旅は終わり

2017-11-22 23:57:51 |  ふぉと おぶ えっちゅう
これにて越中富山の旅はおしまい。
富山駅に戻り、お土産を購入し、ガラ空きのつるぎ号に乗って金沢駅へ。
金沢駅からのサンダーバード号は帰りも満員だった。
駅でコーヒーを買って乗り込んだが、飲み終わってすぐ眠気に襲われ、カフェインの影響無くほぼほぼ眠って大阪へ戻ってきた。
電車だと現地での移動に制約があるが、帰りに楽できるので捨てがたい。
車で行ったらこうは行かない。
さて、次はどこに行けるだろうか。

<つるぎ号車窓>



雨晴海岸

2017-11-21 23:52:15 |  ふぉと おぶ えっちゅう
氷見駅は海岸沿いにあるが、改札口は海岸と反対側で、海岸へは少し北西に歩かなければ降り口がない。
海岸に降りると海は穏やかで青かった。
立山連峰がある方角を見ると、霞んで山頂が僅かに見えるだけ。



幸いにして晴れてくれたが少し空気中の水分が多いようだ。
山頂の雪の白は、そこに山があると知らなければ雲に見えたかもしれない。
海岸には時々白い波が打ち寄せて、波しぶきがいい感じだ。



海岸沿いの道が終わった先をさらに南東に歩くと義経岩がある。
雨晴の名の由来となった、義経が雨宿りしたとされる岩屋があった。
なんか人工的な感じのする岩屋なのだが、まあいいか。
本当に雨宿り出来そうだ。


氷見線

2017-11-20 21:17:15 |  ふぉと おぶ えっちゅう
昼からの方がお天気がいいということなので、氷見の海岸へ行くのは午後にした。
海に浮かぶ雪の立山連峰を見るのだ。
高岡駅から氷見駅へは氷見線で向かう。
高岡駅で待っていたディーゼル車はなんだかすごく年季の入った車両だった。
頑張ってるなあ。
撮影して車内に入ると、ほどなく出発。
氷見へと向かう車窓は、街から農地へそして海へと移っていく。
氷見駅の手前の線路はもう本当に海の間際を走っていた。
これはちょっとしければ波が車体にかかるなあ。
だからこんなに外装が傷むのだろうか。

<キハ47>


<そのお肌>


<越中国分駅>


<ここから海に出る>



瑞龍寺

2017-11-19 21:49:27 |  ふぉと おぶ えっちゅう
瑞龍寺は加賀藩のお殿様の菩提寺。
国宝の建物が3つもある。
そのうち山門が修復作業中だった。
ありゃ残念。
山門を潜るとどーんと仏殿がそびえ立つ。
回廊に囲まれた庭は芝生で覆われている。
お寺にしては珍しい。
建立当初からそうだったかどうかは知らない。
その奥に法堂があり、前田利長公の位牌が安置されている。
巨大な仏壇ということか。
前田のお殿様はすごいなあ。

また暗い写真ばかりですが。

<山門の中へ>


<前田家家紋ですかね>


<回廊>


<灯籠と紅葉>


<仏殿の扉>


仏殿の屋根裏>


<仏殿の柱>


<回廊>


<法堂の扉>


<お茶の席>


<回廊から芝生の内庭>



あいの風とやま鉄道

2017-11-18 00:58:23 |  ふぉと おぶ えっちゅう
翌日は朝から晴れ。
旅の3日目は高岡を観光予定。
富山駅から高岡駅まで、あいの風とやま鉄道で移動。
あいの風とやま鉄道?
名前からして既存ローカル線が名称変更したものだと思ったら、昔の北陸本線のことだった。
富山県主体の第三セクター鉄道になっていてびっくり。



JRは北陸新幹線を開通させて、既存路線はすっぱりと切ってしまったのか。
北陸新幹線と並び走る新潟、金沢の在来線も、同じく県主体の第三セクター鉄道に変わっていた。
北陸新幹線を通すに当たって、関係各所でいろんな調整がなされたんだなあ、と想像を巡らす。



