今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

土岐の宿

2008年07月29日 | 

前期授業のすべての採点・成績つけを片づけ、あとは8月からの「夏休み」をほとんど待つだけという状態に持ち込んだ。
それを見越して、今日は岐阜県土岐市のビジネスホテルに一泊の旅。

前期終了の慰労にしては、名古屋からあまりに近い土岐(観光地ではない)、しかもビジネスホテルという二重の中途半端さに疑問をもたれるのも当然。
でも一泊で翌日も大学に用事があるので遠くには行けないし、ビジネスホテルといっても部屋は”コンフォートルーム”で人工温泉なので、2週間前に定宿の温泉で3泊してきた身にはこれで充分…
実は、今日29日は我が誕生日なので、ちょっと特別な晩にしたかった、というのもある

暑さがぶりかえした昼前、大学に行って、事務的な作業をこなし、
愛車で冷房をつけないまま土岐に向けて出発。
近いし、急がないので、高速は使わない。
のんびり峠を越えて、夏の里山風情の道を抜けて、土岐のホテルに到着。

12階のシングルルームからは、「土岐アウトレットモール」をはじめとして土岐の周囲が一望…
うーん、確かに旅情も豪華さも不足だな。
来年は、名古屋で一番の”ホテル・アソシア”にでもするか。


体温より熱い!

2008年07月26日 | お天気
今日、愛知県日進市内の「私設日進気象台」で 38.3℃を記録した(名古屋市内の星が丘では37.2℃)。
体温より高い。
その時私は、研究室内で冷房をがんがんにして、前期試験の採点をしてたので、
この暑さは、ネットの表示で確認しただけで他人事だったが、
廊下で明日の「オープンキャンパス」準備をしていた職員は汗だくだった。

ちなみに、その時の日射を浴びた体感温度(THSW)は52.8℃!
もちろん熱中症の危険状態。
これはもう「熱波」といっていい。
こんな日に高校野球の県大会決勝戦とは…。
”シエスタ”しようよ。

北区立中央図書館

2008年07月21日 | 東京周辺
先月末にオープンした東京北区の中央図書館(赤レンガ図書館)に行ってみた(写真)。
日頃は”国立”や”都立”の図書館に通っている者としては、格下の”区立”図書館なんて眼中にないのだが、新規開館の”中央”図書館ならば設備も少しは期待できる(権威に弱い)。
何しろ、赤レンガなのがいい。
この赤レンガは旧陸軍の兵器工場跡で、実は私の母が戦時中の女学校時代に弾薬造りに動員されて通った所。
それが図書館に生まれ変わり(隣は今でも自衛隊駐屯地)、くしくも60年以上たってその息子が同じ場所を訪れることになる。

国会図書館が休みの日曜に行って見た。
まずは腹ごしらえに赤レンガ部分を使ったレストランに行く。
雰囲気は確かにいいが、パスタなど一食800円以上とは、国立・都立図書館では500円で済んでいた身にはちょっと高すぎ。

広い館内は木の床で、本も雑誌も多い(開館時は30万冊。やがて50万冊)。
座席数はなんと450席もあり、”区立”としては別格の規模。
これなら使える。

閲覧用の机は壁側にあり、向かい合わせでないだけ集中できそう。
それに研究作業用のパソコン付き個室もある(要予約)。
普通のパソコン専用スペースは向かい合わせのテーブルで一人当りの空間はちょっと狭い。
あとガラスに仕切られた中高生優先席などがあるのもめずらしい(試験勉強しやすい)。
日曜ということもあり、満席だったが、ちょっと待っていると壁側の席が空いた。
卓上照明もしゃれている。
室温は28℃だが、暑くは感じない。
最寄り駅は東十条と十条なので、帰りに池袋に立寄ってもいいし、
コミュニティバスで駒込に出てもいい。
国会図書館が休みの日曜に利用するか。

男も日傘!

