体力維持を兼ね

再び自転車で山を攻めに行くことにした。
近所の散歩くらいでは運動強度がまったく足りない。
しかしまず何年も前から錆だらけのあのチェーンをなんとかしないと、山は攻められない。
戸棚から油を見つけ出して濃いやつを差してやった。
本当は錆を落としてから油を差したかったのだが、錆の落とし方が分からないし、キッチリやろうとすると面倒だからなかなか手を出さないのはこれまでの経緯を振り返るまでも無くあきらか。
錆と油が混じってドロドロになろうとも、少しでも潤滑にするのだ。
どれくらい効果があるのか疑問だったが、乗ってみるとあれだけギシギシギャリギャリいっていたのがとても静かに。
ペダルから伝わる抵抗も激減。
うーむ。
錆びさせたのは私で放っておいたのも私。
整備してあげれば、自転車はその性能を発揮してくれるのね。
いやいや申し訳ない。
ギアチェンジがスムーズにできない問題もまだあるので、それも整備してあげねば。



次の問題は私の脚だ。
テニスはしていたが自転車で使う筋肉とは違うから、きっとまた空洞状態を認識することになるのだろうと思っていたが、山の麓の斜度の低い道は意外と登ることができた。
まあ、昔よりギアは軽くスピードもゆっくりだったからだろう。
ロードレーサーに二度ぶち抜かれたし。
コースは昔よく走っていたひとつを選択。
山の上の公園まで行けるかと思ったが、いやいや無理は禁物。
帰るための筋力が途中で無くなってしまうかもしれないので、中腹で折り返した。
しかし抵抗なく回転するペダルはとても気持ちいい。
テニスが再開できるようになるまでの体力維持はヒルクライムだな。
大阪とはいえ田舎が近いところに住んでて良かった。
少しずつ奥深い山中へと距離を伸ばしていきたい。



帰りはついでに大阪モノレールを撮影しようと彩都から国道171号へと下った。
今年の春はいつまでも朝晩が冷えて、桜が随分と長持ちした。
先週までコートが手放せなかったくらいだ。
そんな気候だからか豊川駅の北の景色は、新緑が芽吹いてきてるのに一月前のイメージとあまり変わらない。
桜に代わり、ハナミズキの白やピンクが目を楽しませてくれた。

久しぶりにラケットを握った

今日は風は強いが良い天気。
連れと自転車で万博記念公園へ出向いた。
中には入らず、万博外周の外側にある広大なスペースでテニスした。
当然本格的なテニスではない。
下はアスファルト、ネットもコートのラインも無し。
アスファルトの継ぎ目をネットの位置に見立ててショートラリーやらボレーボレーを楽しんだ。
時々打ちそこなってラケットの届かないボールを送り送られると、背後に壁などない広場だからボールに追いつくまで走らねばならない。
それはそれで運動になってよろしい。

ラケットを握るのは何週間ぶりだろう。
テニスは利き腕（私の場合、右）を酷使するスポーツである。
いつもテニス前にする準備体操で先週の疲れが解消されていないことを確認するのだが、久しぶりにストレッチした肩周りはこわばりがなくなっていて、左側と大差ない伸び心地だった。
コロナ災禍で得られる数少ない効用だな。

きちんとしたコートで無くても、基本スイングの確認には問題なし。
ボールの跳ね方がハードコートらしいのに合わせるのに少し気を使ったくらい。
力を抜いてラケットを扱い、打点を確認した。
連れはバックハンドボレーでハーフボレーで取るかノーバンで取るか迷うボールを取るのが苦手とのこと。
いい機会なので、その位置へボールを送って練習させてあげた。
ラケットを短く持って球出しし、ある程度練習した後、ボレーボレーで実践練習。
なかなか苦手の位置にボールを持っていくのが難しい。
10球に１球くらい、いやらしいボールが行く。
空振りしてくれるのでそれが分かる。
むふふ、なかなか楽しい時間だった。

＜2014.07＞

FROM PHOTO STORAGE ＜茫洋、仙台沖＞

このブログは題名の通り半分は旅のお話だ。
旅に出られないこのご時世、話題が手に入らず、記事を書く気になかなかならない。
TVの旅番組やロケでもってる番組も、新たに撮影する事が出来ず困っているようだ。
今後は再放送で凌ぐことが多くなるのだろうか。
同じような境遇。
私も昔あそこへ行った、ここで遊んだと思い出を語るしか無いかな。
アップできずにお蔵入りした写真に日の目を見せてあげようか。
いつまでやる気が続くか分からないが、第一弾。

