ってほしいのですが…。


◇ バラは相も変わらず、この「高島屋」ヴァージョンのような名もなき薔薇のみ。
  冷たい風の中を揺れて揺れて、余程楽しいことでもあったんでしょうね。
  冬の日差しを思いの丈、閉じ込めたような「寒」らしく少し優しい太陽の色。

     

          
           □ シーズン最後の薔薇にふさわしい(?)、色そして姿。

◇ 薔薇の実物(?)を育てるにつれて、知りたいことも増えて来ます。
  私は由来を知ることに興味があって、言葉でも何でも、そもそもなぁ~に?って。
  だから、こんな「バラの誕生」という本(10年前の発行)を読んでみたくなりました。
    (「とっておきの栽培テクニック」は、そっちのけ…ろくに読んでません)

       

□ 「バラと人との関わりは古い。野生植物であったころから、素朴な美しさが
   我々の祖先の心を魅了していた。しかし人間は、より美しくより強いバラ
   を求めて改良を加え始める。世界じゅうのバラが交配され、原生バラは
   今見るバラとなった。が、短期間に劇的な発達を遂げることができたのは、
   帝政ローマ時代まで遡るバラへの高貴なイメージや憧れがあったからである」
                                   (カバーの解説より)

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14 コメント

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Unknown (る~)
2008-01-25 14:41:13

バラの本いいですねぇ~。
写真じゃなくて絵ですよね?
繊細でステキ~~

私もバラの本は本屋でバラの本見ています。
いっぱいあってどれにしようか迷ってしまいます。
クリスマスローズも同じくです

返信する
なるほどぉ~ (ぴ~)
2008-01-25 21:02:12
バラと同様にクリスマスローズも、今現在交配されて
より美しく・・・と発展中なんだと思います^^
ローズに共通するのかもしれませんね!
ただ、クリスマスローズは香りがしないからなぁ・・・
あと、何十年もしたら、今のバラのように、美しい品種だけが
残っていくのかもしれませんね♪

スイート・バイオレット、可愛い色ですね♪
ピンク?
いい香りしましたかぁ?^^
返信する
薔薇の花も絵も芸術の域 (折節)
2008-01-25 21:53:35
る~さん、こんばんは♪

昨日、今日とこちらは一番冷え込んでいますが、
そちらは雪なんでしょうね。

薔薇の絵がいくつか載ってますが、素晴らしいですよ。
プロですものね。

薔薇の本では、やっぱり一昨年に買った「バラ大百科」と
「イングリッシュ・ローズ」でしょうか。
一頃は、毎晩、寝る前に眺めてというより、読んでました。

まだ見ぬ薔薇色の世界が、こ~~~~~~んなに広がってました。
返信する
薔薇を始めて、もう3年目です。 (折節)
2008-01-25 22:06:26
ぴ~さん、こんばんは♪

こんばんみ~が、パカラに明日いっしょに帰ろうかと言ってます。
船に乗って、電車に乗れるようって…。

薔薇は、どうして交配され続けてきたか。
それは、人間の感じる美のイメージを求めてですって。
人がより美しいものを求めて止まないからですってよ。

クリスマスローズもそうですし、いろんな花に言えますよね。
でも、薔薇がダントツでしょう。

そうです、美しいものしか残らないです。
それは絶対に言えます。
希少価値の中には、美しさで淘汰されていく部分があるんです。

スイート・ヴァイオレット、強い北風に、香りも吹き飛ばされました。

今、こんばんみ~に聞かれましたよ。

 「ぴ~ちゃんって、千葉の人?」
 「奈良みたいよ、寒いぞぉ~っ!」
 「あっ、近いし~♪」

会話じゃないみたいな会話して「こぶくろ」のテレビを見始めました。
返信する
Unknown (ぴ~)
2008-01-25 22:55:32
あはは~♪私も今、コブクロのテレビ見て?います♪
で、パカラくんは、こんばんみ~ちゃんの所へ行っちゃうの?
寂しくなるんじゃなぁい?
私も寂しいなぁ。。。
こんばんみ~ちゃんが連れて行くのなら、
こんばんみ~ちゃんもブログ作って、時々パカラの写真を
UPしておくれぇ~~^^

・・・とお伝えください^^
返信する
こんばんみ~の伝言♪ (折節)
2008-01-26 00:18:47
ぴ~さん、ふたたびこんばんは。

ほんとは眠くて、ふ~らふら。
まあ、明日は一時間遅く起きたらいいから。

パカラは、連れては行かれませんよ。
ぴ~ちゃんは、パカラだけ見たいのかなあって…。
それでも、仕方ないし…花がなんもないんだから。

こないだ、寝ボケて、にゃああああああああって
「猫ひろし」ばりだったと伝えて下さい、とのことです。
返信する
症候群 (blue camel)
2008-01-26 13:43:52
折節さんへ

