都市緑化植物園

2024-10-11 06:29:24 | その他旅行き
服部緑地都市緑化植物園は緑地公園の南東の外れにある。
間に一般道路が挟まっているので、緑地公園とは全然別の施設のように見える。
入園は有料で大人220円、中学生以下は無料。
入口の管理棟に併設して小振りな温室がある。
いきなりウツボカズラが出迎えてくれたので喜んで写真を撮っていると、黒い何かが視界をかすめた。
むむ?
蚊だ。







いろいろ撮りたかったのに落ち着いて撮影していられなくなった。
それでも我慢して撮って外に脱出すると、腕や顔や首筋がボコボコになってる。
暑い時に来るところではなかったか。
失敗したなあと池のほとりのベンチに座って一息入れる。
しかしそこでも黒い影が視界をよぎる。
うわあ、止まってたらダメだ。
歩こう。







有料施設なのでそんなに人はいないだろうと思ったがそんな事はなく、家族連れが芝生の広場でお弁当を食べたり、私のように写真目当てでカメラを持って歩くおじさんやお姉さんがまずまずいた。
ベンチでゆっくり本を読んでる人を見て、なんで蚊に刺されないんだろうと不思議に思う。
虫除け剤を使ってるのだろうか。







敷地は南北に細長く、それほど広い訳でも無いので全ての道を辿ってみた。
木々を観察するというより面白い情景を探して歩く。
一番奥にハーブガーデンがある。
ハーブティとか飲む習慣はないので、植っているハーブも私にとってはただの植物。
しかし乾燥させたハーブを置いてある小屋の中はむせかえるようなハーブの匂いが充満していて、特殊な植物たちであることを再認識した。







木々で囲まれているのは服部緑地の無料の公園エリアと同じだが、植物園らしく木々の名札がかかっている。
名前を覚えたら面白いんだろうなと思いつつ、すぐ忘れるので流し読むだけ。
椿の木が種類多く植っていたので、椿好きにはいいところなんだろう。
朝は涼しかったのに昼間はまだ暑い。
日陰を選んで歩く。
疲れてベンチに座るとまた蚊がやってくる。
午前中公園の方では蚊に襲われなかったのになあ。







木々の紅葉はまだまだぜんぜん始まっていない。
道に落ちた枯葉が色付いていたのと、彼岸花が見頃だったことに秋を感じたくらい。
彼岸花は白花のものがたくさん咲いていた。
来るなら春や秋が深まってからが良さそうだ。
蚊に襲われないし。
公園エリアの方より静かだし、木々に囲まれたベンチでぼんやり時間を過ごすにうってつけの場所である。








服部緑地で秋を探す

2024-10-09 06:25:01 | その他旅行き
背中痛でテニスできず、週末が空いてしまった。
だいぶ涼しくなったし、近場の公園に写真を撮りに行くことにした。







吹田の万博記念公園か、豊中の服部緑地、どちらにしよう。
あまり詳細に歩いたことのない服部緑地を選択。







公園敷地のあまり行った事のない方にも足を伸ばす。
大阪府営の公園で歴史あることが看板の古さなどから窺い知れる。







使用されなくなったがらんどうの建物があったりしてうれしい。
誰もいないと思って中に入っていくとホームレスの人が寝ていてびっくりしたりする。







午前中は無料のエリアを巡り、昼からは有料の都市緑化植物園に行くことに。
こちらの写真はまた次回。








イノゲート大阪

2024-09-23 18:40:47 | その他旅行き
大阪駅とうめきた公園の間にも新しくできたイノゲート大阪というビルがある。
うめきた公園への連絡通路のある階にコーヒー屋さんがあったのでアイスコーヒーをテイクアウト。
浅煎りの豆で淹れたアイスコーヒーがある貴重なお店。
さっぱりとした味わいのコーヒーを飲みながらうめきた公園を歩いたのだった。
テイクアウト用のカップの蓋も新しいデザインでおもしろい。







