久しぶりの

2010-11-30 00:59:09 | Weblog
大阪は日本海からも太平洋からも、ほぼ等しく離れた列島の真ん中にあります。
北摂はその北側、大阪平野の端っこ。
山の向こうは山陰へと続きます。
だからなのか日本海側気候と瀬戸内海式気候の境目のような気がする。
土曜、日曜と天気予報ではあまり大差無いお天気マークと気温予想でしたが、印象の全然違う日となりました。

土曜日は高気圧が列島の真上にいて、お昼から透明な光のさす気持ち良い一日でした。
久しぶりに山の上公園横に車を止めて遅い昼食。
北摂の山は最後に色付く広葉樹の黄土色に染まり、秋も随分と深まりました。
この木々の葉が散れば、いよいよ冬です。
それを考えると寂しいですね。

車中で新譜のCDを聴きながら、雑誌を読んだり昼寝したりしようと思いましたが、窓の外に見える黄色い葉っぱに誘われて、いつの間にかカメラを持ってドアを開けてました。
傾く太陽は山の斜面に陰と陽を作り、なんでもない草の葉が日陰を背に光を透かせ美しい。
文字通り輝いています。
悲しいかな、その情景をうまく切り取る事ができず、気に入った写真はモノにできませんでした。
出発の時間となって山を下る途中でも、山の端に沈み行く夕日が林の一部や刈り終えた田畑を浮かび上がらせ、私を車外に呼びます。
一度車を止めて撮りに出ましたが、日の沈む速度は速く、すぐ陰ってしまいました。
今日は振られ続けだ。

翌日。
日曜は雲が広がりました。
西高東低の冬型気圧配置だと雨は降らないまでも、すぐ雲に覆われる。
土曜日からは比ぶべくもない鈍い色した山や木に、写欲も湧かず、午前中に二コマ入れたテニススクールの振替で疲れた身体を、里山のふもとに止めた車の中で昼寝して休めました。
暖房を入れなくても程よい気温で心地よく
土曜日できなかった時間の過ごし方。
誰にも邪魔されない一人の時空。
やっぱり好きです。

大山崎山荘

2010-11-25 01:07:21 | その他旅行き
祝日の午前、大山崎山荘の庭園を見に行って来ました。
大山崎山荘は美術館なのですが、今回は美術館横にある庭の観賞が目的。
山荘は山懐にあり、紅葉が美しかった。
たくさんの方が見学に来られてました。


「大山崎」は地名です。
京都の大阪と接する辺り、山荘は天王山のふもとにあります。
JRの山崎駅から近く、阪急の大山崎駅からでも歩いて行ける距離にあります。
JRの踏切を越えて、民家の間の急な坂道を5分も上れば到着。
すでに坂道辺りから赤や黄色に葉の色を変えた木立が見られ、いい頃合い。

トンネル状の門をくぐり敷地内に入ります。
背の高い赤いもみじが頭上を覆い出迎えてくれました。
私が山で見る赤い紅葉は楓やナナカマドで、もみじの赤は久しぶり。
葉の付き方の疎密がなんか豪奢な風情ですね。

洒落た住宅との境にある道をさらに上って行くと、美術館の白い門があります。
その辺りはいちょうなどの黄色が素敵。
門の右手が庭園。
庭も建物も和洋折衷。
美術館を入口まで冷やかして、庭をぐるりと周り撮影しました。



もみじはまだ青い木もあったので、今週末もまだ楽しめそうです。
庭園は無料解放されていて、半日遊ぶのに良い所。
恐ろしげなウサギの彫刻が置いてある芝生の広場で日向ぼっこもできます。
お近くの方は行かれてみては。

改善結果は?

