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これに音が加わるのだ

2011-06-29 00:33:10 | Weblog
朝、出勤時、ハンドタオルを持って出るようになった。
分厚いハンカチである。
これで伝う汗を拭うのだ。
暑くなってきた。
徒歩通勤時の信号待ち、横断歩道手前のビルの影で日差しから避難し、青を待つ。

夜吹く風の有無で、翌日の明暗が分かれる。
部屋を風が通れば、心地良い夏の夜、風が凪げば寝不足の朝が来る。
幸いにして、風のある日が多い。
汗をかいて寝た夜はまだ1日だけ。

その翌日はちょうど?月曜だった。
仕事に身が入らない事、甚だしい。
この倦怠感はなんだ。
加えて午前最後の会議が延び、昼休みが半減。
食後のお昼寝時間がなくなった。
午後の集中力ダウンも著しい。

昨晩は部屋を風が吹き抜け熟睡。
今朝の通勤時の体の軽さよ。
毎朝こうであって欲しい。
お昼休みも完全取得。
机に突っ伏して短時間意識を無くす。
午後はすっきりとした頭で作業した。

しかしこの差異の大きさ。
安眠できない夜よ、控え目に。
慣れるまで、睡眠不足の日々を耐えるのだ。

ひとつ気付いた事がある。
大阪はまだ蝉が鳴いていない。
もうすぐ、あの騒音とも再会だ。

7月の尾瀬

2011-06-26 00:09:42 |  7月の夏休み
梅雨真っ只中。
ですが、大阪の梅雨は中休み。
昨日今日と日中青空が広がりました。
こんなに濃い青を見たのは久しぶり。
今週はいよいよ気温も上がって、じめじめむしむし。
もう夏ですね。

夏と言えば夏休み。
昨年を思い返すと、梅雨も終盤に差し掛かった7月初め、早くも休みをとって、鳥海山と尾瀬に行ったのでした。
良かったなぁ。
今年は長期休暇は取れそうにないので、分断された夏休みになりそう。
7月、8月、9月にそれぞれ1日ずつ取得し、山の遅い初夏と、盛夏の高原、早い初秋を、少し遠出して楽しむのだ。

おや、記事を書き出した時は、長い休みが取れなくて気分は下向きだったのに、こう書いてみると分割取得もなかなか面白そうではないですか。
…きちんと考えてみよ。

さて7月を目前にして、今年は行けない尾瀬の旅を追体験したく、フォトチャンネルを作成しました。
大きなディスプレイでも見えるようにしてますから、全画面表示してみてくださいね。




←その時の様子を記事にした、特集カテゴリ「7月の夏休み」も、どぞよろしく。


データ移行

2011-06-23 00:00:36 | Weblog
4月にパソコンが半壊し、新しい奴に買い換えました。
今は新PCを使用しているのですが、まだ旧環境が100%復帰した訳でなく、対応作業中。
手間取っているのがデータ移行。
旧PCには過去6年くらいに渡り撮り蓄めた、大量の画像データが入っており、これのコピーに時間を取られています。

当初はさほど苦労する事はないだろうと思ってました。
新しいパソコンには旧環境からデータやシステム設定、メールアドレスなどまるごと移行してくれる「お引っ越しサービス」なる機能が付いていたので、利用する事に。
ソフトをインストールし、LANケーブルで新旧パソコンを繋ぎ、お引っ越しスタート。
しかし、あいにく旧パソコンは半壊状態。
ファンをうんうん唸らせて、コピーしてくれているかと思いきや、画面に表示される終了までの予定時間は増えて行く一方。
れれ?、どうもコピーされてなさそう。
やれやれ、処理キャンセル、再起動。
確認すると、ファイルが歯抜けたフォルダが、少しだけコピーされてました。
なはは。
複雑な処理はもうできないようです。
(他人事ではない。

仕方がないので、USBメモリとSDカードを仲介して、取っ換え引っ換え コピー コピー コピー…。
カメラに付属の管理ソフトは、撮影日付毎にフォルダを作成し、データを格納してくれます。
撮り始めた頃は数を撮らなかったので、昔の日付のフォルダは容量も少なく、それほどストレスに感じなかったのですが、昨年のフォルダから巨大になって、ちまちまとコピーしてられなくなってきました。
はぁ、どうしよう。

