いつもより力を増した2つの敵

2012-04-28 02:34:10 | Weblog
ゴールデンウィークに遠出できるかどうか決するに、もっとも手強い敵はこの眠気 かもしれない。
いつもながら週も後半に差し掛かると、普段頭がスッキリしている朝の通勤時ですら、前頭葉辺りにぼんやりとベールが被り、寝不足 である事を意識させられる。
ゆっくり眠りたい。

近頃のお休みの日は、会社に行かなくてよいとなったら、目覚ましをセットしても意味のないものとなる。
起こされてもベルを止めて、また寝て しまう。
朝から遊ぶぞー、と就寝前に立てた次の日のスケジュールは、翌朝起きる時点で無為に帰す。

眠り足りない目覚めは起きようとする意志の力を発揮させる隙を与えない。
その手際たるや見事なもので、「お休み=寝ていても大丈夫」という心の弛みを捉え、目覚ましを止めた一瞬の後に頭は枕に吸引される。
起きようとする意志が眠気に勝る確率は非常に低く、最近の戦績は惨たんたるもの。
勝率は1割に満たない…。

だから、旅立つお休み初日、早朝に起きれる可能性は限りなくゼロに近い。
で、そんな強敵 と戦わずに済む方法として、いつも使う前夜に出発して車中泊する作戦を発動する事になる。

が、事はそう容易に進まず、次に現れる難敵は疲労感 である。
旅立つその日ではなく企画段階でそもそも旅に出ようとする気を削ぎにくる。
二泊三日もできれば、若い頃なら信州くらいは近いもの。
上州や越州まで足を伸ばそうかという元気があったけど、年を取ってこれだけ疲れ が蓄積すると、長距離移動するのがとてもしんどく 感じる。
近場でいいじゃないっ、て安易な旅に落とそうとする。

いや、近場にいい所が無い訳じゃないんですけどね。
休暇期間が長ければ、訪れる先も合わせて遠くしたい。
遠方へは時間が無ければ行けませんから、機会を無駄にしないよう。
そんな思いが私にはあります。

こちらは意志の力で対処するしかない。
お休みは5月の方になるから、直前の営業日は2日。
疲労蓄積する前にお休みに入れるでしょう。
せっかくお休みが取れても、この2つの にやられない様にしなければ。

西へ行くか東へ行くか

2012-04-25 02:05:08 | Weblog
気が付けば今週末はもうゴールデンウィークなんですね。
ゴールデンウィークなんてもう初夏ですよ。
道理で暑いと感じる日がある訳だ。

洗濯物も外に干せばあっという間に乾くし。
あっという間は言い過ぎですけど、冬の乾き方に比べればそんな感じ。
なんて考えていたら、今日は夏日になるところもあったようで。

習慣化したものに流される性質なので、実は晩酌はいまだに熱燗。
こんなだから週末を除き、日々の気分はすいぶんと季節から取り残されてました。
銀杏並木を久方ぶりに通れば、小さな葉っぱが出揃って、黒く細かった枝が黄緑色の太い枝に変わってました。
もう新緑の季節なんだぁ。
さすがにそろそろビールかな。


  


今年のゴールデンウィークは、仕事と私用で遊びには行けないだろうなと思っていたのですが、なんか遊べそうな雰囲気が出て来ました。
フルフルお休みとはいかないまでも、2連休くらいなら、もしかしたら3連休取れるかも、って希望が…。


そうなれば、久しぶりに少し遠出ができます。
ゴールデンウィークなんて意識の外にあったから、なんの企画もして来なかった。
どうしようかな。

ご無沙汰しているお遊びに山登りがあるので、遊び方はこれに決まりとして、どこの山に行くかですね。
やっぱり新緑を味わいたいから、高い山は除外して、程よい低山を見つけねば。
どうぞ休めますように。

毛馬閘門

2012-04-22 01:34:27 | Weblog
淀川堤のお昼の続き。

ほんのりしたお日さまの下、時々降って来る花びらを愛でつつ、暖かい缶コーヒーを飲む食後のひととき。
堤防の外側の斜面に座ってたのですが、花びら降らす桜並木は背後の頭上。
一息ついた後、その並木の様子を伺いに堤防に上ってみました。

