今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

車の出し入れ時に幼児を轢かない方法

2019年09月30日 | 防災・安全

一定頻度で必ず発生してしまう、自宅で車を出し入れする際に、歩き出したばかりの幼児を轢き殺してしまう事故。
せっかく歩けるようになったばかりの幼な子の運命も不憫だが、愛する我が子を自ら殺(アヤ)めてしまった親の悲しみと自責の念も計り知れない。 

毎日、足代わりに車を使うからこそ、安全確認に”馴れ”が生じてしまう。
そこが危険な落し穴であることを肝に銘じたい。 

まずは、なぜ、この事故が起きやすいのか、考えてみよう。
●歩きはじめた幼児は、親(特に母親)を 追いかける(出かけようとすると泣いて追いかけてくる)。
●幼児は背が小さいので、運転主からは車の陰になって見えない。
以上から、幼な子は、自分から車の死角に入ってくることがわかる。
だからこの種の事故がよく起きるのだ。 

ということは、運転主以外の在宅の大人(成人でなくてもよい)がそれを阻止するしかない。
在宅の大人がいない場合は、幼な子を家に置き去りにするわけにはいかないので、
運転主自身が幼な子を先に車に乗せてチャイルドシートに固定するはず。
家族総出で出かける場合も、幼な子をまず乗せて固定してから、家族が乗って発車するはず。
だから上の事故は発生しない(はず)。

そこで問題となるのは、運転主以外の大人と幼な子が家に残る場合であり、
その大人が幼な子にどうかかわるかにかかっている。
事故が起きた家では、この時の任務遂行ができていなかったようだ。

幼な子は一人ででも親が乗っている車の所に行ってしまう。
なので在宅の大人は、その子が車に近づかないようしっかりおさえておかなくてはならない(抱きかかえるのが一番)。
そして、人が乗って、エンジンがかかっている車に対しては、その子も大人自身も、
車の前面と後面には絶対に立たない
斜め後ろも運転主の死角になるので立たない。
必ず、車の横に立つ(バイバイと互いに手を振りやすい)。
真横が無理でも、とにかく車の動線から離れた位置に立つこと。 

この立ち位置は、アクセルとブレーキの踏み違えによる暴走の犠牲にならない位置でもある。
大人なら、自発的にこういう位置に立てるが(大人のくせにそうしない人もいる)、
親を追う幼な子は、自ら死角(かつ動線)に入って行くから、大人がそれを力づくで阻止しなければならないのだ。
在宅の大人の任務をしっかり自覚してほしい。


イタリアから姉が来日

2019年09月27日 | 身内

ローマ郊外に住んでいる姉が単身来日した。
あちらの近所の農家の自家製赤ワインをお土産に。

迎えるこちら側では、寿司パーティ。
寿司との組み合わせながら、新鮮な赤ワインがおいしかった。 

まずは時差ボケを直して、のんびり羽を伸ばしてもらう。

来週には、姉の息子(私の甥)がやってくる。


授業中に Siri が反応

2019年09月25日 | お仕事

今日から、後期の授業開始。

久しぶりなので、機材の操作に戸惑う。

びっくりしたのは、授業のプレゼンに使っているiPadの Siriが反応して、私に向って喋りだしたこと。
確かに「シンリガク(心理学)」と発音した時だった(でもその前に「ヘイ」と言った記憶はない)。

それに続いて私は、「方法論的個人主義」の説明をしたつもりであって、
Siriに向って「デートして」とは断じて言ってない。

ところがSiriはそう受け取ってしまい、女性の声で「ありがとうございます。でも、私はデートはしないんですよ。人間とは」と返した。
その間、私は唖然となっていたので、その声が教室に響き渡った。

