千頭~新金谷

2012-01-28 02:19:31 |  大井川鐵道の旅
さて、千頭から新金谷までがこの旅のハイライト。
SL乗車です。
千頭駅に到着すると、蒸気機関車は出発準備の真っ最中でした。
前日は出発間際に到着したので、あまりゆっくりとは撮影出来ませんでしたが、その日は出発までまだ間がありました。
寄ったり引いたり、いろいろ撮影。


撮影していて驚いたのが動輪部他、稼動部がピカピカな事。
公園などに置かれた雨ざらしの車体しか知りませんから、SLって錆びたイメージしかありませんでした。
でも動かそうとしたら、そうはいきませんよね。
走ってた頃のSLは整備され、こんなにきれいだったんですね。
目から鱗が落ちました。


出発時刻になり、客車に乗り込み入口から外を見ていたら、駅員さんが外から手でドアを閉めて廻っていました。
あはは。
そうか、手動なんだ。
引き戸ではなく蝶番のついた片開きの扉です。
しかも鍵はなく、止め金が付いているだけ。
走行中でも開けれちゃいます。
いいのかなこれ。
大脱走みたいな昔の戦争アクション映画で、列車から飛び降り敵の手から逃れるシーンを思い出してしまいました。


さて座席に落ち着き、客車内を観察。
何年頃と書かれていたか忘れましたが、昭和初期の車両だそうです。
壁や床、窓枠、手すりなど、内装は木製でした。
網棚はその名の通り網が張られ、天井には丸い電灯が並んでいます。
あのカバーは硝子製に違いない。
よろしいですなあ。
昭和と言うより大正の香りがします。


ガタンゴトンと心地良い音が身体と耳にやさしく響きます。
列車走行の擬音に使われるその表現が、その音(おん)のまま聞こえました。
「ガ」は「カ」に近い軽やかな響き。
前日乗った京阪車両や南海車両も昔を感じさせましたが、こんなにきれいには聞こえなかった。
やはり木製ゆえに響きがいいのでしょうか。

揺れ具合もいいですね。
決して小さい訳でなく、時々大きく揺れて、窓枠にコーヒーカップなんて置いてたら、中身をぶちまける事になりそうですが、身体にはその不規則な揺らぎ具合が心地良い。
小刻みな振動は意識に昇らず、大きなクッションの上に乗っているよう。
五感に伝わる刺激は全て柔らか。

ハモニカ吹いてくれる車掌さんが車内を巡ってくれます。
あと、車内販売で「SL動輪焼」なるお菓子を買ってしまった。
小さなどら焼ですが、小さいのはその直径だけ。
挟まれたあんこが異様に多い。
8割方あんこで出来ています。
事前に写真で見た時は、「こんなの食べたら胸焼け確実だな。」と思っていましたが、意外とあっさりしていてイケました。
まあ、お茶は必須ですけど。


窓外を眺めていると、至るところにカメラマンが…。
鉄橋を渡れば川原に一人、二人(大きな石がゴロゴロした広い川原を、あそこまで行くのは大変でしょうに)、踏切にはズラリとカメラの砲列が並び、塩郷の吊橋の上から狙っている方もいました。
前日は私もあの中の一人だった訳です。

雪の中を走って来ましたが、新金谷駅が近づき街中に入ると雪も止み、楽しい1時間20分のSLの旅も終了となりました。



国営放送

2012-01-27 01:20:51 | テニス
にしこりくん、頑張りましたね。
全豪ベスト8おめでとう。

全豪オープンは時差の無いオーストラリアで行われるが故、試合の放送が深夜に無い。
私にとっては四大大会で一番試合を見る機会が少ない大会です。
にしこりくんの試合の様子も、ずいぶんと勝ち上がってから取り上げられたニュースで、ちらと見ただけ。
いやいや、様子が分かるほどの場面を見た訳でないか。
結果だけ確認する日々でした。

