今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

二代目ミニ披露

2011年01月31日 | 生活
実は先週の土曜は、中古で買ったミニ・クーパーの納車日だった。
前の晩、夢の中で一足先にクーパーが納車され、乗りまわした(分かりやすい男)。

当日、午前中の外国人入試を済ませ、ディーラーに向う。
納車の手続きをすませ、
入口に待っている新しいミニに向う。
品格ある後ろ姿はやはりミニならでは(写真)。

新しいミニを動かして、広い駐車場の中の古いミニの隣に停め、
室内の荷物・備品を移動する。
18年乗った古いミニ(メイフェアII)は今後は廃車処分を待つのみとなる。
ミニにはもともとシガーライターがないので、追加工事をお願いして、電源口を追加し、
スピーカも旧ミニにつけていたものを取り付けてもらった。

あと旧ミニにつけていたルーフキャリア(手作りのペットボトル風車付き)も移動する。
ルーフキャリアを付けるのは2つ理由がある。
1つは、ミニは背が低いため、他の車から存在を認められにくい(安全上も問題)。
なので見た目の背を高くする必要がある。
もう一つは、ミニで旅行する時、革の四角いボストンバッグを屋根に載せるのだ。
これが実に様になる!(と勝手に思っている)。

ゴミとなるものを廃車となるミニに残して、新しいミニで帰宅する。
今度の車はオートマなので、我が利き腕の左手が手持ちぶさた。
夢の中と同じく、運転は快適。

スポーツタイプ車なので、ガソリンはハイオク。
タイヤが若干幅広なので、前ほどは小回りが利かない。
でも年式が少々新しいだけに、旧ミニと比べると
オーディオ(ただしカセット)やエアコンの操作が洗練され、
間欠ワイパーもついている(旧ミニの時は手動で間欠ワイパーにしていた)。
だがもちろんハンドルはパワステでなく自力で思い切り回すし、窓の開閉も手動ハンドルをクルクル回す。
ミニにハイテクは似合わないからいい。
新しいミニの運転に馴れたら、温泉巡りを再開する(足のない今月は温泉旅なし)。

祝!アジア杯優勝

2011年01月30日 | 時事
昨晩のアジア杯決勝戦は、もちろん観ていた。
ただし、後半以降はベッドの中から。
根性なしの私は、延長前半が終り、延長後半が始まったところでこの膠着状態を観るのに疲れ、
テレビを消して寝てしまった。
どうせ延長後半も決着がつかず、PK戦になる気がしたから。
そこまでは眠気に勝てない。

正直、オーストラリアのパワーには、香川不在の日本は負けそうと思っていたので
(特にシュートの力。 WCドイツでの悪夢がインプットされたまま)、
ここまでボコられずに0-1で負ける程度なら「よくやった」という気になれた。

翌朝、ネットにアクセスすると、 0-1ではなく、 
1-0で日本が勝ったことを知った。
しかも私が観戦をあきらめた4分後に決勝点が入ったという。

今回の日本チームはどんな苦しい状況になっても決してあきらめない精神力があった。
それにひきかえ、私は…。

香水を買う

2011年01月25日 | 東京周辺

週末帰京して、まだ東京にいる
(火曜は会議の日なのだが幸い今週は会議なし)。
月曜は図書館に詰めて予定の仕事を終えたので(仕事がはかどったというより、予定がゆるいため)
今日はぶらりと買物。
帰京時に必ず立ち寄る秋葉へ。
あそこに行けば掘り出し物が必ずある。

まずは腹ごしらえに、初めて入る(前から目をつけておいた)「らーめん影武者」で油そばを食べる。
昔は秋葉で昼飯なんて考えられなかったが(昼飯と夕飯の間に済ませる)、最近はどこで食べようか迷うほど。

後はたわいもない雑貨を買って、次に御徒町に足を伸ばして香水(男物)を買おうと思った。
よりによってなんでこの私が香水かといえば、
iPadで購読している雑誌をみていたら、メンズの香水の特集をやっていたから。
それで気づいたことは、元祖草食系の私はもともとはボーチュガル4711の柑橘系を専らとしているのだが、
今の季節に柑橘系は合わないということ(みかんの食べ過ぎかと思われそう)。
ユニセックスぽい柑橘系は草食系に実にふさわしいのだが、真の草食としては男臭いウッディ(これも植物)も好きだ。
そこで香水の店が多いアメ横に行こうかと思ったわけ。