我に返った私は、あわてて今の相手は女性ではなく、 iPad内のSiriであることを学生たちに説明した。
私のSiriは少々自意識過剰なようだ。 


彼岸連休は完全休養

2019年09月23日 | 身内

先週までのストレス、そして今週から始まる後期授業を前にして、秋の彼岸連休は、慰労と英気を養うため、完全休養とした。
すなわち、国会図書館での書類作成作業もせず、かといって山やその他の歩きにもいかず、外出といえば近所の根津神社と菩提寺の墓参りだけ。

 

書類作成に追われていてできなかった読書にも明け暮れた。 

あとは、姪と弟の誕生会。
ちなみに毎回この時は私が名古屋で買った松阪牛パーティ。

5歳になる姪は、プリキュアのコスプレ衣裳を買ってもらって、その気になって躍る(写真)。

私の頃は、風呂敷を背中に羽織り、首元で結んで、それだけでスーパーマンになりきったなぁ。


根津神社の秋祭り

2019年09月22日 | 歳時

わが町の隣にある根津神社は、千年以上の歴史があり、私は勝手に「文京の三社」の1つとしている(他は湯島天神と白山神社)。

ここは春の「つつじ祭り」が有名だが、今週末の秋祭りに行ってきた。

江戸時代から伝わる神楽を観に行くため。

私は少し早めに着いて、イカ焼きの「半身」を買って、境内に腰を下ろして食べた。
祭礼の出店群を見ていつも思うのは、それぞれの店が半分の量で半額だったら、こちらも買い食いのはしごを楽しめるのに、ということ。
特にお好み焼きは丸々一食分の量なので、どうみても多すぎる(特に「広島焼」。見た目はおいしそうだが)。
なので、イカ焼きも丸々一身は多すぎるので、半身が丁度いい。 

もう一つ、気になるのは、食べたあとのゴミの始末。
地域によっては、共通のゴミ入れ を用意していある場合もあり、便利ではあるが、美観を損ねるし、後片づけがたいへんそう。
根津神社の場合は、共通のゴミ入れをあえて用意せず、 その代わり、店が持帰り用の袋に入れる。
つまり買い手各自が持ち帰るということ。
これが一番いいかもしれない。

さて、神楽(演奏は、松本源之助社中)だが、演目は「三座の舞」という、三柱の神が交代に出て来て舞うもの(写真:頭部が光っているのは照明効果)。

神楽を聴いていてつくづく思うのは、リズムもメロディも変則的で面白い。
太鼓が乱れ打ちになったりする。
この音楽が”神”を表現しているわけだから、なおのこと面白い。
三柱の神で序・破・急の構成になっている感じ。

神楽奉納はこの後も断続的に続き、夜にもあるのだが、
今夜は我が家で姪と弟の合同誕生会(誕生日が一日違い)をやることになっている。

他の演目は次の機会とする。 


防災で軽視されてきた後半部

2019年09月21日 | 防災・安全

まず、首都圏の千葉が、なんであんな広域に停電被害に遭い、しかも復旧に長引いているのか。

千葉県の地形がまずは問題だった。
同じ千葉でも、東京に隣接する北西部(関東平野部。旧国下総)は被害がなかった。
大きな被害にあったのは、房総半島部、すなち旧国でいう安と上
こうなった一番の原因は、台風の進路にある。
台風が陸地ではなく東京湾を進んで、勢力が弱まらず、房総半島全域が危険半円となった
(「台風が東京湾を進んできたら危ない」といういい伝えが房総半島にあったという)。

そして日本の半島は、たいてい、山が海に沈んでる地形で、人が住んでいるのは海岸線に沿った狭い領域。
だから交通網も送電線もそれに沿って伸びている。
つまり、半島の大部分は山なのだ。 
だから、半島先端などはすぐに陸の孤島となってしまう(同じことは紀伊半島、伊豆半島、三浦半島にさえいえる)。 

日本の75%は山地で、残りの25%の場所に人口が集まらざるえないことを思い出してほしい
(日本最大の関東平野に人が集まるのは必然)。
平野部であれば、四方八方から近づけるのでインフラの復旧はもっとスムースだったはず。