2008年07月20日 | 生活
夏の暑さを避けるのに今まで”帽子”に頼ってきた。
帽子は、頭部の加熱と顔面の紫外線カットの効果はあるが、直射を遮る範囲は狭く、また頭はどうしても蒸れる(ヘアスタイルも乱れる)。

夏の屋外で感じる”暑さ”は、実は気温だけでなく、湿度とあと何より強い日射の皮膚への加熱効果が加わっている。

たとえば愛知県の日進市(名古屋東隣)では今日の最高気温は午後3時に36℃に達した。
それだけでも暑いが、実はその気温に湿度と日射の効果を加味した体感温度(THSW)は、ななんと50℃!(たぶん路駐の車内温度に近い値)。
これは熱中症になれというようなもの。
つまり、夏は紫外線というより日射そのものを避けるべきなのだ。

そこで一番いいのは、遮光機能のある日傘。
それをリーベン(←クリック)という京都の傘専門店からネット経由で購入して、さっそく使ってみた。
ちなみに「男が日傘だって?」といぶかるご仁には、”ジェンダー・フリー”を謳う女史に叱っていただこう。

さて、銀色の生地で日射の吸収を抑えたその日傘(折畳みで雨傘兼用)をさすと、30℃を超えた大気も、心地よい風となって傘の下を通り抜けていく。
それと上半身がすべて日陰になるので、皮膚温の上昇がなく、肌は体温よりかは低い気温を感じているだけ。

日傘は、雨傘と違って広く覆う必要はないので、小さな折畳みタイプで充分。
差し方として雨傘と違うのは、つねに太陽に向けてさすように心がける点。
唯一の欠点は、片手が必ず塞がること。
でも外の歩行中はそれで支障を来すことはない。

しかもそれらの使用時より体がほてらないので快適。
外出歩行中はiPodでPodcast番組をノイズキャンセリングヘッドホンをかけて聴くのが楽しみなのだが、つばのあるハット型の帽子ではそのヘッドホンが使えなかった。
でも日傘にすればその問題も解決。
この傘なら夕立に遭えば雨傘に使えるし(撥水効果は未確認)。

早すぎた休暇

2008年07月17日 | お仕事
3泊の温泉滞在を終えて、
愛車で名古屋に戻り(車の調子は問題なく一安心)、大学に行って作法の講習。

運転中はガソリンを節約するため、窓を開けてエアコンは止めていた。
その状態を2時間半続けて、35℃近くある中、いつものように昼食を抜いていたので、
大学に行った時は、熱中症とまではいかないが、へばった状態。

翌日の今日は、前期試験と会議。
このあわただしい日常に、昨日まで温泉に滞在していた記憶もふっとんだ。
仕事の合間を縫っての旅行って、その余韻に浸る間もなく日常に戻ってしまうので、
得したような損したような。


温泉3日目

2008年07月15日 | 

予定の読書は昨日で片づけたので、今日の昼はすることがない。
そこで懸案だった、「金毘羅山」登頂にチャレンジする。

この峰は、宿の川向こうの森の上に頂を見せているのだが、登頂ルートが不明だった。
たとえば”2万5千”の地形図には山頂までの山道が記載されているが、登り口が山中の私有地と重なっていてわからず、前回敗退した。

今回はハンディGPSマシン”nuvi250”に等高線データソフトをインストールしたので心強い。
さて、前回敗退した地点で車を降り、nuviを車から取り外し、「徒歩モード」に変更して、肉眼では確認できない山頂が近いことを画面で確認(等高線データなので地形がわかりやすい)。
どうやらルートは私有地脇の草に覆われた廃道を進むらしい。
その廃道を進むと、山頂部分が見えてきた。
でもGPSの地図に載っている登山道が実際にはまったく見あたらない。