2010-11-24 06:26:15 | テニス
ATPワールドツアーファイナルズが始まりましたね。
またしばらく、晩に朝にトッププレーヤー同士の試合が観戦できます。
昨年もロンドンとの時差の妙に喜んだのですが、今年もLIVE中継が深夜と早朝、TVの前で食事している時間に放映されます。

まずは、ジョコビッチとナダルが1勝ずつ。
(昨晩は早く寝たので2日目の結果は未チェック。)
昨年ナダルは予選で3敗だったらしく(見てたのに覚えていなくて )意外な結果。
今年は年間ランキング1位となって、最終戦でも結果を残したいところでしょう。
肩を痛めていたようで、ロディック相手に少し苦戦、2-1で勝ちましたが今後どうなるでしょう。

さてそのロディックですが、ナダル相手にたびたびサーブアンドボレーを挑んでました。
ナダルといえばパスが強力。
私のイメージではパスを打つとこれまで8~9割方抜いてると思いますが、そのナダルにボレーで立ち向かうロディック凄し。
サーブあるいはアプローチから2~3割くらいの成功率でしたが、それでも果敢にボレーに出る。
ちょっと新鮮なポイント展開の試合を見せてもらいました。

しかしいつ見てもあきれるのはこの方々、コートの端から端までボールを追いかけて取り続けます。
なんとか拾うのではなく、きちんと攻撃的なショットを返すのですから目が点です。
我々はシングルスコートの半分さえ往復できないのに・・・。
それくらい往復できるよう脚力アップとあきらめぬ心を養わねば。


昨日も夕刻、いつものメンバーとテニスしました。
日曜日の反省点を改善すべくプレー。
サーブはスイングスピード重視で素直に振る。
結構できたよう。
きちんと振ってダブルフォルトは無かったはず。
よしよし。

リターンは少し左へ向く角度を大きくしてみた。
スピードの速いサーブを持ってる方がいなかったからか、ストレートに飛んだのは1つ2つ。
いいんですけど、ファストサーブを持ってる人に対処できるかはまだ疑問。

メンバーにボレーヤーがいないので、ボレストの準備の早さを速くできたのかは不明。
・・・お?
いつもやってるメンバーがストローカーだから、対ボレーの構えの早さが身に付かないのかな。
いろんなタイプのプレーヤーと対戦するのは大切ですね。

課題たっぷり

2010-11-23 01:43:02 | テニス
昨日も暖かくて、テニス日和りでした。
プレーしてもほんのり汗をかく位で、休んでいても寒くない。
朝の9時から昼の3時まで、たっぷりと堪能。
人数の非常に多い集まりに参加させてもらい、いろんな方とゲームする事ができ、良かった。

いつもの様に気がついた事柄を覚書。
先日の試合のイメージで今回も臨んだのですが、だんだんその感覚は薄れつつあるようで、うまく行かないことの方が多くなってきたか。
やはり気に入らない第一位はサーブ。
スイングがぎこちない。
ボールをラケットに乗せる感触を得ようとし過ぎて、スピードも回転も全然乗らない掛からない。
それゆえに確実性すらダウンして、1本目からセカンドサーブを打っているのに、入らないと2本目は1本目の訂正が出来ずに、さらにおっかなびっくりなサーブ。
しかもそんな打ち方するのでダブルフォルトだ。
なにしてんだろ。
まずはヘッドスピードを如何に稼ぐかに注力すべきか。

二つ目はリターン。
クロスに返せない。
フォアもバックもストレートに飛び、相手のトップの餌食だ。
構えるときの体の向きが悪いんでしょうか。
サーバーの方を向いてるつもりですが、それでは足りないのかも。
デュースサイドが好きで、よく譲ってもらうのですが、左のポールに向いて構えるくらいで無いといけないのかも。
でも横向きすぎだよなあ。
この課題は今まで解決策が見つかったことがない。

構えが遅い。
ボレストでこちらがストロークのとき、相手のボレーのボールスピードに間に合っていない。
全て押し込まれ、無理なスイングでネットばかり。
こればかりは、すばやい動きを意識するしかない。
パパッと体幹をひねることが出来るよう集中が必要だ。
なんとなく待ってるからなあ。

ボレーは相手の強力なストロークを抑えることができず、ほんの少しオーバーすることが多数。
どうやって相手のボールの勢いを殺せばいいんでしょうね。
反対にスライスボールをネットしてしまう。
この辺の上げかた抑え方をプログラミングできないと、とっさの処理であるボレーは対処できないですね。

