今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

私の”健康年齢”

2025年01月24日 | 健康

職場関係の共済事業団から、健康診断結果を元に計算された私の「健康年齢」の通知が来た。
それによると実年齢より”7.9歳”低い(若い)とのこと。

この健康年齢の算出根拠は、BMI,血圧(上下),中性脂肪,HDL,LDL,ALTなどの肝臓の諸数値,血糖値(HbA1),血清クレアチニン,尿タンパクによる。
この中で血圧に関しては降圧剤服用の結果なので、私の健康年齢は降圧剤も貢献している。
言い換えれば、血圧以外は生の状態の数値なので、結果の説明通り「健康習慣が身についている証拠」と言える。
しかも毎晩の寝酒+つまみ食(2日間だけ禁酒)という悪習慣込みの結果だ。

その代わり毎日食事量を抑えて、しかも野菜・大豆中心の自炊で、運動(ウォーキング)もそれなりにしている。
元来肉より野菜が好きな草食人間で、さらに元々歩くのが好きなので、ちっとも無理はしていない。
これに酒好きも加えると、毎日の生活を楽しんでさえいる。
その結果が”健康”なのだから、ありがたい。


7回目のワクチン接種受けた

2025年01月06日 | 健康

年末にインフルエンザのワクチン接種を受け、年明けの今日、コロナワクチン接種(7回目)を受けた。
いずれも年齢枠による居住区の補助で無料。
しかも、近所の最寄のクリニックで予約無しで受けれた。

いずれの感染症も大流行中で、前者は姪が年末に感染して40℃以上の熱を出していた。
また勤務先の学生たちの間でも両者の患者が多いので、これから業務的に彼女らと接する前に予防策をとっておきたい。

私はもちろん「反ワク」デマに惑わされず、コロナ禍を6回のワクチン接種で無傷で過してきた。

ワクチンも、微弱な毒素を接種することでむしろ抵抗力が高まるというホルミシス効果の1つであり(筋トレも同じ)、毒素を微弱でも拒否する1次関数的単純思考では理解できない現象だ。

ホルミシス効果は生物を強靭にする複雑ながら確かなメカニズムで、この効果を活かした生物こそが、厳しい環境下で生き残れる
※:実際、私の周囲の過敏な健康オタクは早死にしている。
なので紫外線を含む放射線に対しても電磁波に対しても同じ態度で臨んでいる(ただし顔の紫外線ケアは実施)。


睡眠を得る方法:追記

2025年01月05日 | 健康

睡眠トラブルの中でも”不眠”に悩む人が最も多い。
私自身、大学生の時は日が昇るまで眠れない時が続いたので、後述する自分なりの打開策を取って、結果的に不眠を克服している。


まず睡眠に入るにはどうしたらいいのか、一般論を示そう。
哲学者にしてパリ大学心理学教授のメルロ=ポンティは「人は眠る時、まず眠る真似をする」と言ったが、
まさに眠る真似、すなわちあたかも自分が眠っているかのような心身の状態を実現することで入眠が導かれるのは確か。

ただしそれは体を床に横たえ、閉眼するだけでは足りない。
眠れない時に思わずやってしまう「寝返り」という体動をまずは制止する。
体動は目覚めさせる運動になるからだ。
それゆえ、意識的に手足を固定し、静止姿勢を維持する。

次いで、思考を停止する。
あれこれ考えると頭が冴えてしまうから。
具体的には頭に浮かぶイメージ表象を動画で展開させるのではなく、静止画にする。
音声もなくす。
そしてそれをゆっくり暗転(フェードアウト)する。
そうすると、いつしか眠ってしまう。


上の方法でうまくいかない場合、例えば思い悩むことが頭から離れない場合などは、むしろ強制的に頭の中を眠くなる方向に持っていく。
覚醒時に”睡魔に襲われる状態”を再現すればよい。
一番おすすめは、退屈な読書。
小難しい哲学書や、淡々とした記述の歴史書などがいい。
逆に面白い小説は、かえって目覚めてしまう。


実は私の長年の打開策はまったく別の方法を取っている。
ただし健康を害する可能性が高く、言い換えれば高度な自己管理が必要なので、一般的にはお勧めしない(まず医者は絶対に勧めない〕。