ここまで来て再び敗退するわけにはいかない。
今回は意地と暇とGPSがある。
なによりも山が目の前にある。
高く生い茂った草をかき分けて、道なき道をすすむことにした(登山やっていたのでこういう薮漕ぎは平気)。
頑丈な蔓(つる)とイバラのトゲに行く手をはばまれるが、
長袖・長ズボンなので倒れながら強行突破。
滑り降りると、草の丈がぐっと低い歩きやすい草原に出た
そこを進んで、金毘羅山の山腹に達した。
山側に入ると樹林帯になって、足下がまったくみえない猛烈な薮からは解放される。

相変わらず踏み跡はないが、山頂めがけて直登する。
すると踏み跡らしきものが出てきて、それを辿っていくと
林に囲まれた、祠と石碑のある山頂が見えてきた(写真)。
金毘羅様の祠と、多賀大社と愛宕神社の合祀碑があるだけの眺めもない静かな山頂(もちろん私の他に誰もいない)。

汗びっしょりになり、腕には数ヶ所イバラでの切り傷をつけたが、一度敗退しただけになおさら強い達成感を味わう(登山て、毎回達成感を味わえるからいい)。

下りはなぜか踏み跡が確認しやすい。
地図上の道とは外れた踏み跡をたどり、最後は薮漕ぎをして無事に廃道に出た。

これで今回の旅の収穫ゲット。


温泉2日目

2008年07月14日 | 
早起きしてまでの朝食は摂らない私だが、今回の宿泊は「湯治プラン」なのでカロリー控えめの2食付き。
8時半までに食事する大広間に行かなくてならないのでぎりぎり8時すぎに起きる。
朝食後ひとやすみして、一泊客が去った頃にのんびり朝湯に入る。
その後、無料のマッサージ機で体をほぐし、部屋で持参したインスタントコーヒーを飲む。
外は夏の暑さ
こういう陽気には、本来なら木曽の山に登るべきなんだが、登山の準備してこないし、今は登り口までのガソリン消費も控えたい。
なので昼は読書と、馬籠宿上の”読書ポイント”(折畳みリラックスチェアを拡げてで読書するのに最適な場所)に車を走らせる。
ここの読書ポイントは、道路沿いの駐車場だが、車の出入は少ないし、恵那山の眺めがよく、木陰が涼しい。

木陰にリラックスチェアを拡げ(写真)、ペットボトルのお茶と眠気覚ましの BlackBlackの飴(ガムは効き目短すぎ)を交互に口に含んで、現象学の専門書を読み終える(図書館で読むより快適)。
気温は30℃近くあるが、日差しがないのと、微風があるため、ちっとも暑くない。
予定した読書を終えたので、今晩の夜食(ビデオ観賞時の酒のつまみ)を買いに、いつも立寄る店々をはしご。

そういえば馬籠下の「馬籠館」の駐車場横で温泉掘削の工事をしていた。
もともと馬籠には温泉がでているが、それを利用した大規模な宿泊施設はない。
数件の民宿があるだけで、馬籠は木曽路の旅の通過点でしかない。
ここに温泉宿ができれば、私も泊ってみたい。

アマノジャクにおすすめの本

2008年07月12日 | お仕事
世の流れって、いったん方向づけられるとマスコミでの喧伝や政府の法制化によって、その流れが既定事実化されてしまう。
だからこそ、それに異を唱える声を聞くのも大切だ。

7月6日のブログ記事(地球温暖化論に冷や水)で、地球温暖化へのCO2犯人説どころか地球温暖化そのものを否定する(温暖化はもう終りという意味)本として 丸山茂徳氏の『「地球温暖化」論に騙されるな!」 講談社を紹介した。
資源・エネルギー問題とからめるべき議論が「CO2の排出量」という単一事象に矮小化されていくのに危惧したから。

ついでに、6月5日の「紫外線恐怖症」で問題にした紫外線悪者説にも異を唱えたいので以下の本を紹介する。
高田明和 『健康神話にだまされるな』 角川書店
著者も言っているように紫外線を悪者扱いしているのは確かに皮膚科医と美容関係者であって、すなわち皮膚面だけの影響に関心ある立場にすぎない。
人間の生存にかかわる健康そのものの視点で紫外線の効果を論じるべきなのだ。