それが水曜日、日が変わって帰って来てTVを点けたら、デフォルトチャンネルのNHKがマレー戦を放映していました。
おー。
でも、遅いんだよな。
ツォンガ戦に間に合わせないと。
前にもウィンブルドンだったか、同じような巡り合わせがあったような。
放映権を手放したその年に、…あれ誰だったかな、活躍する選手がいて再び放映したその試合で負けちゃった事があった気がする。
あれ、誰だったかな…。

まあ、そうではあっても観戦させてもらえる訳で、就寝までの時間、楽しませてもらいました。
しかしマレーのプレースタイルは子憎たらしかったですね。
にしこりくんを前後に揺さぶり体力を使わせ、深く打っておけばゆっくりなボールでも怖くないと、ずいぶん体力温存した戦い方でした。
にしこりくんは打っても打っても返ってくるし、ゆっくり打って来るからと不用意に返すと突然早いタイミングで決めに来られる。
苦しい戦いでした。
にしこりくん陣営には是非是非対策を練ってもらいたい。
次に対戦する時は覚悟しろよ、マレー。

それにしてもNHK、すごいですね。
放送予定になかった番組を急に組み入れてしまうなんて。
放映権の取得についてはどんな契約が必要なのか全然分かりませんが、臨時で取得することができるんでしょうか。
しかも、映像は大会オフィシャルのものなんでしょうけど、アナウンサーや解説者は独自で用意してましたから、きっと現地に出向いて配信してるんですよね。
そのフットワークに脱帽です。

奥大井湖上~千頭

2012-01-26 01:18:27 |  大井川鐵道の旅
帰りのこの区間の話題は前々回と重なるので、今回は写真の紹介と周辺情報だけ。

大井川鐵道が保有するアプト式の電気機関車は3両。
今回働いていたのは2号機でした。
ウィキペディアによるとこの3兄弟、声が違うらしい。
付けてる警笛のメーカーがそれぞれ違い、スイス製、ドイツ製、日本製だそうな。
なかなか洒落た事しますね。
この情報を得たのは帰ってからだったので、どんな声をしてるか注聴しておらず、鳴らしたかどうかすら覚えていない。
残念。



長島ダム駅での連結作業時の様子。
みんなが見ているのは連結部ではなく、ラックレールと機関車の歯車が噛み合っている所。
何度も書きますけど、シーズンオフなのでこの人数。
シーズン中はきっと人だかりが凄くて、押し入るか運がよくなければ見えないでしょうね。
閑散期バンザイ。

線路の中央に続くラックレール。




先頭でブレーキの役割を果たす2号機。
トンネルの向こうに90‰の下り坂が待つ。
機関車だけ背が高いので、とても大きく見え、頼もしいですね。

奥大井湖上駅

2012-01-25 00:57:13 |  大井川鐵道の旅
奥大井湖上駅は大井川鐵道井川線の紹介写真に使われるロケーションの一つです。
屈曲した湖、半島状の対岸をかすめて橋が渡され、そこに駅があるという非常に下車してみたく思わせる駅。
半島になにかある訳でなく、駅しかないんですけど。
鉄橋はレインボーブリッジと言い、北側にだけ歩いて渡る事が出来ます。



さっきまで晴れていましたが、いつの間にか雲が広がり、湖の上は強風が吹き抜けていました。
橋上の吹き流しが真横に向きっぱなし。
寒い~。
湖はここも台風の影響で濁ったままでした。

橋を渡ると急な階段が山の斜面に付けられ、上り切ると山道が左右に分かれています。
右に行くと東屋があり、左に行くと茶畑を見て県道に出る事が出来ます。
そこからの眺めが件の写真。
渡れるのは写真の左方向です。



ここも風がきつい。
他に何もないので再び駅へ。
階段を降りていると白いものが目の隅をかすめました。
むむ、雪が舞ってる。
さすがにこれだけ山の中に入ると雪も降るようで…。
駅の上に木造二階建ての休憩所があるので、そこを借りてお昼にする事にしました。