それは寝酒+つまみ+鑑賞の3点セットによる毎晩の”入眠儀式”。
観賞は読書でもマンガでもいいが、最近の私はもっぱら映画(ビデオ)。
これは短くても1時間を要する(いずれも途中で眠くなったら観るのをやめる)。

この3点セットは気分転換になってその日のストレスを解消する効果があり、これ自体が楽しみな娯楽行為である(意識的な努力を要しない)。
この場合の観賞はあえて”退屈”である必要はなく、気分転換効果として感動したり笑う内容で構わない(ただしホラーは見ない。夢に出てきたら嫌だ)。
眠気を促進するのは、もっぱらアルコールにまかせるからだが、
酒だけで観賞がないと、頭の中の問題に悶々としてしまう。
寝酒は睡眠の質を悪くするという説があるが、スマートウォッチの睡眠データで毎日確認する限り、”深い睡眠”は標準的に取れている(私は説よりデータを信じる)。

アルコール飲料だけだと体に悪いのでつまみを要する。
つまみはアルコール摂取を促進するとも減らすとも解釈できる。
少なくともアルコールの吸収を遅らせ、また血液を消化活動に集中させることで、脳への血液集中を抑える(昼でも食後に眠くなる。特に糖質摂取後)。

この方法の問題点は複数ある。
まずはアルコールの常用による、アルコール依存症の危険と内臓負担の問題。
それにはアルコール摂取量を増やさない歯止めが必要。
すなわち、アルコール度数を1桁に下げ、総量を一定に抑える。
度数を下げるのは、食道・胃を傷つけないためにも必要。
眠くなるための摂取なので、酔う必要はない。
※:350mlの缶ビール(5%)1本で心地よい眠気がくるのを帰京時の新幹線で毎度経験。

私は焼酎を数倍の水と若干の酸性の汁で割って、それを小ジョッキ並みのグラスで3杯、時間をかけて飲むことにしている。
一定量に保つことを”習慣化”するのだ。
また肝臓の負担を軽減するためのサプリ(Lシステインなど)を飲む。
もちろん毎年の健康診断で、肝臓の健康度を数値で確認し、2-3年に一度の内視鏡で食道・胃と大腸内部のチェックをしている。

就寝前につまみを食べること自体は、内臓的にも口内的にも良くない。
実際、たんぱく質の他に、糖質中心のスナック菓子を1袋は食べる。
これは体重増加、そして内臓脂肪の増加を招く。
なので、朝夕の食事で糖質を減らし、1日単位でのバランスを維持する。
また糖質の分解を促進するサプリ(キトサンなど)も飲む。
そして眠る前に洗面所で歯を磨くと眠気が飛んでしまう恐れがあるので、歯磨きはせず床の上で歯間ブラシで掃除する。

以上の結果、内臓脂肪はやや多めだが、体重は維持され、肝臓の数値も健康状態を保っている(若干細工をしているが→健康診断に臨む)。
また半年ごとの歯科のチェックでも、歯の状態は良好を維持。
それから寝る前の水分補給自体は悪いことではないが、夜間にトイレに行くことは避けられない。
でもその頻度は1回程度で、睡眠の妨害になっていない。

こういう自己管理をすることで、健康に悪い要素をできるだけ抑えて、楽しい入眠儀式を毎晩やって、ストレスをためずに快眠を実現している。
ただし人にお勧めはしない。


1月6日追記:俳優・吉沢亮の酒の飲み方(酩酊が目的になっている)はよくない。
これだと酒の上のトラブル(実際に発生)やアルコール依存となる。酒は睡眠導入のためで(350mlの缶ビールで可)、ストレス解消(気分転換)は酒よりも観賞の方に求めるべき。もっとも私も量が固定するまで長い時間がかかり、30代の時は飲み過ぎて二日酔いで授業したこともあったが。


入浴中の死を防ぐ

2024年12月06日 | 健康
その第一報に耳目を疑った中山美穂さんの死。
浴室でのヒートショックが原因らしい。
つまり本人にとっても突発的な出来事だった。
自営業だと半強制的な健康診断を受けないので、自覚症状がない循環器系の疾患は放置されがちとなる。

実は”入浴”は、身体にとっては温度環境の激変という物理的ストレッサーである。
循環器疾患を抱えた人がそれにさらされると、強烈なストレス反応が引き起こされる。
だから実際、自宅内では浴室での死亡例が多い。
母の知人で2人が入浴中に亡くなったという。

