中国選手権(上海)を終え、男子代表候補がほぼしぼられたという記事です。
・男子代表、最後の1人は肖欽か騰海浜か(Sohu.com)
陳一氷、鄒凱、張成龍、馮喆がほぼ決まり。この4人で団体決勝にのぞむことを考えると、最後の1人はつり輪、あん馬、平行棒で高得点が望める選手が必要だという分析です。
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5人目の候補と特徴を大ざっぱにまとめますと以下のとおり。
騰海浜 あん馬五輪王者だが、現在はそこまでの力はない。平行棒は得意だが、つり輪はやや弱い。演技の質がよく一歩リードも、安定性に欠ける。
肖欽 あん馬は文句なし。鉄棒も比較的いいが騰海浜に比べると平行棒で劣る。つり輪が弱点だが、金メダルも狙えるあん馬が強み。
郭偉陽 国内個人総合王者。得意はあん馬、平行棒、鉄棒、つり輪だが突出した力はない。各種目を補う理想の選手だが、昨年の世界選手権ではミスを連発。安定性が求められる。
厳明勇 つり輪が強く、陳一氷とともに高得点が保証できる選手。あん馬は2010年世界選手権銅メダル、平行棒も強い。大会前に大ケガをしたため、回復状態が注目される。
記者によると現時点では騰海浜が有利ではないかという見方。ケガさえなければ厳明勇のほうがいいようにも思える書き方です。郭偉陽は個人総合国内三連覇なのに望み薄。
とにかくバランスがむずかしいですね。