名古屋の繁華街・栄のシティホテルにいる。
今週末はスケジュール上1泊しかできないので、遠くの温泉に行っての”骨休み(リラックス)”は無理。
なので目的を”気分転換(リフレッシュ)”だけにしぼって、
近くのシティホテル(ビジネスホテルより1ランク上のホテルという意味)にした。
家から地下鉄で30分あまりで着いてしまい、旅行気分はゼロ(でも荷物はいつもの旅行用ボストン)。
幸いここは、日曜は大胆にも半額料金になるので、ビジネスホテルのシングル料金で泊れる(部屋数限定。朝食付)。
ツインルームなので、机と椅子もゆったり使え、落ち着いて作業ができる。
そう、論文原稿の校正作業(明日締切)をやらねばならないので、骨休みはまだおあずけなのだ。
夕食前に校正作業は終わったから、集中効果はあった。
シティホテルは客室はいいのだが、いざ使ってみると、やはり大浴場がないのが不満となる。
もちろん客室にあるバスタブは、ビジネスホテルのような膝を曲げて入る狭いものではないが、浴槽が浅いので膝頭が湯につからず、両腕も横に伸ばせない。
無色透明な湯も風情がないので、近くのコンビニで入浴剤を買った。
自分で手ずから湯を入れ、終わったら栓を抜いて浴槽をきれいにするのも、自宅の気分にさせられる。
それに浴衣のような用意された室内着がないので、室内着を持参しないと、近所の買い物や階下の自販機に行くだけでも外出着に着替えなければならない(寝巻き代わりのガウン類はある)。
これ意外に面倒。
シティホテルは室内の居住性はいいけど、はやり大浴場があって、室内着も用意されているのがいい。
つまり自宅よりもリッチで楽な生活がしたい。
自分が求めているのは、要するに街中のリゾートホテルだということがわかった。
でもそういうホテルってないんだよな。
大浴場と室内着があるのは、居住性の悪いビジネスホテル(ならば、ビジネスホテルのツインルームという手があるか)。
あと、日曜の栄だと、夕食用の店が意外に少ない(日曜休みが多い)。
目当てにしていたあんかけスパの専門店も休業だったので、仕方なくガラガラの中華料理屋に入った(食べてみてガラガラの理由判明)。
それに栄のホテルって窓からの風景が悪い(名古屋の都市景観はダメ)。
う~ん、旅としては不成功だった。