低山縦走シリーズⅤ『妙見口駅から切畑口のバス停まで』
(その1)妙見口駅→吉川峠
2月は祝日がたくさんあってよろしい。
天皇誕生日の23日、また近場の山を歩きに出た。
茨木市の自然歩道は全て歩いたので、それ以外の道を探さねばならない。
北摂・京都西山の山と高原地図で適度な距離のコースを探す。
能勢の妙見山近くの山が赤い線で結ばれていたのでそこにした。
歩き始めは能勢電鉄の妙見口駅。
縦走する山は、青貝山、天台山、光明山、妙見山の四山。
妙見山への登山道はいくつもあるらしく、その中の天台山コースを歩くことになるようだ。
最初の青貝山は天台山コースから少し外れるようではあるが。
雨の心配はまったくしていなかったが、それは間違いだったと知る。
前日まで暖かかった空気は南に去り、寒気が北から降りて来つつある日だった。
能勢まで北上すると、寒気の影響を受けるようで、時折パラパラと雨が散る天気だった。
住んでるところの天気予報でなく、行き先の予報を確認すべきだな。
青貝山へは駅前の道を右に行き、国道を渡り集落の中を進む。
農地の中に点在する家は昔ながらの農家の造りなのだが、しばらく歩いた先で東ときわ台という新興住宅地の端に出る。
均等に割られた区画に最近の工法で建てられた家が並ぶ。
田舎と街が接する場所で、この大きな違いにいろんな妄想が頭に渦巻いた。
能勢電鉄日生線が分かれる山下駅から妙見口駅間は、車窓にのどかな山里が流れるので、田舎を走る線なのだなあと思っていた。
後で地図を見ると路線の両側には新興住宅地がいくつも広がっていて、車窓からはその一部しか見えないのだった。
駅名も光風台とかときわ台ってのがあって、駅の周りの景色に似つかわしくないなあと思っていた。
ほぼ10分置きに電車が走る路線である。
それなりの乗降客がいなければやっていけないはずで、電車からは見えないバックボーンを持っていたのに気付いたのだった。
東ときわ台は山の斜面を開いたところで、宅地と山林の境がくっきり。
しばし歩いた道はその境界にあり、道路の左は山林で右は住宅地という場所だった。
程なく分かれ道と道標が現れる。
吉川峠という場所らしい。
天台山へ行く道、青貝山へ行く道、このまま住宅地の縁を行く道。
真ん中の青貝山へと向かう道に入った。
(その1)妙見口駅→吉川峠
2月は祝日がたくさんあってよろしい。
天皇誕生日の23日、また近場の山を歩きに出た。
茨木市の自然歩道は全て歩いたので、それ以外の道を探さねばならない。
北摂・京都西山の山と高原地図で適度な距離のコースを探す。
能勢の妙見山近くの山が赤い線で結ばれていたのでそこにした。
歩き始めは能勢電鉄の妙見口駅。
縦走する山は、青貝山、天台山、光明山、妙見山の四山。
妙見山への登山道はいくつもあるらしく、その中の天台山コースを歩くことになるようだ。
最初の青貝山は天台山コースから少し外れるようではあるが。
雨の心配はまったくしていなかったが、それは間違いだったと知る。
前日まで暖かかった空気は南に去り、寒気が北から降りて来つつある日だった。
能勢まで北上すると、寒気の影響を受けるようで、時折パラパラと雨が散る天気だった。
住んでるところの天気予報でなく、行き先の予報を確認すべきだな。
青貝山へは駅前の道を右に行き、国道を渡り集落の中を進む。
農地の中に点在する家は昔ながらの農家の造りなのだが、しばらく歩いた先で東ときわ台という新興住宅地の端に出る。
均等に割られた区画に最近の工法で建てられた家が並ぶ。
田舎と街が接する場所で、この大きな違いにいろんな妄想が頭に渦巻いた。
能勢電鉄日生線が分かれる山下駅から妙見口駅間は、車窓にのどかな山里が流れるので、田舎を走る線なのだなあと思っていた。
後で地図を見ると路線の両側には新興住宅地がいくつも広がっていて、車窓からはその一部しか見えないのだった。
駅名も光風台とかときわ台ってのがあって、駅の周りの景色に似つかわしくないなあと思っていた。
ほぼ10分置きに電車が走る路線である。
それなりの乗降客がいなければやっていけないはずで、電車からは見えないバックボーンを持っていたのに気付いたのだった。
東ときわ台は山の斜面を開いたところで、宅地と山林の境がくっきり。
しばし歩いた道はその境界にあり、道路の左は山林で右は住宅地という場所だった。
程なく分かれ道と道標が現れる。
吉川峠という場所らしい。
天台山へ行く道、青貝山へ行く道、このまま住宅地の縁を行く道。
真ん中の青貝山へと向かう道に入った。