Music Mania

No Music No Life

亀山城近辺

2022年01月09日 | 食べ物
先週、亀山城の駐車場にクルマを停めて周囲をウォーキングした。
僕はこの街に住んで20年以上になるけど、少年時代を過ごしたわけではないので、歩いて初めて知る景色が多い。
普段はクルマで素通りするところも、歩いてみると新たな発見があって面白い。
ウォーキングというとスポーツ公園みたいなところで歩く人も多いし、僕もそうすることもあるけど、街を歩くほうが好きだ。
自然の景色もいいけど、生活臭のする民家の並んだ通りを歩くのが好きだったりする。
とくにクルマでは走ることのない、裏通りなど、家からそう遠くないのに未知の世界が広がっていて楽しいのだ。

話は変わって、台湾料理の店で小籠包を食べた。
とても美味しかった。
僕は小籠包が好きで時々この手の店で食べる。
家で自分で作ったことはなく、たまに冷凍食品の小籠包をレンジで温めて食べることがあるものの、あまり美味しくない。
やはりちゃんとした店で食べたい。
昔ながらの中華料理屋だとメニューにないことが多く、比較的新しいタイプの店で食べることが出来る。
なかでも僕のお気に入りは、名古屋でチェーン展開している上海小籠湯包という店で、とくに栄にある店だと食べ放題ランチがあり好きなだけ小籠包を食べることが出来る。
一時期うちのバンド内で小籠包食べ放題ランチがブームになり、こころゆくまで熱々の小籠包を食べた。
もちろん他のメニューもあるので、揚げ物でも炒め物でも麺類でもスイーツでも好きなだけ食べられる。
こういうときたくさん食べられる人は有利なのだ。

食べ物ついでに、最近近くのイオンショッピングモールで、100時間カレーという店が出来た。
100時間というのは、煮込んだ時間なのだろうか?
煮込む時間は長ければ長いほどいいとは思わないけど、コクの深い味わいなのだろうか。
100時間というと約4日だ。
厨房には1日目から4日目まで鍋が4種類あるのだろうか?
もしイオンモールが休みの日はどうするのだろう?
と余計な詮索をしたくなってしまう。
というわけで食べてみた。
今じゃ珍しい魔法のランプみたいな入れ物にカレーが入っていて、それをご飯にかける。
味は最近流行りのスパイシー系ではなく、甘味のある欧風カレーだった。
美味しかったですよ、またリピートしたいと思う味だった。