そのビルにはバルチカ03という飲食店街が入っているそうなのでこちらも覗いてきた。
「03」は「おっさん」の意もあるらしく、飲食店街というより飲み屋街と言った方がいいような店種が並ぶ。
フロア内に立ち飲み屋がいっぱいある感じだ。
ビルが縦に平たいので半分の店が窓側にあり、眺めを楽しみながら呑めるのが良さそう。
昼食を食べたKITTE大阪の飲食店街もそうだったし、既存のお店にプラスして大阪駅周辺はこんな昼呑みOKな酒場でいっぱいになってしまったな。








うめきた公園

2024-09-21 09:19:44 | その他旅行き
次に行ったのは昔貨物駅が広がっていた跡地にできた、うめきた公園。
晴れて暑い日だったが、涼しい屋内から外に出て、汗をかきかき見て回った。
大阪駅から連絡通路を渡って太い道路を越えると、いくつかに枝分かれして公園へと降りて行く。
野外音楽堂のような窪地と丸屋根で覆われた広場がある。
芝生の緑が眩しい。
窪地の底には噴水もあるんだろう浅い池があり、子供達が水浴びして遊んでいた。





うめきた公園はまだ半分しかできていないようで、境目からは工事中の敷地が覗ける。
完成部分には所々建物があり、カフェやイベントスペースとして機能していた。
ホームセンターのコーナンの特殊店舗があり、入店するのに行列ができていた。
少し迷ったが行列の進みはいいようなので入ってみることに。
そこは観葉植物やアクアリウムを専門に売るお店だった。
我が家にも観葉植物がいるので、見覚えのある植物たちが。
水槽に飼う熱帯魚もたくさん。
最近は水生植物も人気なのかもしれない。



他の建物の見学はやめておく。
また来ることもあるだろうから、その時探検することにしよう。
今度来る時は涼しくなっているだろうから、落ち着いて?心穏やかに?だれる事なく?遊ぶ事ができるだろう。
芝生に寝っ転がってビルを見上げてみよう。






JPタワー大阪

2024-09-19 06:24:48 | その他旅行き
大阪駅の西側一帯が再開発されて、新しい見所ができたそうなので様子を伺いに行ってきた。
昔郵便局があった場所に大きなビルが建ち、商業施設とホテルが入っていた。
もちろん郵便局も。
商業施設はKITTE大阪といい、飲食店や他県のアンテナショップやらがある。

<大丸の入るサウスゲートビルと繋がった>






11時くらいに到着したが、開店したてだからか上階に昇るエスカレーターは順番待ちができていた。
エスカレーターの空いている地階に下ってみた。
飲食店がたくさん並び、すでに満席で待ち行列のできてる人気店がいくつか。
地階も通路は人でいっぱいだ。
みんなお昼からお酒を飲んで、もうすっかり昼呑みは普通のことになった感がある。





自分たちはカンテグランデというお店でカレーを食べた。
キーマカレーのセットを注文。
美味しかったのだが、なかなかの辛さ。
キーマカレーってあまり辛くないイメージがあったんだがなあ。
付け合わせのサラダとキャベツのピクルスで舌をリセットしつつ食べた。
最初空いていたが食べ終わる頃にはほぼ満席状態。
早目に食べ始めて正解だった。







連れがホテルの様子が見れるなら見てみたいというので行ってみた。
一階にある入口はなかなか分かりにくい。
大阪ステーションホテルといい、照明を落とした廊下を進むとエレベーターホールがあり、エレベーターに乗ると29階に連れて行かれる。
29階で降りるとかっこいいフロントがあった。
フロアは広々としていて高級そうな飲食店がいくつか。
ちょっと椅子に座らせてもらったが、庶民には尻の座りが悪くて早々に退出した。
客室はたぶんフロント奥にあるエレベーターで上に上がるのだろう。
部屋からの眺めはきっと素晴らしいに違いない。


思うところの多い旅だった

2024-09-07 18:12:28 | その他旅行き
これにて今回の南信州の旅も終わり。
松本から名古屋までは特急「しなの」に乗車。
しなのは運休しない事を確認済み。
運休するかどうかの判断基準はなんだったんだろう。
豊橋は地震の危険地帯に入るが、名古屋は入らないのだろうか。