堤防上は道があるだけでなく、広場と言っていい広さ。
大きなグループがお花見宴会してました。

むむ、その向こうになにやら大きそうな構造物の一部が目に入りました。
水門開閉用の手動ハンドルと門扉のようです。
桜並木より気になるぅ。
体は引き寄せられるようにそちらへ、足が勝手に歩んでいきますぅ。

川のすぐ横ですから、水利施設があってもおかしくない。
ややややや。
古びたレンガの壁が…
こうなると、もうその施設しか視界に入りません。

さらに近づいて行くと、徐々に全貌を表して来ました。
今も使われてる施設かと思ったら、歴史ある遺構でした。
レンガですレンガ。ヤハー。
こんな所にこんなものがあるとは。



毛馬閘門(けまこうもん)と呼ばれ、淀川と大川の水位差を解消して、船を行き来させる為に作られたそう。
文化財として保存されていて、説明板がありました。
巨大な溝に観音開きの大きな扉。



深さと奥行きがあるので、上から覗き柵に沿って歩くに連れ角度が変わり、青い門扉とその間から覗くレンガの壁が次々と新しい構図を提供してくれ、シャッター押すのに忙しく、なかなか歩みが進みません。
いやー、こんな所にいいものがあったんですね。
柵があったので上から眺めれるだけだと思ったら、階段降り口があって水路の底に降りれました。



底から見上げる巨大な鉄扉にレンガの側壁。
昔はここに水が流れ、留まりしていたんですね。



夢中で写真を撮って撮って、気が付けば夕刻前。
自転車に乗る時間が無くなってしまいましたが、思わぬ拾いモノに上機嫌です。
水門の反対側へも行ってみたかったですが、自転車屋さんに行かねばならないので、その日はそこまで。
またの機会に訪れましょう。


次は自転車

2012-04-18 02:04:11 | 自転車
ずっと長くできなかったお遊びを、ここんところ毎週とっかえひっかえ楽しんでる感じになって来ました。
先週末は自転車。
散り行く桜を惜しみに、街中へとサイクリングに出かけました。
桜は途中にあるだろう良さげな所で眺めてやろうと考え、適当に走り出しました。
いつもの府道14号を大阪市内へ向け南下。

この季節は服装が難しいですね。
あまり厚着すると汗をかくし、薄着で行くと夕刻寒そう。
必需品のカメラを手早く取り出せ、予備の衣服も収納できる、適度な大きさのバッグが欲しいなあ。
(なんか同じような願望を何度も書いてる気がする
暖かくなると言ってた気がしたので、トレーナーに上着無しで薄いカーディガンを小さなカメラバッグ(大きなウエストポーチ)に詰め込んで出発。
午前中は曇りがちで、思ったより気温は上がらず、ちょっと寒い格好だったか、と後悔するも微風は気持ち良し。

クルクルと軽いギアでペダルを回し、いつもの半分のスピードでとろとろ走る。
桜を見つけては道草し、お散歩のようなサイクリングになりました。
途中目についた桜は、吹田のアサヒビール工場横の同社の迎賓館と名のついた庭園(道から眺めただけ。入れるのかな?)
神崎川の吹田大橋を渡ったすぐ右手にある会社敷地内の一本桜。
城東貨物線横の畑の一角。
淀川長柄橋を渡る手前の柴島浄水場敷地横。
長柄橋を渡った左手の淀川堤防。
なんて所の桜に引き寄せられました。

みんな一様に散りかけ。
赤っぽくとげとげし、白くふわふわとした柔らかさが抜き取られて行く途上でした。
地面には花びらがたくさん散り敷かれてましたが、雨があったので疲れた色に変わっていて少し残念。
長柄橋を渡る手前に小さな神社があって、写真を撮らせてもらいました。



興が乗っちゃって、いろいろ撮影していたら時は過ぎ、お昼の時間となりました。
淀川の堤防で日向ぼっこしながらおにぎりを食べようと、コンビニを探し出し、昼食を購入して淀川へと戻りました。
先ほどの長柄橋を渡った東側に桜の並木があって、もうこの桜下で食べるしかない。
桜に加えて菜の花も咲いてる。
みんなカメラを構えて撮っていきます。
こんないいところがあったのね。