こんにちは♪

愛と美の女神アフロディテが海の中から生まれたとき
大地のガイアが「自分も美しい物を創造できる」といって
創り出したのが薔薇・・・。

クレオパトラは摘みたての薔薇をあふれる程浴槽に浮かべ
入浴していたとか・・・。

薔薇にはロマンティックなお話がたくさんありますよね。
棘があるのに、こんなに愛されてきているのですから
何か文献を探したら棘の治癒法もありそうです。

高島屋の紙袋のような大輪の薔薇、
この時期には珍しい立派な花姿、驚きです。
さすが薔薇伯爵です。

今日は少しお日様もあって冷え込みも日中は
やわらいでいますので今頃はお庭でしょうか?
芽吹いてきた球根を眺めているころなのでしょうね・・・。

春、ゆっくりと庭を眺めるのが楽しみ、と言いたいのですが
私も実は「花粉症かも症候群」です。
一昨年あたりから雨の日の次の晴れ、こんな日は
くしゃみがとまりません。そしてマスクをしたら落ち着く、と
いった感じで。「花粉症」と診断されるのをおそれて
お医者様にはかかっていないのです。
でも近年の中国大陸からくる黄砂と塵の影響かもとも思います。
光化学スモッグ、怖いですね~^^;;;
中国大陸からの汚染の調査がやっと去年辺りから
本格的に始まったようですが、早くどうにかして欲しいです。
こわくて布団も干せませんもの。
返信する
( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪ (milky)
2008-01-26 23:37:13
プチオヒサでした!折節さん、お元気ですか?
高島屋のバラ、ステキですね~
冬にこんな元気にステキに咲いてくれて、さすが折節さんです、腕がいい~!
私も今年からは京成バラ園のバラの肥料を買います、ってか
こないだ錠剤を買いました。
鉢植えにはこれをあげます。

バラの本、私もこの冬は読みましたよ~(笑)
でもひたすら育て方や誘引の仕方、表現の仕方ばっかりでしたが。
折節さんの求める本は皆芸術的ですね~。

コブクロ…主人が一生懸命見てました^^
やっとコブクロの才能を知ったようです。プププッ (*^m^)o==3
返信する
クレオパトラか楊貴妃か (折節)
2008-01-27 11:51:32
blue camelさん、こんにちは♪

土曜日はいろいろと疲れ果てて、お返事が遅くなりました。
今も弱い冬の日射しが窓の外に…。
パカラが、知らぬ間に私の膝でまんまるになって寝ています。

クレオパトラと言えば、薔薇のお風呂に真珠の粉末ジュース?
楊貴妃も真珠の粉を溶かして飲んでいたとか、いないとか。
そんなもん飲んだりするから、お風呂から上ったらのぼせたんでは…?
白居易の「長恨歌」を高校生のときに習いました。

     春寒賜浴華清池 
     温泉水滑洗凝脂
     侍兒扶起嬌無力 
     始是新承恩澤時

漢字ばかりですが、なんとなくわかりますね。
春のまだ寒むぅか頃に、玄宗皇帝のくれらした温泉「華清池」で、
脂ののった? たぶん、違いますね…石鹸で?
その頃あったとやろか? なかったはず…。
 
まあ、とにかく白か肌ば洗いよらしたとさ。
そりゃそうたい、真珠の粉ば飲みよらすとやっけん、
肌も白うもなるたい(効能には個人差があります)。

侍女が風呂から抱き上げて、あがらす頃には、なよなよとしとらした。
ひょっとしたら、わざとのぼせるまで待っとったとかもしれん。
性根の悪か侍女もおったはずさ。

それほどの寵愛を受けたなんて、白居易も行司のごたるね。
「はっけよい
侍女の嫌がらせにしか読めんとですが、作者も人が良過ぎるぅ。
だから「白楽天」とも呼ぶんでしょう。。。

その唐土の国から、黄砂にああさに飛んで来る日が多くなりました。
私は、39歳まではすごいスギ花粉症だったんですよ。
それが、なぜか40の大台に乗ってからは、年々軽くなって…。
ついでに心も体重も軽くなったら言うことなかったのですが、

今では花粉の飛散がもっとも多い日に、ちょびっと目薬を差すくらい。
全然悲惨ではなくなりました。
返信する
元気も現金もほしいなあ。。。 (折節)
2008-01-27 12:11:18
milkyさん、こんにちは♪

久しぶり、この時間一人と一匹です。
家内はスイミングに、息子はデート(?)に、娘は学校に戻りました。

お昼から薔薇の植え換えの続きをしようと思っています。
このオレンジ色のバラも、この男爵イモみたいなオトコが剪定します。

そうそう、せっかくバラ栽培法の本を買ったのですから、
良く読んで実践に活かさないといけないんですが、
「とっておき」ってあるから、読まずにとっています。

どうせ、実際に手を下すとなると、面倒になって、
え~い、これでええわ!
次や次! 早ようせんと日が暮れる。

あれもこれもって、そうそう時間が取れないし、
もともと趣味は、読書に野球観戦。

今は司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読みながら、
源氏物語もちょぼちょぼ…古文は英語より難題。
その上に、このバラの本ですから、
これはもっぱらバス車内や、会社で昼休みに…。

この頃は、読む端から忘れて行きます。
それが南天であり…難点であり…海老天食べたいなあ。

昨日何を食べたのか忘れても、一日三食を食べるだけは忘れない。
不思議だなあと、心から思います。
返信する

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