今回の旅の計画で一番困ったのがこの昼食でした。
この休憩所は無人ですし、周りにもお店なんてありません。
事前にお弁当を買って持ってくしかないのですが、寸又峡温泉や奥泉駅にお弁当を売ってるお店はあるのかな。
心配は当たって、宿で聞いてみると朝のバスの時間だとないだろうと言う。
仕方なく寸又峡温泉のお土産屋さんで、甘く焼き締めたパンに砂糖をかけたようなお菓子を買って、持って来ました。



お茶は奥泉駅の自販機で購入。
奥大井湖上駅には自販機もないので、ご注意あれ。

食べ終えて、駅のベンチで帰りの電車を待っていると、後方の壁にハイキングコースの案内が貼ってありました。
さっきの県道から一駅先の接岨峡まで歩くコース紹介が…。
意外と近く、食事時間を入れても次の列車に乗れそうです。
接岨峡には温泉施設があったはずなので、食堂もあるでしょう。
失敗したなあ。


アプトいちしろ~長島ダム~

2012-01-21 01:08:00 |  大井川鐵道の旅
アプトいちしろ駅から長島ダム駅までの一駅間がアプト式鉄道区間です。
最大斜度が90‰あるそうです。
なんでも通常の線路で登れる斜度の限界が90‰らしい。
パーセンテージで表すと9%。
偶然にも私が自転車で登れる坂道の限界と一緒ですね。

この難所を越える為、この一駅間だけに電化が施され、この一駅間の為にアプト式電気機関車を連結し、この一駅を越えて切り離します。
とっても手間がかかってます。
スピードが求められる今の時代、こんな仕組みは特殊な環境でしか使われないですよね。
信越本線から姿を消したのも分かります。

突然記憶の引き出しがパッカリと開き、京都の蹴上インクラインを思い出しました。
そこは水運上の障壁があって造られた運輸施設なのですけど、理由や方法は違えど特殊な区間を手間をかけず、時間を短縮して越えれるよう工夫した仕組みでした。
あれ?
手間のかかるこの仕組みも、さらに昔から考えれば便利な仕組みだったんですよね。
その事実をよく忘れてしまいます。
やっぱり今が私の時代なんだなあ。

アプトいちしろ駅、及び長島ダム駅での連結と切り離し作業には、それぞれ5分程時間がかかります。
見学可能で、時間を取るこの作業も鉄道好きには楽しいイベントです。
毎回降車して撮影に勤しみました。
再び三連写。







アプト区間の乗り心地は、客車にいれば他の区間とさして変わりは無し。
私が9%の坂道を登るよりは確実に速い速度でゆるゆると登って行きます。
長島ダムが右手に見える事もあり、車掌さんの説明 が濃い所です。
車両間にある窓から下を覗くと、連結器の下にギザギザレールが見えました。



数分で長島ダム駅。
電気機関車を切り離し、再びディーゼル機関車の出番です。
コツンコツンと客車をつついた後、エンジン音を高鳴らせ出発。

奥泉~アプトいちしろ

2012-01-20 01:25:04 |  大井川鐵道の旅
寸又峡温泉からバスに乗り、奥泉駅へ。
高所から谷を見下ろす道をバスは行きます。
低いギアを要求するくねくねとした山道です。
前日は眠っていてよく分かりませんでしたが、切れ切れとした意識の中、体を左右にずいぶんと振られました。
こんな道だったのね。

井川線は千頭駅から井川駅まで一本で、支線はありません。
奥泉駅はその中程にある駅。
今回はそこから井川方面へ4駅、奥大井湖上駅まで行って千頭駅へ引き返す予定。
奥泉駅前でバスを降り、改札へと向かうとちょうど千頭行きの列車が出て行く所でした。



奥泉駅はバス停があるくらいなので、駅舎があり、駅員さんも複数常駐している大きな駅です。
うーん、大きな駅か…。
無人駅ばかり見てると大きく見える。
そういう大きさです。