よかったなあと思うところを書けない。
なんてさびしい。
さあ、明日(今日?)もテニスの予定がある。
この反省点を修正して頑張るぞ。

時間の進み方

2010-11-20 22:32:27 | Weblog
昨日の朝はなかなかに寒かったですね。
駅で電車待ちの時間、対岸のホームで学校の制服のブレザーにプリーツのミニスカートを着た小学校低学年の女の子が、足踏みして寒さを凌いでいました。
足踏みの仕草がかわいい。
思わず微笑んでしまいました。
子供の頃は冬でも半ズボンでしたっけ。
今から考えると信じられない。

もう土曜日。
・・・もう土曜日。
今週は本当にあっという間に一週間が過ぎてしまった。
先週末、お休みはテニス三昧だと期待して突入。
そしてあっけなくお休みが終わった、と思ったらもう次のお休みだ。
私はこの一週間、きちんと生きていたのだろうか?
この時間の進み方の早さはなんなんだろう。
あと10年したら一週間が一日に感じるようになったりするのだろうか。
おそろしい。

昨日に比して今日は暖かかった。
週の半ばまで雨の予報だったのに、晴れに変わってくれました。
テニスの合間に先週見つけて撮影できなかった公園の黄葉を撮ってきました。
桜は半分散っちゃってもうダメ。
イチョウはなんとか残ってくれていました。
真っ黄色です。


そして今日もあっという間に終了。
ただいま本日のおしまいの儀式中。


想像におまかせ

2010-11-18 00:01:38 | Weblog
今年も身近に紅葉が降りて来ました。

公園のさくらは赤みの差したオレンジ色。
日当たりの差があるけやき並木は色を移すグラデーションが楽しい。
いちょうの巨木が魅せるのは、下端に跳ねる枝の佇まい。

そこここに目を引く木立が現れて、ドライブ中たびたび車を止めてじっくり観賞したくなります。
魅力的な樹を見つけるのは大抵後に用事がある時で、道草する事はかなわないのですが…。

里では開けたところに枝振りの良い個体が見られるので、集合体の中の個ではなく、単体あるいは単体の集まりとして捉えられるのが、山中の木々と違います。
いつの間にか目をファインダーと化し、枠で切り取っている自分がいて、やれやれと思います。

今週末は撮影する時間が取れるといいな。

犬も歩けばえっへっへ

2010-11-16 00:39:31 | Weblog
休日。
お天気もまずまず良いのでお昼は外で食べようと、北摂の山村へドライブがてら出掛けました。
坂道の途中に駐車スペースを見つけ、田んぼ脇の農道を歩き、座り心地の良さげな畦に腰を降ろして遅い昼食。
屋外で食事するのも慣れてしまって、最近スパイスの効きが悪くなってきました。
何か一工夫必要ですね。
街では暖かい日も、山中では少し冷えます。
午後も半ばだというのに、夕日に見える光りの弱くなった西日に促され、車へと戻りました。


どこかでお茶したいなと思い、スポーツ公園の喫茶店はまだ開いてたかなと、いつもは通らない細い道へ車を乗り入れると、道端に置かれた小さな看板が目に止まりました。
喫茶店らしき店名とメニュー、「右上に見える建物です」と案内が白いチョークで手書きされています。
見上げると、それらしき山荘風の建物が見えます。
閉店は16時、あまりゆっくり出来ませんが、行ってみる事にしました。
さらに細く急な道を上ります。
突き当たりの民家の横に大きな離れがあり、そこをお店にしているよう。
一階が駐車場(というか車庫)で二階建ての鉄骨造り。
再び置かれた看板には、「土日の晴れの日のみ営業」と書かれてました。
なはは。
副業経営しているとこみたいです。

倉庫然とした車庫に車を止め、建物の二階に上がると、そこの奥さんと思われる上品な方がベランダの席に案内してくれました。
落葉がいっぱい散らばっていて、これは掃除すべきだろうとは思いましたが、その日落ちてきたものかもしれないし、気にしなければ気にならない。
目の前には山村の景色が広がり、ぼんやりお茶するのにとてもいい所。
ホットコーヒーを注文したら手作り風チョコレートを付けてくれたりして。
いいお店を見つけてしまいました。