お千代保稲荷へ行ってきた。
初詣のつもりではないのだが、時期的に初詣と思われても仕方ないだろう。
お千代保稲荷というのは、平安時代、源義隆が父である源義家から「先祖の御霊を千代に保て」と祖神と共に宝剣と義家の肖像画を受け賜わったことが始まりで、「千代まで保つ」を略して千代保と名付けられたらしい。
源義隆自身は平治の乱で戦死しているが、その子孫は生きながらえていて、室町時代に神社として現在の地に祖神を祀ったという。
ちなみに治承・寿永の乱の激戦地の一つである墨俣川の戦いの場所はここよりもう少し北の方になる。
さて、神社近くの商店街は昭和の風情があり、正月明けということもあって大賑わいである。
とくに目につくのは、ナマズと串カツと草餅の店で、いくつものこれらの店があり、どれも賑わっていた。
この辺りは昔から川魚をよく食べるようで、なかでもナマズの蒲焼きは絶品とのことだが、あいにく昼食を済ませた後だったので食べることはなかった。
ウナギよりも美味しいと評判なので、いつかゆっくり訪れたい。
串カツは揚げたてを店先で売られていて、1本から食べることが出来る。
ガッツリ食べたい人は店内で座って食べることも出来るのだが、僕は1本食べればOKだったので外で立ち食いすることにした。
たくさんの人が並んでるっぽいのだけど、行列というよりただ混雑してるだけで、わけがわからない。
なんとか食べられたのだけど、揚げたてでとても美味しい。
元々1本食べるだけのつもりだったし、あまりにも混雑で後ろの人を待たせるわけにもいかないのですぐにその場から抜け出る。
草餅は、この辺りは良質のヨモギが取れるらしく名物となってるが、どの店で買えばいいのかわからない。
たぶんどの店の草餅も美味しいんだろう、ということで適当に老舗っぽい感じの店で6個入りのを買う。
味はヨモギの味がしっかりしているのと、餅が柔らかいこと、そして餡が甘すぎないことで、とても美味しい。
その気になれば一人で6個全部食べられそうだ。
お千代保神社は稲荷神社なのだが、油揚げを買って賽銭として投げるという一風変わった文化がある。
キツネは油揚げ好きというのは、その由来を調べると面白いことがわかった。
ここでいう油揚げとは、豆腐を揚げたものではなく、ネズミを油で揚げたものらしい。
日本では古くから農耕をしていたので、農作物を荒らすネズミは迷惑な存在で、そのネズミを好んで食べる狐は人々から崇められていたという。
地域によっては狐の巣穴の前に、狐の好物であるネズミを油で揚げた「ネズミの油揚げ」を置いていく習慣があったらしい。
その後、538年に仏教が日本に伝来し、肉食や殺生は良くないという思想が広まり、ネズミを油で揚げた「油揚げ」ではなく豆腐を薄切りにして油で揚げた「油揚げ」を供えるようになったそうだ。
初詣のつもりではないのだが、時期的に初詣と思われても仕方ないだろう。
お千代保稲荷というのは、平安時代、源義隆が父である源義家から「先祖の御霊を千代に保て」と祖神と共に宝剣と義家の肖像画を受け賜わったことが始まりで、「千代まで保つ」を略して千代保と名付けられたらしい。
源義隆自身は平治の乱で戦死しているが、その子孫は生きながらえていて、室町時代に神社として現在の地に祖神を祀ったという。
ちなみに治承・寿永の乱の激戦地の一つである墨俣川の戦いの場所はここよりもう少し北の方になる。
さて、神社近くの商店街は昭和の風情があり、正月明けということもあって大賑わいである。
とくに目につくのは、ナマズと串カツと草餅の店で、いくつものこれらの店があり、どれも賑わっていた。
この辺りは昔から川魚をよく食べるようで、なかでもナマズの蒲焼きは絶品とのことだが、あいにく昼食を済ませた後だったので食べることはなかった。
ウナギよりも美味しいと評判なので、いつかゆっくり訪れたい。
串カツは揚げたてを店先で売られていて、1本から食べることが出来る。
ガッツリ食べたい人は店内で座って食べることも出来るのだが、僕は1本食べればOKだったので外で立ち食いすることにした。
たくさんの人が並んでるっぽいのだけど、行列というよりただ混雑してるだけで、わけがわからない。
なんとか食べられたのだけど、揚げたてでとても美味しい。
元々1本食べるだけのつもりだったし、あまりにも混雑で後ろの人を待たせるわけにもいかないのですぐにその場から抜け出る。
草餅は、この辺りは良質のヨモギが取れるらしく名物となってるが、どの店で買えばいいのかわからない。
たぶんどの店の草餅も美味しいんだろう、ということで適当に老舗っぽい感じの店で6個入りのを買う。
味はヨモギの味がしっかりしているのと、餅が柔らかいこと、そして餡が甘すぎないことで、とても美味しい。
その気になれば一人で6個全部食べられそうだ。
お千代保神社は稲荷神社なのだが、油揚げを買って賽銭として投げるという一風変わった文化がある。
キツネは油揚げ好きというのは、その由来を調べると面白いことがわかった。
ここでいう油揚げとは、豆腐を揚げたものではなく、ネズミを油で揚げたものらしい。
日本では古くから農耕をしていたので、農作物を荒らすネズミは迷惑な存在で、そのネズミを好んで食べる狐は人々から崇められていたという。
地域によっては狐の巣穴の前に、狐の好物であるネズミを油で揚げた「ネズミの油揚げ」を置いていく習慣があったらしい。
その後、538年に仏教が日本に伝来し、肉食や殺生は良くないという思想が広まり、ネズミを油で揚げた「油揚げ」ではなく豆腐を薄切りにして油で揚げた「油揚げ」を供えるようになったそうだ。