変り種ビールを見つけた

2023-10-31 06:22:29 | お酒
酒屋に箕面ビールの限定商品が売っていたので購入した。
名を「桃ヴァイツェン《清水白桃Ver.》」という。



裏面のラベルを読むと、和歌山 八旗農園の「あら川の桃」を贅沢に使った桃のヴァイツェン、とある。
アルコール分は5%、IBUは12。



グラスに注ぐと、色は白く濁った黄色。
なので桃の果肉の色そのものに見える。



香りほんのり。
桃の匂いってこんなだったかな。



フルーティな甘みもほんのり。
ホップの苦味もほんのり。
ヴァイツェンですなあ。



原材料に桃を使ってるから、発泡酒扱いになっているが、しっかりビールである。
たまにはこんなのも飲んで舌の肥やしにしないとね。


宇治線沿線を半分くらい歩く

2023-10-29 11:39:14 | その他旅行き
平等院を見学後、参道にあるお店でお昼を食べて、京阪電車の宇治駅へと戻った。
行きがけに中書島駅から宇治駅へ向かう際、車窓からチェックした撮影ポイントがある。
そこだけ沿線を歩いて戻り撮影するのだ。
宇治駅の向こうは三室戸駅。
三室戸駅とその次の黄檗駅間に、宇治線とJR奈良線が隣り合わせて走る区間があった。
並走していた宇治線と奈良線が分かれるところがあって、地図で見るとそこに道路が横断しており、上から見晴らせるかもしれないので、まずはそこを目指した。

<宇治駅西側>


進行方向右手に宇治線を見て歩く。
甘い匂いを漂わせた飴を作る製菓会社の工場横を通り、少し行けばもう三室戸駅。
駅前のというか駅に沿った道沿いに飲食店が複数あり、どのお店も営業していたので少しびっくり。
日本の地方都市は活気が無くなってきたイメージがあったが、この町は元気なようだ。

<行がけの車内 前方左に少し見える線路はJR>


さらに線路脇の道路を歩いていくと、空き地にNEXCOの標識があった。
なんで京阪電車の土地じゃないんだ?と思いつつさらに歩くと高速道路の上に出た。
ああ、地図で見ていた道路は高速道路だったんだ。
スマホの交通機関表示の狭い画面で見ていたから気付かなかった。
少し離れた右手の交差部がある方を見ると、道路が下で鉄道が上を越えている。
これでは展望は望めないなと諦め、そのまま次の黄檗駅へと歩いた。
しかし後でその部分の地図をよくよく見ると、道路は鉄道を乗り越えていないが、京阪とJRの間に高速道路を越える歩行者用の陸橋のようなモノがあるのに気付いた。
しまったなあ、ダメ元でどんな交差状態なのか見てみればよかったと後悔。
左右に京阪電車とJRの走る写真が撮れたかも。

<京阪の黄檗駅からのJR>


そこから黄檗駅へは少し距離がある。
しかも真っ直ぐ歩ける道は線路から離れていて、ただポクポク歩くのみ。
ようやく黄檗駅に到着してベンチで一休み。
やってきた中書島行きの電車に乗車した。
次は3駅先の桃山南口駅で下車。

<堤防からその一>


ここから次の観月橋駅まで歩く。
線路は川に沿って走っていて、堤防から見下ろせるのだ。
しかもうまい具合にカーブしている場所があり、そこでしばし粘って何本か行き来する電車を撮影。
その時は10分間隔で運行してたはずで、あれこれ構図を考えていたらやってきてくれたので、暇を持て余すことなく助かった。

<堤防からその二>


観月橋駅から再び電車に乗ろうと改札口へ行くと、踏切からの眺めがなかなか秀逸。
中書島方面へ行く電車を撮っていたら、中書島からも電車がやってきた。
ちょうどその場所で行き交う時間帯のようで、ラッキー。
観月橋駅にやってきた次の中書島行きの電車に乗り前を見ていたら、やはり中書島からの電車がやってきた。

<観月橋駅踏切>


観月橋駅から中書島駅まではすぐ。
宇治線のホームは京阪本線の淀屋橋方面行きの島と同じである。
さて、この後どうするかな。
伏見の酒処を歩いて日本酒を買うか、出町柳まで行って叡電に乗り、一乗寺の恵文社で本を物色するか、決めねばならない。

