オーストリア体操連盟の2010年アスリート・オブ・ザ・イヤーにファビアン・ライムレフナーが選ばれました。
これはどうやら、ファンのオンライン投票と記者や委員などの専門家による投票が半分ずつ反映されて決まるようです。ファン投票723票と、委員の投票61.4%を得たライムレフナーは男子では圧倒的な強さでした。2位はマルコ・バルダウフ。女子の1位は新体操の選手のようです。
ライムレフナー選手はオールラウンド型であり同国では力が突出しているため、個人総合で五輪代表を狙いやすい状況と思われます。母親がスイス人であるため当初二重国籍でしたが、2006年にオーストリア国籍を選択したということです。好きな選手はホートンとマラス。小柄な選手が好きなのかと思いましたが、本人は171cmと長身。職業は「スポーツ軍人(学生)」・・・ということは、自衛隊体育学校所属みたいな感じでしょうか?今年は五輪予選と欧州選手権で決勝に残りたいそうです。
なおオーストリアは昨年の世界選手権で団体34位となり、団体での五輪出場の望みはなくなっています。