岳温泉の温泉街はとても小ぶりである。
中央通りとでも言うべき直線の坂道があり、その両脇に旅館やホテルが建っている。
夕食を食べに外に出た時少し歩いてみたが、長く連なってあるわけでなく、少し歩くだけで街を外れ真っ暗になってしまった。
飲食店も数少なく、宿に一番近い居酒屋に入ることにした。
店内に入ってみると客は私一人。
歓迎された。
なかなか変な作りのお店で、真ん中にテーブルと椅子が並び、それを挟むよう両側にカウンターと厨房がある。
大将とお兄ちゃんの二人がいたので、二つの店をくっつけて営業しているように見えた。
注文するお店を選ばねばならないのかと聞いてみると、店は一つだと言う。
やはり変な作りだ。
日本酒を飲みたく、地酒になにがあるか聞いてみた。
ここ二本松市には4つの蔵元があるそうだ。
大七酒造、檜物屋酒造店、奥の松酒造、人気酒造。
大七ってなんか聞いたことがあるなあと大将に聞いてみたら、宣伝を大々的にやってるとのこと。
地元でしか飲めない酒はどれか聞くと、檜物屋の千功成だというのでそれを頼む。
焼き鳥とにんにく揚げをアテにした。
千功成は優しい甘口のお酒だった。
繊細な味わいで、これは料理を選ぶな。
薄口のあるいはさっぱりしたモノが私の舌には合いそう。
二本目は奥の松にした。
こちらも甘めだが少し濃口。
これは合う料理の幅が広そう。
にんにく揚げと好相性だった。
結局、自分が飲んでいる間他にお客さんは来なかった。
紅葉シーズンとはいえ、平日はこんなものなのかな。
翌日は旅の最終日なので自分への土産に地酒を何か一本買って帰ろうと思っている。
買いに入った酒屋で扱っている銘柄に限定されるが、何がいいかなと考えながら宿に戻った。
中央通りとでも言うべき直線の坂道があり、その両脇に旅館やホテルが建っている。
夕食を食べに外に出た時少し歩いてみたが、長く連なってあるわけでなく、少し歩くだけで街を外れ真っ暗になってしまった。
飲食店も数少なく、宿に一番近い居酒屋に入ることにした。
店内に入ってみると客は私一人。
歓迎された。
なかなか変な作りのお店で、真ん中にテーブルと椅子が並び、それを挟むよう両側にカウンターと厨房がある。
大将とお兄ちゃんの二人がいたので、二つの店をくっつけて営業しているように見えた。
注文するお店を選ばねばならないのかと聞いてみると、店は一つだと言う。
やはり変な作りだ。
日本酒を飲みたく、地酒になにがあるか聞いてみた。
ここ二本松市には4つの蔵元があるそうだ。
大七酒造、檜物屋酒造店、奥の松酒造、人気酒造。
大七ってなんか聞いたことがあるなあと大将に聞いてみたら、宣伝を大々的にやってるとのこと。
地元でしか飲めない酒はどれか聞くと、檜物屋の千功成だというのでそれを頼む。
焼き鳥とにんにく揚げをアテにした。
千功成は優しい甘口のお酒だった。
繊細な味わいで、これは料理を選ぶな。
薄口のあるいはさっぱりしたモノが私の舌には合いそう。
二本目は奥の松にした。
こちらも甘めだが少し濃口。
これは合う料理の幅が広そう。
にんにく揚げと好相性だった。
結局、自分が飲んでいる間他にお客さんは来なかった。
紅葉シーズンとはいえ、平日はこんなものなのかな。
翌日は旅の最終日なので自分への土産に地酒を何か一本買って帰ろうと思っている。
買いに入った酒屋で扱っている銘柄に限定されるが、何がいいかなと考えながら宿に戻った。