今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

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2007年05月19日 | 作品・作家評

iPodで音楽を聴くのもさすがに飽きてくる。
最近はPodCastにはまっている。
購読しているのは、爆笑問題や”いつもここから”などのバラエティ系だけではない。
聴いててためになる、英語リスニングのほかに、一番楽しんでいるのは、専門家へのインタビュー番組である「ラジオ版学問ノススメ」。
といっても”放送大学・ラジオ講座”的堅苦しさはまったくなく、専門家の雑談的話なので気楽に聴けて、自分があまり馴染みのない分野への興味が誘われる。

最新版ではマジシャンの”ゆうきもと”氏だが、この回も印象に残った。
まず、マジックは、人を視覚的にだますことがいかに簡単かということが出発点。
だから「自分のこの目で見たから信じる」という信念は危険だという。
なるほど。

そして、最近、マジックをやっていて、やたら素朴に信じてしまう人(客)が多くて、意味悪いとのこと。
その原因は、氏が言うには、テレビでタレント的な人が、オカルト的な話をさも真実であるかのように話し、まわりの出演者もそれを信じ込むという番組にあるのでは、という。
私自身も「血液型選手権」くらいならシャレとして許せるが、占いだのスピリチュアルとかいうのを画面アップで毎週流すのは、どうかと思う。
これって科学的には、あるある問題と同じじゃないか?
もっとも、個人的には「湖に潜む謎の巨大生物を探る」みたいな番組は大好き。
そしていつも、大山鳴動してネズミ1匹的結末なのだが、それはそれで真実だから許せるのだ。