◇ 6月になって雨の降り始めた2日に当地は梅雨入りとなりましたが、雨のピークが6月4日、梅雨入りの声を聞いた途端にいきなりの大雨となりました。
5月の下旬からわずかずつ花の色づき始めた紫陽花も雨にぐっしょり濡れて、特に茎が細身のアナベルなどは、雨の滴の重みで弓なりにしなっていました。
バラの花が終わっただけで庭はしんと静まりかえったような不思議な佇まい、いつもの庭の色に戻っただけなのですが、5月はバラの花の色にあふれていました。
これから1、2週間後のバラの二番花を待つわけですが、一方ではバラは株そのものの成長が重要になってきますので、施肥に病害虫の防除が大切な頃となりました。
□ アメリカ・アジサイ「アナベル」
(Hydrangea arborescens 'Annabelle')
数日前の大雨でかなりしなっていましたが、徐々に元に戻ってきました。
□ 少しずつ白く色づいて、梅雨の季節に爽やかな花です。
□ アナベルのそばで、バラのパット・オースチンは二番花の準備です。
□ アスチルベも、もう「満開」のようです。
□ バラがほとんど咲き終わった庭で、わずかに咲いている大輪の花です。
□ ピエール・ドゥ・ロンサール
(Pierre de Ronsard LCl 1988 M.L.Meilland France)
2014年6月1日
□ 6月の声を聞いた頃、このバラが満開でした。
向こうの方で紫陽花が色づき初めていました。
6月5日
□ 大雨の翌朝、まだ強い雨が降っていた頃、
大輪のバラもしなっていました。
□ イングリッシュ・ヘリテージ
(English Heritage S 1984 D.Austin England)
雨の朝は、この純粋なピンクが一層映えます。
□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント
(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)
早くも二番花の蕾が見え始めました。
□ クイーン・オブ・スウェーデン
(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)
ベーサル・シュートも現れ始めました。
□ コントゥ・ドゥ・シャンボール
(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)
花殻摘みのあと、新芽がさーっと展開したかと思えば…
□ いつの間にか、ベーサル・シュートも見えて来ました。
□ けさは梅雨の中休みの青空が広がっていましたが…
アーチの上のあのバラは、一番花?二番花?
□ ティー・クリッパー
(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)
一番花のあとに剪定していましたから、おそらく二番花でしょうが、
そんなこと、どちらでもいいのです。。。
□ 近くで赤い色の紫陽花も咲き始めていました。
□ 濃いピンクというより、紫色に見えますが…山紫陽花です。
□ あるいは、こんな山紫陽花が咲いていたり…
□ 今はやはり、紫陽花の季節。
□ いろんな紫陽花が、しばらくの間、心を和ませてくれます。