私の起床ルーチン

2012-04-14 01:08:59 | Weblog
近頃の朝の目覚め方は心臓に悪い。
ふと目が覚めると、窓外が白々と明るい。
うわっ、寝過ごしたか 、っと焦るが、時刻を見ると二つ目の目覚ましが鳴る直前。
…ふー、助かった。
起床時すでに明るい朝というのにまだ慣れておらず、目覚めた時に明るく静かだと、どれだけ寝過ごしてしまったのだろう と無茶苦茶不安になる。
目の前にいつの間にか止められた一つ目の目覚まし時計が転がってました。

私には理想的な起き方があって、一つ目の目覚ましでまず目覚め、TVを点けてまた横になる。
ニュースの声を耳にしつつ、うつらうつら…。
天気予報が始まったらホントに起きねばいけない時間。
しぶしぶ床を離れます。
居眠り好きなので、このうつらうつらの時間、眠りの狭間を行ったり来たり、気持ち良く過ごすのが朝の楽しみ。

夜が遅い日が続くと、このうつらうつらができなくなり、しっかり眠ってしまう。
気が付けば天気予報まで一瞬。
悲し。
さらに週末が近づくと二度寝は熟睡になり、天気予報が始まった事にも気が付かず、二つ目の目覚まし時計のお世話になります。

最近は更にひどくなって、一つ目の目覚ましを意識無く止めるので、TVが点いて無い。
寝ぼけながら目を覚ました時、TVの音がすれば起床ルーチン内にいる事が分かるのですが、音がしないと無意識の内にどれだけルーチンをすっ飛ばしたか分からない危険な状態。
二つ目の目覚ましも無意識に止めてるかも、ってのが怖い。
部屋が暗いと朝はまだ、と認識できるからいいんですけど、明るいと時間が分からない。

寝過ごしていないとホッとしたものの、うつらうつらの時間はすでに無く 、すぐ起きねばいけない残念な気分が心を占める。
ああ電子音。
うー、眠いけど起きますか。


飛び出す絵本

2012-04-13 01:50:31 | 音楽&本&映画
行ってきましたよ、スターウォーズ3D。
果たして、後付けの3D映像はどんななのか。
まずは本編上映前の予告編で、タイタニックの3D版が映写されました。
おお、しっかり3Dでした。
出来るんだ。

さて本編。
出だしは宇宙空間を進む船。
引いた映像では立体感は感じにくいですが、行く先の惑星と船の間に確かに奥行きがある。
続いて船のコクピット内。
狭い船室の手前から、乗客、乗員、計器盤、窓の外、と段々に見えます。
おー、立体立体、3D3D。

船は通商連合母艦のデッキに着艦。
船首ノーズ部が手前に飛び出す構図。
ウンウン、それらしいなあ。
と、バリバリ3D映像だったのはその辺りまでで、ジェダイの二人がドロイドと対するシーンは、立体感が薄まった感じ。
CG映像部分と実写部分で、でこぼこ感に差があります。
やはりCG映像は3Dに加工しやすく、実写映像は加工しにくいみたいです。
もしかしたらCGは3D用に再度作成し直しているのかもしれませんね。
生身の人間やセットの背景は撮り直す訳にいかず、効果は控え目になるようで。

物語が進むに連れ、実写部の3D化の手法がだんだん分かってきました。
手前の人物や建物の壁などを画面から切り取って、背景と位相を変えて張り付けてるんだ。
顕著だったのは、タトゥーインのポッドレースの待機ピット。
背後にうごめく有象無象はピットの石の壁と一緒に平板な背景となり、その前にぷくりとガラクタ屋主人が羽ばたいてたりする。
アナキンやクワイガンは浮き出ているのに平べったい。
何かに似ていると思ったら、子供の頃に見た飛び出す絵本だと気がつきました。

最近の飛び出す絵本はなんだか凝ってて、本の幅くらいの高さに立ち上がるのを見た事がありますが、そんな豪華なのでなく、昔の一段二段と背景の絵に平行に飛び出す奴。
やろうと思えばもっと細かく分割して盛り上げれるかもしれませんが、さすがに手間暇かかるのでしょう。
後から考えると、予告編のタイタニックの映像もうまく立体感の出せたシーンを取り上げていたように思う。
おー、すごーい、と思って貰わないと見に来て貰えませんからね。
全編完全に3D化するのは大変なのでしょうね。