そして、そもそもわれわれの防災意識は、「命を守る」ことに集中しており、それ以降については関心が薄い。
具体的には、被害想定にもとづく災害復興計画というものを策定していない(自治体はともかく、法人・家庭において)。 
今回は、風害に対する被害想定の甘さがあった。

職場でいえば、被害にあってから業務を再開できるまでの事業継続計画が必要なのだが、
災害大国日本でこれができている所が欧米に比べて少ないという。 
家庭でいえば、停電・断水(トイレを含む)の対策。 

今回の千葉の被害を「他山の石」として、われわれ(国、自治体、職場、家庭)も以下の見直しをしよう。

●被害想定に、風害を入れること。
●その被害想定に基づいて、生命の保全で終らず、その後の生活の維持、日常活動の再開までの道のりを具体的に考えておくこと。


防災で軽視されてきた風害

2019年09月21日 | 防災・安全

台風15号による千葉県の広域被害は、われわれの防災意識の弱点を突かれたといってもいい。
それほどに、今回の被害状況に対して、考えさせられるものがある。
無責任な言い方をすれば、「想定外」だった。 
だが、前にも記したように災害は、弱点を突いてくるのだ。 

ここでいう弱点は2つ。

一つは、風害に対する軽視。
もう一つは防災の目的が人命に集中するあまり、人命以外の被害に対する対策が二の次になっていたこと。

ここでは風害に対る軽視について記す。

私も含めて、防災の関心は、まずは何をおいても地震が第一で、次いで大雨で、この2つに集中していた。 
昔は、台風で1000名を越す死者を出していたが、その場合でも大雨による水害が主であり、
その対策が進むことによって、死者は激減した。
そして台風による風害は、果樹園や人里離れた森林に限定されていた。 

その”風向き”が変わったのは、昨年の西日本に上陸した台風で、路上の車が転がり廻り、船が連絡橋に激突した。
今までにない強風をもたらした。
私が大学に設置していた気象観測装置も、この時の強風で倒壊した。 

防災上の強風の想定基準を上げる必要がでてきたといってよい。

日本映画には存在しないジャンルに”災害もの”がある。
アメリカ映画でのその主役は、トルネード(巨大竜巻)、次いでハリケーン、すなわちいずれも風害。 
トルネードの通り道となる地域は、地下シェルターを設置している。 

強風の被害は、人工構造物に集中する。
屋根瓦が吹き飛び、窓ガラスが割れて飛散し、さらに電柱が倒れる。
今回は鉄塔まで倒れた。
ただ、それでも強風による死者は出なかった。
言い換えれば、風害は人命にまで及ぶことは少ない(竜巻は別)。
それが、防災の順位を下げる要因にもなっている。

われわれの”防災”は、死なないことが第一目標で、それ自体は当然なのだが、だから死なない災害に対しては、関心が激減するのだ。
これが、 風害に留まらない次の弱点につながる。


ストレスから解放されて

2019年09月19日 | 生活

先週の健康診断に続き、今週に残ったストレッサーだった論文原稿と報告書を書き上げた。
大学でも役職づくと、求められるのは「書類作ってナンボ」の力。

今の時期は授業前ながら、かように最もストレスが高くなる。
実際、血圧もいつもより高めだった。

というわけで、スッキリして連休を迎えるために帰京。

連休中は、千葉にボランディアに行こうかと思ったが、一番求められているブルーシート張りはできないし、
第一肉体労働のボランディアは、それなりの装備が必要で、フラリと行くわけにはいかない(食事も自前)。

まぁ、個人的には、自分のストレス解消をしたいので、千葉については、送金で済ませた。

精神的に余裕ができた分を、われわれが油断していた今回の”風害”について、きちんと受けとめたい。 


片足立ちで鍛えられるのは:追記あり

2019年09月18日 | 健康

中国医学の本を読んでいると、陰陽のバランスの重要性が基本であると説かれている。
また食物摂取1つみても、栄養バランスが大事だと痛感する。
そう、必要なのはバランスだ。 