我が実家では、冬季は脱衣所となる洗面所に温風ヒーターを設置し、入浴前と入浴後に急な温度変化にさらされないようにしている。
もちろん湯温が高いとそれだけでストレッサーとなる。
それと、入湯する前に、たっぷり掛け湯をすること。
当然ながら、酒に酔った状態で入浴しないこと。
できたら、浴槽での姿勢は上半身は垂直でなく、水平姿勢を目指し、心臓に水圧・温度の負担を与えないこと。

防風通聖散で内臓脂肪が減った

2024年10月10日 | 健康

体脂肪率やBMIは問題ないのだが、内臓脂肪だけが多めだった。
言い換えれば、健康に問題が少ない皮下脂肪(女性に多い)は多くないのだが、健康に問題がある内臓脂肪(中年男性に多い)だけが多い状態。

名古屋にいるときは昼食を摂らないので自ずとダイエットとなり、帰京する週末に向かって体重は減るのだが、内臓脂肪だけは減らない(内臓脂肪が計測できるエレコムの体組成計による)。

帰京して、昼に外食すると、体重と共に内臓脂肪も増える。

すなわち、体重は増減するものの、内臓脂肪は全く減らない。

そこで、脂肪を減らす効果があるという漢方薬「防風通聖散」(クラシエの顆粒)をドラッグストアで購入して服用してみた。

ただし表記してある一日摂取量は4粒×3=12粒なのだが、効果を穏やかにするために、一日4粒(昼間)にする。

服薬量は指定の1/3なのだが、名古屋宅にあるでエレコムの体組成計でだった内臓脂肪の指標(最大値10)が、かつてないにまで下がった(今まで8までは下がったことがあった)。
この値まで下がったのはこの薬の服用が原因としか考えられない。

以前紹介した『東洋医学はなぜ効くのか』(講談社)によれば、「防風通聖散」に含まれるエフェドリンが交感神経を興奮させることで脂肪の燃焼を促進するという。

ついでにその本によれば、漢方薬が対処療法の西洋医学の薬と違って、体質改善に効果があるのは、すなわち永続的に効果をもたらすのは、漢方薬は患部に直接作用するというより、腸内環境を変えるためだという。


健康診断結果2024

2024年10月01日 | 健康

皆さんお待ちかね、
9月13日に実施した職場の健康診断結果が今日届いた!

毎年、この結果のために、2日前から完全断酒、そして体操や筋トレをして、よい数値を期待する。
その日の記事(→健康診断に臨む)で、身長と血圧について報告した。

実は昨年は油断したからか一昨年より軒並み数値が悪くなった。
それをなんとか挽回したい。

今日楽しみなのは、血液検査の結果。
まず総コレステロールが再び200を切り、”基準内”に落ち着いた。
中性脂肪はもともと問題なく、よい意味で高めのHDL、悪い意味で高めのLDLコレステロールいずれも”基準内”。
これらは一昨年から処方された小粒の「アトルバスタチン」のおかげ。

血糖値 HbA1cも昨年より微減し、いい方向に向かっている。

毎年基準越えの尿酸値、昨年は追加した降圧剤(ナトリックス)の副作用で9.7にまで上がった(基準値上限は7.0)。
その降圧剤は処方を取りやめ、なんとか尿酸値を下げたいとTart Cherryのサプリを飲み始めた。
その結果、値が6.3と基準値内に収まった(この20年で最低値)。
追加降圧剤だけをやめてもそれまでの7以上はキープするはずなのに、この下り様はサプリのおかげに違いない。

ついでに酒飲みが気になる肝機能のγ-GTもここ数年は基準値上限の47を超え、昨年は過去最高の71にまで達したが、
今年は基準値上限より1つ多いだけの48にまで下がった。
これは肝機能サプリをL-CysteineからGlutathioneに変えた効果に違いない(値段は後者の方が高い)。
これで安心して酒が飲める
ちなみにいずれのサプリ(海外製)も、毎日1錠だけの服用。