ただ、秋葉の免税店にも香水がおいてあるのを目にする。
なら、この聖地で調達しよう。
免税店では日本人として買いにくいので、
「あそこに行けばきっとある」と確信できるヨドバシカメラに向かう。

私は秋葉では、メジャーな買物は地元のソフマップか石丸を優先し、
他所者のヨドバシは最後にしたい気持ちがある(新宿だったらヨドバシが最優先)。
でもヨドバシの品揃えにはかなわない。
実際3階にメンズの香水がずらりとおいてあり、しかも驚いたことに定価の半額以下(3割・4割は当たり前)。
いずれもブルガリやダンヒルなど舶来物。
目当ての物はなかったが、ウッディノートのブルガリ MAN(いかにも男臭い)と今月9割引のサムライ(アラン・ドロン)を買った。
そしたら、両方とも小瓶のおまけまでついてきた。
香水ってこういう店で買えばいいのか。

満足して、昨年末に新装となった秋葉原デパートに行く。
3階のエスカレータ下り口付近に、駅前でオタクっぽい男に客引きをする”エウリアン”
(つまらない絵を高値で売りさばこうとする女)の観察ポイントを発見。
ことどとく通行人に無視される姿は、あわれをさそうが、
”都会では人にかかわってはいけない”という残念な規範を仕込む悪行をしている者たちだ。
人生を無駄にしないで、はやく足を洗った方がいい。


交通事故の保険処理終了

2011年01月25日 | 生活
昨年末の交通事故の損害保険の処理が終了した。
まず体の傷害に関しては、軽傷のため、かかった医療費(検査費)と見舞金1万程度。
それと車輌の損害は、なにしろ生産終了の古い外車ということで、算定に時間がかかり、
先日、やっと57万円弱と決定。
交差点でのもらい事故なので、こちらの保険会社は1割負担。
車が古いので最も安い契約にしていたので気が気でなかったが、この1割の額なら保険金額内。

私が得る保険金額は、このあいだ購入した中古クーパーの半額に相当。
実は、破損した旧車は今月車検の時期なのだが、老朽化と部品の入手困難さで、
車検を通すとかなりの出費となるレベルだった。
なので買い替える時期に相当していた。

結果的に、半値で買い替えが実現したともいえる。
「禍を転じて福となす」といえるか。

それにしても、任意保険にはきちんと入っておくべきなのを痛感した。

※追加
今日、保険会社から電話があって、私の車は「全損」なので、
更に2万円追加されるとのこと。計59万弱(もう一声…)。

損保会社は、対応も丁寧で、交渉手続きを全部代行してくれるのだからありがたい。

金融商品購入後の心の整理

2011年01月22日 | 生活
取引のある銀行で、ドル普通預金を、金利の高い仕組み預金(1年満期後、ドルが豪ドルで受取)に変更した。
そのドル普通預金は、昨年の急激な円高の際、今後円安になるのを期待して、預け替えておいたもの。
為替差益を見越してのせこい措置なのだが、またもや見通しが外れて円高がちっとも収まらない。
もちろん普通預金なので、ドルといえども金利は雀の涙。
いわば塩漬け状態。
そこで銀行から、金利が5%ほどの仕組み預金を提案されたわけ。

5%といえばバブルの頃の定期の金利。
バブルの頃は貧乏で預金ができなかった私にとって、目標となるリターン値。
もっとも、リスクは円との為替変動の他に、
仕組み預金特有の米ドルと豪ドル間の為替変動もある、すなわち二重の為替リスク。
でも、両者とも1年以内にどちらかが暴落することはなかろうとの楽観によって、全額を仕組み預金に預け替えた。

そして銀行を出た後、
先日の中古車代よりずっと多い額なだけに、決定後の認知的不協和もなみなみならぬ強さを感じてしまった。
決定直前はリターンに注目する楽観論が支配し、
決定後はリスクが気になる悲観論に支配される。

気分に左右されず、もういちど冷静に考えてみよう。
一般に金融商品のリスクとリターンは比例する。
未来はどう転ぶか分からないため
(直近の上昇トレンドに惑わされてはいけない、落ちる時は一気に落ちる)、
リスクとリターンの出現確率と金額幅がともに等しいとみなす。
そうであるなら、一定期間後の収益の”期待値”は、
リスクとリターンが等確率で相殺されて±0となる。
すなわち、ローリスク・ローリターン商品とハイリスク・ハイリターン商品との違いは、
変動の分散(ばらつき)であり、その平均としての期待値は等しく0と仮定できる。