<中書島駅宇治線ホームより>



平等院鳳凰堂の意外

2023-10-27 06:30:14 | その他旅行き
京阪の宇治駅を出るとすぐに宇治橋がある。
橋の中程に「三の間」という出っ張りがある。
昔、秀吉が茶の湯の水をここで汲ませたそうだ。
川面は遠いのにどうやって汲んだんだろうか。
井戸の桶のように綱で引き上げたのかな。



宇治橋を渡り平等院の参道へと入る。
宇治と言えばお茶処。
緑茶を売るお店がいっぱい並んでいた。
最近はお茶っ葉だけでなく、抹茶ソフトやら抹茶ラテの元なんてのも売ってる。
ソフトクリームに食指が伸びるが、修学旅行生でいっぱいだったので諦めた。



平等院の敷地に入り、前庭を歩いていくと入口の赤い門がある。
入場料を払う時教えてくれたのが、鳳凰堂内の見学を人数制限ありの時間制で行っているということ。
鳳凰堂横に受付があるそうなので入場してすぐに行くと、次の回にギリギリ入れることになった。



10分ほど手前の観音堂や藤棚を見学し、集合場所へ行くと注意事項の説明があった。
内部は撮影禁止で、壁や柱に触れないように、とのこと。
時刻となり、前回見学者と入れ替えに堂内へと向かう。
鳳凰堂は池に囲まれているので橋を渡り、靴を脱ぎ、廊下に上がり、角を曲がれば、ご本尊の阿弥陀如来坐像がドンと座しました。
係の人がマイクで鳳凰堂の来歴他について説明してくれた。



目を惹いたのはまず阿弥陀如来坐像。
時を経た渋い色合い。
光背と天蓋の造りが見事だった。
周りの壁には雲に乗った菩薩像がたくさん掛かっている。
全部で52体あるらしいのだが、その内の26体は取り外されて、付属美術館に展示されているそう。
お堂の中のは遠くてよく見えなかったが、後で入った美術館で間近に見るそれは、とても優美な彫りが施されていた。
豊かな表情でよく破損せず保存されてきたなと感心する細く彫られた様々な楽器を持ち音楽を奏でている。
今は色が落ちて焦茶色の木目の表面だが、出来た当初は艶やかに彩色されていたそうで、復刻した当時の彩色のレプリカも飾られていた。
うーむ、色付きでない方が渋くてかっこいいな。
お堂の中の壁にも絵が描かれていたそうなので、昔はポップと言える室内だったようだ。



そして見学は次の間へと進むのかと思っていたら、その阿弥陀如来の座す間だけが見学対象なのだった。
廊下に出て奥を見ると、なるほど奥には部屋はもうなく、靴を脱いだ場所と対になる形で翼廊と呼ばれる廊下があるだけだった。
廊下の屋根の装飾が豪華なので、いろいろ部屋が設けられていると錯覚していた。
壁のある部屋は阿弥陀如来の座すお堂だけなのだった。
お堂の後ろに尾廊と呼ばれる場所があり、そこには何かありそうではあったが不明。



靴を履いて外に出、庭園を順路に沿って歩く。
池に映る鳳凰堂が正面から見える場所では、修学旅行生がクラス全員で並んで立ち、記念撮影していた。
正面からよくよく見た鳳凰堂には確かに真ん中にしか部屋はなかった。
豪華な造りにすっかり騙されていたなあ。



その後は鐘楼や付属美術館の鳳翔館、裏手にある書院などの建物を見学。
鳳凰堂は平成に大修理が行われたそう。
だからか柱も壁も小綺麗で、外見は古い建物のように見えず、あまりフォトジェニックでなかったのが残念。
裏手の建物の方が自分のお好みだった。
しかし仏像は見応えがあったなあ。
これまでお寺を訪れるとその建物の佇まいに目が行き、仏像に感心することはあまり無かったのだが、ここではそれが逆転してしまっていた。
そんなこともあるのだなあと、これまでにない寺院見学となった。