健康診断に臨む

2024年09月13日 | 健康

年に一度とても神妙になる日がある。
それは職場の健康診断の日。

日頃の不摂生がこの日の検査で明らかになってしまうから。
なにしろ客観的な数値として出るので弁解の余地がない。

なので、数値がボーダーラインを超えないよう、数日前からこの日をめざして急ごしらえの摂生に取り組む。

まずは食べる量を控え、特に揚げ物を避ける。
そして、腹筋運動などをやったりする。
体重を下げ、さらに腹囲を減らすためだ。
体重が下ることは、まずは脂肪が減ることを意味する。
腹囲に響く内臓脂肪はつきやすいが減りやすいともいう。
腹筋運動は脂肪を減らすためではなく、筋肉をつけることで筋収縮が増して腹が引き締まることを期待して。

さらに今回は内臓脂肪を減らす漢方の「防風通聖散」を服用。

そして、2日前から、アルコール摂取を全面的に控える。
肝臓の数値(γGTP)対策のため。
この時期、夕食に冷たい(第3の)ビールが欠かせないが、この2日だけは、ノンアルビールで代替(結構満足)。
寝酒も禁止で、冷水で我慢する。

さて当日。
体重は努力の成果が実った!
ただなぜが身長まで下ってしまって、これ以上下ると四捨五入して㎝が減る。
降圧剤のおかげで、血圧測定は難なくパス。
一通り終わって、あとは血液検査の結果待ち。

これでまた一年間、好きな物を食べ、酒を味わう日々を過せるのが嬉しい。

健康診断結果2024


背中の痛み

2024年05月11日 | 健康

帰京して、国会図書館の帰りに御徒町に買い物に立ち寄ったら、背中に背負っていたいバッグの重みに背中が悲鳴をあげているような痛みに見舞われ、仕方なしにリュックを外して肩掛けにした。

図書館通いの装備として15インチのノートパソコンとそれを卓上に設置する装備一式に本一冊と、それなりに重いが、いつものもの装備なので、今日に限って重いわけではない。

そもそも長年登山をやっていた我が身からして、この程度の荷物に耐えられないわけがない。

しかも今日の往きはなんともなかった。

痛いのは、リュックが当たる背中部分で、肩ではなく、腰でもない。

しかも皮膚や筋肉のような表面近くではなく、痛いのは背中の内部。

といっても、呼吸は問題ないので、肺や肋骨ではない。

先日何気なくチェックした「膵臓がん」の兆候に「背中の痛み」というものがあったのを思い出した。
ただ膵臓ならもう少し下で脇腹に近い位置のはず。

あまりの痛みに、電車内でも座席にうずくまり(リュックは床に置いている)、駅のベンチに腰掛けて休む。
なんとか帰宅して、そのままベッドに倒れ込む。

ただ横になっても痛みが取れない。
ずっとこの痛みと付き合っていくのは嫌だな。

いつの間にか一眠りして夕方になったら、少し痛みが軽くなった。
風呂に入って、背中を温めると、だいぶ楽になった。
実は明日は山に行こうか思っていたのだが、この背中に荷を背負うのが心配なので中止する。

少し前は両肩が痛かったが、今度は背中。
いずれも原因不明。
こういう原因不明の痛みって、霊障っぽい気がしてならない(私の方から扉を開けているから)。

追記:翌朝、痛みはすっかり癒えていた。結局霊障ですらなく、リュックの重みに耐えられなかった以外の何物でもなかったようだ。


謎の肩の痛み

2024年04月21日 | 健康

実は、3月あたりからずっと、両肩の原因不明の痛みに襲われていた。

いわゆる五十肩のような関節部の痛みではなく、そこから離れた筋肉の痛みだ。
それなら筋肉の使いすぎによるもののはずだが、両肩の筋肉を酷使した覚えがない。

まずは消炎鎮痛剤を塗ったが効かないので、より確実にと両肩に湿布を貼った。
すると一晩で湿布下の皮膚がただれてしまい(今までこんなことはなかった)、
触ると出血までするようになった。

その間も痛みは治らず、両腕が肩から上にあがらない状態。

一番困るのは原因不明な事で、当時読んでいた本の影響で、これは”生き霊”の仕業かと疑う。
ただ人から恨まれる筋合いもその相手も思い浮かばない(基本、他者と距離をとっているので)。

当時、あちこちの寺社や史跡を巡っていたので、現地の死霊や地縛霊も疑ったが、それらの地ではきちんと敬意を込めて参拝している(しかも彼らにはそのような力はないらしい)。
また”心霊スポット”に足を運んでもいない。