もちろん実際の金融商品は、諸要因からリターンが期待できるものであるはずなので、
期待値は0より大とみなしてもいいのだが、
リーマンショックのような冷酷な現実があるので、やはり0としておこう。

ならば、金融商品の期待値(0)は、確実に金利がつき、かつリスクがない円普通預金の期待値(>0)よりも低いことになる。
ここまでなら、金融商品は平均的には損することになる(しかも預金保険機構の保証対象外)。
実際、円高と株価暴落に見舞われた私にとってはそれが現実だった。

さて一般の外貨預金は、リスクとリターンが為替変動だけであるから、
ここでもその変動の期待値(平均値)は0とみなしてよい(未来はどう転ぶか分からないから)。
今回の外貨の仕組み預金は、為替変動が円と外貨、それに外貨同士(ドルと豪ドル)の二重構造であるが、
それぞれの期待値が0なら、二重になっても期待値は0のまま。

そしてどう転んでも確実なのは、金利5%という利息。
これは今の普通預金より100倍近い。
以上を総合すると、期待値はリターン側にぐぐっと傾くことになる。
もっとも円に変換するとき手数料がかかるが、金利からみてたいしたことない。

こう考えると、リスクを背負ったのは確かだが(危険度2の商品)、
金利が保証されている分、確率論的には有効な選択といえる。
この論理、どこかおかしい点があるだろうか。
問題ないなら、一年後の満期が楽しみだ。

ちなみに、宝くじを購入することは、確率論的には失敗(損)であると、99%断言できる。

後期授業終了

2011年01月20日 | お仕事
勤務先の大学の後期授業が終った。
残すは来週の試験と、その後の採点と成績つけ。
もっとも2月になれば一般入試が始まり、大学院の修論審査と入試もある。

授業において、話したいことは増えこそすれ、減ることはないので、
どうしても話し足りない状態で終ってしまう。
特に、現在は授業が全て半期制なので、
昔は年間を通した「○○心理学」という授業を、半分の回数でこなさなくてはならない。
半期で「○○心理学」を紹介しきるのは無理。
一回につき一章、のような広く浅い内容なら、授業である必要がなく、
入門書を読めばすむレベルになってしまう。
そこらの本と情報量が等しい授業なら意味がない
(学生時代に痛感していたので、その頃は授業を欠席して図書館で本を読んでいた)。
なので内容の取捨選択に苦労する。

災害伝言ダイヤルの使い勝手

2011年01月19日 | 防災・安全
阪神大震災を思い出す今の時期の話題。

震災など規模の大きい災害の場合、被災地への電話が集中するため、回線がパンクして通話が不能となる。
そこでNTTでは、「災害伝言ダイヤル」という災害時専用の伝言ダイヤルサービスをしている。
このサービスを知っているといないとでは大違いがある。
NTT東日本災害伝言ダイヤル
NTT西日本災害伝言ダイヤル

まずは、「防災とボランティア週間」 (1月15日9:00~1月21日17:00)の今、体験利用ができるので、
ぜひ体験しておくことをお勧めする(毎月1日と15日にも体験利用できる)。

私は大学で防災の演習をやっており、受講者に災害伝言ダイヤル(171)を体験させている。
体験した学生が指摘した使い勝手の問題点を紹介する。

①携帯電話の番号では録音できない(固定電話のみ)。
多くの現代人は、携帯電話を通話に使う。
なので、災害伝言ダイヤルもまずは携帯を使う。
ところが、被災地の学生が自分の携帯番号を登録しようとしてもできない(携帯電話での再生はできる)。
ここで多くの学生がつまずいた。
しかもそのアナウンスが見当たらない(配布したマニュアル、音声ガイダンス内)ので、何度も試みて失敗し、
結局は利用を諦めてしまう。
※携帯電話用にはメール用の災害掲示板サービスが各社にある。

②手順が複雑で、音声案内が聞き取りにくい(ノイズ、小さい)。
多くの人が、「171」の次のステップ(4択操作)でつまずいた。
つまり伝言の録音に至らない。
4択操作の音声ガイダンスが冗長となり(しかも聞き取りにくい)、最初の選択肢が何であったか忘れる。
4択は多すぎ。
マニュアルが手元にないと無理といってもいい。
デフォルトの操作はもっと簡単にすべきで、たとえば、1711か1712の入力で直接に録音か再生ができるようにしたほうがいい。