膝関節症、腸脛靱帯炎、それに腰痛もちである自分は、体のバランスが悪いのではないか。
無自覚なバランスの悪さが原因で、姿勢や歩行を悪くし、
関節や靭帯、筋肉を痛めるのではないか。

そこで、バランス能力を高めるため、片足立ちのトレーニングを始めた。

まず、普通に立って、片足を上げる。
そのままの姿勢を5分維持する。
たった5分だが、臀筋から足底筋までが疲労する。
もちろん、足を替えてもう5分続ける。

最初はふらついたが、今ではふらつくことなく片足で難なく5分立ち続けることができる
(本当はもっとできるが筋肉が痛くなる)。

普段は両足で10分立ってもなんともないのに、
片足で5分立つだけでこれほど筋肉が使われるのは、バランスを取るために、
足〜臀筋までのあちこちの筋肉が、ある種ランダムにオンオフを繰り返すためだ。
すなわち、運動効率が非常にいい
(踵を上げるともっといいと思ったが、負荷がふくらはぎの筋肉に集中しすぎて、下腿全体の刺激には向かなくなる)。

というわけで、開眼しての片足立ちは、下半身の筋力を鍛えることになって、
バランス保持能力を獲得する訓練になる。

ところが、同じ片足立ちを、閉眼してやると、10秒ももたないことがわかった。
目を閉じるだけで、急に重心がグラグラしてしまう。
私の能力は標準以下なようで、ショック。 

調べてみると、閉眼による片足立ちは、脳とりわけ小脳の性能に依存するという。
となると自分の小脳に問題があるのか(日常生活上は支障ないから、小脳が視覚に依存しすぎているのだろう)。
小脳は、脳の中で神経細胞が最も密であるにもかかわらず、意識と無関係の場所だから、”脳トレ” がやりにくい。

開眼での片足立ちはもう問題ないので、次は閉眼での片足立ちにトライすることにした。

幸いなことに、訓練効果によって、軸足である左足なら閉眼で1分は立てるようになった
(ただし1分では筋トレにはならない)。

閉眼片足立ちを5分もできれば(もちろん交互に)、小脳と筋肉両方のトレーニングになれる。 
そうなれば、小脳の性能がアップして無自覚レベルのバランス能力が増し、
姿勢や歩行の改善につながるだろう。 

人間の大脳(意識)は残念がらもともとバランス能力に欠けている(一方向に走りやすい)。 
バランス力をまずは小脳から鍛えることにしよう。

追記:この記事、なぜか毎日閲覧数が多い。
道具も場所も不要でとても簡単にできるいい方法なのは確かだ。
しかもスクワットのように関節を酷使しないので、毎日やっても悪影響がない(人体の力学的弱点は関節にあり)。
ついでにヒマな上半身も別の運動に使ってよい(ただし開眼で)。
ダンベルを使ってもいいが、私は一酸化窒素を出すため握力を鍛える。 

更なる追記へ→「閉眼片足立ちが困難な理由


新カテゴリー「川歩き」を追加

2019年09月16日 | ブログ編集

私の隠れた趣味である「川歩き」の記事が20個を超えたので、それまで「東京」や「旅」に入れていた記事を、新カテゴリーとしてまとめた。
これで、私のあちこちの「川歩き」の記事を続けて読むことができる。

ただし、記事は新しい順に並んでいるので、数回に分けて歩いた場合は、古い順(記事タイトルに通し番号が打ってある)から読んでほしい。
記事内に続編に飛ぶリンクが貼ってある。

ちなみに、「川歩き」に入れた基準は、純粋に川に沿って歩き通した記事に限定。
たとえば矢作川のように、川に沿って車で走り通した記事は入れなかった。
また、等々力渓谷のように川の一部だけを歩いたり、ついでに川に寄っただけの記事も除外。