この書は20ページあまりを使って紫外線(によって効率的につくられるビタミンD)の効果を殺菌・免疫・抗癌作用など医学的に説明している。
私はそれらに、日光(紫外線というより可視光)の生体リズム調整効果も付け加えたい。
もちろん、CO2排出規制と同じく数値が独り歩きしているメタボリック検診についても批判している。
ただ、この本では、ラットの実験で効果があっても人体に効果があるとは限らないという主張をしておきながら、紫外線の効用の証拠としてラットでの実験を引用しているのはちょっとナンだが…。
そうはいっても、盛夏の晴天の日中の紫外線はもろに浴びない方がいいと思うよ(紫外線量を確認しよう)。

七夕の日に食べるのは

2008年07月07日 | 歳時
今日は五節句の一つ七夕(しちせき)。
明治政府が伝統行事の五節句を廃止し、しかも新暦では梅雨の真っ最中のため、7月7日の七夕の節句は盛り上りに欠けるのが寂しい限り。
一番の原因は、上巳や端午の節句のように消費行動と結びつくアイテムがない点か。
そこで、七夕の日は、素麺を食べる日であることを強調したい。

七夕の日に素麺(冷や麦も)を食べるようになったのは、素麺の白く細長い麺が、織女こと棚機津女(たなばたつめ)の機織りの糸を連想させたのだろう(なので白の他に色のある麺もまじる)。

この行事は、節分の恵方巻などのローカルでアホくさい風習より、よほど格式と伝統がある。
スーパーマーケットやデパートは、「七夕の日は素麺を食べよう!」とアピールすべきだ。
しかも七夕用のカラフルな素麺を。

もちろん、我が家も今晩は素麺!



地球温暖化論に冷や水

2008年07月06日 | 時事
気象予報士程度に気象学の勉強をしている者なら、現在の地球温暖化傾向に関して、CO2(二酸化炭素)の増加がその原因というのは、”仮説(学説)の1つ”でしかないことは知っているはず。

いちばん有力な反論は、CO2増加は温暖化の原因ではなく、結果だという説。
そして温暖化の真の原因は、もともと微量なCO2のさらに微量な増加などではなく、もっと絶大な力によるもの。
たとえば縄文海進の頃は今よりもっと温暖だった。
そしてその絶大な力は、温暖化よりもっとずっと深刻な”氷河期”をもたらす(日本アルプスが再び氷河に覆われる姿は見てみたいけど)。
地球は、もとより複数のスケールの周期で寒冷化と温暖化を繰り返しており、そのいずれでもない”定常状態”が正常(デフォルト)であると思う方が間違っている。

このへんの議論は以下の書などが参考になる。
丸山茂徳著 『「地球温暖化論」に騙されるな!』2008年 講談社

とにかくCO2温暖化説が政治的に定説化され、特定のCO2削減量が既定の行動目標となってしまった。
その値はEUに都合のよい設定だったので、米は批准せず、カナダが離脱、中国・インドなどは不参加となった。
開催国でもあった日本は同調せざるをえず自縄自縛状態を招いた。

以来、猫も杓子もエコエコ言い出し、「不都合な真実」というある政治家が作ったプロパガンダ映画が各地で上映され(わが勤務先でも)、
調子に乗ったニュースキャスターが、気象のちょっとした異常(平年値から外れる統計的にありうる現象)をなんでも地球温暖化に結びつける発想をばらまく(そういう態度を”地温症”というらしい)。

わが”ひぐらし気象台”の統計によっても、昨年は確かに年間通して高温傾向で、そのため地温症的発言がかまびすしかったが(その原因は太平洋のラニーニャ現象)、一昨(2006)年の豪雪の時は、それが温暖化と結びつけられることはなかった(温暖化が深層海流を変化させて寒冷化をもたらすという気象学的論理は存在する。それを映画化したのが「デイ・アフター・トゥモロー」)。