③マニュアルの表示の文字が小さすぎる。
比較的わかりやすいと思ったNTT東日本のマニュアルを配付して、
受講者の自宅でトライさせたのだが、
お年寄りにとってはマニュアルの字が小さすぎるという。
マニュアルの字が小さくなるのは、操作手順が複雑なせいだ。
そもそも、災害時の状況からして、マニュアルを見ないとできないようではダメ。

選択肢は基本的に2択程度にすべきだ。
暗証番号は「なし」をデフォルトにすべき。
それと、固定電話がプッシュホンか否かは、家族全員がわかっていることではない(ボタンだけみればほとんどプッシュ式)。
この選択肢も不要にしてほしい。

天下のNTTならユーザーインタフェースはチェックしているはずだ(私自身ここでその研究に関与していた)。
それなのに、まだまだなレベル。

と、かように使いにくいサービスなので、ぶっつけ本番ではなく、事前に練習しておくことをお勧めする次第。

ついでに、世帯が別れた家族間の場合、共通の番号に指定しておくとよい。
番号は被災地である必要はない。

雪解け水

2011年01月17日 | お天気
名古屋では今朝まで雪がちらついていた。
それを踏みしめるべく、軽登山用の靴で歩いて出校。
臨時教授会があるのだが、車で出校できない人がいるため、
欠席が目立つ。

午後からは日差しが出て、雪はどんどん溶けてきた。
それを反映して、「星が丘」と「日進」の気象観測点では、
今日の午後に一気に降水量を記録。
これは、雨量計にたまった昨日来の雪が、今日の午後になって解け出したためで、
今日の午後の降水記録は、その雪解け水にすぎない。
このへんのタイムラグは、ご容赦願いたい。

積雪の名古屋

2011年01月16日 | 生活
今日の名古屋はずっと気温が氷点下(最高気温は午前0時0分)。
そして予報より半日遅れて、昼前から降雪。
日没後もやまず、19時で名古屋のアメダスは10cmの積雪(写真:自宅前の道路)。
名古屋に来て20年になるが、これだけの積雪は2度目くらい。
近所の街路樹も丁度このブログの背景のような雪化粧。

今日はセンター試験2日目。
いつもは試験監督に駆り出されるのだが、幸い今年は免除。
朝は雪でなかっただけに、車で帰宅ができなくなった教職員が大勢いそう。

試験監督の仕事がないので、今日は一日中宅にこもって、授業に課した中間レポートをチェック。
後期試験の採点前に済ませておかないと、成績つけ作業がたいへん。
受講者が多いので2日がかりだった(後期の成績つけが思いやられる)。

その間、気分は、昨日購入した車について、認知的不協和(ホントに買って良かったのだろうかという疑念)
にさいなまれる(昨日はブログでああ書いたものの)。
選択肢が多いと択一的決定後の満足度が下るというのは、行動経済学が教えるところ。

車の買い替えって、車庫証明や任意保険やらの再手続きも面倒。
好きで買い替えるわけでないので、なおさらそう感じる。

壊れたMINIの後釜

2011年01月15日 | 生活
やっと時間がとれたので、
先月の事故で壊れたわが愛車Rover(ローバー)MINIの後継を求めに(と、もう心は決まっていた)
愛車が保管してある、外車専門中古ディーラーに行った。
まずは、ひと月ぶりに愛車と対面。
右前輪部が大きく凹んだ痛々しい姿(写真)。
これが最後の写真となろう。

修理代が査定額より高くつく”全損”なので、
後継となる車(ただし中古)を、居並ぶ中古外国車の中から物色する。

まずBMWのMINIは、RoverMINIの後継としては失格。
だってちっともミニでなく、普通車だから。

Fiat(フィアット)は、全体的にはMINIに近い印象だが、
ちょっとずんぐりしすぎて、間が抜けた感じがどうも。

Peugeot(プジョー)の1600ccは、私的にはでかすぎ。
革張りのシートは気に入ったが、ATなので、
運転し甲斐がなく、燃費もよくない。

内心では、Citroen (シトロエン)のC2か3を第一候補にしていた。
でも、これらはもともと販売台数が少なく、
一ヶ月前に買い手がついてしまったC2が一台、納車待ちであった。
その実物の小粒ながらきりりとしまったボディを見て、
やはりこれならほしいと思った。
だが、次にいつ中古が入るかは未定という
(新車は倍以上の値がするので今回は選択外)。
縁がなかったと諦めよう。