切符を買ってホームで待つと、井川行きの列車がやって来ました。
井川線はアプト区間のアプトいちしろ駅~長島ダム駅間を除き非電化です。
小振りな客車を小振りなディーゼル機関車が押します。
シーズンオフゆえに客車は2両だけ。
シーズン中はもっとたくさん繋げて走るようです。
2両だけでも座席は余裕をもって座れました。
閑散期バンザイ。



車掌さんの沿線案内付きです。
旅したのはクリスマスだったので、車内にはリースが飾られ華やか。
二人掛けと一人掛けのシートが並ぶ、結構使い込まれた車両です。
雰囲気はやはり黒部峡谷鉄道のトロッコ列車(壁付きの車両の方)と似ています。
走行音もカーブで車輪とレールが擦れ響く金属音がそっくり。
多分車体が大きく、カーブやトンネルが少ないのでしょう、こちらの方が静かだった気がする。
落ち着いて乗る事が出来ました。
いや、空いてたからだな、きっと。




寸又峡

2012-01-18 01:12:40 |  大井川鐵道の旅
寸又峡温泉へは千頭駅前からバスで山奥へさらに40分。
結構離れた場所にあります。
日が暮れてバスの車窓から見るものも無く、昼間はしゃぎ過ぎた事もあり、すぐに眠気に襲われ、ほどなく意識を失いました。
寸又峡に到着した時にはもう真っ暗。
山中の夜は寒く、すぐに宿に入り、近くの散策は明朝に。

寸又峡温泉はアルカリ泉。
ぬめるお湯で毛穴の汚れを乳化してもらいました。

<食後の部屋でのお楽しみ


翌朝、早々に朝食を摂り、散歩に出発。
温泉街は歓楽街という趣でなく、狭い谷間の今風な山村に、小振りな旅館や民宿がたくさん集まっている感じ。
土産物屋さんが早くから営業してました。

さらに山奥へと入って行くと、ダム湖に吊橋(夢の吊橋という)が架かっているらしいので、そこを目指して歩きます。
集落を抜けると林道は山の中腹に付けられ、右に深い谷を覗き、左斜面の林に の姿を見かけ、他に歩く人のまだいない道は朝の青い冷気で引き締まっていました。

<谷に架かる猿並橋>


ダムの横の階段を降りると夢の吊橋に到着。
ここも塩郷の吊橋と同じような作りです。
ダム湖の水は本来ならコバルトブルーのきれいな色らしいのですが、秋の台風の影響がまだ残っており、濁りが取れていないそう。
それでも谷から流れ込む河口部の水の色は、少し青味がかり灰白青色。
濁りが取れたらまた来てみたい。

<夢の吊橋>


そこの吊橋は塩郷の吊橋より短いので、更に揺れは小さく、余裕で往復できました。
高さもさしてなし。
辺りは紅葉の名所で、シーズン中は人出が凄く、吊橋は一方通行、湖をぐるりと回り帰って来ないといけないらしい。
今はシーズンオフ。
往復し放題でした。
って一回で十分スリルを味わえましたけど。

温泉街からは片道30分。
バスの時間までに帰らねばなりません。
引き返し歩いていると、他の観光客の方々が吊橋へと歩いて行くのとすれ違いました。
結構な距離があると思ったけど、やはり人気があるのですね。

千頭駅

2012-01-15 00:04:46 |  大井川鐵道の旅
千頭駅は大井川鐵道本線の終着駅で、井川線(南アルプスあぷとライン)の始発駅になってます。
井川線は中部電力の持ち物で、水力発電所建設の為敷設された鉄道だったのを、現在はほぼ観光用にトロッコ列車として大井川鐵道が受託運営しているものらしい。
千頭駅は本線と井川線の車両基地になっており、とても広いです。
構内には待機中の車両や、保存管理されている蒸気機関車が置かれていて、目を楽しませてくれます。
隅の方にはもう使われる事のなさそうな貨物用車両や、朽ちた台車部なども見られます。
あれはなんだこれはなんだと、入れる範囲を撮影して廻りました。



