今度はまじめに、私設「ひぐらし気象台」の観測結果から、2007年の気象傾向をまとめてみる(星が丘気象台は不調だったので参考にしないので、”東京の”という限定がつく)。
まず、2007年は前年に較べて暖冬と猛暑だった(2006年は豪雪)。
ただし、このような年間較差は、通常みられることなので、これを「地球温暖化」のせいと即断してはならない。
毎月の観測極値を記録しているので、それを示す。ただし()内は2006年の値。
猛暑と暖冬は、これらの数値にも現われており、
月最高気温の年平均は、27.7(26.4)℃で,月最低気温の年平均は8.71(8.55)℃と、どちらも前年を上回った。
年最高気温は8月に39.1℃を記録した(36.2)。
ただ梅雨明けが遅かったので7月は猛暑でなかったため、夏全体が猛暑という印象は強くなかったのも確か。
年最低気温は、2月に記録した-0.8(-2.3)℃で、ほとんど氷点下がなかった。
日射量や紫外線量はむしろ2006年が例年より少なめだった(2005年の結果とも比較)。
雨量は、年間で1104(1473)mmで、過去3年で最も少なかった。
これは8月に38mmしかなかったのが響いている。
ここ数年都内で夏に集中豪雨がみられたのだが、今年はそれがなかった。
最低湿度も年平均で18.1(21.2)%で減少傾向が続いている。東京の乾燥化はすでに指摘されており、それが進行している感じだ。
乾燥が続くと、火災とインフルエンザの危険が増す。
都市に緑を増やせば、夏がすごしやすくなるだけでなく、冬の乾燥も緩和できる。
まず、2007年は前年に較べて暖冬と猛暑だった(2006年は豪雪)。
ただし、このような年間較差は、通常みられることなので、これを「地球温暖化」のせいと即断してはならない。
毎月の観測極値を記録しているので、それを示す。ただし()内は2006年の値。
猛暑と暖冬は、これらの数値にも現われており、
月最高気温の年平均は、27.7(26.4)℃で,月最低気温の年平均は8.71(8.55)℃と、どちらも前年を上回った。
年最高気温は8月に39.1℃を記録した(36.2)。
ただ梅雨明けが遅かったので7月は猛暑でなかったため、夏全体が猛暑という印象は強くなかったのも確か。
年最低気温は、2月に記録した-0.8(-2.3)℃で、ほとんど氷点下がなかった。
日射量や紫外線量はむしろ2006年が例年より少なめだった(2005年の結果とも比較)。
雨量は、年間で1104(1473)mmで、過去3年で最も少なかった。
これは8月に38mmしかなかったのが響いている。
ここ数年都内で夏に集中豪雨がみられたのだが、今年はそれがなかった。
最低湿度も年平均で18.1(21.2)%で減少傾向が続いている。東京の乾燥化はすでに指摘されており、それが進行している感じだ。
乾燥が続くと、火災とインフルエンザの危険が増す。
都市に緑を増やせば、夏がすごしやすくなるだけでなく、冬の乾燥も緩和できる。