宇治駅すてき

2023-10-25 06:24:21 | その他旅行き
さてまた盲腸線に乗ってきた。
今回は京阪電車の宇治線。
終端駅の近くに何かないか探すと、平等院があった。
こんなところにあったのか。
平等院鳳凰堂は映像や写真でよく見るが、まだ行った事が無いのでここを訪れよう。
京阪本線の中書島駅から宇治駅へと宇治線をひとまず通しで乗車。
帰りに沿線で撮影できそうな場所がないか、車窓からチェックしつつ。

宇治駅のホームに降り立ち、乗ってきた電車を撮影し、では平等院へ行こうとして足が止まった。
改札口の上の天井が丸い。
何か違うなと思いつつ改札を出ると、宇治駅は普通の建物ではなかった。
特別なデザインが施されていたのだ。
素通りするのは勿体なく、いろんな角度から撮影してしまった。
思わぬ幸運。
こういう出会いがあるのも旅の楽しみのひとつだあね。






















各ショットの精度を上げよう

2023-10-23 06:19:04 | テニス
暑さが去って、力一杯テニスしても身体に熱がこもらなくなった。
つい先日まで熱に浮かされたような思考状態でやっていたから、うまくプレーできなくても「まあいいか」と流していたが、ここに来てひとつひとつのショットに集中できるようになった。
スポーツの秋とはよく言ったものだ。
レベルアップの時期である。

今の重点ショットは引き続きフォアハンドストローク。
腕より先に肩からスイングする肩主導のスイングを身体に覚えさせるべくリターン前に素振りを繰り返している。
で、そうしていると上半身にばかり気が行き、下半身がおろそかになる。
だいぶオープンスタンスになっていたようで、そう打つなら腰をもっと入れないとボールを押せないぞと指摘を受けた。
上半身を捻っているつもりでいたが、上半身だけでは駄目で腰から捻らないといけないらしい。
腰を意識してスイングすると、ワンテンポ遅れるようで、今までのタイミングで振り出すと振り遅れるようになってしまった。
なかなか難しいですな。

しかしバックハンドストロークには好影響が。
同じように腰を入れるとこれまで引っ張り過ぎて狙いより右に飛んでいったボールが思ったより左に飛ぶようになった。
ははあ、肩が入っていないから身体が早く開いて右に行くのだと思っていたが、腰が入っていなかったのか。
思わぬところで解決策が見つかりそうだ。
こちらはもう少し試行が必要。

ボレーはショートバウンドしそうな低いボールが来た時、ラケットを腕で前に出してボールを拾うような形でボレーしないよう意識中。
その打ち方になるとまずミスするので、どうせミスるなら身体に引きつけた場所でボレーできるよう打点を覚え込ませ中。
バウンド前に打ちたいなら歩いて(フットワークで)前に行き、腕でなく身体ごとラケットを前に進めるのだ。
うまく捉えられるとグリップを握るだけで丁度いい深さにボールが返る。
ちょいと押したりするとエンドラインをオーバーするから、ボレーにスイングは不要だと思うようになった。

最後はサーブ。
いっときダブルフォルトが激減していい気になっていたのだが、この夏またおかしくなった。
今まで見つけた自分用対応策をあれこれ処方。
その中で最近最も気を付けるポイントがやはり肩。
トロフィーポーズをとると当然右肩が後ろになるが、これを前に持っていきつつスイングする。
コーチは左肩と右肩を入れ替えると表現する。
ネットする時は大体肩の入れ替えができていない時。
脱力して肩の入れ替えを意識すると途端に飛びが良くなるので今度はサービスボックスにどう収めるかに意識を移す必要がある。

昔はミスしても何が原因か分からずストレスを溜めるばかりだったが、今はなんでミスしたのか直後に把握できる。
そのたびこうすべきだったと正しいスイングを思い出し、次に備える。
テニスを楽しめてるなあと思えるようになった。


阪堺電車 住吉鳥居前ー我孫子道ー天王寺駅前

2023-10-19 06:23:11 | その他旅行き
住吉大社のお詣りを終え、再び阪堺電車を撮影だ。
住吉鳥居前停留場からさらに南の方へと歩きながら、街の佇まいややってくる電車に注目。
住吉大社の前の道路は併用軌道であるが、細井川停留場の手前で道路を外れ、また専用軌道区間へと入る。