遣唐使が命がけで手に入れたもの

2022年01月08日 | 日常
ここ2年くらいブログ記事はスマホで書いてることが多い。
今日はPCで書いてるのだけど、9割くらいはスマホだ。
理由はいつでもどこでも手軽に書けるからで、iPhoneのメモアプリに書いて、出来たらそのままブログの新規作成に貼付けてアップする。
しかし、先月からボチボチ書いていた、わりと長文のメモを自分のミスによって削除してしまうということがあった。
自動保存や、上書き保存しなければその前の状態に戻る、という機能がないので、消えたらもうおしまいなのだ。
こうなったら仕方がない。
もう諦めるか、また一から書き直すしかないのである。
しかし、だ。
そもそも今の時代、そんな何日もかけて書いたような長文、読む人はいるのか?
噂によると、日本人の半分くらいの人は5行以上の文章が理解出来ない、あるいは読むことすら出来ない、という。
これね、5行かどうかしらないけど、ある程度の長文を読めない、読まない、理解出来ない人は、一定数いることは知っていた。
けども、日本人の半分って多すぎないか?
長文を読まない、読めない、理解出来ない人は、僕の印象では1割くらいの人だ。
例えば、セッション会が開催されたとき、主催者はSNSでそのルールを記載する。
フリーなジャムセッションではなく、仕込みセッションの場合、きちんとルールを決めとかないと「セッションあるある」が多発してまとまりが無くなってしまったり、スケジュール通りに進まなかったりするのだ。
なので、エントリーはこのような形で表明してくださいとか、希望曲のyoutube動画を貼ってくださいとか、フェイドアウト曲は事前にエンディングを決めといてくださいとか、そういったルールがわりと長文で書かれる。
9割くらいの人はその長文を読んで、理解して、ルールをきちんと守ることが前提で参加する。
しかし、必ずいるんですよね、文章読まない人。
一人3曲までと書かれてるのに5曲も6曲もリクエストする人とか、参加表明だけして何の楽器を弾く人なのかわからない人とか、なぜかどの曲にもエントリーしない人とか。
で、実は長文でもなく、ルールもすごくシンプルなのに、それすら読まない人、題名しか読んでない人もいる。
以前、某SNSであるアーティストの曲の人気投票があった。
題名は「あなたの好きな曲を教えて」みたいな感じで、本文には、自分の好きな曲を3曲あげてください、出来ればその曲への思い入れも書いてください、と書かれていたと思う。
多くの人は、自分の好きな曲を3曲あげて、少しその理由なども書かれていた。
でもときどき、1曲しかあげない人や、5曲も10曲もあげる人もいた。
おそらく題名しか読んでいなくて、じゃあ好きな曲を書けばいいんだよね、と勝ってに好きな曲を好きなだけ書く。
他の人はどんな曲を選んでるんだろうとか、そういうのも見ないんだろう。
で、ここまで読んでくれた人は、5行以上の文章が読める、日本人文章力ランキングの上位にいる人たちということです。
おめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いします。
というわけで、このブログでも文章を読まず題名だけで読んでコメントいれてくる人や、記事内容と全く関係のないコメント入れる人もいた。
僕はそれがイヤでコメント欄を閉じることにした。
きちんと文章を読んでくださったうえでコメントを入れてくれていた、ひらぱさん、カインさん、ビリーさん。喜楽院さんとかには本当に申し訳ないと思っております。
またいずれコメント欄は再開しようかとは思ってます。
ということで、今回の題名「遣唐使が命がけで手に入れたもの」について。
昨年の歴史探偵で遣唐使は中国へ何をしにいってたのか、というのをやっていて、大変多くの書物を持ち帰るためだったと解説されてた。
彼らは文章を読み理解することで、日本の将来を良くしていこうとしてたのだ。
5行以上の文章なんて読めません、みたいな軟弱者ではないのである。

ディスカバークイーン その10

2022年01月05日 | 音楽
クイーンズクロニクル
西脇さんによるアルバム解説、今回は8枚目のアルバム「ザ・ゲーム」

「プレイ・ザ・ゲーム」
作詞作曲はフレディ。
シンセを初めて導入したアルバムだが、イントロの効果音はシンセのほかエフェクトシンバルの音を逆回転させるなど、凝ったことをしている。
間奏での効果音は電子ドラムの可能性がある。
サビでのコード進行でGm7 9 11というテンションコードが使われている。
ジャズやAORなどでよく使われるコード。

「ドラゴン・アタック」
作詞作曲はブライアン。
ジャムセッションっぽい曲で、クイーンとしては珍しい。
ドラムは片手でハイハットを16分で刻んでいるため、緊張感が出ている。

「地獄へ道連れ」
作詞作曲はジョンで、大ヒット曲。
シックの「グッドタイムス」の影響を受けていて、レコーディングを見学していたという説もある。
キーが変わっているが、録音したあとにテープの回転を上げている可能性が高い。
効果音が多く使われているが、ほとんどはブライアンがギターで出している。
その他、ピアノやシンバルの残響音にエフェクト処理をしてたりする。

「夜の天使」
作詞作曲はジョン。
ボーカルにショートディレイがかけられていて、懐かしさを感じる演出をしている。
1950年代のロカビリーに使われている手法。

「愛という名の欲望」
同じくボーカルにショートディレイがかけられている。
エルビス・プレスリーを意識した極だけど、自分たちのセンスを加えている。

「ロック・イット」
作詞作曲はロジャー。
前半のバラード部分のボーカルはフレディで、ロジャーに負けじとハイトーンを出している。
またシンセを大胆に導入している。
共同プロデューサーのマックという人はミュンヘンのテクノシーンでの人脈があり、その影響が出ている。
この頃になってくると、シンセも和音が出せるようになり、クイーンも積極的に使い出すようになる。

