日曜の朝、快調にトイレをすませ、レバーをひねったら、レバーが空回りした。
タンクの中を開けると、レバーの内側と水を流す装置を結ぶ鎖がはずれている。
レバーの内側のプラスチック部分を触ったら、ポキッと折れてタンクの底に落ちていった。
水を流す装置を手で持上げるとトイレの水は流れたが、今度は止まらなくなった。
日曜の朝だが、管理会社の緊急用の連絡先に電話した。
大家と連絡して修理を手配してくれるそうだ。
修理費は大家持ちで、トイレのトラブルだから8000円くらいだろう。
とりあえず元栓を締めて水は止めたが、このまま家にいるとまたトイレを使いたくなる。
幸い天気もいいことだし、名古屋で出かけ先に一番に思いつく、
大須に出かけた。
今日の大須は、大道芸人の祭りで、いつものちょっと寂れた雰囲気がなく、
まるで浅草の商店街のような活気。
この街は、東京でいえば、浅草のアーケード街をちょっと寂れさせ、それに巣鴨の地蔵通りと原宿の裏竹下通りと、高円寺の商店街と秋葉の裏通りを足して5で割ったような所。
すなわち、観光客と老人と着飾った中高生とオタクが1ヶ所に集る場所なのだ。
古さと新しさと外国文化とオタク的こだわりの相互に異質なコラボにより、何か新しいものが生れそうな実験的雰囲気が気に入っている。
私自身は、毎回まわる店でキノコ型のガレ風ランプやバリ島のカエルの人形をチェックする(今回は、カエルの店でカエルとキノコの置物を買った)。
夕方、帰宅すると管理会社から連絡があり、夜修理の人がやってきた。
何しろ築20年になるので、トラブルの原因は部品の劣化。
レバー以外にもダメになっていた部品があり、それらも交換してくれた(8000円では済まないな)。
これで晴れてトイレが使える。