そうそう、本来?の作品にはなかったシーンがいくつも追加されてました。
ストーリーに影響しないので、編集時選択省略されたシーンのよう。
大量に追加されていたのがポッドレースのレース直前、グリッドに並ぶ各車の様子。
CG画像故に3Dに変換しやすく、立体映像を楽しんでもらう為にプラスしたようです。
こうして見ると、3D版は別バージョンと言ってもいいかも。

今回注目する対象は当然3D化の出来でしたが、まったく重きを置いていなかった映画そのものの展開に、なぜだか意外にもドキドキして見る事ができました。
結末を知っているのに、ポッドレースの行方にハラハラし、シスとジェダイの対決に気を揉み、女王さまの安否を気にかける。
久しぶりに見たからか、大画面だからか、3Dだからか。
ストーリーを楽しめるとは思いもよらなかった。

他のエピソードも3D化されるようです。
3D化の技術もどんどん進むでしょうから、最古のエピソードが3D化される頃には、実写部も違和感少なく3D化できるようになってるかもしれません。
当時の映像にCGは無いですからね。
期待しておきましょう。



春の日春の日

2012-04-11 01:20:52 | テニス
この日曜日はとても穏やかで、暖かな一日でした。
桜はきっと満開だ、と思ったのですけど、六~八分咲きだったでしょうか。
先週始めに見たお寺の境内の桜は、早咲きの品種だったのかしらん。
ずいぶん進んで見えたけど。
なんにせよ、お 見に行かれた皆さんは、春の日を満喫できたのでは。
走る車窓から、楽しげにお 見する人たちを眺めつつ、私はテニスしに出掛けました。

今回はほんの少し山に入った所にある、初めて訪れるコート。
窓を開けて走る途中の道行きの、春の気分に心和まされ、コートに着く頃には気分はゆるゆる。
むほほ、ご機嫌さんです。

光溢るるコートのベンチ横で、ひと月半ぶりにストレッチング。
体を動かすって気持ちいい。
そして半袖でプレーできる気候に思うのは、「うーん、心地いいなあ」って事ばかり。
未だ今年のプレー回数は10回に満たず、思い通りに打てない事多数でしたが、そんな事はまったく気にならない気分良さ。
トスを上げれば、雲の無い春の青空に白い太陽。
サービスダッシュで頬に風を受け、センターを抜かれてパートナーと互いに許しを請う。
ほのぼのとテニスを楽しみました。

練習後、これまた久しぶりにスーパー銭湯へ。
洗い場で椅子に座ると、普段見ない角度で太ももが眼下にある。
ありゃー、またまた細くなっちまったな。
まあ、これだけ運動から遠ざかってたらしかたないか。

湯船に浸かってぐぐっと脚を伸ばせば、固まっていた筋肉が疲労物質を放出し、柔軟性を取り戻す。
でろでろん。
一応今日のプレーの出来について思い返そうと試みるも、気分はでろでろん。
適度な疲労感に眠りに落ちてしまいました。
溺れなくて良かった。
まあ、そういう日だったって事でいいか。


こうでなくちゃ

2012-04-05 01:32:43 | Weblog
日曜日の早すぎたお花見散歩。

公園の反対側へ抜ける頃になって、日の光が戻ってきました。
…あったか。
景色も気分もふうわりと明るくなって、これぞお散歩って感じになりました。
ホントにお日さまがあるだけで、こうも変わるのですね。

光を浴びたユキヤナギを見つけました。


その寒かった日曜から3日。
今選択している通勤経路に桜の木はなく、気が付かなかったのですが、もう開花してるんですよね。
昨晩昔のルートを歩いたら、お寺の境内の桜の木が白かった。
五分咲きかな。
昨日の春の嵐が満開前で良かった。

頃合い設定難

2012-04-04 00:53:47 | Weblog


日曜日は午前中日が差して、暖かく歩けそうだと喜んでいたら、お昼を過ぎて日が翳り、寒々しいお散歩となりました。
公園内、所々に露店が出ていて、『さくらまつり』な雰囲気を醸し出していました。
が、まだまだ開花前なので、お客さんも集まらず寂しい感じは否めない。
たぶんこの週末は賑やかになる事でしょう。

そんな『これから』な状況の中、気の早い花見宴会客が何組もブルーシートを広げ、楽しそうにバーベキューしてました。
…いやあ、でもやっぱり寒そうだ。