「自殺志願」
作詞作曲はフレディ。
この曲もショートディレイがボーカルにかかっている。
三連のピアノ連打によるグループと不協和音のコーラスが聴きどころになっている。

「スウィート・シスター」
作詞作曲はブライアン。
2番のAメロ部分、裏拍でシンセを入れている。弾いてるのはジョン。
後半、ジョンは自由自在に動いていて曲を支配している。

「カミング・スーン」
作詞作曲はロジャー。
80年代っぽい曲。
エンディングのコードはメジャー6を使っているが、とても珍しい。

「セイヴ・ミー」
作詞作曲はブライアン。
シングル曲。
ピアノはブライアンで、現代的なポップスのような弾き方に変わってきている。
ライブではブライアンがピアノを弾き始めるが、2番のサビで立ち上がってスタッフからギターをもらい弾きだす。

歳忘れ蔵出しクイーン

番組の未発表テイクの蔵出しにちょっとプラスしてディスカバークイーン。
ゲストは西脇さん。

当初は第1回ディスカバークイーンで放送される予定だった、クイーンの影響を受けた他のアーティストの話。
アメリカのメタルバンド、エクストリームはクイーンから大きな影響を受けている。
西脇さんは来日時にサポートキーボードをしている。
「キューピーズ・デッド(ホーン・ミックス)」という曲はクイーンの「ステイン・パワー」の影響を受けたファンキーな内容になっている。
「ホエン・アイ・ファースト・キッスド・ユー」という曲はとてもジャジィで、本来ハードロック、メタルのバンドがこういう曲をやるのは、クイーンの影響ではないだろうか。

もう一つクイーンに影響を受けたバンド、日本から爆風スランプから。
パッパラー川合による「御隠居」という曲。
歌詞は落語というセンス、ギターのアレンジ、コーラスなど、クイーンイズムに溢れた曲になっている。

オペラ座の夜のB面紹介時に放送されなかった曲「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」の解説。
ギターオーケストラのハモリは、どうやってリズムを合わせるか。
定型リズムの曲はメトロノームに合わせればいいが、そうじゃない場合について。
西脇さんだったら、ピアノをガイドとして入れてそのリズムに合わせてギターを重ねていき、後でピアノ音を消すという。
これはレコーディング時にいろいろ応用が効くので、実際西脇さんも別のアーティストの録音時に使ってたりする。

蔵出しではないが、西脇さんのやり残しと感じる話。
「オウガバトル」のイントロはアウトロを逆再生したものだが、イントロを逆再生すればどう聴こえるのか?ロジャーのドラがどう聴こえるかを検証。
すると、ドラの音にフェイザーがかかっているのがわかる。
それと「永遠の翼」のティンバレスが鳴る場所の正解発表。
答えは1分21秒のところでこれを鳴らしている。

しわ〜す・ハート・アタック2021年末

リスナーによるクイーン人気投票

あなたの好きな邦題作品
1位 輝ける七つの海
2位 地獄へ道連れ
3位 愛に全てを
4位 心の絆
5位 炎のロックンロール
6位 素晴らしきロックンロールライフ
7位 永遠の誓い
8位 虚な日曜日
9位 伝説のチャンピオン
10位 神々の業

あなたの好きなロジャーナンバー
1位 レディオ・ガガ
2位 カインド・オブ・マジック
3位 ロック・イン 
4位 さまよい
5位 アイム・イン・ラブ・イン・マイ・カー
6位 モダン・タイムス・ロックンロール
7位 ファン・イット
8位 秘めたる炎
9位 ルーザー・イン・ジ・エンド
10位 コーリング・オール・ガールズ

あなたが好きなフレディのソロ作品
1位 ハウ・キャン・アイ・ゴー・オン
2位 ボーン・トゥ・ラブ・ユー
3位 バルセロナ
4位 ザ・グレート・プリテンダー
5位 メイド・イン・ヘブン
6位 ラブ・キルズ
7位 ゴールデン・ボーイ
8位 リビング・オン・マイ・オウン
9位 明日なき愛
10位 タイム