ホームの一部にSLや鉄道関連資材・部品の展示スペースがありました。
蒸気機関車の石炭をくべる訓練用に、ボイラーを模した穴の開いた木製の壁を作り、石炭代わりの小石をスコップで放り込めれるようしつらえた設備や、レールなどが展示・説明してあります。
かつて信越本線で使用されていたラックレールが置かれていました。
傾斜が急な区間で使用されるもので、線路の中央に設置し滑らないよう歯車を噛ませて進む仕組み。



井川線にはそのアプト式と呼ばれる方式の走行区間が一部にあり、この仕組みを使って走る現在日本で唯一の鉄道だそうです。
翌日乗車予定。
置いてあったギザギザレールは、明らかに坂道の上方と思われる側の歯がひしゃげていて、すごい力がかかるんだなと教えてくれました。

千頭駅には他にSL資料館なんてのもあります。
入館料100円で管理者の常駐していない、こじんまりした一室です。
過去に使われたSLのヘッドマークや鉄道模型のジオラマ、当時の機材、鉄道写真などが展示されてます。
その日の晩は寸又峡温泉に宿泊予定で、駅前から出発するバスの発車まで、そこで時間を潰させてもらいました。




所感

2012-01-14 01:06:02 | Weblog
この冬はふつーに寒い冬ですね。
馬鹿みたいに寒すぎもせず、暖かい訳でもなく、でもきちんと寒い。
至極まっとうな冬である気がする。
まあまだ寒い時期の半分が過ぎただけなので、後半、北風が強くならない事を願いますが。

今週は我ながらとってもよく働いた。
昨年のどの1週間と比較しても勝っているのではないだろうか。
できる限りの事をして、後は翌日、今日よさようなら。
って言うのもなかなか充実した一日の終わり方。
あまり長くは続けられないですけど。

そんななので、夕食の時間が昔のように夜食の時間になってる。
お正月の暴飲暴食で重くもたれた胃腸に負担の追い打ち。
やたらガスが腹に溜まり、便がゆるい。
お腹の出っ張りも再び盛り返し、よろしくない。
体を動かしている訳でないので、夕食を食べないと言う選択肢が無い事はないが。
…絶対無理だ、はは。

運動と言えば、気がつけば最後にテニスしてから1ヶ月が経とうとしている。
年末に取り戻したテニス勘は、きっと雲散霧消しているんだろうな。
松も明けようかという今週末が、ようやく打初め。
ケガしないよう楽しもう。


駿河徳山~千頭

2012-01-12 01:00:00 |  大井川鐵道の旅
飲ませてもらったのと同じ茶葉を併設の物産館でお土産に買い、駿河徳山駅へと戻りました。
次に来た電車も南海車両。
大井川本線の終着駅、千頭までは3駅です。
あっという間に到着。

千頭駅のホームには先ほど見送った蒸気機関車が客車を繋ぎ、引き返し運転しようと出発を待っていました。
ここでも見れるとは予定外。
と言うか、時刻表のチェック不足。
止まったSLは撮り易し。
クリスマスでしたから、ヘッドマークにはメリークリスマスの文字が。
サンタさんも車中に乗り込み出発です。



ホームの前にいた私の横を通過する時、雨のように水滴が落ちてきました。
カメラに点々と付いた水滴を見て、心の中で悲鳴を上げました。
煙の煤が混じって茶色かったのです。
頭から全身に被ってしまいました。
服は汚れが目立たぬ色で良かったのですが、明るい色したザックとシューズには点々と汚れが残ってしまいました。
今後、汚れに気付く度、この旅を思い出す事でしょう。

今の大井川鐵道では煙の少ない石炭を使用しているそうですが、それでもこうなるので、SL全盛の時代は線路沿線の住民は大変だったでしょうね。
見た目を楽しむだけでなく、(少しだから?)負の側面にも触れられ良かったかな。