すっかり忘れていましたが、東南アジア大会(5日~17日・カンボジアのプノンペン)がおこなわれました
・大会サイト
体操のおもな結果
<男子団体>
1. ベトナム 313.000
2. フィリピン 305.250
3. マレーシア 295.500
<男子個人総合>
1. ユロ(フィリピン) 84.000
2. トゥン・リー(ベトナム) 78.250
3. ターン・ディーン(ベトナム) 78.130
女子はみつかりませんでした。男子個人総合はカルロス・ユロ(フィリピン)の圧勝で、種目別では平行棒で金、つり輪で銀でした。
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大会成功に気をよくしたカンボジアは、2029年夏季ユース五輪の開催地立候補を考えていると報じられています
・Inside the Games
東南アジア大会は2年に一度の大会で、
2021年 ハノイ(ベトナム) → 1年延期で2022年(終了)
2023年 カンボジア(終了)
2025年 タイ
2027年 マレーシア
2029年 シンガポール
2031年 ラオス
2033年 フィリピン
とかなり先まで決まっています。
ワールドユニバーシティーゲームズ(7月28日~8月8日・中国の成都)のオーストラリア代表が発表されました
・オーストラリア体操連盟
アマンダ・エドワーズ
ラクラン・デイビス
エイデン・フリック
キプリン・スミス
ラクラン・スミス
ルーベン・チッタース
女子1人、男子5人。補欠も含めなじみのない名前ばかりですが、スミス姓が多いです
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米国男子はすでに決定しています。こちらもなじみのうすい顔ぶれ(過去記事)
<今後のユニバ開催予定>
2021年 成都(中国) →2022年に延期へ →さらに2023年に延期へ 今年!
2023年 エカテリンブルク(ロシア) →延期へ(開催時期未定) →中止
2025年 ルール地方(ドイツ)
2027年 忠清圏(韓国)
2027年 ノースカロライナ(米国)
フランスで、男子ジュニアU-185か国対抗戦(28日・アビニヨン)がおこなわれます
・ドイツ体操連盟
参加国はフランス、英国、イタリア、スイス、ドイツと強豪国ぞろい知らない名前ばかりなので省略しますが、ドイツ代表が紹介されています。今後のジュニアの国際大会へ向け、自分たちの力を知るよい機会になるだろうとしています。
アヴィニョンとも表記され、「アビニヨンの橋で踊ろうよ、踊ろうよ」の歌で知られるところ。
国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長は、ロシアとベラルーシの国際大会復帰の是非について、「時間が必要だ」と語りました
・Inside the Games
特に目新しい内容ではありませんが、現在FIGの取り扱う競技は、
体操、新体操、トランポリン、アクロバティック、エアロビック、パルクール、一般体操
でそれぞれ別の管理をしている。すべてに適応する基準を見つけるには時間がかかる、といったことを述べているもよう。渡辺会長はかねてから復帰に前向きな発言をしていますが、FIGの役員にはこれに否定的なフィンランドのタンスカネンをはじめ、ラトビア、ルーマニア、欧州体操のガイボフ会長(アゼルバイジャン)などがいて、協議は難航するかもしれないというニュアンスの記事になっているようです
久々にヤニ・タンスカネンの名前が出てきました・・・ま、正式に決まったらおしえてくださいな
アルゼンチンの女子選手アイェレン・タラビーニ(30)が、キルギス共和国への国籍変更を認められました
・Gimnasia Latina
かつてはキルギスタンと言っていた気がしますが、現在の国名はキルギス、またはキルギス共和国。旧ソ連の国で、たぶんアジアに属するのだと思います。タラビーニ選手は、
1992年6月 アルゼンチン生まれ
2006年 ナショナルメンバー入り
2020年 いったん引退(引退時までずっとナショナルメンバー)
記事によりますとおもな成績は、2008年パンアメリカン選手権の跳馬3位、2017年南米選手権でゆか優勝など。五輪出場はありません。遠くはなれた中央アジアの国とどのような関係があるかは不明ですが、もうキルギスのウエアを着た写真を公開しています。
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選手の国籍変更は、親や祖父母のルーツを利用する場合と、まったく無関係な場合があるようで、今回は後者のような気がしますずいぶんシブいところを突いてきましたね・・・