世良政則氏との対談
クイーンを初めて聴いたのは、大学生の時。
当時は嵐のように新しくエネルギーのある音楽が流れまくっていた。
その中でもクイーンは異彩を放っていた。
イギリスっぼくもなくアメリカでもない。
聴いたことのないロックだった。
知識がなかったから何が変なのか、何が変わってるのかがわからなかった。
3枚目のアルバムからクイーンにハマった。
とくにキラークイーンが好きで、そればかり聴くものだから、その部分だけレコードが擦り切れて、針の上にコインを乗せて聴いていた。
ストーンズに憧れていたので、ブルースに浸るために大阪の大学へいく。
周りではブルースやメタルが人気で、クイーンを聴いてるのは女性が多かった。
クイーンは好きだったけど自分のバンドはあくまでストーンズやフェイセズにこだわっていたので影響はなかった。
しかし、後になってからみんなクイーンを聴いていたようで、じわじわと影響されていった。
当時、洋楽好きの人にはストーンズやクイーンは知られていたけど、テレビで流れる音楽しか聴いていない人にはまだ浸透していなかったが、日本のロックバンドを通して間接的に影響された人は多い。
ボーカリストとしてみたフレディは、デビュー当時は迷いを感じるけど、サードくらいから確率されていったように感じる。
初めてカバーしたクイーンは「アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ビー・ラブ・ユー」。

西脇さんの蔵出し解説
「カミングスーン」
再生速度を上げて収録されている。
そうすることにより、テンポがよくなることと、ボーカルが若々しく聴こえるようになる。

年末だよ女王様スペシャルバンドグループによるスタジオライブ

幕末相棒伝とその他

2022年01月05日 | 日常
NHKでドラマ「幕末相棒伝」というのがやってたので、たいして面白くはないかもと思いながらもいちおう見てみた。
すると予想外に面白かった。
内容を簡単に説明すると、時は慶応3年の大政奉還の前くらい。
徳川慶喜が何者かに暗殺されそうになる。
犯人を探すために抜擢されたのは、坂本龍馬と土方歳三。
お互い敵対する者同士というのを利用して、それぞれの内部に潜入して捜査する。
結果犯人は、薩摩藩でも長州藩でも新撰組でもなく、御陵衛士の伊東甲子太郎だった。
その後、伊東甲子太郎により坂本龍馬は暗殺され、土方歳三によって油小路にて殺される。
その土方も函館で戦死する。
そして、あの世で土方と龍馬は再会するのだった。
という、まあ、とんでもな内容なんだけど、うまくエンタメドラマとして出来てた。
肩の力を抜いてのんびり見るのにちょうどいいくらいのデタラメ感と史実との組み合わせだったと思う。

今年の正月は2年ぶりに実家へ帰った。
親の顔を見るのも妹や姪と会うのも2年ぶりだ。
姪は二人いて、二人とも20代の若者である。
僕がいうのもなんだけど、二人ともアイドルレベルの容姿である。
多分、客観的に見てもそうである。
なぜそうなったのかは不明。
少し前まで子供だったのに、女というのはわからないものだ。

そういえば僕は見てないんたけど、ファミマのオニギリを一流のシェフが評価するというテレビ番組で、そのシェフは見た目だけで食べる価値無しという判断をしたらしい。
案の定、ネットは大荒れで、その一流シェフとやらは大炎上したという。
僕は思うのだけど、そもそもコンビニで100円ほどで売られてるオニギリを、一食数万円で提供する店の人に評価させるというのが間違っている。
スタッフから「辛口評価をしてください」と言われてたのだろうか?
あるいは本当に、こんな庶民の食べ物なんて食べる価値すらないと思ってたのだろうか?
どっちにせよバカげたことである。

初詣に行っていない。
毎年必ず行ってるわけではないので別に行かなくてもいいんだけど、行けたらいくかもしれない。
手軽に行くのなら鈴鹿の椿大社だ。
家からクルマで20分くらいでいける。
僕にとっての初詣というのは神事ではなく、ただのエンタメなので、誰が祀られてるとかそんなのはどうでもいいのだ。
休日のイベントとして行くのなら伊勢だ。
どちらかというと、神宮よりおかげ横丁がメインになるけど。
たしか豆腐料理の美味しい店があったし、赤福のぜんざいも食べたい。
そういえば、ブルース好きオーナーの喫茶店もあったな。