夏の帰省はお盆を避け、土日に一日お休みを付けて帰ってきた。
そして今回は行きだけルートを変えてみた。
普通なら新幹線で名古屋まで行き、あとは近鉄だ。
今回は新幹線を豊橋で降り、豊橋鉄道で三河田原へ、バスで伊良湖岬へ、フェリーで鳥羽へ、そして近鉄、なんてコースにしてみた。
何処かで道草して遊ぶ代わりに、たくさん乗り換えして、移動を楽しむ旅だ。
接続が悪くて馬鹿ほど時間がかかるが、意外と安価で帰れた。
まず時間がかかったのは新幹線。
豊橋で降りるためにはこだま号に乗らねばならない。
もう途中駅でのぞみやひかりにバンバン抜かれる抜かれる。
いかに新幹線が過密ダイヤで運行されているか実感する。
5~6分駅に停車していると、その間に2列車に抜かれるのだ。
豊橋まで7駅あるのだが、そのうち4駅で5~6分停車した。
新横浜から豊橋まで2時間もかかった。
まあ、車なら2時間では行けないから遅いと言うには当たらないが。
比較の問題ですな。
<ハマボウは茶色>
次は豊橋鉄道渥美線。
全線単線。
街中を走るが、まあローカル線と言っていいだろう。
先頭車両に乗って前からやってくる景色を眺めた。
緑が線路の両脇から侵入してきて、枕木が草に覆われている所が随所にある。
夏の名残の日差しが緑を輝かせていた。
渥美線の車両は東急電鉄のお下がりだが、まだまだ元気でぐいぐい加速する。
カラフルトレインと名付けられ、車体の一部を渥美半島に咲く花の色に塗り、その花のヘッドマークをつけている。
待ち合わせ、すれ違う電車の色がみんな違い、なかなか面白い。
どこの地方鉄道も独自色を出して、経営頑張ってますなあ。
車掌さんが乗ってるのに運転士が時々扉開閉するので、なんでだと思ったら、車掌さんは無人駅のホームで料金収集業務をこなさねばいけないからのようだ。
車掌さん、後ろからホームを渡って先頭車両で扉操作したり、車内放送したりと、なかなか大変だ。
運転士が扉開閉を受け持つ駅となにもしない駅がある。
助け合い分業?してるのですなあ。
新豊橋から三河田原駅まで18km、35分、楽しませてもらった。
<サイドミラー>
三河田原駅裏の食堂でお昼を食べて、豊鉄バスで伊良湖岬まで。
ずっと「いらこ」だと思っていたが、「いらご」と発音するらしい。
乗車時間は約50分。
路線バスにそんな長時間乗るなんてあまりない。
少年野球大会でもあったのか、ユニフォーム着た少年達が2チームも乗ってきて賑やかだ。
三々五々途中のバス停で降りていった。
進むに従い乗客は少なくなり、最後は私ともう一人二人くらいだった。
車でならともかく、電車旅でわざわざ手間のかかるルートを取る物好きは少ないようだ。
<伊良湖岬の海>
港は岬の内側にあり、海の近くらしく照葉樹の山を後ろに、明るく開けた場所だった。
灯台は意外に遠く600mほど歩く必要があり、行けないことは無かったが駐車場の外れで充分きれいな眺めが広がっていて、灯台も見えていたのでそこで良しとした。
良い波がくる場所なのか、狭い範囲で多くのサーファーが波に乗っていた。
フェリー乗り場に戻ると、ちょうど鳥羽からのフェリーが入ってくるところ。
先日乗った苫小牧行きのフェリーとは比ぶべくもないが、私にとっては充分大きな船。
航送する車と同じ場所から乗船するという、建物は立派なのに飾り気のない乗り場だった。
車は車両甲板の前の方に10台程固まって乗せただけ。
乗客もとても少なく、広い船内にずらりと並んだ座席は好きな所に座り放題。
これで経営は成り立っているんだろうかと心配になる。
土日はそれなりにお客さんも乗るのかな。
55分の航海はあっと言う間。
バスの50分は長く感じたのに、乗り物によって乗ってる時間の感じ方が違う。
鳥羽港に徒歩で降りたのは私だけだった。
<中之郷駅>
鳥羽水族館の横に出て西陽の差し込む道路を横断し、最寄りの近鉄中之郷駅へと歩く。
鳥羽なんていつから来てないだろう。
思い出せない。
でも記憶にある町の雰囲気とあまり変わっていないように思う。
背後に山の迫る細長い海辺の町だ。
中之郷駅は2面2線のホームをまたぐ立派な駅舎があるが、無人駅だった。