なので駅は広くホームは長く車両基地はとても広い。
らしくないローカル?線である。
新しい型の電車も走ってるし。
いや、そもそも第三セクターイコールローカル線という私の認識がおかしいのだな。
鉄道運営の方式を言ってるだけなんだと覚えておこう。




路面電車の走る町

2017-11-17 01:15:24 |  ふぉと おぶ えっちゅう
レンタカーを返却後、駅にある回転寿司屋で食事をし、総曲輪にあるホテルへと向かう。
富山駅の南にあるのだが、歩いていく距離ではないので、市電に乗って行くことにした。

<練習した流し撮りをしてみた。…失敗


市電は駅の北側を走るポートラムと違い、富山地方鉄道が運営する路線。
三路線が富山駅を発着し、ホームは櫛形になっていた。

<サントラム x2>


時間はあるのでやってきた電車をしばし撮影。
到着した車両をじっくり撮ろうと思っていたら、ものの数分停車してただけであっさりと出発していった。
あれー、もう行っちゃうの?

<昔ながらの・・>


撮る対象がなくなってどうしたものかと思っていたら、すぐ次の電車がやってきた。
そして乗客を乗せたらすぐに出て行く。
もう小気味良く着発進していく。

<雨上がり>


私の持ってる、終着始発駅に着いたらしばらく停車してるもの、という認識を覆された。
これはこれで面白い。
次々とやってきては次々と出て行く電車にはいろんなタイプがあった。

<セントラム>


その時は知らなかったが、後で調べると走ってる車両は大きく3つに分けることができるようだ。
一つは昔から走っているいわゆる日本の路面電車たるデザインの1両編成のもの。

<連接部>


次に富山駅北側を走るポートラムと同じ低床型車両。
2両連結してるのだと思っていたがそう見えるだけで、2車体連接の1両編成らしい。
こちらの愛称はセントラム。

<石畳の軌道>


そしてもう一つが、愛称をサントラムという、これも低床型車両。
こちらは3両連結してるみたいに見える3車体連接の1両編成。
長い車体でも交差点の急なカーブが曲がれるようにしてるのですな。

<環状線下車>


いいですなあ、いろいろ走ってて。


観光スポット

2017-11-15 23:18:13 |  ふぉと おぶ えっちゅう
午後の遊び先は決まっていなかった。
降る雨がしっとりしたものなら、ヒスイ海岸やら杉沢の沢スギとか、富山県東部の屋外観光スポットを歩いてもよいのだが、如何せん風は強いは雨粒は大きいはでそんな気にならず。
富山駅に向けて、雨の影響の少ない観光スポットを辿りつつ戻ることになった。

連れがガイドブックやなんかで見つける観光スポットをナビに入れてもらい、出発到着を繰り返した。
魚津にある海の駅蜃気楼で海産物を見て回り、重いけど新鮮なりんごを買って帰ろうとりんご園に行ってみたが閉まっていたり、その少し奥にあるブドウ園に行ったらこちらは収穫時期が終わって閉園していたり。
富山市内に入って廣貫堂資料館で富山の薬の展示を見たが、それでもレンタカー返却までまだ時間がある。

最後にもう一つ観光スポット?に行くことに。
私のような鉄道好きが喜ぶ喫茶店があるらしい。
その名も珈琲駅ブルートレイン。
入ってみると、なるほど鉄道模型が展示され、ジオラマの中を列車が走行している。
コーヒーを飲みつつ撮影させてもらった。
列車が何度も行ったり来たりするので、実物撮影ではあまりしない流し撮りを練習した。
うーん、むずかしわ。








入善ブラウンラーメン

2017-11-14 23:49:26 |  ふぉと おぶ えっちゅう
さて、お昼にしよう。
富山はそれはそれは名物と言われる食べ物が多く、きときと海産物に限らず、ブラックラーメンなんて物もある。
ブラックラーメンほど有名ではないが、この入善町にも独自色をだしたラーメンがあった。
その名も入善ブラウンラーメン。
色で攻めてますなぁ。
これを食べようと食べログで見つけたお店に行った。
海洋深層水と海老のエキスを味噌に練りこんだものをスープに使っているそう。
味噌味噌してるのかと思ったが、普通の味噌ラーメンよりさっぱりとしていた。
麺は太め。
チャーシューも厚くてジューシー。
美味しかったっす。




