例の草剛の問題。
近隣の人に迷惑かけて、人としてみっともない事なのは確か。
ただ「最低な人間」などと瞬間的に過剰反応した人もいたように、
”逮捕”されて”家宅捜査”されたからといって、機械的に”重罪人”扱いして、
その人を全否定するような反応は行きすぎだろう(逮捕等の妥当性を議論すべき)。
これはマスコミのセンセーショナリズムもおおいに影響している。
酒気帯び運転やセクハラで解雇という、アンバランスな重罪主義が
解雇された側の訴えで問題化されているのも、
それ自体は正しいように見えるキャンペーンに迎合した過剰反応、
という陥りやすい傾向を反省するいい機会。
法治主義(韓非子)ではなく礼治主義(孟子)を理想とする私は、
触法=(道徳的)罪という法家的反応はしない(現代的でないのは重々承知)。
むしろ、私が問題にしたいのは、ストレス解消法の未熟さ。
ストレッサーが何であれ、裸になって大声を出すって、ストレス解消法として一番原始的。
文明社会に生きている人間の選択肢に入らない。
少なくとも、30過ぎの大人がやることではない。
飲酒による身体的変化そのものがストレス解消になる私などと違って、
酒癖が悪いという人は、アルコールの作用を頼って、行動でうっぷんを晴らしたいだけ。
目的は酔いではなく行動化。
こういう人は、ほろ酔い状態が最高気分のベスト状態にはならず、あえて理性のタガが外れる酩酊にまで深酒する。
最悪の飲み方だ(脳や肝臓にも)。
裸になって大声を出すだけがストレス解消法ではない。
同じ裸になるなら、温泉に首までつかって手足を延ばせばいい。
思わず「極楽極楽」とうなってしまうから(決して叫ばない)。
そして夕食の会席を肴に、地酒やビールをチビリと一人前たしなむ(酔いを目的としない)。
再び極楽気分。
私は毎月二泊そうしているので、ストレスは溜まらない。
五月、六月の宿まで予約済!
連休明けが楽しみ♪