気がついたらパスポートの期限が切れていた。
こうなったら再発行ではなく、新規の発行が必要となる。
ただ当面海外に行く予定はないので、
発行手続きが面倒そう(証明写真が)なこともあり、そのままにしていた。
今年になって、母が年内に姉の住むローマに行くと言い出した。
私は同行しないが、そうなると緊急に我々家族が現地に行く事態も起こりうる。
そうなってから慌ててパスポートを申請してもすぐには使えないので、
春休みの今のうちにパスポートを入手しておいた方がいいと思った。
実は、申請手続きのハードルとなってるパスポートサイズの証明写真なのだが、
昨年マイナンバーカードを申請する時に写真館で撮った写真の余りにそのサイズのものもあって、今月中なら期限内として使えるのだ。
このことが後押しとなり、写真の期限が押し迫った今日、
パスポートを申請する一連の作業に取り掛かった。
手続きに必要なものをネットで確認すると、
●規定サイズの証明写真1枚、
●本籍確認のための戸籍抄本(ただし来月下旬からは謄本が必要)1通、
●場合によっては住民票、
●認め印、それに
●本人確認できるもの(運転免許証/マイナンバーカードなど)。
まずは、ネットで外務省のパスポート申請サイト(→リンク)にアクセスして、
ネット上で申請書類に入力し、自宅でプリントアウト。
印刷した申請書には写真欄があるが、写真は貼らずに持参し、
署名欄もあるがそれもあえて未記入のまま、すなわち印刷したものに手を加えない状態で持参することにした。
住民票は、マイナンバーカードを持っているので、
近くのコンビニで出力サービスを得られる。
戸籍抄本は、あいにく本籍地が他区なので、
バスに乗ってその区の出張所に行って申請する。
それに念のために、期限の切れたパスポートも持参。
池袋サンシャインにあるパスポートセンター(池袋分館)に行く。
まずは、準備受付に案内されて、求められた必要書類を一式渡して、
それらが1つのクリアファイルにまとめられて、順番待ちの番号とともに渡される。
平日の昼前なので空いていて、5人分待って呼ばれた。
申請受付ブースでは、口頭で本人確認がされ、証明写真は受付の人が丁寧に書類に貼り付け、
マスクを外しての写真照合と免許証を渡して本人確認を受ける。
空白だった署名欄に、受付にあるインクの出の良いペンで、
楷書とサインの中間の字体でよいことを確認して、字が枠に触れないように、
サラサラっと署名する(その署名がパスポートに印刷される)。
住民票は、管轄区域内の住民で住基ネットの利用を拒否しないなら不要とのことで返却された。
また期限切れのパスポートは照合のためコピーされたので、持ってきてよかった。
認め印は使わずじまい。
以上で発行手続きは終わり、一週間後から受け取り可能なので、
その引換書をもらった(受取るには印紙代等で16000円必要)。
結局、不要だったのは住民票と印鑑。
逆に持っていって良かったのは、期限切れのパスポート(コピー後返却される)。
パソコンで入力・印刷した申請書は、印刷のままで持参し、
受付の場で完成させた方がよい。
この他に所定のサイズの証明写真1枚と戸籍抄本(3月以降は謄本)1通、
これらはいずれも6ヶ月以内のものであること。
ちなみに、パスポートセンターの隣に証明写真を撮る店があり、カラーで2300円。
10年間使うパスポートに貼る写真だ。
駅前のセルフ写真よりは写りがいいと思う。