唯一思い当たるとすれば、”霊が見える”現象の図入り論文が発刊されたタイミングと一致するのだが、それなら目撃現場を歩き回った昨年の方が憑かれていいはず。

かように”霊障”と解釈することも難しい
※:これに加えて左足首の上に出血した傷があることに最近気づいた。いわゆる”カマイタチ”とは傷口の状態が違うが、これも心当たりがない(ズボンの中の部分なので外から切られることは考えにくい。

幸い、最近になって、やっと痛みが引き始め、肩も動くようになった。


無自覚症状の健康管理

2024年03月09日 | 健康

漫画・アニメ業界での思わぬ訃報が続いているが、
いずれも60歳代(平均寿命以下)で、結構急死に近い。

まずこの業界の人は自営業だから、職場の健康診断がないため、
自発的に検診を受ける能動性が必要。

でも、仕事が忙しく、しかもどこにも自覚症状がないと、
あえてクリニックに足を運ぶ気持ちにならないだろう。

それが怖い、命取りになる。
我慢できないくらいの症状に見舞われた時は、もう手遅れなのだ。

さらに職場の健康診断だけで安心というわけでもない。

命や生活に関わるが自覚症状のない病気があり、最低限それらを定期的にチェックしよう。

まず、肺のレントゲン、血液による血糖値や肝臓機能、尿による腎臓機能は、
年一回の健康診断でOK
※:肺がんのチェックをきちんとしたい場合はこれでは足りない(進行が速いから)。


年一回で足りないのは、まずは血圧
これは自宅で、週一回は測定する(手首の簡易なタイプでOK)。
高血圧は自覚できないので、こうやって測って知るしかない(全てにおいて、計測が基本)。
これを怠って放置すると、いずれ脳か心臓の血管が破れる(該当例に事欠かない)。


次に半年に一度の頻度で、歯医者に行く(近所に複数あるでしょ)。
虫歯でなければ用はない、というのは子供時代の話。

いい歳になり、これからも自分の歯で食事をしたいなら、
半年ごとに歯石を除去しに行き、歯周病のチェックもしてもらう。

歯石は自宅の歯ブラシでは落ちないので、放置すると溜まる一方。
ある年、半年後に行かずに、1年ぶりに行ったら、
歯のエナメル部分(特に表側)にはついていなかったが(見た目には問題なし)、
歯茎(特に裏側)に歯石がぎっしりついていた。

歯石は細菌の巣であり、これが歯茎に溜まると歯周病となる。
無自覚の歯周病は、歯茎を弱くするだけでなく、全身の病につながる(梗塞や糖尿病など)。
言い換えると、近所に複数ある歯医者(デンダル・クリニック)から”かかりつけ”を選ぶのに、こういう基礎的ケアに対する取り組み姿勢を確認するといい。

私は昨日で春のチェックが終わったので、次は半年後だ。
その間の日常のケアは、歯ブラシによる歯磨き以外に、
歯間ブラシによる掃除も毎晩欠かさない。
歯茎のマッサージなどは特にしなくていいらしい。


それから私は4ヶ月ごとに眼科に行って、眼圧をチェックしている(目薬で治療中)。
眼圧が高まると緑内障になり、
緑内障は失明をもたらす。

最近はテレビCMで眼圧チェックが勧められている。
眼圧もまったく自覚症状がないので、私もお勧めする。
視野欠損の自覚症状が出た時は緑内障が進行した結果で手遅れ。

ついでに日常でも眼圧が高くなる状態を避けること。
うつ伏せ寝、眼球のマッサージ、そして床屋での前屈み姿勢の洗髪など。
私の散髪は美容室なので洗髪は仰向け姿勢。
なお、蒸しタオルなどで目を温めるのは良いそうだ。


毎年でなく数年に一度でいいのは、大腸内視鏡検査
胃は健康診断でもレントゲンをバシバシ撮る検診があるが、
私はそれをしないで(不要にX線を浴びない)、クリニックで胃カメラを呑む。
胃カメラはそれなりに辛いが、通路となる食道も検査されるので、
胃がんだけでなく食道がんのチェックにもなる。

大腸の内視鏡は、それ自体は辛くないが、数日前から準備として大腸内を空にすることが必要。
でも大腸がんの元であるポリープをその場で切除されるので受け甲斐がある。

これらの”がん”もごく初期は自覚症状がないし、検査の段階で処置される(しかも居住自治体によっては高齢者は無料)。

自分が運転する車も、二年に一回は車検はもちろん年に一回は定期点検をしているし、
車のキーを入れた段階でいつもチェック項目が表示される。
自分の体も、毎日の自覚点検以外にすべきことがあるわけだ。