私ってバカですねえ。
その時になって、お引っ越しサービスは使えなくても、ケーブルではつながったんだから、直結してコピーできるんではないかと気付きました。
早速共有設定して繋げてみると、おお、新PCで旧PCのフォルダが見えました。
やれやれ、良かった良かった。
こうして今は歯抜けフォルダの再移行を残すだけの所まで、ようやくこぎつけたのでした。

次のフォトチャンネルを作りたかったのですが、ソースデータがなくて作れない、という状態を脱出。
新PCで現像できるようになりました。
ただいま準備中。
また見てくださいね。

当然の帰結と怪我の功名

2011-06-21 00:17:33 | テニス
土曜日、久しぶりにスクールのレギュラークラスでレッスンを受ける事ができました。
あまりに久しぶりだったので、出発前の準備作業であるミスをしてしまった。
気が付いたのは家を出て、ずいぶん経ってから。
メガネをテニス用でなく、日常使いの方を掛けて来てしまったのです。

私はメガネの度が変わると、ボールがラケットに当たらなくなります。
距離感が変わっちゃうんですよね。
これまで、目が悪くなってメガネを作り替える度、新しい距離感に慣れるまで苦労してきました。
今回は反対に度が少し緩くなって、さてどうなるか。
心配しつつスクール到着。

さて、結果や如何に。
ボールが少しぼやけるものの、ストロークはなんとか対応でき、事なきを得ました。
が、ボレーは影響が顕著に出てしまった。
なんでもないミドルボレーやローボレーで、ラケットの真ん中に当てられない。
フォーメーションの練習で、まず一球目の繋ぎのボレーが返せない。
返せないと始まらないじゃん、ってやつ。
えらく迷惑を掛けてしまった。

身体の横まで持って来て打つストロークは、ボール位置の情報量が多く、時間もまだあるので調整が効くのですが、前で捌くボレーは瞬時の判断で処理するので対応できなかったよう。
ミスの山が築かれてしまった。
ただ同じボレーでも、いつもは返せない、相手がトップの足元を狙い打ってくる決めのショットを、二度もきれいに返してしまった。
いつも外しているラケット位置がいいようにずれて、結果オーライ。
いろいろと起こります。



しかし、これまでメガネを間違えた事なんてなかった。
久しぶりのスクールだなんて言い訳で、ホントはずいぶんとボケが進んでいるため。
今回の様にこれまでしなかった失敗を度々するようになり、実は悲しい毎日なんです。
ブログの記事ネタは珍しい体験や、新しく気付いた事が主で、二年も書いているとなかなかにネタが乏しくなってきます。
でも、あまり体験したくないボケ行動はふんだんに発生してくれて、これからはボケネタを使わせてもらおうかと考えてしまうほど。
さて、どうしよう。


街角カメラマン

2011-06-18 01:11:35 | Weblog
最近、街中でカメラを構えてる人をよく見かける。
携帯のカメラでなく、きちんとした?カメラ。
夕焼けが望めたある日の事。
長いレンズを一眼レフに付けたお姉さんが、夕日をバックに広場で犬と遊ぶグループを狙ってたし、コンパクトデジカメで建物を撮ってる仕事帰りのおじさんもいた。
お姉さんはスラリとした体つきで、カメラを構える格好もかっこ良し。
どんな写真を撮るのかな?

おじさんの方は少し変。
夕食後に蚊が出ないか気にしながらベンチに座っていると、おじさんは少し離れた立ち木の横まで歩いて来て立ち止まり、俯いてしまった。
背中を向けているので何をしているのか分からず、変な人がいる、と気になる。
しばらくすると右手に移動し、こんどは写真を撮ってるんだ、と分かる姿勢で道向こうに小ぶりなカメラを向けていた。
小さな駐車場と二階建てのビルとコンクリートの堤防があるだけのなんでもない空間に対し、構図決定にずいぶん時間を費やしていた。
彼の目にはどんな美が映っていたのでしょう。

私も写真を撮ってる時は、なんだか分からないモノに向かってじっとしているようで、時々、何撮ってるんですか?と見知らぬ人に聞かれる事がある。
変な目で見られているんだろうな。
お姉さんみたく、かっこ良く撮りたいものです。