第二候補は、今と同じMINIのクーパー。
わがMINIはメイフェアII(1000cc)であって、クーバー(1300cc)ではない。
MINIといえば本当はクーパーで、
わがMINIもよく「クーパー」と誤称されていた(過大評価されたような気持ちになった)。
それだけクーパーはMINIの代名詞的人気があるので、部品の調達はしやすい。
なので、MINIのオーナーの一人としては、本物のクーバーで締めたいという気持ちがあった。

そのクーバーの中古が2台おいてあった。
そのうちの新しい方の一台をほぼ購入しかけていたら、
修理サイドから、年式が古すぎて部品が調達できないとの、指摘があった。
がっかりしていたら、今日新たにより新しいMINIクーパーの中古が入ってくるという。
どうやらまだMINIとの方に縁がありそうだ。

それは走行距離が9万キロと多めで(わがMINIは5万キロ)、AT車なのが欠点だが、
限定販売のスポーツタイプのヤツで、同じクーパーでも、そこらにはない個性が光るタイプ。
パネル部分がウッディなのと、シートが革張りなのもいい。
クーパーの走りを楽しむには断然MTがいいのだが、そこまでの選択肢はない。
ここで手を打って購入を決定。
今は亡き、英国Rover社の名車”MINI"(20世紀のカー・オブ・ザ・センチュリー選定)を、
スポーツタイプのクーパーで看取ることにする。

それにしても、車なんて”ヴィッツ”でかまわないとも思うのに(レンタカー使う時はヴィッツ)、なんでこだわってしまうんだろう。

どんど焼き

2011年01月09日 | 歳時
実家の氏神(正しくは鎮守)社たる諏方神社で「どんど焼き」をやるというので行ってみた。
(左ぎっちょの私としては、この行事を「左義長」と呼びたいが)

寒空の境内にいるのは、準備をしているハッピ姿の氏子連が数人、
あとはカメラを下げた見物客がまばら。
ちょっと寂しい風景。
焼かれる縁起物が集められた場所の前に神棚が置かれている。

まずは神事からということで、神官が2人やってきた。
私も見物客にまじってカメラを構える。
すると神官から、「写真は上座からは撮らないように」、
それと「祝詞の最中も撮らないように」との注意。
それを聞いて、第三者的視点で遠巻きに撮影するよりも、
この行事の当事者(氏子)として神事に参加する体験の方が、
ずっと意味があると判断し、カメラをしまう。

神事は、降神の儀からはじまり、けっこう丁寧に執り行なわれる。
その間、参列者はずっと立って、時たま(祝詞の最中)頭を下げるだけで、
寒空の中、じっとしているだけ。

といっても神事っておごそかな雰囲気が漂うので、
参列しているだけで心が洗われる(なぜか仏事ではそうならない)。
それに神官の最敬礼(直角礼)は、さすがに慣れているだけあって、
見事に直角になって形がきまっていると感心。

そして長い神事の最後として、氏子代表が持った紙に火打石で点火する儀式
(じっさいの点火はローソクの火を使う)の後、
火のついた紙を縁起物(可燃のみ)が集められた所に入れてどんど焼きが始まる。
そうなると神官に替わって、氏子連が動き出し、いろいろ準備を始める。

初めて参加するのでどうなるのかと見ていたら、「一列に並べ」といわれる。
気がつくと、境内には家族連れを中心に大勢集っている。
ぞろぞろと一列に並ぶと、行列の先頭では、餅が刺った長い竹竿が一人ずつ手渡されている。
つまり、どんど焼きの火に竹竿を伸ばして餅を焼くのだ(写真)。

更に、日本酒の一升瓶の蓋が開けられ、紙コップにお神酒が振る舞われる。
長い神事をじっと待っていた甲斐があった
(日本酒の瓶を見つけていたので、期待はしていた)。

配られた餅はつきたてということで、それが天然火で焼きたてとなり、やわらかくおいしい。
用意のいい人は海苔を家から持参しており、餅に巻いて食べている。
餅は1枚で充分だが、お神酒の方はもう少々ほしいので、飲み終えた紙コップをポケットに隠し、
そしらぬ顔で二杯目に手を出した。

