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そろそろ買い替え

2024-02-27 06:19:53 | テニス
YouTubeのテニス関連の動画に、新作ラケットの紹介や試打報告のコンテンツがあるのだが、これが今年に入って多くなった。
ラケットの新作発表がどういったタイミングで行われるのか詳しくないが、2024年モデルが相次いで発表されているらしい。
自分のラケットは7年くらい使ってるはず。
もうそろそろいいかな、と何かの拍子に買い換え欲がフッと湧く。
買い換えるなら試打をして決めたい。
でもテニスショップにわざわざ借りにいくのが面倒で、そのうち買い換え欲は消えてしまう。
そんなことを何度か繰り返していた。
ところが今回はスクールの試打ラケットにそんな2024年モデルが立て続けに置かれて、たっぷり試打する機会を得てしまったものだから、買い換え欲は膨らみ続ける一方である。

使いこなせないのに上級者用の難しいラケットを使ってきたので、楽ができるかなと黄金スペックと言われる奴を試してみた。
おー、簡単に飛んでいくぞ。
ネットのすぐ上を狙ってるのに、はるか上の方に飛んで行ってしまう。
これまでネットしないよう下から振り上げていたんだなと気付く。
それでテイクバックの位置を高くし、ほぼ水平にボールを打ち出してみたがネットしない。
その上スイートスポットを外してもネットしない。
とっても楽ちんである。

ただ、打感がとても軽い。
自分のラケットは315gと重めなので、借りたラケットの300gはとても軽く感じられた。
びっくりしたのは、ちょうどその時相手をしてくれた強打者のストロークをボレーした時である。
いつもの力加減でグリップを握ってバックボレーしたら、バァーンとラケットが手前に弾かれラケット面が90°左を向いてしまったのだ。
過去に経験したことのない押し込まれ方に、どれだけガッチリ握らないといけないのか不安になった。
腕に変な力が入らないか心配だ。
バランスポイントのせいもあるのかもしれないが、15gでこんなに違うんだと驚いたのであった。

あと、打感が軽いと軽い球が飛んでいくような気がするのだが、これは自分の思い込みだろう。
ボールの重さは同じだから、打球の質はスピードと回転量によるはず。
であれば軽いラケットを速く振ってスピードと回転量を求めた方が良いのは分かる。
けど、もう速いスイングを追い求めると怪我をしそうで怖い。
やはり今追い求めている、体重をボールに乗せて打つやり方で戦っていくしかないのかなと思う。
速く振ってるように見えないから、大した打球は来ないだろうと思わせて、実はきゅっと伸びのあるボールでミスしてくれるのを狙うのだ。
そうすると、やっぱり新しいラケットも今のと似たスペックのものに落ち着きそうなのである。


腕をどう走らせるか

2024-01-20 18:15:56 | テニス
スクールのあまり行かない時間のクラスに振替に行ったら、そこのコーチに新たな観点で今のスイングの修正点を教わった。
今取り組んでいるフォアハンドストロークに関することだったので、ありがたく拝聴。
スイング開始時に身体が開いてしまっているせいで振り遅れてしまっているとのこと。
身振りで示してくれたのは胸を張って右腕が後ろにある状態。
ラケットはどこかで体幹の回転を追い越して前に振り出さないとボールに勢いを与えられないのに、ラケットが前に出ていないそう。
上半身を起こして体重移動でボールに勢いを与えようとする動きと、肩主導でスイングを開始する動きにばかり意識がいっていたのでそんな状態になっていたんだなと理解。
別のコーチの言っていた打点はもっと前というのと改善すべき箇所は一緒なのだろう。

昨夏お手本にした若いお母さんのスイングはだいぶ記憶が薄くなってきていて、自分の中で理想が一人歩きし始めているかもしれない。
肩主導で開始してラケットを前に追い越させるには腕力がいる気がする。
腕の力でなく打てるイメージがあったのだが、そうでは無かったのだろうか。
と分からなくなってきている。

YouTubeでトッププロのフォアハンドストロークをスロー再生してくれる動画を見つけたので、参考になるかと見てみた。
確かにみんなしっかりラケットを前に降り出して、勢い余って身体に巻きついている。
男子選手なのでとても力強くパワーを感じる。
あんな風に腕を使ったらすぐに痛めそうだな。
アルカラスのスイングなんて爆速である。
ヒットする瞬間はスロー再生のスイングでも我々のスイングスピードより速いんでないか?