ということなので、記事が追加される頻度は高くはない。

そもそも「川歩き」の楽しさは何か。
まず、山よりも近く、人里の中なので、準備も楽で、早起きしなくてふらりと行ける。
道はほとんど平坦なので、散歩気分で歩け、歩数をかせぐ割に疲労度が少ない。
地元の隠れた名所・史跡、街を訪れることができる。
川の中の魚、川べりの鳥など小さな自然を味わうことができる。
河口や水源に達することで、達成感を得られる。

ただ山歩きに比べると、以下の欠点もある。
風景の変化が少ないので、退屈しやすい。
運動としても単調なので、下半身の一部だけが疲労する。
都市部の邪険にされた川を見ると、心が痛む。 

記事は東京都内の川が中心になっているが、今後は東京の隣県、さらには名古屋周辺の川も加えていきたい。


健康食化のカップ麺に残る不満

2019年09月14日 | 生活

不健康食の代表的存在であったカップ麺が、どんどん健康指向になっている。

といっても、コンビニやスーパーに並んでいるのは相も変わらず高カロリーのガッツリ系ばかりなので、ネット以外ではなかなかお目にかかれていない(ネットではまとめ買いしかできない)。

そんな中で、私の東京での作業場となっている国立国会図書館(東京都千代田区永田町)にある売店は、健康指向のカップ麺の品揃えが充実している(なので自宅用に買って帰る)。

たとえばその名もズバリ「ローカボnoodle」シリーズ(明星食品)の「野菜タンメン」は、総カロリーが182kcal(普通のカップ麺の約半分)で、炭水化物32.8gのうち、糖質は14.9g しかなく、食物繊維の方が多い。
私が期待したように、フリーズドライの野菜がたくさん入っている。

かように、低カロリーを謳うカップ麺が続々出ている。
今日、初見だったのは、ビーガン食用のカップ麺。
動物性原料を一切使っていないものだ。
日本にもビーガンを実行する人が増えているのか。
カロリー的にも私がボーダーとしている300kcalを下回っているので合格。

ところが、私が期待しているもう一点が「おろそかになってやいませんか」、とメーカーさんに問いただしたい。
塩分である。

上の「ローカーボ・野菜タンメン」も塩分相当量は4.5g もある(健康とされる一日の摂取量上限は6g)。
そのうち3.0gを占めているスープの塩分こそ、簡単に減らせるはず。
実際、私は袋麺の粉末スープはいつも半分しか入れない。
それでも塩気の不足感はない。
残念ながらカップ麺だと、スープの塩分を利用者が調整できない。 

たとえば、カップ”麺”ではないが、「じっくりコトコトこんがりパン」(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)シリーズの「1食分野菜」は、その名の通りこれで1食分のフリーズドライ野菜が入っているだけでなく、カロリーは138kcalで、塩分相当量は1.5gと低い
(もっともパン入りの”スープ”なので、腹持ち的には不充分だろうが。
また現実にはフリーズドライの野菜の栄養価は生野菜とは異なる)。

というわけで、低糖質化だけでなく、減塩の方も忘れないでほしい。 


職場の健康診断

2019年09月13日 | 健康

本日は、年に一度の職場の健康診断。

それを迎えるにあたって、一週間以上前から体重減少に向けて、カロリー制限と歩行運動を推進してきた。
特に糖質を制限するため、主食を極力減らした。

もちろん、メタボにひっかからないため。
ということは腹囲を減らさないとダメなので、腹筋の運動も加えた。
これはカロリー消費が目的ではなく、筋肉を鍛えると収縮力が強まるため、腹の脂肪は減らなくても、腹が引き締まるのだ。

そう、一番何とかしたいのは、腹の脂肪。
残念ながら、腹の内側の内蔵脂肪はもちろんのこと、腹の廻りには皮下脂肪もついている(夏は腹を出して寝ても寝冷えしない)。
おかげで、昔買ったスーツのズボンが履けなくなっている。 
なのでこれは健康診断後もなんとかしたい。 