<松本駅にて、あずさ号>


帰りの道中で記事にできるような出来事は特になし。
いつもの帰り道と同じく、ほぼほぼ眠っていた。
名古屋駅で新幹線に乗り換える時、ホームでの待ち時間がこの旅で一番暑かったことを覚えている。

<名古屋駅>


何度も書くが、旅先としてよく信州を選んできたのに、まだまだ行ったことのない観光地はあるんだなと気付かされた。
昔は今と違って同じ場所にばかり訪れていたからなあ。
旅の目的も歳を経るとともに変化してきていることに改めて思い至る。
涼しくていい所だから、これからも旅先候補として、行ったことのない隙間の場所を探して訪れたいものだ。

<京都駅到着直前>


今回の旅は体調面でもいろいろ考えさせられた。
昨年の仙丈ヶ岳登山の時も軽い高山病だと思うが気分が悪くなった。
これまで旅先で体調が悪くなるなんてことはほとんどなかったのに。
旅先で体調が悪くなると、この後どういう事態になるのだろう、家に帰れるのだろうか、ととても心配になる。
日頃から健康に気をかけ、旅の予定を立てる時も無理のない日程を組むよう注意していかないとダメなお年頃になったということか。
旅行は好きだから、永く出かけられるよう体調に心配らねば。


アップルパイと戦う

2024-09-05 06:22:04 | その他旅行き
旅はこの日で終わり。
松本駅に向かいつつお昼を食べるお店を探すが通り道に空いてる蕎麦屋はなく、結局駅そばで簡単に済ませてしまった。
帰りの電車まで時間ができたので、連れの気になるアップルパイの店に行くことになった。
駅まで帰って来ていたが、またなわて通りの方に戻ることになり、事前に店の場所を知っておけば良かったと後悔。
まあ、時間はたっぷりある。



お店は女鳥羽川の横にあるビルの5階。
エレベーターに乗る段になって、スマホで場所を調べていた連れが今日はお休みかもしれないと言い出す。
月・火・水曜 定休日とあるらしい。
暑い中往復したのに時間と体力を無駄にするのかと暗い気分になりかけたが、店の前に行くと営業していることが分かりホッとした。
月曜日だったが祝日なので営業したのだろう。



ショーケースには三種類くらいパイが置いてあり、一番オーソドックスなアップルパイとアイスティを注文し、角の席で涼みながら待った。
まずアイスティがやってきて、成分が抽出されるのを待ち、氷入りのグラスに注ぐ。
とても美味しい紅茶だった。
そしてパイがやってきた。
持ってきてくれたパイを見て、思わず「うわ、食べ切れるかな」と口をついてしまった。
大きなお皿に長辺18cmくらいある三角形が乗っていた。
さっきサンプルを見たくせにその厚みに驚く。
パイ生地の間にこれでもかというくらいリンゴの蜜煮が詰まっていた。
持ってきてくれたお姉さんは、「意外とペロリといけますよ」とおっしゃるが、さっき食べた駅そばのかき揚げが胃を占拠している。
甘いものは別腹と言うが、この量は無理ではないかと血の気が引いた。



勝ち目の無い戦いに赴く気分で、いざ。
フォークを入れるとパイの膜がしっかりしていて、すんなり切れず中のリンゴがむにゅっと溢れ出た。
バターたっぷりでパリッと砕けるものと想像していたが、全然脂っぽくなくナイフが欲しい。
口に入れるとほんのり温かく、リンゴの蜜煮は甘くなかった。
いや甘いのだがリンゴの自然な酸味が主体で甘味は後ろに控えている感じ。



もっと脂っぽく甘ったるいイメージがあったので、量を食べるのはしんどいなと思ったのだが、これだけさっぱりしていれば大丈夫そうだ。
戦況好転。
アイスクリームも付け合わせの身分をわきまえており、程よい甘さ。
バニラの粒が点々と見える。
こちらもいい素材で作られているのだろう、嫌味が全く無い。
リンゴはなんだろう。
この厚みにするにはこのパイ一切れで1個以上使っているのではないだろうか。
しっかりしたパイ生地はリンゴの酸味と甘味をリセットしてくれて、確かにお姉さんの言う通り次々と口に入れる事ができた。