風邪ひいてた

2024年02月24日 | 健康

実はここ数日、風邪をひいていてずっと調子悪かった。

ただし発熱はなかったので、インフルエンザでも新型コロナでもないと思う。
ひいたきっかけが、あの暑い20日(火曜)の夜明け前の晩、あまりに暑くて布団をはいで寝てしまって、それで朝起きたら風邪をひいていたという、私によくあるパターン(従来の風邪=旧型コロナ)。
つまりここ数日の寒気に襲われる前日に風邪をひき、寒気の最中はほぼ自宅で安静にしていた。

21日は元々自宅で予定していた確定申告を済ませたが、22日になって症状が重くなった。

熱はないものの、体の節々が痛く、しかも免疫力が下がったせいだろう、自分の体に潜在しているヘルペスウイルスが活動しだして、夜中に、腹部に刺すような痛みが直線状に走り(帯状疱疹!)、そのたびにうめき声を発した。
尤も帯状疱疹については、対処法がわかっていて、腹部の温湿布でウイルスを黙らせた(以来痛みはない)。

本日、久々に元気になったので、国会図書館に行ったが、外に出るとここ数日居座っている寒気が身に沁みた。
幸い3連休中なので、ここは遊びに行かずに、家でおとなしくしていよう。


正月痩せ

2024年01月05日 | 健康

正月三が日は、外出もせずに、昼間からおせち料理を肴にダラダラと酒を飲んだ。
しかも夜は映画鑑賞しながら、この時期だけ解禁している湖池屋の「のり塩」の大盛りサイズ(180g)をバクバク食べる生活。
すなわち、運動しないで飲み食い三昧した結果、5日に久々に体重計に乗ったら、体重はなんと0.3kg減少していた。
”正月太り”どころか、その逆の正月痩せになった。

その一番の原因は、餅を極力少なくしたためだろう。
おせちの締めの雑煮は毎回餅1個。
夕食は食欲ないので、やはり磯辺焼きの餅1個とおかず。

たらふく食べたおせちは、タンパク質(しかも魚介)中心で、あとは私が好きな煮染め(野菜)ばかり。
すなわち、満腹感を得たものの、実に糖質制限的だった(ポテトチップスを含んでも)。

もっとも、運動不足がたたって、筋肉量だけでなく骨量までも減少し、内臓脂肪はやや増えた。

生活的には”だらけた三が日”だったが、悪影響はなかったようだ。


インフルエンザ予防接種2023

2023年11月11日 | 健康

インフルエンザ患者が急増しているらしい。
すでに治療薬が不足気味だという。

周囲を見る限り、新型コロナは弱毒化してほとんど怖くないが、
インフルエンザは、3年前の元日に頭痛と高熱で苦しい思いをした(→「インフルエンザで寝正月」)。
※:実家の弟一家(夫婦と二人の姪)はコロナに感染・発症したが、ワクチンを6回打っている母と私は全く無縁。

先日、住民票のある区から、インフルエンザ無料予防接種の案内(問診票付き)が届いた。
2年前にも通知を元に予防接種を受けたが、その時は2500円だった(年齢が上がったために無料の対象になったのか)。
愛知の勤務先が忙しい時期で、週末帰省する東京での予約が曜日的に取りにくく、
とりわけ今年は、通院している馴染みのクリニックが改装閉院中なので、ますます予約しにくい状態だった。

だが、いつにない感染拡大に怖気づいて(この時期に感染したら仕事に差し支える)、せめて予約だけでも取っておきたいと思った。

近所の医院に詳しい母に相談したところ、私が行ったことのない近所のクリニックに母の知人の看護師がいて、その人から空いているとの話を聞いたという。

今朝、母が起き抜けにそこに行って直接問い合わせたら、今からでも接種可能だという。

急いで問診票を記入して、近所のそのクリニックに駆け込み、今母が問い合わせた者ですけどと言って問診票とマイナンバーカードを提示した。

それはバスしたのだが、医療機関は今でもマスク着用が求められていることを指摘された。

私は、今では日常的にはマスクを着用しておらず、この時もノーマスク。

家が近所なので取りに行きますと言いながら、着てきたベストのポケットをまさぐると、内ポケットに不織布マスクが入っていた。
いざという時のために、マスクを入れたおいたのを思い出したのだ。