発電所美術館

2017-11-13 23:30:56 |  ふぉと おぶ えっちゅう
旅は二日目。
天気予報通り雨が降り始めた北陸道を、レンタカーで北東へと走る。
山行きを諦め変更した観光先は、入善町にある発電所美術館というところ。
黒部ICで降りて15分ほど。
なんでも、取り壊し予定だった水力発電所を美術館に改装したそうだ。



田畑の広がる道を行くと、丘の麓にレンガ造りの建物が見えた。
駐車場に車を止め、期待を膨らませつつ入り口へと歩く。
屋根や柱、レンガの色が明るくて、どっしりとした造りなのにさほど重厚感は感じられない。
前庭にバラ園でもあれば似合いそうな色合いである。
11月の下旬まで展示は中村哲也の個展「NEW・BALANCE」。
写真撮影可、だって。
素晴らしい。



展示室は1室だけ。
建物を再利用しているだけでなく、発電所として利用されていた当時の屋内空間がそのまま展示室となっている。
飾り気がなく、展示できる作品を選ぶ空間だ。



今回の個展の作品を飾るにはピッタリで、背景と合わせて撮影を楽しませてもらった。
こじんまりした展示室ながら、当時水を引き入れた導水管がそのまま残されていて、部屋にポッカリと穴を開けていたり、発電所の備品がそのまま残されていたりで、普通でない。



過去の展示作品の写真を見たが、この穴を利用したもの多数。
そりゃそうだよな。



鑑賞後、外に出ると雨は止んでいた。
この元水力発電所は河岸段丘の高低差を利用した水利施設で、建物のすぐ後ろに段丘の上まで上る階段がついていた。



当然上ってみる。
階段横には展示室に穴を空けてた導水管が、段丘上までつながっていた。



この美術館は「下山芸術の森」の中にあり、丘の上には展望台やアトリエ、喫茶室なんかがあった。
喫茶室でお茶したかったが、営業時間が普通でなくて、15:30~18:00だって。



アトリエ横の並木が色付いていい感じで、ゆっくり散策したいところだったが、また雨が降り出した。
今度はひどい振りで、強い風も加わってほとんど嵐と言っていい天候だ。



駐車場までたどり着けず、入り口にあるゲート棟でしばし雨宿りする羽目に。
山に行かなくて良かった。




プラン変更と1日目の終わり、そしてきときと

2017-11-12 20:13:48 |  ふぉと おぶ えっちゅう
今回の旅はJR西日本の「北陸乗り放題きっぷ」を利用した。
サンダーバードの往復指定席券と北陸フリーエリア内3日間乗り放題が付いて、お得な値段設定がされている。
北陸フリーエリア内は北陸新幹線、特急も普通車自由席なら利用できる。
さらに駅レンタカーご利用キャンペーンが付いて、24時間Sクラスが3,200円で借りれる。
これが大きい。
おかげで旅の2日目に軽めの登山予定を入れれた。
中山という1,200mほどの山で、剱岳は早月尾根の登山口として知られる馬場島から登る。
紅葉がちょうど見頃で、山頂から剱岳を眺めれるらしい。
馬場島まで公共交通機関は無いので、車が無ければタクシーしかない。
3,200円ならタクシーを利用するより安価だ。
このキャンペーンが無ければ自分の車で行くことも検討せねばならなかった。
ナイスなキャンペーンだと喜んだがお天気がダメだった。
3連休の1日目と3日目は晴れの予報だったのに、2日目は日本海側だけ雨。
それもしっかりと降る予報。
なんでこの日だけ。
眺めが目的なので登山は中止。
車があればこそ便利な観光地に急遽行先変更した。
なんにせよ車を借りねばいけないので、富山県美術館からレンタカー屋さんに行った。
待っていたのはマツダのデミオだった。
翌日の夕方まで私のモノだ。
その日の宿の総曲輪にあるビジネスホテルへ向かった。
チェックイン後、街に出て、居酒屋できときとの富山の海の幸をいただいた。

<白エビから揚げ>


<牡蠣のこんぶ焼き>


<紅ずわい>


<お造り盛り合わせ>