実は、今年は今のところ昨年に較べて低温傾向なのだが(ただしランダムな変動の範囲内)、そのことは誰も指摘しない(丸山氏の考えでは2007年に温暖化のピークは過ぎているという。
ただ今年の7月に限っては梅雨明けが早いので暑くなりそう)。

今年7月5日の河北新報(ネット配信)によれば、近藤純正・東北大名誉教授(気象学)は過去の日本の観測データの再調査によって、過去100年間に上昇した年平均気温は0.67度であり、気象庁発表の1.1度より小さいと発表した
(気象庁の分析は、ヒートアイランドなど観測地のローカルな影響が混合されていたという)。

と、冷静な学者は、政治スローガン化された温暖化論からは距離をおいてるが、
今CO2犯人説に公然と反対すれば、アメリカ産業界や経団連の御用学者と目されてしまうだろうな(なら賛成者は環境ビジネス側?)。

私自身、CO2犯人説は取らなくとも、資源・エネルギー問題から省エネ対策は必須と思っているので、方向性そのものには異議はなかった(たとえばクールビズは大賛成。なぜって暑い夏での上着にネクタイ姿は、被服科学的にナンセンスだから)。
だが、省エネの効果を”CO2排出量”のみに単純化して評価すると、排出権売買のような姑息な手段などに兆の単位を超える資金が使われることとなり、そういう変な方向に対しては黙っていられなくなる。

地球規模での重大問題は、CO2濃度の増加ではなく、資源・エネルギー、それに人口問題(≠国内の少子化問題)のはずだ。
くれぐれも問題の本質を見失わないでほしい。

バウハウス展

2008年07月05日 | 東京周辺
昼まで大学院入試の作業をして、35℃にも達する暑い名古屋を後にして帰京。
東京ではまっすぐ帰宅せずに、上野で降りて、芸大で開催している「バウハウス・デッサウ展」(7月21日まで)を見に行く。

帰省時に使う旅行用のキャリーバッグを上野駅のコインロッカーに預けようとしたら、なんとサミット中は全面閉鎖!(洞爺湖でやってるんじゃないの?)
仕方なしにバッグをガラガラ引きずって32℃の上野公園を抜ける。

といっても上野公園、特に芸大に抜ける道(奏楽堂のある所)は、広葉樹が大きく成長し、しかも一時期占領されていたブルーシートの住居群が一掃され、その後に周囲と調和したアートのオブジェが据えられて、”大人の散歩道”的雰囲気になっている。

そこを気分よく抜けて、芸大の美術館に入る。
ひきずってきたバッグはここのコインロッカーに入らないのでカウンターで無料で預かってくれた。

自分自身は美術系のセンスはないが、姉が美大出で、自分が最初に非常勤で勤務した先が芸術系の学科のある所で(芸大出の先生がたくさんいた)、また研究員で通った企業も建築系の先生たちと一緒だった。

それらの環境要因で、デザインにも少しは興味をもち、バウハウスで教鞭をとったクレーやイッテン、カンディンスキーらも興味があるので、”バウハウス”との声を聞けばできるだけおもむくことにしている。

展示では超一流教員の指導による実習での試作品などが面白かった。
なんか私もパソコンを使って学生の感性を引きずり出す教育をやってみたい(できたら)。

そしてなにより面白かったのは、展示場から出ても、美術館の館内のあちこちの椅子や金属ポールまでもがバウハウス展の続きに見えてしまうこと(それだけ現代の産業デザインへの影響が絶大だった)。

一部の金持ちが大金はたいてありがたがる”芸術作品”ではなく、日常生活を豊かにするアートを大量生産で廉価で国民に供給するという発想は、これからも生き続ける。