ストレートはきついとお嘆きの方にも

2011-06-16 00:48:57 | お酒
平日、夕食を夕刻に外食するようになって、お酒を飲む機会が激減しました。
積極的に飲まないようにもしています。
再掲する事になりますが、理由のひとつは冬に受けた人間ドックの結果が悪かった事。
胃がだいぶ荒れてたらしい。
量もそうですが、アルコールの強い酒を好んで飲んでいたのが原因と分析し、週末に飲む時も対象をウイスキーからワインに移しました。

ワインはワインで好きなのですが、ウイスキーをストレートでやるあの濃厚な口当たりと、鼻に抜けるモルトフレバーを味わえなくなったのがさみしい。
たまにあの味わいが恋しくなります。
水割りにしちゃったら何飲んでるのか分からないのでつまらないし。

そんな時は、アルコール分が多少薄まってれば良いだろうと、昔少し試したトワイスアップという奴を作ってやっています。
蒸留所を訪ねた時にもらったパンフレットに紹介されてて知ったのですが、ウイスキーと等量の水で割る飲み方。
香りが立つらしい。
ふむ、確かに。
しかし、割り加減が難しい。
少しでも水が多いと、ただの濃い水割りになってしまいます。
でも上手く作ると、ストレートだと強すぎて隠れてしまう僅かな味も、感じ取れる気がします。
刺激はどうしても押さえられてしまいますけどね。

それで考えたのが、炭酸水でトワイスアップする方法。(当然氷なし)
これがすこぶるいい。
炭酸が舌をさし、弱くなったアルコールの刺激を代替してくれます。
味わい深さは変わらないし、これは新しいウイスキーの楽しみ方だ。
と思うんだけど…(弱気 )。

ただ、炭酸のエグ味が加わるので、純粋にウイスキーを味わいたい方には微妙かも…。
炭酸水との組み合わせは、色々と試してみる必要がありそう。
炭酸水の温度もお好みを探して。
皆さんも、お試しあれ。

腕がなくなる話

2011-06-14 01:00:02 | Weblog
皆さんは夜寝ている時、腕が無くなる事はありませんか?
私は時々無くします。
すぐ取り戻すのですけど…。

寝床で気持ち良く睡眠中、ふと目を覚ますと右腕の感覚がありません。
背中や左腕が寄越す、自身の重さや布団の質感を返してくれてないのです。
あれれ?これは何
寝ぼけながら左手で確かめると、左手は右腕がそこにある事を感知してるのに、右腕は左手を感知していません。
すごく異質な感覚。
今、左手は何を持っているのだろう。
持ち上げた手を離すとボトリと胸の上に落ちます。
その衝撃でようやく、腕の芯が自分の肩につながっている事が感知できました。
麻酔がかかっているように痺れ、どよーんとして、腕の骨にバウムクーヘンが巻かれているような、柔らかいマネキンの腕が付けられているような、変な知覚を脳に寄越します。
ひえー、異常事態です。
血が流れてないんだ。
なんでなんで。

初めてこの事態に陥った時は、寝転んだまま寝ぼけた頭がパニックでした。
うわあ右腕が壊死した、切断だ。
ちょっと冷たいかもしれない、ぶらぶらの右腕をあちこち動かしていたら、脇の下辺りでくっついていたらしい血管の内壁が離れ、突如として血液が流れ出しました。
詰まっていた部分は血液が血管を叩いて吹き出して行くのが分かる勢いです。
轟轟と流れ、右腕に再び血液が満たされて行きます。
血液って暖かかったんだ。
指先や表皮が、足が痺れた時のようにピリピリしてきました。
皮膚感覚が戻ってくるぅ。
ふう~、ひと安心。
いったいどれくらい血が止まってたのでしょう。

安心したら眠気が戻り、も一度眠りに付きました。

その後も、痺れの度合いは違えども、日を置いて度々発生します。
どうも腕を頭上に上げて眠ってしまうと、この状態に陥るみたい。
頭の下に手を組んで仰向けに寝転ぶとかすると危険。
昔はその格好で寝入っても平気だったので、年とって固くなった筋肉が血管を押し潰し、血液をせき止めてしまうのだろうと推測しています。