降り出しの時、肩の出方を注視してみた。
肩が先という感じではなく肩と腕を同時に出している感じだ。
自分は肩に腕がついてくるイメージだったので少し違う。
それで振り遅れ感があるのかもしれない。
今のスイングは肩を意識することで自分のストロークに安定性をもたらせてくれたので、ダメダメだったスイングを改善するポイントとしては正しかったのだろう。
今後はそれにプラスして腕の振りにも意識を向けていかないといけないということか。
フォアハンドストローク完成への道のりはまだまだ遠いようだ。


間違っていないと信じて進もう

2023-12-24 16:05:11 | テニス
フォアハンドストロークの打ち方を改造してずいぶん経つ。
だいぶ自分のモノに出来つつあると思うのだが、いくつか気付きがあったので記載しておく。
まずはいいことから。

ストロークしていて自分でも訳の分からないミスが無くなったのが嬉しい。
これまできちんとスイングしているつもりなのにネットしたり大きくオーバーしたりする事があり、なんでそうなってしまうのか理由が分からない時があった。
なんでもないボールなのに打とうとする時、あっこれはミスるな、と打つ前から分かったりしたし。
つまりスイングがバラバラで返れば儲けものって感じのショットだった。
それが、正解のスイングがイメージでき、そう打てれば思う通りのボールが行くようになった。
ミスった時は何がいけなかったのかまずまず分かるし、自信を持ってロングラリーを続けられるのが嬉しい。

次に新たな課題。
肩から先導してスイングするようにしているのだが、そのイメージばかりが頭を占めると、ボールを捉えた後のスイングが小さくなってしまうようだ。
そうした時はボールに力が伝わっていないのでネットすることになる。
フォロースルーをもっと前に押し出すよう注意された。

それに関連するのかどうなのか、最初気付かなかったのだが、このタイプのスイングにすると打点の位置が変わるようなのだ。
今までボールを引き付けて打っていたのだが、打点をもっと前にするよう言われるようになった。
確かに自分でもこれまでのタイミングで打つと差し込まれる感が強く、何よりボールを捉えるポイントが視界の後ろになり、ボールがラケット面のどこに当たろうとしているのか見る事ができない。
それで少し前目で取るようにしたら 今度は体重が上手く乗せられなくなった。
以前悪いクセとなっていた上体が前に突っ込むスイングになってしまう。
ボールを引き込むことで上体を起こしていたからなあ。
先のフォロースルーを大きくしようとする事も上体が前に行こうとすることを後押しするし。
これらの課題解消が目下の取り組み事項である。

そんなこんなで課題はありつつも前進している感はあるのだが、本当に正しいスイングなのか疑問に思う事態が発生した。
プレー後、利き腕の前腕外側が重だるくなるようになった。
いわゆるテニスエルボーになる部分がである。
まだ痛みはないが2~3日は夜寝るとき腕のだるいのが気になり眠りを妨げる。
これまで長くテニスしているが、二の腕や肩が痛くなったことがあるくらいで、テニスエルボーになった事はない。
正しい打ち方をしていればテニスエルボーになることは無いと思っているので、エルボーになりかけている今の打ち方は実は間違っているのではないか。
そんな不安を覚えている。
筋力の衰えと使い慣れない筋肉に負荷がかかってるからなら納得できるが、やっぱり痛いのはいやだな。


各ショットの精度を上げよう

2023-10-23 06:19:04 | テニス
暑さが去って、力一杯テニスしても身体に熱がこもらなくなった。
つい先日まで熱に浮かされたような思考状態でやっていたから、うまくプレーできなくても「まあいいか」と流していたが、ここに来てひとつひとつのショットに集中できるようになった。
スポーツの秋とはよく言ったものだ。
レベルアップの時期である。

今の重点ショットは引き続きフォアハンドストローク。
腕より先に肩からスイングする肩主導のスイングを身体に覚えさせるべくリターン前に素振りを繰り返している。
で、そうしていると上半身にばかり気が行き、下半身がおろそかになる。
だいぶオープンスタンスになっていたようで、そう打つなら腰をもっと入れないとボールを押せないぞと指摘を受けた。
上半身を捻っているつもりでいたが、上半身だけでは駄目で腰から捻らないといけないらしい。
腰を意識してスイングすると、ワンテンポ遅れるようで、今までのタイミングで振り出すと振り遅れるようになってしまった。
なかなか難しいですな。

しかしバックハンドストロークには好影響が。
同じように腰を入れるとこれまで引っ張り過ぎて狙いより右に飛んでいったボールが思ったより左に飛ぶようになった。
ははあ、肩が入っていないから身体が早く開いて右に行くのだと思っていたが、腰が入っていなかったのか。
思わぬところで解決策が見つかりそうだ。
こちらはもう少し試行が必要。