紅茶は詳しく無いが、アイスティもこのパイに合うような葉っぱと淹れ方をしてるのだろう。
まったく喧嘩することなく喉を潤してくれた。
とてもいいお値段だったが、この内容だったらなるほど納得だな。
アップルパイの認識を変えさせられた。
がっつり甘いモノを食べたい甘党には物足りないかもしれない。
帰りにお店のお姉さんに、全部食べれましたねと微笑まれた。




カエルとアイスクリーム

2024-09-03 06:22:16 | その他旅行き
松本城を見学後、城の南の方にある「なわて通り」と「中町通り」を歩いた。
なわて通りは細い道の商店街で歩行者天国。
いろんなお店があって楽しい通りだ。
なんでかカエル推しである。
入口には東京芸大生作のカエル像があり、お土産屋さんにはカエルの置物とかがたくさん。



謂れが書いてあった。
すぐ横を流れる女鳥羽川に昔カジカガエルがたくさん生息していた。
カジカガエルは清流にしか住まないカエルで、昔のようにカジカガエルが帰ってくることを願ってシンボルとしたそう。
街中の川にカジカガエルとは、なかなか壮大な夢だが、是非帰ってきて欲しい。





街中は信州といえど暑い。
また体調を崩さないよう水分を小まめに摂っていたが、連れがアイスクリーム屋を見つけた。
入ることにした。
品揃えを確認すると、アルコールを含むアイスクリームを売っているではないか。
なんとも珍しい。





当然アルコール入りのを選択。
ジャックダニエルズとモヒートソルベのダブルで。
まずジャックダニエルズを食べてみる。
うーむ、甘い。
ジャックダニエルは甘いバーボン、もといテネシーウイスキーだが、これはその甘さか?
そもそも全然アルコール感がないのだが。





と疑問に思っていたら、下戸の連れが少し味見させろという。
食べさせたらとてもアルコールを感じるとのこと。
ふむ、苦手な人は少量であってもその存在を感知できるからなあ。
もう一つのモヒートの方は、ああラテンな南国の風味だなあと納得いく味わい。





美味しく食べ終わり、散策の続き。
連れが焼物のお店でなぜか海苔ワサビを買い、八百屋でブルーベリーを買っていた。
なわて通りの南側にある女鳥羽川を渡ると、なわて通りと並行して中町通りがある。
中町通りは漆喰の土蔵がたくさん残る通り。
工芸品を扱うお店や飲食店なんかが並ぶ。
そろそろお昼時で蕎麦を食べたかったのだが、連れが目をつけていたお店は店頭に行列ができていたので諦める。
さすがに時間の計算できない昼食のお店は予約出来なかった。
さてどこで食べようか。




松本城

2024-09-01 13:02:57 | その他旅行き
信州にはよく来ていたので、松本は主に車で何度も通過したことがある。
当時は山岳地帯をドライブするのが目的で、松本に観光で立ち寄ることはほとんど無かった。
だから松本城も通りすがりに外観を見たことがあるくらい。
とても有名な観光名所なのに、今回が初めての訪問である。





松本城の入場チケット購入においても連れのファインプレーがあった。
現地で入場券を買ってもいいのだが、事前にオンラインで天守に入れる時間帯指定のチケットを買うことができるとの情報を入手し、朝二のチケットを購入してくれていた。
そのチケットで入場すると赤い札を渡され、天守までの近道を通してもらえる。
まだ朝の早い時間なのに、お堀前の入場券売り場には行列ができ、天守の前にも行列があったのに、スルスルと通過して入城する事ができた。
自分一人なら事前の手間はかけないので、現地で行列を見て、入るのを諦めてたところだ。





では天守内もスルスル見学できるのかと思いきやそうはいかず。
天守内の回廊にも行列ができ、係の人が一定間隔で先に進むよう案内していた。
お城の説明や当時の資料が展示されているのを、進むのを待っている間に見学する感じ。
すごい人気である。
係の人も今日が一年で一番混む日だと言っていた。
三連休中毎日一番混む日なのだろう。