そしてもう一つ、血液検査でγGTP(アルコール性肝障害の指標)の数値を上げないために、診断の前日は全面禁酒。
年に一日だけ、酒を一滴も口にしない日をすごす。
アルコール依存ではないので、つらくはないが、人生の友を味わえない一年で一番さびしい一日。 

かようなストイシズムのせいでなかろうが、血圧がどんどん上がってしまった(もちろん降圧剤は毎日服用)。

実は、今週は、大事な会議の運営と、テレビ取材と、それに書類作成と論文作成のプレッシャーの中で、上の努力を要する健康診断を迎えたのだ。
ストレスMAX下での血圧測定となったのが悔しい。 

結局、体重はなんとか夏前の水準に戻せたが、血圧は意識・行動ではコントロールできないシステム0(私の心理学用語)の作用なので、瞑想や呼吸法など間接的方法でしか下げられない。
出校による歩行運動による身体的興奮を抑えるため、研究室内で5分間瞑想して、健康診断に赴いた。 

そして、健康診断を終えた今は、これまでのストイックな(本当は健康的な) 生活から解放された喜びを味わいたい。

※翌朝、家の血圧計で血圧を測ったら、いつもの正常値に戻っていた(降圧剤服用は毎日)。
どうやら、健康診断が一番のストレッサーだったようだ。 


台風で本駒気象台倒れる:追記あり

2019年09月09日 | お天気

夜半に千葉に上陸した台風15号は、首都圏に記録的な強風をもたらした。

わが私設「本駒気象台」(東京都文京区)は、昨日名古屋に帰る前に、破損を防ぐために観測器をポールから外して地面に置いて保護する手もあったが、ビルに囲まれた3階建ての屋上(4階部分)の 1.5m上にあるので、強風に耐えられるかもと期待して、心を鬼にして任務たる観測作業を続行させた。

果たして、まず3時52分に、瞬間降水強度1645.8mm/hという記録的な値を観測した。
10分雨量では37mmに達し、これは1時間雨量に換算(6倍)すると222 mm/hという非現実的な雨量。
瞬間的にたいへんな強雨だったわけだ。
信じられない豪雨の中、観測器として、見事に任務を果てしてくれていた。

そして3時57分に、瞬間風速22.8m/sを記録して、その後値が0になった(まるで心停止した心電図のように)。
あれだけ強かった雨量もパタッと0になった。 →本駒気象台

ポール上に設置してある観測器が突風で地面に倒れたに違いない(横からの風速と上からの雨量が測定出来なくなる)。

以上の経緯を、私は、名古屋宅からネット配信される観測記録で翌朝起床後に確認した。
幸い、風速や気温の配信は続いている。
倒れてもなお、計測作業は続行されているので、観測器そのものは壊れていないようだ。

今週末に帰ったら、倒れてもなお任務を遂行しようとしているわが観測器に駆け寄って、「しっかりせよ」と抱き起こしたい。 

追記:週末帰宅して、さっそく屋上に上がってみた。
そしたら観測器そのものは倒れていなかった(抱き起こす必要なし)。
ただ風向計の矢羽根がなくなっていた。
矢羽根は屋上の床に落ちていたのを家人が拾ってくれていた。
それを取り付けて、無事に復帰。


先頭車両は危険だが

2019年09月07日 | 防災・安全

5日の京急での踏み切り衝突事故。
トラックの運転手は死亡したが、電車の乗客の被害が少なかったのは、不幸中の幸い。

鉄道事故で思うのは、先頭車両の危険度がスバ抜けて高いこと。
進行方向の先頭が一番ぶつかりやすいのは当然の理※。

私自身も新幹線の先頭車両でたいへんな目にあったし…→新幹線放火事件に遭遇 
私の友人は、先頭車両の窓を見ていたら、飛び込み自殺を目の当たりにしたという。

なぜあえて危険な先頭車両に乗るのか。
それは駅の出入口に近いなどの、他に替えられない理由もあろうし、
逆に、先頭車両が空いているからという理由もある(新幹線の自由席)。 