ボレーはショートバウンドしそうな低いボールが来た時、ラケットを腕で前に出してボールを拾うような形でボレーしないよう意識中。
その打ち方になるとまずミスするので、どうせミスるなら身体に引きつけた場所でボレーできるよう打点を覚え込ませ中。
バウンド前に打ちたいなら歩いて(フットワークで)前に行き、腕でなく身体ごとラケットを前に進めるのだ。
うまく捉えられるとグリップを握るだけで丁度いい深さにボールが返る。
ちょいと押したりするとエンドラインをオーバーするから、ボレーにスイングは不要だと思うようになった。

最後はサーブ。
いっときダブルフォルトが激減していい気になっていたのだが、この夏またおかしくなった。
今まで見つけた自分用対応策をあれこれ処方。
その中で最近最も気を付けるポイントがやはり肩。
トロフィーポーズをとると当然右肩が後ろになるが、これを前に持っていきつつスイングする。
コーチは左肩と右肩を入れ替えると表現する。
ネットする時は大体肩の入れ替えができていない時。
脱力して肩の入れ替えを意識すると途端に飛びが良くなるので今度はサービスボックスにどう収めるかに意識を移す必要がある。

昔はミスしても何が原因か分からずストレスを溜めるばかりだったが、今はなんでミスしたのか直後に把握できる。
そのたびこうすべきだったと正しいスイングを思い出し、次に備える。
テニスを楽しめてるなあと思えるようになった。


合宿という響き

2023-10-05 06:17:40 | テニス
仲間内でテニスの合宿に行ってきた。
淡路島のとあるテニスコート付きの宿泊施設で一泊二日。
テニススクールのメンバーにそのことを話したら、いいなあと言う。
それで社会人にとっての合宿というものの捉え方を気付かされた。
学生時代は合宿なんてしんどいだけで、一年で一番嫌な行事だった覚えがある。
社会人になってからの合宿は酒を飲みにいくのだか、テニスをしに行くのだかよく分からないからな。
スクールのメンバーの頭の中も、きっと同じようなモノなのだろう。
でもテニス好きばかりだから、遠出したからって観光するわけでもなく、晩に酒を飲んで騒いだ以外はテニスばかりしていた。
真面目なグループなのだ。




少し変われる予感

2023-09-17 06:15:26 | テニス
前に記載したテニス家族のお母さんのフォアハンドストローク、頑張って自分のモノにしようと練習中。
体軸を立てて、これまでの自分のスイングより肩から回転に入り、腕とラケットはそれに遅れて引き出す感じで。
こうするだけで、やってくるボールに対する感覚が全然変わってしまう。
顔が早く前を向くようになって、ボールを横目で追う感じだ。
ヒットするボールまでの距離も若干遠くなる気がする。
そのせいかラケットの真ん中でボールを捉えられていない気がする。
打点から目が離れてしまいやすいのをなんとかしたい。

そしてこのスイングに期待する高いボールへの対処改善。
高いボールに力が加えられるかというとそうでもない。
叩き込むスイングはやはり無理で、それでも力を入れなくても相手のボールに抗することができる気がする。
上半身で押さえ込もうとする癖がまだ出るので、そんなことをしなくても弾かれないのだと言い聞かせてスイングしないといけない。
ボールとの距離感が高いボール程取りにくく、まだ自分のものと出来ていないが、これまでよりはずっとマシである。
あっ、これか、っという感覚を掴めるともう一歩前進できるのだが・・。

そんな状態なので、強く打とうとすると体重移動と肩・腕の回転がうまく連携できないので、とにかく新しいスイングを身体に覚えこませることに集中。
玉出しのボールはゼロからスタートなのでその前のショットを引きずらず打てるからか、理想に近いスイングができているよう。
たいして力を入れていないのに、相手の人が降り遅れてくれる。
これまでの自分のボールより伸びているようなのだ。
方向性は間違っていなさそうである。

距離感の違いを書いたが、スイング軌道の把握も重要。
我ながら呆れたのだが、ある時バックハンドストロークでボールを見ていたのにフレームに当ててしまった。
ボールをよく見ていたからフレームに当たるところをしっかり目撃してしまった。
自分のスイング軌道を把握できていないことが露呈。
よくボールは凝視するものでなく、周辺視野で捉えて打てと言われるが、それは運動神経のいい人だからできるもの。
自分はよく見る以上にラケットの何処で捉えているかまで見ないとダメなようだ。
その上でスイング軌道と打点を合わせれるようにしていこう。