お城なので階段の傾斜がとても急で、竹の棒を渡した手すりがいくつも設置されていた。
金属やプラスチック製ではないので、古いお城に似つかわしくはあったが、やはり異物感がある。
あと耐震工事だか調査だかをしていて雑然としていた。
熊本城のように壊れちゃうと大変なので必要な事は分かるが、見にくるなら工事が終わって人が少ない時の方がいい。





どの階も人でいっぱいで、城を見に来たのか人を見に来たのかよく分からない状態。
板敷の床に座って骨組みの見える天井を見上げ当時を偲ぶ、なんて気分には到底なれず。
そんな時間も取れない。
上って降りてきた。
天守を建て増した感じで辰巳附櫓と月見櫓がある。
もう出口に近く、人の密度がようやく低くなって一息つける。
櫓からの眺めは開放的で、後から思うにここに居た時間が一番当時を感じられたかもしれない。





天守に入る時刻が決まっているチケットだったので、まず天守を見学し、その後周囲の城郭を見学することになった。
どんな曲輪があるのだろうとパンフレットをよくよく見るが、城内への入口が黒門で、その外に太鼓門というのがあるだけだ。
太鼓門を見るためには黒門を通らねばならず城外に出てしまうので、不思議に思い案内所で聞いてみた。
するとやはり有料区画の見所は、ほぼ天守のみであることが分かった。





各地の城跡に行くと、建物は残っていなくても、天守に至る道道に辿り着きにくくするいろいろな仕掛けが見られるので、ここにもそういった遺構があるのだと思っていた。
黒門から外に出、お堀と城壁越しに天守を撮影。
お堀の西側に赤い橋がかかっていたのでそちらを見に行く。
橋は残念ながら渡ることはできず。
その後、太鼓門を見に行くが、こちらは耐震工事中だった。






松本の夜

2024-08-30 06:26:22 | その他旅行き
松本の宿はビジネスホテルで夕食が付いていない。
街に繰り出す事にした。
連休中に観光地近くの街で飲むのに、準備なしで臨むのは、夕食難民になる覚悟が必要となる。
早い時間に入らねばあぶれてしまう。
過去に、入ろうとする店で次々に満席だと断られ、5~6店を経巡ってようやく夕食にありついた経験がある。
そうした反省を踏まえ、今回は宿近くの居酒屋に予約を取って乗り込んだ。



今回の旅の準備担当は、素案検討は連れ、行程設定は自分、切符・宿・チケットの手配は連れ、という分担結果になった。
居酒屋の予約も連れがしてくれた。
連れは美味しい店を嗅ぎ分ける鼻を持っていて、下戸だが酒にこだわりのありそうな店を選んでくれる。
今年は夏なのに良く飲む日本酒、を数種置いている店だった。





前日はアルコールを体内に入れる気にならなかったが、体調も回復し、この晩は飲めそう。
でもやはり昨日の今日なので、控え目に。
ビールはその独特の旨味と苦味が気分の悪さを引き出しそうなので遠慮して、すっきりハイボールから。
ソフトドリンクもいろいろあって、連れは松本サイダーなるものを注文していた。
カンパーイ。





料理はひとつひとつがなかなかに凝った味付けで美味しかった。
日本酒は居谷里という大町のお酒を注文。
山廃とあったのでぬる燗で頼んだら、夏場にそんな注文をする人は珍しいのだろう、なかなか出てこなかった。
先に出された馬刺しを食べるのを我慢して、ようやくやってきた燗酒と合わせ食べた。
酸味と深みある味わいのお酒で気に入ってしまった。
見かけたら買えるようにメモしておかねば。





そうして飲み食べしていると、入口に近い席だったのでお客さんが続々やってくるのが分かる。
思ったとおり予約の無いお客さんは次々と断られていた。
やはり予約しておいて正解だった。



食後、飲み屋街を少しぶらつく。
松本駅の北東方向の繁華街なのだが、美味しそうな酒場ばかりで、空いている時ならお店の雰囲気を見て歩き、良さげなお店を選択して暖簾をくぐるのも楽しそうだ。
風俗店が混じっていないので安心して選べるのもいい。
食も酒も細くなってしまい、二軒目に入るような勢いはなく、コンビニに寄って部屋飲み用の酒と甘いモノを購入し、宿に戻った。