◇ 前回ご紹介のジェンツァーノのインフィオラータ(花祭り)はイタリアの旅の終盤で、これからは日程順にハイライトという程でもないですが、旅の記憶を辿りたいと思います。
6月9日(日)午後に2時間余りの遅延で成田を出発、そのためにローマ到着後のミラノ乗り継ぎが不可能になって、結局ローマに一泊後翌朝にミラノへ飛びました。
10日(月)はミラノ半日観光、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は残念ながら見学できませんでしたが、ミラノのシンボルのドゥオーモを始め見どころたくさんでした。
そして6月のイタリアは花の季節、バスの車窓やそぞろ歩きであちらこちらを眺めながら、バラの花を常に探しているような自分に半ばあきれ気味の旅の始まりでした。
□ 空港に着いてまずはミラノ公国の要塞、スフォルツァ城(Castello Sforzesco 1466年)へ。
□ 授業ですね、子供たちが思い思いに写生していました。
□ 白いバラの帯、とても爽やかな感じがしました。
□ こんなバラ、名前は何というのでしょう。
□ そんなに多品種ではないですが、よく手入れされているようです。
□ 白いバラが目立ちましたかね。
□ 次のガッレリアの入り口前のレオナルド・ダ・ヴィンチの像ですが、
そこにも白バラが咲いていました(終わりかけ!?)。
□ ヴィットリオ・エマヌエレ2世のガッレリア 1877年
(Galleria Vittorio Emanuele Ⅱ)
□ あまり見たことのないような円天井、素晴らしかったです。
□ プラダ(Parada)、私らには高級すぎてなかなか入れませんが、
入って店員に声をかけられても、こんなことに…。
"Sto solo guardando. Grazie." (見てるだけです)
□ 舗道のモザイク模様でも、特に有名な牡牛でしたっけ!?
□ 歩いているだけで、足元に目をやるだけで何だか楽しくなりました。
□ ミラノ大聖堂 (Duomo di Milano) 1386年着工 1813年完成
□ 大理石の微妙な色合いが、私のデジカメごときではなかなか再現できませんが…。
□ こんなエッチングが旅の記念です。
□ 内部のステンドグラスには、しばしポカンと見とれてしまいました。
□ スカラ座
(Teatro alla Scala)
内部も見学しましたが、すべて写真撮影禁止でした。
□ 夕食はこんな入り口のレストランにて、有志の皆さんで。
□ イタリアのいたる所で、これはジャスミンでしょうか、甘い香りで溢れていました。
おいしいワインと食事に夢中で、カメラに収めるのを忘れていました。
6月11日(火)
□ ブレラ絵画館 (Pinacoteca di Brera)
□ ラファエロ(1483-1520) 聖母マリアの結婚(1504)
(Sposalizio della Vergine,Raffaello)
旅の目的の一つが、ラファエロの絵画鑑賞でした。
□ 絵画鑑賞のあと、ここからヴェネツィアへバスで向かいました。
左は花屋さん、店頭でよく紫陽花(右端)を見かけました。
いい季節で、お天気にも恵まれて、よかったですね♪
花祭り、それはそれは盛大で、花びらを敷き詰めた芸術作品ですね。
いい香りが充満していたことでしょう。
色彩感覚の素晴らしいこと!
建物も道脇のレストランも、なんてすばらしいのでしょう。
白い薔薇も印象的ですね。
人々のゆったりとした雰囲気も感じます。
とっても素敵な様子、写真から伝わってきて楽しく一枚一枚を拝見しました。
イタリアは行ったことがなくて、写真の隅々まで興味津々だったりします^^
ジャスミンが壁いっぱいに広がって咲いているなんて、香りもかなりでしょうね~
そこまでぎっしり壁をジャスミンにあげちゃうんですもんね、さすが石の家の国の人ですよね。
夕方帰宅する頃から、天気予報どおりまた雨になりました。
明日も雨予報ですが、通勤が大変と考えただけで何だかうんざりしてきました。
旅行した頃のイタリアはすべて好い天気に恵まれました。
ですから見るものすべてが明るく生き生きとして見えました。
参道に敷き詰められた花びらの絵、きれいとか素晴らしいとかの形容を通り越して、偉大な芸術作品に思えました。
いろんな意味でこうした感性の違いを考えたりもしました。
人生を楽しむ、その良し悪しではなくて、楽しみ方そのものの違いかもしれませんね。
建物やお店のディスプレイやレストランなど、様々な光景に歓声とため息とそのしどおしでした。
もちろん、花の光景はまだまだ脳裏にも焼き付けられています。
ローマを始めとしてヨーロッパの歴史の街を訪ねてから20年たって、ようやくイタリアの旅が実現しました。
何度も行きたい行きたいと思いながら、仕事の都合でどうしても叶いませんでね。
行って帰ったら、もうあっという間でしたけどね。
私んちはトイレに世界地図を貼ってるんですが、それを眺めて成田からローマへシベリア経由の放物線を辿ったりしましてね。
ホンマに行ってきたんやろか。。。
ブログ更新の画像には本人は出て来ませんが、まあ、ホントに行ってきたようですね。
ジャスミンの香りは、私の鼻でも遠くからでもそれとわかるくらいに漂っていました。
ジャスミンと確かめた訳ではないですが、黄色のカロライナ・ジャスミンを白く小ぶりにした感じでした。
訪ねたどの街でも、いまが盛りの様子でしたよ。
こうして石塀にびっしりですから、かなり見応えがありましたしね。
芸術の国の方々の美しさに対する尺度にも、どこか迫力を感じてしまうような旅でした。
数日違いの旅でしたね。
折節さんの写真を見せて頂くと、もう一ヶ国行って来たような気分です。
イタリア語を勉強されていた折節さんは、私と違ってあまり不自由はなかったのではないでしょうか。
私は帰って、日本て楽だな~と感じました。
一番は言葉が通じること
イタリアも花の季節でしたね。
折節さんと同様、目は花を探していました。
外国の窓際は素敵ですね。
ドア一つもおしゃれで絵になります。
花祭りの様子。
豪華な絨毯のようですね。
日程が合わなければ見られないものでしょうけど、見たいものです!
そんなことを言っていると、次々に希望が出てきて、せめて10年逆戻りしたいです。
午前中まではドシャ降りの大雨、お昼に雨が上がって夕方には青空がのぞきました。
青い空は帰国してから初めてのような気がします。
梅雨らしいと言えばそれまでですが…。
旅行から帰って早や一週間になるなあと、さっきふと思ったところでした。
イタリア語はこれまで生半可な学習でしたので、思う程役には立ちませんでした。
どのホテルも日本語のできるスタッフがいて、イタリア語で話しかけても日本語が返ってきたりでしてね。
イタリア語もパラパラパラって長めの文章を速いスピードで話されると、もうダメでした。
聞き取れなかったショックも大きくて、仕方ないから食べることに徹し(!?)ました。。。
イタリアはとてもおしゃれな国、見るものすべてが歓声をあげてしまうくらい。
ショッピングもたとえ買わなくても、ウィンドーだけでもすごく楽しかったです。
そんな様子もこの先ブログアップしようと考えています。
花祭りは当初の予定にはなかったのが、急遽組み入れられました。
肝心の現地のお祭りの日程が、土壇場まで決まらなかったせいらしいです。
ご覧のとおりの素晴らしさ、レベルから何からもう次元が違うんですよね。
この目で見ることができてほんとにラッキーでした。
イタリア語では、Che fortuna! ケ フォルトゥーナ と言うのでしょうかね。