蝶のように舞い

2023-08-30 06:21:45 | テニス
6月頃から8月上旬にかけて、旅行や帰省、暑さで自粛したりでテニスをする機会が減った。
ラケットを握らない週末が2週続けてあったり。
過去の例からして、そうするとせっかく身につけた動作を忘れてしまう。
お盆の頃から通常の練習ペースに戻ったが、案の定スイングがぶれぶれになってしまった。
これまでのつもりで力強く打つとミスを連発だ。
ポイントがウィナーでなくミスで決まる事ばかり。
これはいかんとスイングが安定するまで威力は殺して、ひとつひとつの動作を確実に行うことを心掛けるようにした。
元に戻すのにしばらくかかりそうだ。

さて、そのお盆のこと。
隣のコートに小学生の姉弟と年若いお父さんお母さんがやってきて練習を始めた。
スラリと背が高いお父さんお母さんは経験者のよう。
幼い頃から教わったのだろう子供二人もジュニアで活躍してそうな感じ。
我々では多分相手できないレベルで、女の子はいい音をさせてバンバンストロークを打っていた。

それはそれですごいのだが、もっと感心したのはお母さん。
そのフォアハンドストロークに目が離せなくなった。
娘の打つ体重ののったボールをヒラリヒラリと大して力を入れずに打ち返すのだ。
とてもきれいなスイングで軸がまったくぶれず、高く弾むボールも肩の高さできれいにレベルスイングしてミスなく返していた。
その高さは自分が一番苦手とする高さで、なんであんなに力を入れずに返せるのだろうと観察。

ヒラリヒラリと見えるのは、バレリーナが両手を伸ばし片足でクルクル回るのとイメージが重なったから。
そんなに踏み込まなくてもいいんだなあ。
あと肩が腕を先導している。
そういえばいっときあんなスイングをしようと練習していた時があったが、いつの間にか注意するポイントが変わってしまった。
自分のスイングはやはり腕で打とうとしているのではないか?

腕より先に肩が出るよう身体を回してスイングしてみた。
なるほど、高い位置でスイングしてもスイング軌道が乱れない気がする。
高いボールは腕にまったく力が入らず、負けないように打とうとすると体軸が傾いてミスヒットばかりしてしまう。
体軸を立ててどうスイングすればいいのか分からなかったが、肩を入れると無理なく力を加えられるのかもしれない。
その後あまり高いボールを打つ機会がないので本当にそれで大丈夫なのか分からないが、お試し中。
ただ、これまでよりラケットが遅れて出ることになるので、スイングするタイミングが若干変わるようだ。
このタイミングに慣れないといけない。

やっぱり見取り稽古は重要だなあと再認識。
まあ見取らせてくれるスイングをする人がいないとできないものだけど。
あと自分との違いに気づけないと見せてもらっても意味がない。
そういえば最近YouTubeでテニスの動画を見なくなったな。
前によく見ていたフェデラーとティエムの練習動画を呼び出そっと。


ボールの左を狙うのだ

2023-06-22 06:53:27 | テニス
どのショットも自分が理想とするスイングがあって、素振りでは実現できるのだが、実際にボールを打つゲームでは再現できず、がっかりすることが多い。
打ち方を文章で考えて身体を動かす時間はゲーム中にはなく、短時間で身体に伝えねばならない。
そのためにいつも考えているのは、正しい動作のためのコツを一言で言えないかということ。
今回はサーブのコツについて。

サーブでネットしたりオーバーしたりして軌道が安定しない時、自分の場合ラケットヘッドをしっかり落とせず打ちにいっていることが原因であることが多い。
ヘッドダウンしないとスイングスピードが安定せず、打ち出す方向も定まらず、飛んだり飛ばなかったりするからだ。
ヘッドダウンするコツをこれまでもいろいろ試してきた。
スイングの出だしをゆっくりとふり始めればよいとか、肘を折りたたんでトロフィーポーズをすればいいとか。
その時はいいのだが、時間を置くと出来なくなる。
ということは偶然できていただけで、考えていたコツのお陰ではなかったということだ。

しかし先日、新たなコツを見出した。
ここ何回かそうすれば入る確率は確かに上がっている。
それはトスアップしたボールの後ろではなく左側にラケットを当てにいくつもりで振るというもの。
そうするとボールより左、つまり自分の身体より後ろに一度ラケットを持って行く必要があり、ヘッドダウンに繋がるようなのだ。