その場でマスクをして、程なく、母の知人の看護師の注射を受けた。

今回の帰省時には数週間後の予約だけでもしておきたかったのだが、
こうして即日、しかも院内でほとんど待つことなく、予防接種を受けることができた(前回はクリニックで80分待った)。→前回記事

帰宅して、あちこちのカバンに不織布マスクを入れた。


2日間の断酒生活

2023年09月15日 | 健康

本日、職場の健康診断を迎えるにあたって、2日間の断酒を敢行。
検査でのγGTPの値と体重(酒と一緒にスナック菓子を食べるから)を減らすのが狙い。

言い換えれば、私の生活の最も不健康な部分がこの毎晩寝る前の”酒とつまみ”だ。

元々この悪習は、寝付けない苦しさの解消から始まった。
なんと大学生の時以来続いている。

つまみを食べるのは、酒だけ摂取するより健康的だと思ったからだが、実際にはつまみを食べると摂食中枢が活性化して飲酒量が増え、それがまたつまみの量も増えるという相乗効果(悪循環)になるのは事実。

ただ、飲酒量も食事量も一定以上には増やさない自制は働いているので、アルコール依存にも肥満にもならず、結果的に健康は損ねていない。
※:毎日摂取しても生活・身体に不都合がなければ、「依存」ではなく行動上の「常用」。私は酒以外に、コーヒーや複数のサプリを「常用」している。

また、飲食してそのまま寝落ちするので、口内環境にも良くないはずなのだが、半年ごとの自発的な歯科検診では、歯周病も虫歯もなく(過去にあったが治療済み)、歯もしっかり磨かれているという。

飲酒習慣は、高血圧にはよくないが、善玉コレステロール(HDL)を増やす効果は実際にある(医学的にも確認済み)。
※:私の高血圧は本態性で家族由来のもの。飲酒習慣のない母・祖母も高血圧。

あとアルコール度数(濃度)は抑えているので、食道や胃の壁に損傷を与えず、実際、数年おきの胃カメラで無傷を確認している。

一番気になるのはアルコール代謝を受け持つ肝臓の機能で、γGTPが一定以上高いと禁酒が言い渡されるので、そうならないよう努めているわけだ。

本日の健康診断で、体重と腹囲は昨年度より減少。
血液検査の結果はまだ先だが、少なくとも2日間の断酒による効果は出ているようだ。

ちなみに、いつもと違うこの二日間、入浴後の夕食時の発泡酒の代わりにノンアルコールビールで代用したが、ビール特有の苦い爽快感は得られるので、不満はない。

寝酒(+つまみと映画鑑賞)の代わりについては、読書によって眠気を誘うことで睡眠に誘導できた。
本当は、読書で睡眠に誘う方が研究者としても望ましいのはわかっている。

だが、生活者として、1日の終わりを”楽しみ”の時間で締めくくれなくなるのは、なんかつまらない。
やはり、オンオフのメリハリがついた生活が、少なくとも”精神的”なストレス解放になっていると思う。


ノコギリヤシと相性が悪い?

2023年07月10日 | 健康

二週連続の日曜出勤となった期間は、自分の心(システム1)のコンディションが悪く、記事に示した以外にもポカの連続で、さらに夏風邪を引いて体のコンディションも悪かった。
悪かったのは私だけでなく、勤務先も朝から突如停電(冷房もネットも×)となってその日は終日休講になった。

その間も、進めるべき業務を進めなくてはならず、さらに急きょ補講の段取りに取り組む。

こういう時は、おとなしくして、余計なをことをせず、むしろ原因となりそうなことを排除するよう心がける。

自分の心のコンディションの悪化は、新たに摂りはじめたノコギリヤシのサプリ(550mgを1日4粒)とタイミングが合っているので、その摂取を取りやめた。

ノコギリヤシは前立腺や頻尿にいいというので(そのへんの事情が気になっていたため)積極的に摂りはじめたのだが、高血圧の副作用があり、たしかに血圧が(降圧剤を摂取しているのに)高くなった。

高血圧=交感神経興奮状態によってシステム1の精度が落ちたとも考えられる。

以前、イチョウ葉エキス摂取時に記憶が飛ぶことがあった。
サプリにも相性があるようだ。