前回記事を記載後、昔の春の気候の感じ方に影響を与えた自身の行動パターンがあったことを思い出した。
昔は夏休みもゴールデンウィークも、信州に度々遊びに行ったものだった。
<2020年GW 大阪を脱出できず、モノレールを撮影してた>
夏に遊びに行けば涼しい高原も、GWの頃はまだまだ寒く、雪が溶けたばかりのところを訪れたりしていた。
例えば、お目当ては標高1000m前後の新緑がちょうどきれいな辺り。
<2019年GW 五島列島、長崎をガッツリ観光>
春から夏へと移る只中にいることを体感しに行ったのに、ドライブして移動するので、道によっては標高の高い峠を越えることになったりする。
景色を眺めに外に出れば、寒くて冬を再体験したりした。
<2018年GW 6月のサファリに備えて奈良へ鹿を撮りに>
初夏になりかけた下界から春の遅い亜高山帯にしばらく身を置いたので、晩冬の気候に一度キュッと身を引き締め、春を長く過ごした気分になっていたのだろう。
GW後の5月半ばから本格的に初夏を感じていたように思うのだ。
<2017年東京転勤終了直前のGW スカイツリー登塔>
GWに遊びに行った場所を写真で振り返ると、この10年ほど寒い場所へ行く頻度が激減している。
それも春を短く感じる要因となっているに違いない。
<2016年GW 富岡製糸場近辺をうろうろ>
そういえば少し前、千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅だったか、長野県霧ヶ峰から草津温泉を経由して新潟県糸魚川へタクシーを乗り継いで行く旅番組をやっていた。
その昔頻繁にうろついた辺りである。
どんなところが映されるのか楽しみに視聴した。
<2015年GW 秋田、青森周遊>
しかし、草津温泉って霧ヶ峰から見てどの方向にあったっけ?
一緒に見ていた連れに群馬県でしょと指摘された。
あ、長野県じゃなかったか、とずいぶん記憶が怪しい。
<2014年GW 石見銀山と一畑電車>
番組では冬季通行止めの国道を避けて軽井沢に遠回りして向かうことになったのだが、画面に現れた地図の場所がつかめない。
あれれ、あの辺りの観光地の位置関係はほぼ頭の中にあったのになあ。
東北や北海道に浮気して、信州近辺はあまりにもご無沙汰してたことに気が付いた。
<2013年GW 北陸鉄道浅野川線に密着>
今年のGWは旅行に出れるのだろうか。
緊急事態宣言が解除されてまた感染者が増えると、次の波が来ている頃合いだ。
一人旅なら宿の予約なしでも車中泊見込みで直前に出発を決定できるが、連れが一緒だとそうはいかない。
<2012年GW 仕事が忙しかったのか京都福井府県境の八ヶ峰を一日だけ訪れていた>
いろいろ予約して、直前にキャンセルとなるとがっかり落ち込むことになり嫌だしなあ。
去年は鼻から諦めていたが、今年は出掛けられる可能性大だからまだマシと思い、検討することにしよう。
<2011年GW 扇沢から雪の大谷へ>