ツイストとまではいかなくても縦回転のサーブを打ちたいなと思い、下からラケットを振り上げていた時、ふと気付いた打ち方だった。
ただ入るようになっただけでなく、ヘッドダウンしてるから回転がよくかかり、まずまずバウンドしてくれるようで、弾むサーブを苦手にしている人には効果的。
あまり試していないが、スピンサーブだけでなくスライスサーブもヘッドダウンさせるために左側を捉えにいくつもりで振り始めると、ネットばかりしていたのが入るようになった。
ただ、スライスがかかってるかどうかは不明。

いつまた別の体内変換が行われて、ヘッドダウンしないスイングに戻るかしれないが、今のところ有効。
回転はかかってるけどスピードは全然遅いので、高いボールを打つのが得意な人には上から叩き込まれる。
スピンサーブそのものの威力アップが今後の課題。
まあ、きちんと回転のかかったサーブでダブルフォルトを少なくできるようになったので、とりあえず良しとしている。


自信を得るために

2023-03-18 09:02:22 | テニス
いつものメンバー以外の人達とテニスの試合をした。
テニ友の会社関連のテニスの集まりに呼んでもらったのだ。
こんな機会はなかなかなくて、久しぶりの対外試合となった。

試合は複数名のチームに分かれて、ペアを替えつつ試合するというもので、6ゲーム先取。
日頃4ゲーム先取の試合もあまりやってないのに、6ゲーム先取を幾つもやって体力がもつか心配だったが、無事終えることができた。
自身の結果は1勝4敗でチームの勝利には貢献できず。

さて、対外試合をすると、自分の課題がよく見える。
知らない人との試合になると、いつも緊張してしまって、自分のプレーをするところまでいかないのだが、今回は緊張することなく普段打ててるショットを繰り出せた。
そして普段打たないショットはやはり打てないのだと身に沁みて分かったのだった。

対戦相手はいろんなレベルの人がいるので、ふんわりチャンスボールがいっぱいやってくる。
これを決めに行く事が出来ず、同じようにふわんと返して反対にやられることの繰り返しだった。
チャンスボールを決められないのは昔の課題にあったのだが、このところそんなボールを返してくれる人とゲームをしていないので、昔の課題がまるまま残っていることに気づいたのだった。

サービスボックス内に肩くらいの高さにワンバウンドするボールがいかんともし難い。
フォアハンドストロークで相手コートに叩き込みたいのだが、大きくオーバーするかネットに突き刺すか、どちらかの結果しか頭に浮かばなくて、そんなスイングができない。
とりあえず相手コートに返すだけになってしまう。

そんなボールを出してもらうか、自分で目の前に高く弾むボールを手出しするかして練習しなければと心に刻んで帰ってきた。
とにかくチャンスボールを決めにいける自信をまずは持てないといけない。
ミスしてもへこたれずに修正を加え、自信を持って仕留めに行けるようになるまで繰り返し練習するのだ。


それはそれとして試合を振り返ると、癖の強いプレーをする人が多くて面白かった。
負けはしたが試合の駆け引きを楽しむことができたことに、自身の成長を見た気がする。
決めのショットもガッチリ決められるよう、次の対外試合に向けて準備していこう。


呼び込んでぶつかる

2023-01-31 06:21:13 | テニス
リターンが難しい。
昔はサーブよりリターンの方が得意だった。
まあ、サーブがダブルフォルトばかりだったから得点できる確率を比較すればというのもあるが、それにしてももっと返せてたはずだ。
周りのレベルが上がって、サーブの威力が増し、今までのやり方では返せなくなった。
コーチに指導を仰ぐと、やはり苦手の体重移動がキーになる内容。

速いサーブはボールを呼び込んで、後ろに引かずにセットしたラケットごと身体でぶつかっていくのだそうだが、このタイミングがまったく取れない。
どうしても上体で迎えにいき、腕が先に出る。
ボレーは待って打てるのに、なんでリターンだとできないのだろう。
受けるイメージで前への体重移動がないからだな。
そうか、ボレーも繋ぐボレーは得意だが、決めるボレーは苦手だ。

昔は腕力で打っていたから、タイミングはなんとか誤魔化せていたが、それが出来なくなったから新たな考え方を取り入れるしかない。
身体で押す打点を覚えるため、練習のために早くないサーブも同じようにリターンしようとするのだが、こちらは別の理由でタイミングが合わない。
遅いと待ちきれず、足を先に決めてしまうのでボールが来なくて泳いでしまうのだ。
だからリターンすべてにおいてミスが多くなり、今のところ負のスパイラル状態。

それでもぴったりタイミングが合い、かつラケットの真ん中でボールを捉えられれば、大して力を入れていないのにとんでも無く良いリターンが返る。
だからモノにしたいなと思う技術なのである。