冬期休業による帰省を前にした日曜、
名古屋の棲み家を大掃除。
年に一度のこの時のためにとっておいた掃除なので、
大・大掃除(だい・おおそうじ)と呼びたい。
今日は大掃除の日と決めておいたが、取り掛かるまでにだらだらと二時間は要した。
掃除って取り掛かるまでの敷居が高い。
まずは布団干しとシーツの洗濯で心のウォーミングアップ。
でも一旦始めると、もうエンジンがかかりっぱなし。
動作を促進するために、iTunesから元気な音楽を大音量で鳴らす(隣室は無人)。
モー娘の「Loveマシーン」なんて聴いていると、昔の日本は”明るい未来”があったんだな~と掃除をしながらもつい感慨にふける。
一番ノリがいいのは、クラシックながら「Bugler's Holiday」
これは運動会気分になれる。
最初にとりかかるのは居間。
部屋の隅からは、節分の豆やらBB弾やらが出てくる。
これらは心当たりがあるのだが、
靴下の片方が出てくるのは解せない。
だって、靴下は履く時も脱ぐ時も両足なのに、
なんでいつも片方だけ行方不明になり、こうして片方だけ出てくるのか。
掃除をして出てくるのは、こういう不要なものだけではない。
先日、お気に入りの木製腕時計が室内で行方不明になったのだが、
大掃除の時に見つかるだろうと楽観していたら、案の定見つかった。
探した所とはまったく別の所から出てきたから、大掃除のおかげだ。
さらに、なんと、封筒入りの八千円が出てきた!
いままで大掃除でゲットした最高金額。
まるで宝探しだ。
居間の掃き掃除・ぞうきん掛け、ワックス掛けを終えると
次はドアの向うの台所。
昨年まではコンロ回りのこびりついた掃除がたいへんだったが、
今年はIHになったので流しだけの掃除で済み、楽。
音楽はクリスマスソングに変更。
マライア・キャリーの「All I Want for Christmas is You」なんかは掃除にいいのだが、
山下達郎の「クリスマス・イブ」はついシンミリしてしまってよくない。
台所が終わると、次は難物・浴室。
敵は黒いカビと排水溝。
ただ、最近は毎日のシャワー時にお湯で浴室の天井・壁を洗っているので、
へんな汚れはない。
そして最後はトイレ。
掃き掃除、ふき掃除の後、
ここまで使っていた雑巾を捨てるつもりで、便器の外と内を拭く。
これで終わった。
朝10時から開始して、昼休みもとらず、掃除し続けて、午後3時に終わった。
掃除してきれいになった台所などを見ると、もっと頻繁に掃除しようと思う
のは、今日だけだとわかっている。
干していた布団をしまい込み、シーツは生乾きなので、まだ干し続け、
スーパーにシュークリームを買いに行って、
掃除後のきれいな部屋で、コーヒーブレイク(シュークリームが昼食代わり)。
これで名古屋宅での年末の最重要作業が終わった。