＜2016.07＞


神奈川にいた頃、車を乗せて仙台から苫小牧までフェリーで往復し、北海道を初めて旅した。
その帰りのフェリーでの一枚。
一晩を過ごして起き出した朝、人の少ない舷側窓際のテーブルで朝食にパンを食べた。
食べ終わってもやることは無く、波は静かで靄った船窓の景色も変化は無く、ぼんやり眺めていると、いつまでたってもどこへも着きそうにない気がした。
妙に落ち着いた時間だった。

復活、カポック

＜注記：当記事のカポックという名はパキラの間違いです。（2020.06.12 追記）＞

冬の終わりに元気をなくしていたカポックくん。
あの後せっせと日向ぼっこさせたら持ち直し、新芽がすくすくと育って折り重なるように葉を広げている。
よかったよかった。
今度は株分け、あるいは大きな鉢にスペースを広げて植え替えてあげないといけないんじゃないかと心配になる繁茂ぶりだ。
でも植え替え方法がまずいと枯らしちゃうしな。
どうすればいいかどこかで教えてくれないかな。

ぽんぽこりんだよ

がっつり食べ飲みして付く体脂肪。
週末のテニス他の活動で落としてきたのに、スポーツする場も制限されて困った困った。
気晴らしの散歩くらいでは消費カロリーは摂取カロリーにとても及ばない。
腹回りが早くもヤバくなってきた。
しばらくこれが続くんだよなあ。
いやいや、いつまで続くのか終わりは見えない。
この腹、どうなるんだ？

＜公園で-１＞


数年前、一人暮らしの時は一念発起して酒量や食べる量を減らすことに成功したが、二人暮らしになってそのタガが外れてしまった。
週末に運動してても人間ドックの結果が悪くなってたのに。
どうしたもんかなあ。

＜公園で-２＞


こうすればどうだ。
お酒の後味をしっかりと堪能すれば、次の酒を口に運ぶ回数が抑えられ、同じ時間飲んでも酒量は減るのでは、というアイデア。
酒を喉に落としたらすぐに次の食べ物を口に運んでしまうが、その前に舌に残る余韻を消えるまで楽しめば、食べるスピードが遅くなり、食べてる内に血糖値が上がることで満腹感を早く得られ、食べる総量も抑えられるのでは。
なーんて。
・・試してみよう。

アウトドア派だったようだ

昨年の今頃はGWの旅行の準備を全て終え、後はお休みが来るのを待つばかりであった。
今年はそんな盛り上がりはなし。
とうとう緊急事態宣言が出されてどこへも行けない。
その後には夏休みがあるのに、いつになったら旅に出られるのだろう。
どうも私の趣味は屋外で楽しむものばかりであることに気づいた。
インドアで楽しめる何かを見つけないとやっていけないな。

さて、先週末は桜が満開だった。
先々週末が見頃だと思っていたのに、朝晩寒い日が続いたからか、ずいぶんと長持ちしたなあ。
歩いて行ける範囲で散歩しつつ写真を撮った。
綺麗だった。

もんもん

花を開くと突然存在感を露わにする桜の木。
数日前の朝、駅へと向かう道のすぐ脇に桜の木を見つけた。
いやいや、そこに植わっていたことを思い出した。
ここを通るとき、目の前のアパートの壁が朝日に染まるのにいつも目を奪われていたから、蕾が膨らんでいるのに気がつかなかった。
もう少し歩いた路地には桜の花弁が散っていた。
見上げると石垣の上に桜の古木があった。
この木の存在も忘れていた。
その日から視線の向く先が変わった。

　　

桜の写真を撮りに行きたい。
お花見兼ねて。
桜花観賞は換気のいい屋外でするものだし、宴会するわけでなし、一人だし、もしウイルスを持っていても感染を広げる行為にはならないよなあと思いつつ、足は重くて出掛けられなかった先週末。
街の景色はいつもの春なのに、見えないところで世界は変貌してしまった。

＜隣の庭に咲く桜＞