細井川停留場から行く先を見ると、ずっと一直線で線路が続いている。
望遠レンズの出番ですな。
上町線が住吉で合流したので運行本数が多くなり、見える範囲に三つ車両を捉えられるかも。
しかし、間に踏切があり、トラックが横断したりしてなかなかタイミングが合わない。



適当なところで切り上げて、線路の近くの道を選んで歩いていく。
周りは住宅街だ。
安立町の停留場から線路のすぐ横を歩けるようになる。
線路と生活道路の境界には金網の柵が伸び、見た事のある景色。
京都の叡電と高松の琴電を思い出した。



住宅街を通る線路の脇は同じような作りになっちゃうんだなあ。
家の前の金網に鉢植えを引っ掛けてたり、金網の根元を花壇にしていたり。
周りの住民のありようも同じような感じなので面白い。



住宅街が商店街に変わったなと思ったら我孫子道の停留場に到着。
ここには阪堺電車の車庫があった。
線路の向こうに操車場の広がるのが対岸から丸見えで、思わず歓声をあげてしまった。
我孫子道行きの電車が次々やってきては、我孫子道発の電車が出ていく。



時々さらに南へと向かう電車が通過していき、やってくる。
南に向かう線路は上り坂になっていて、その時は知らなかったのだが、その向こうには大和川が流れていたらしい。
大和川の対岸は堺市である。
もう夕刻。
この日はここまでで帰ることとし、堺市を走る路線はまたの機会に訪れよう。



帰りは天王寺駅前行きの電車に乗った。
電車だと住吉鳥居前から歩いて写真を撮った区間はあっという間だった。
たった3駅分しか歩いてなかったのね。
電車は住吉停留場から上町線に入っていく。



上町線も専用軌道と併用軌道の区間が交互に現れる。
松虫停留場を過ぎると大きなビルの立ち並ぶオフィス街。
広い通りの真ん中を走り、天王寺駅前停留場に到着する。
へえ、こんな大都会に路面電車が走るんだ。
なんか新鮮な車窓風景だった。




住吉大社

2023-10-17 06:25:21 | その他旅行き
住吉大社はやたらと石灯籠の多いところである。
大小いろんな大きさの灯籠が二つセットで奉納されていた。
参道を挟んで両側に置かれるイメージがあるが、ここはすぐ隣に並んで置かれている。
あまりにも数が多く、長い参道がないと置ききれなくてこの配置になってるのだろうか。



正面の鳥居をくぐり、点在する石灯籠を見ながら歩くと赤い欄干の反橋がある。
登りやすいよう階段状にしてくれているので、なんとか上れる傾斜だ。
手水舎で身を清め、門をくぐると本宮の立ち並ぶ広い境内である。
住吉大社には四つの本宮がある。



普通なら?大きな本殿に複数の神様を合祀するのだろうけど、ここは一柱にひとつの本殿。
えらい神様なのね。
四つとも同じような大きさと造りになっていて、正面からだと第三本宮、第二本宮、第一本宮と縦に並んでいる。
第三本宮の右に第四本宮がある。
第四本宮から第一本宮へと順にお詣りした。



第四本宮には息長足姫命が、
第三本宮には表筒男命が、
第二本宮には中筒男命が、
第一本宮には底筒男命がそれぞれ祀られているそう。
表筒男命、中筒男命、底筒男命は伊邪那岐命が禊祓を行った際生まれた海の神様らしい。
航海の安全を祈願して石灯籠を奉納するのだろう。
自分はあまり海に関係しないので、ご挨拶だけしておいた。



本殿は住吉造と呼ばれる古代の神社建築で、国宝だそうだ。
こんな街中の木造建築が戦争で焼けずによく残ったものだ。
お詣り後は境内を行ったり来たりして写真撮影。
初詣ではこの広い境内も人でいっぱいになるんだろうか。
反橋の手前はまばらに木の生える広いスペースがあるから、ここに屋台や露店が並ぶのかもしれない。
お正月に大阪にいる機会があれば、見に来てみたいものである。