初仕事

2011年01月07日 | お仕事
5日の夜、風邪ひいたまま、名古屋に戻る。
6日の松の内から授業が始まるため(小学校より短い冬休み)。

しかも、車がないので、朝から3km(40分)の徒歩出勤(帰りはさすがにバス)。
幸い、天気がいいので、歩いているウチに体はほてってくる。

6・7日としわがれ声で授業をし、
7日は、そのあと会議を2本こなす(後の一本は自分が議長)。

今週末は連休となるが、車がなく、自宅ですべき仕事もないので、夜に新幹線で帰京する。

実家で七種粥(晩飯)を食べ、やっと人心地つく。
何しろ、朝は餅2枚、昼は飯抜きだったから。

この週末は実家でのんびりして、風邪を治すことにする。
連休明けから、本格的に仕事が始まるから。

風邪上りを押して

2011年01月05日 | 東京周辺
風邪で苦しんだ昨晩は、
寝る前に熱めの風呂に耳の上までゆっくり浸かり、
湯上がり後はドライヤーで丁寧に頭髪を乾かし、
体が冷えないうちに床に入った。
もちろんツムラの葛根湯ドリンク(2本目)も飲んだ
(トラックバックの「25歳社長の秘書」さんもお勧め)。

すると、夜中に体が熱くて寝汗をかいた。
これ風邪をひくときと逆の、よくなる時の現象。
汗で濡れた下着のシャツを取り換えて、睡眠続行。
朝になれば、節々の痛みは消えて、外出する元気を回復
(洟と扁桃腺の痛みは残っているが)。

昨日行きそびれた亀戸天神に行く。
ただし、”初卯”を逃したので、卯関係の縁起物には出会えず。
本殿の背後にスカイツリーがそびえているのが新しい風景(写真)。
近所の香取神社に立ち寄り、復活された「亀井戸」を見る。

亀戸駅前の地元名物「亀戸餃子」を二人前(1人前5個250円)買って、
家の土産とした。

初風邪

2011年01月04日 | 生活
正月三ケ日は、昼間から日本酒をあおり、
お節料理と湖池屋の「のり塩」(と「プレミアム」)を頬ばり、
意地でも着物ですごした。
それらを三日間もやると、さすがに倦んでくる。
4日が「仕事始め」というのは切りがいい。

そういう私は、風邪をひいてしまった。
明け方頃、睡眠中に、節々が痛みだし、寝苦しかった。
起きてからも、体の痛さと心身の不快感が続き、
洟が止まらない。
発熱こそないが、完全に風邪だ。
睡眠中に体が冷えてしまったのだ。
だらけた生活の報いだろうか。

今日4日は、亀戸天神に初卯のお参りにいくつもりだったが、
とうてい出かける気になれないので、ずっと家に篭っていた。

といってもすることはない(冬休み予定していた年中行事関係の読書は済んだ)。
する元気がない。
体を動かさずにできるネットサーフィンと、
”eBook Japan”のサイトから東洋文庫の『江戸参府旅行日記』(ケンペル)をダウンロード
(電子版は紙の半額!)して、iPadで読んだりした(これは便利!)。

熱い風呂に入り、葛根湯のドリンクを飲んで、今晩こそ体を冷やさないようにすれば、
明日には元気を取り戻せるだろう。

注文おせちに注意

2011年01月03日 | 時事
今、ネットでは「バードカフェ」から共同購入(グルーポン)したお節料理が、
見本とあまりに違う問題で”祭り”となっている。
業者は謝罪し、返金に応じるようだが、
楽しみにしていた正月のおせちが食べられずじまいという機会損失は、
金銭では補えない。

実は、ウチ(実家)も、近所のスーパーで予約購入した冷凍ローストビーフが、
チラシ見本とくらべてあまりに小さかったので、母が文句を言って、返金してもらった。
そして、ローストビーフを製造販売している近所の肉店に行って代わりを購入した。
食のうらみはおそろしいから、一度失敗したと感じたら、二度と利用しない。

私自身は、ネットでカニや餃子を購入したことがあるが、それらは問題なかった。
ただ、カニは通販だといろいろトラブルもあるようだし、
第一、アメ横で値切って買った方がお得なので(もちろん冷凍モノだけど)、
ネットで買うことは控える。

普通に考えても、食料品や衣類など実物をチェックする必要があるものは、
チラシだけみて注文というのはこわい。
おせちも、できあいのセットを購入するならば、
実物をチェックできる店頭物にした方がいいようだ
(そう痛感した人が今年の正月は多かったろう)。

こう書くと、ネットショッピングを否定する雰囲気になってしまいそうだから、バランスをとる。

逆にネット購入向きなのは、ソフトや書籍(電子本だけでなく、古書も)。
これらを店頭で買うことは激減した。
とりわけ音楽ソフトは100%ダウンロード。