通過していく特急を眺め、普通電車を待った。
そして今回は行きだけルートを変えてみた。
普通なら新幹線で名古屋まで行き、あとは近鉄だ。
今回は新幹線を豊橋で降り、豊橋鉄道で三河田原へ、バスで伊良湖岬へ、フェリーで鳥羽へ、そして近鉄、なんてコースにしてみた。
何処かで道草して遊ぶ代わりに、たくさん乗り換えして、移動を楽しむ旅だ。
接続が悪くて馬鹿ほど時間がかかるが、意外と安価で帰れた。
まず時間がかかったのは新幹線。
豊橋で降りるためにはこだま号に乗らねばならない。
もう途中駅でのぞみやひかりにバンバン抜かれる抜かれる。
いかに新幹線が過密ダイヤで運行されているか実感する。
5~6分駅に停車していると、その間に2列車に抜かれるのだ。
豊橋まで7駅あるのだが、そのうち4駅で5~6分停車した。
新横浜から豊橋まで2時間もかかった。
まあ、車なら2時間では行けないから遅いと言うには当たらないが。
比較の問題ですな。
<ハマボウは茶色>
次は豊橋鉄道渥美線。
全線単線。
街中を走るが、まあローカル線と言っていいだろう。
先頭車両に乗って前からやってくる景色を眺めた。
緑が線路の両脇から侵入してきて、枕木が草に覆われている所が随所にある。
夏の名残の日差しが緑を輝かせていた。
渥美線の車両は東急電鉄のお下がりだが、まだまだ元気でぐいぐい加速する。
カラフルトレインと名付けられ、車体の一部を渥美半島に咲く花の色に塗り、その花のヘッドマークをつけている。
待ち合わせ、すれ違う電車の色がみんな違い、なかなか面白い。
どこの地方鉄道も独自色を出して、経営頑張ってますなあ。
車掌さんが乗ってるのに運転士が時々扉開閉するので、なんでだと思ったら、車掌さんは無人駅のホームで料金収集業務をこなさねばいけないからのようだ。
車掌さん、後ろからホームを渡って先頭車両で扉操作したり、車内放送したりと、なかなか大変だ。
運転士が扉開閉を受け持つ駅となにもしない駅がある。
助け合い分業?してるのですなあ。
新豊橋から三河田原駅まで18km、35分、楽しませてもらった。
<サイドミラー>
三河田原駅裏の食堂でお昼を食べて、豊鉄バスで伊良湖岬まで。
ずっと「いらこ」だと思っていたが、「いらご」と発音するらしい。
乗車時間は約50分。
路線バスにそんな長時間乗るなんてあまりない。
少年野球大会でもあったのか、ユニフォーム着た少年達が2チームも乗ってきて賑やかだ。
三々五々途中のバス停で降りていった。
進むに従い乗客は少なくなり、最後は私ともう一人二人くらいだった。
車でならともかく、電車旅でわざわざ手間のかかるルートを取る物好きは少ないようだ。
<伊良湖岬の海>
港は岬の内側にあり、海の近くらしく照葉樹の山を後ろに、明るく開けた場所だった。
灯台は意外に遠く600mほど歩く必要があり、行けないことは無かったが駐車場の外れで充分きれいな眺めが広がっていて、灯台も見えていたのでそこで良しとした。
良い波がくる場所なのか、狭い範囲で多くのサーファーが波に乗っていた。
フェリー乗り場に戻ると、ちょうど鳥羽からのフェリーが入ってくるところ。
先日乗った苫小牧行きのフェリーとは比ぶべくもないが、私にとっては充分大きな船。
航送する車と同じ場所から乗船するという、建物は立派なのに飾り気のない乗り場だった。
車は車両甲板の前の方に10台程固まって乗せただけ。
乗客もとても少なく、広い船内にずらりと並んだ座席は好きな所に座り放題。
これで経営は成り立っているんだろうかと心配になる。
土日はそれなりにお客さんも乗るのかな。
55分の航海はあっと言う間。
バスの50分は長く感じたのに、乗り物によって乗ってる時間の感じ方が違う。
鳥羽港に徒歩で降りたのは私だけだった。
<中之郷駅>
鳥羽水族館の横に出て西陽の差し込む道路を横断し、最寄りの近鉄中之郷駅へと歩く。
鳥羽なんていつから来てないだろう。
思い出せない。
でも記憶にある町の雰囲気とあまり変わっていないように思う。
背後に山の迫る細長い海辺の町だ。
中之郷駅は2面2線のホームをまたぐ立派な駅舎があるが、無人駅だった。
通過していく特急を眺め、普通電車を待った。