阪堺電車 恵美須町-住吉

2023-10-15 22:47:12 | その他旅行き
通天閣と新世界の観光を終えて、次は住吉大社へ向かう。
そこからだと阪堺電車を使うのが便利。
恵美須町から阪堺線が出ているので、そこから乗る事に。
停留場に行って時刻表を見ると1時間に2~3本発車するだけだ。
結構な街中を走る電車なのに地方の鉄道みたいだな。
少し東側をほぼ並行して走る上町線は天王寺駅前から出ており、こちらの運行本数はもう少し多いようだ。



阪堺電車は路面電車である。
が、専用軌道を走る区間が長く、この後そうした場所で写真を撮っていると、普通の鉄道を撮ってる気分になった。
恵美須町停留場も専用軌道にあるので、改札口は無いが普通に駅である。



駅の佇まいを撮影していると、ピンク色の電車がやってきた。
乗車し、テイクアウトしたコーヒーを飲みつつ出発を待つ。
なるほど、乗ってくるお客さんは数人だ。
この人数では本数は多くできないな。
バスの方がたくさん乗ってるんでないか?



時刻が来て発車。
線路の幅は広く、標準軌のレールの上をふわふわと揺れながら進む。
いくつか停留場を過ぎ、東玉出の手前から道路と共用する併用軌道へと入る。
併用軌道では路面電車は道路の中央部を走るイメージがあるが、この部分の併用軌道は進行方向右側の車線に線路がある。



右側を(北向きに)走る車は必ず線路上を走る事になる。
後ろから電車が来ないか、運転していてドキドキだな。
でもそこしか走りようがないから、後ろに電車がやってきてもバスが後ろに並んだと思っておいたらいいんだよな。
昔、路面電車の走る町で暮らしていたから、右折で軌道上に止まってる時電車がこないか、その時のドキドキ感を思い出してしまった。



住吉の電停で降車。
天王寺駅前から来る上町線がここで合流する。
その先の路線も気になるが、まずは住吉大社にお詣りしよう。
石灯籠を見つつ駐車場への道路の横から入ろうとするが、どうも裏口のようだ。
正面入口はどこかと道路沿いに歩いていくと、あったあった大きな鳥居が。
停留場は住吉鳥居前の方が近かった。




新世界

2023-10-13 06:33:24 | その他旅行き
通天閣を出るとちょうどお昼時。
お腹が空いた。
もう一度ウロついてお店を探す。
辺りにはタイプの異なる商業エリアが三つ。



新世界一通天閣が綺麗に見える商店街とコピーのある明るい通り。
夜に営業するお店がほとんどなんだろう通り。
やたら派手な看板が壁面を飾るお店の並ぶエリア。



この辺で食べるならソースの二度漬け禁止でお馴染みの串かつ屋か。
連れがいたらどこかの店に入ったのだろうけど、しかしこの日は気が乗らない。



商店街の入口にあったお肉屋さんが、テイクアウトでサンドイッチ他を売っていたのを思い出し、そこのを食べる事にした。
お店の前に行くと、一人でお店に入れないのだろう外国の女性観光客が先客。



自分はヒレカツサンドを注文して店先にある床几に座ってできるのを待った。
待っていると軽食狙いのお客さんがボチボチやってくる。



二人連れの外国人観光客は店先に貼られたメニューである商品の個別写真と値段の書かれたシートをスマホに撮り、店の人に画像を見せて指を二本立て、「Two」と言って三品二つづつ注文していた。
なるほどー、しっかり伝わる。



注文を受けてから作ると書いてあったので、受け取ったヒレカツサンドは揚げたて熱々だ。
引き続き店先の床几に座って食した。



失敗したなと思ったのは、先にコーヒーなりビールなりを買っておくべきだった。
サンドイッチだけを口に運ぶ。



そこは特徴的な商店街の入口なので、目の前で外国人観光客が奥行きある商店街を背景に自撮りしていく。
楽しそう。
私もまた海外を旅する事があるのだろうか。



なかなか食べ応えのあるサンドイッチだった。
商店街の反対側にコーヒーをテイクアウトできるお店があったから、そこで飲み物を何か買おうとその場を後にした。