もちろん、先頭車両にいて事故に遭遇するのは、確率的には飛行機事故より低いはずだが、
飛行機と違うのは、同じ電車でも後の車両にすればさらに被害確率が減るのが明らかなこと。

なので、どう考えても安全を最優先するつもりの人間(「安全学」という授業担当者)が、電車の先頭車両に乗るのは矛盾である。

頭ではわかっていても、どうしても先頭車両を選んでしまうことがある。
そういう場合、せめても、先頭車両の最後部にいるようにしたい。 

※バスも一番危ないのは運転手でない側の先頭の座席。
でもあの席って前方の眺めがいい特等席なので、やはり私は率先して選んでしまう。降りる時も楽だし。


国会図書館でロカボ・ランチ

2019年09月06日 | 健康

職場の健康診断を控えた9月前半は一年で一番健康(特にメタボ)に気を遣う時期。
血糖値は問題ないのだが、体重計によると内臓脂肪がちょっと多め(確かに腹囲が…)。

この対策は運動以前に食にある。

東京にいる時は、どうしても昼食を摂ってしまう。
ただその時の居場所のほとんどが国会図書館なので、ここでなんとか対策ができる。
まさに国会図書館のアドバンテージ(都立中央図書館と比べた)がここにおいても充分に発揮された。

国会図書館内の食事の選択肢の多さは、もとより抜群で(他の図書館と比べて)、
6階の食堂では日替わりを含めた定食群(カレーと牛丼をミックスした「国会丼」が有名)の他に中華そば、日本蕎麦、パスタもそれぞれ数種あり、さらには2ヶ所の喫茶部でもそれぞれランチ複数と軽食類を選べる。
さらに、売店で、弁当、おにぎり、サンドイッチを買って隣接する食堂で食べれるし、カップ麺を買って、お湯を拝借できる。
しかもここのカップ麺のラインナップは、ロカボ(糖質制限)を意識したものになっており、300kcalを下回る低カロリーの品がたくさんある。
たぶんここ国会図書館では、町のコンビニと違って、ガッツリ系よりはロカボのニーズが高いのだろう。
私も潜在的にはロカボ志向なのだが、麺が特に好きなので実践には至っていない→ロカボなら可能か

いままで私は、主に喫茶部でピザ・トースト(360円)、たまに食堂で日本蕎麦を食べ(もり、かけ=340円)、
その場合は60円の小皿(小鉢)を1品つけて丁度400円にしていた。

そう食堂には、小皿も多数ある。
ある時、食堂で料理を取る列の私の前の人(♀、職員風)が、小皿だけを3,4個取って会計をしていた。
なるほど、食堂では糖質たっぷりの主食(ご飯、麺、パン)を摂らずに、数種のおかずだけ食べるロカボの選択が可能なのだ。

ということで、本日の国会図書館で、私もロカボ・ランチを実践してみた。
選んだのは、焼売(焼売2個とキャベツの千切り.80円)、冷ややっこ(長ねぎのきざみ付き.100円)、それにちくわの天ぷら(80円)。
野菜は夕食でたくさん摂れるので、蛋白質中心にした。
揚物を入れたのは、動物性蛋白質の選択肢が揚物にしかないから。
その場合、天ぷらよりは鶏の唐揚げの方がよいのだろうが、苦手なので、ちくわにした。
もちろん天ぷらの衣は糖質なので、目につく衣は取り除く。
以上、〆て260円也。

これにご飯(120円)とみそ汁(60円)をつけても440円だから、安いもの。
ロカボの私はご飯なしなので、糖質はぐっと少なくなる。

この3品では満腹感は得られないが、職場では昼食無しですませているので、空腹でない状態になれば不満はない。

私が満腹を実現するのは、今では、ホテル・グリーンプラザのバイキングと実家での家族の誕生会くらい、すなわち年に数回となっている。