今はもう馴れちゃって、発生したら慌てず脇を開き、血を通すようにしています。
でももし朝まで起きれなかったりしたら、本当に右腕を無くしそうだし、血が止まっている時、半分固まってたりしたら、エコノミークラス症候群みたく、脳や肺の毛細血管で血栓になったりしないか不安なので、腕は上げないように寝ています。

ある時、テニスする友人に、こんな事になるんだ、と話してみたら、自分もなるなる腕がなくなっちゃうんだよう、と言っていたので、普通にある事なんだとちょっと安心。
腕がなくなると言う表現はその会話でいただきました。
野球やテニスする人は利き腕が血行障害になる事があると聞いた事があるので、それなのかと思っていたんですが、昨晩初めて左腕をなくしてしまった。
それとは違うのかな?


熱い視線

2011-06-12 00:03:48 | Weblog
街角で久しぶりに中国語を聞いた気がします。
前から歩いて来た三人が、異国の言葉を話しながらすれ違って行きました。
原発事故の影響で外国の方が国外退去しちゃったり、観光客が来日キャンセルしているようで、その昔の外国人が珍しかった時代に戻ってしまったよう。

そういえば、中国人観光客で思い出す出来事があります。
いや、たいした事ではないのですが妙に記憶に残っているので、今日のお話にしたいと思います。

ずいぶん昔の夏休み、 旅の途中の高速で、サービスエリアのトイレを借りました。
用を足し終えて手を洗おうと洗面台に対すると、中国人らしい親子が左隣のスペースに入り、お父さんが蛇口をひねって3才位の男の子を抱き抱え、手を洗わせようと何か言っています。
中国語かな、観光旅行だな、と思いつつ液体石鹸で手を洗っていると、ふと視線を感じました。
見ると男の子が、「ほよっ」という感じで私の手元を注視しています。
お父さんがしきりに、手を洗いなさいと言っている(と思う)のですが、全く無視して私の手元を見ているのです。
なんだろうと思いつつ、石鹸を洗い流そうと水を出すと、訝しげだった目付きが、「うっ」と見開かれたように見えました。
それで、ああこれが気になるのか、と気が付いたのが私の使った蛇口。
自動水栓だったので、勝手に水が出、勝手に止まるのが不思議だったようです。

男の子は一言も発せず、「なんだあれは?」と見つめ続けるのみ。
気になったので、ハンカチで手を拭きつつ後方でそれとなく見ていたら、お父さんも隣のを使いたいと分かったのか、そっちで洗いたいのか?と言い(たぶん)、蛇口をひねって水を止め、右に移動してあげてました。
男の子は今度は素直に手を出し、水を受け、小さな手をこすり合わせ、手を引きます。
自動で止まる水。
お父さんは、きれいになったか?と言いつつ(そうに違いない)手を拭いてあげ、男の子を胸に抱いてトイレを出て行きました。

抱かれて出て行く時も、男の子の目は蛇口に吸い付いて離れませんでした。
よっぽど不思議だったんでしょうね。
お父さんは息子のそんな様子を全く意に介さず、歩き去って行きます。
あれあれ。
そんな二人をほほえましく見送ったのでした。


今でも自動水栓で手を洗うと、時々思い出してしまいます。


苦手な奴等

2011-06-10 00:40:31 | Weblog
蚊が出るようになりましたね。
夕食後、公園のベンチで空を眺めて一息ついていると、いつの間にか脚の一部が痒い。
夕時、植え込み近くのベンチでゆっくりできる時期は、もう終わってしまいました。
もうすぐそんな所に座ろうものなら、数匹の蚊がズボンにまとわり飛ぶ様子が目に入り、跳び上がらねばらない季節がやってきます。
これから秋が深まり寒くなるまで、街の緑は移動しつつ楽しむしかありませんね。

冬なら蚊は出ませんが、屋外でじっと座っているのは寒くて辛い。
肌寒い春も過ぎ、夕方でも寒くなくなったなと思ったら、梅雨入り&蚊の舞う季節到来。
屋外で力を抜いて、ほけっ、とできる期間のなんと短い事か。
木陰で憩いたいのですけどね。

そうそう、部屋にはゴキさんも出没するようになっちゃいました。
小さな節足動物たちの季節ですね。