輝く、海の景と海の幸

2014-01-29 01:36:36 | その他旅行き
鎌倉観光 その八

大仏さまをお詣りした後、由比ヶ浜大通りを東へ、江ノ電の和田塚駅へと歩いた。
途中、鎌倉文学館に寄ったり、吉屋信子記念館横を歩いたり、閑静な住宅街を散策。
鎌倉文学館は建物の外観だけは無料で見られ、館内見学するのに入館料がいるのかと思ったら、敷地に入るのに入場料が必要だった。
迷った末、館内見学に使う時間を予定していなかったのでパスしてしまった
順調にその日の予定をクリアして予備時間分夕方に時間が余り、なら見学しておいたら良かったと後から後悔。



和田塚駅から腰越駅へ。
午後を前にして朝乗った時より乗車率も上がり、座席に空きは無し。
進行方向左手のドア際に立って外を眺める。
稲村ヶ崎駅を過ぎ、しばらくして右へのカーブを曲がると、車窓の景色は一変。
住宅街から光り輝く海辺へと飛び出した。



おおっ、これはきれいだ。
左手前方には江ノ島が飛び出ており、その奥には富士山もクッキリ。
一気にテンションアップぅ。
サーファーが波間に浮かび、ボードを乗せた自転車が走っている。
うーむ、これが有名な湘南の海か。
海岸沿いにある駐車場ではフリーマーケットが大々的に催されていて賑やか。
冬なのに夏の雰囲気が満ち満ちていた。



腰越駅で電車を降り、腹ごしらえ。
ベタに名物のシラス丼を食べた。
生シラスと釜あげシラスとスズキの刺身の乗った三色丼。
生シラスはキラキラと透き通り宝石の様だ。
新鮮なシラスって美味しいものなんだな。
子供の頃からシラスといえばちりめんじゃこしか知らず、魚臭いイメージがある。
魚臭さは乾燥時に付くのだろう。
生のシラスも茹でたシラスも魚臭さは全くなく、イメージ一新だ。

よんじゅうど

2014-01-28 00:09:06 | お酒
以前記事にしたが、私の購入対象とするハードリカーの興味のひとつにフラスクボトルがある。
今、我が家にあるフラスクボトルを集めてみた。



左から。
以前フォトチャンネルにしたバカルディ。
残るはあとわずか。

二つ目はジムビーム。
食指をバーボンにも伸ばしたが、コンビニでボトルを手に取り失望した。
壜はガラス製でなくプラスチック製だったのだ。
まあ、安価に提供するためには仕方ないかもしれないが、なんとも趣きの無いことよ。

三つ目はトリス。
どこに旅した時に買ったんだっけ。
思い出せない。

四つ目は友人のチェコ土産、フェルネット・ストック。
薬種のような味わいと香りが私には今一つ。
なので一年半前にもらったのにまだ飲み切っていない。
改めてネットで調べてみるとハーブのリキュールとある。
14種のハーブから出来ているらしく、なかなか個性的な味わい。
カクテルでの飲み方を探してみようか。

みんな判で押したようにアルコール度数40°だった。

次の食事を美味しくいただくために

2014-01-26 21:07:04 | Weblog
人間痛い目に会わないとよろしくない事の改善は出来ないものだ。
人間一般に対象を広げたら、そうでない方に失礼か。
少なくとも私はそうだ。
今回それを再度体験したのは夕食、というか深夜食の暴飲暴食。
朝食昼食は時間や食べる場所の制約からまったく問題なかった。
しかし夕食は酒も入るし、後の予定もない。
毎晩ずっと気の済むまで飲んで食べてしていたが、先日いつにも増して食べてしまった。

翌日は一日中胃が重く痛く、何も食べられないくらい調子を悪くした。
度を過ぎると数少ない日々のお楽しみのひとつが楽しめなくなるのだ。
これはいけない。
食べ過ぎ無いよう、節度を守ろうと思った。
しかしこう思うのは何度目だ?

前回、健康的な食生活を送るべく夕食の暴飲暴食を改めたのは、人間ドッグで再診の評価を受けたからだ。
改善に成功し健康体になれば、喉元過ぎて熱さを忘る。
そこにストレスが加われば、呑むは喰うは。
何時の間にか元の食生活に戻っていた。
ああ、多分今度もまた元に戻る時が来るんだろうな。

食事量を正しくすると、次の食事を美味しくいただける。
これまでも昼食夕食は美味しく食べていたが、夕食で暴飲暴食した後の朝食が今一つだった。
胃にまだ何か残っているような膨満感があるのだ。
改善後、この数日は朝もお腹が空いている。
いつもよりパンをたくさん食べれ、しかも美味しい。

「次の食事も美味しく食べるために。」
これを目標とするなら、つづけられるかな。

<水仙を見に行った時の自身へのお土産。珍しく日本酒に合うスナック。


ウン十年ぶり

2014-01-25 00:20:09 | その他旅行き
鎌倉観光 その七

高徳院で大仏さまと再会した。
境内に入り手水舎の左から奥へと進むと、木々の向こうに隠れていた大仏さまが現れた。
おー、インパクトあるなあ。
前にお会いしたのは中学生の時、修学旅行でだった。
その時の印象について詳細な記憶は残っていない。
雨ざらしで錆びないのかなと思った覚えがある。
修学旅行と違い今回は撮影旅行である。
被写体を探す=観察する 事なので前回とは注目度も着目先も違うはずだ。



普段お寺を訪れても仏像は写真に撮らないのだが、なんでか大仏さまには抵抗なくカメラを向けれた。
大き過ぎて仏像に思えないからなのか。
風雨にさらされて色を変えた青銅のお体が渋い。
いい写真をモノにしようと周りをウロウロ。
そんな邪な心を見抜かれてか、大仏さまの私を見降ろす表情が少し険しいような気が。
自身の心根がお顔に写されるのでしょうね。



大仏さまの中にも入れる。
結構な料金を取られるのかと思ったが、20円だった。
ええっ、安。
どんな料金設定をしてるんだ。
大仏さまの中に入れると知らなかったし、入れると分かってもなんとしても入りたいと思いが湧いた訳でもなく、幾らなんだろうと金額確認するだけのつもりが、そんなで入らせて貰えるなら入ろう入ろう。
大仏さまの胎内は外皮より更に混沌とした色が混ざり合っていた。
鋳造方法の説明板と背中に開いた換気用の窓が変な感じ。
でも、訪れたら入るべし。



春へといざなう花

2014-01-24 02:10:10 | その他旅行き
冬でも花の撮影が楽しめる所はないか。
まあ、公園の花壇なんかでもこの時期ならパンジーなんて咲いてはいるが、野生の花がいい。
ちょっと遠いが、淡路島に面白そうなところがある。
純粋に野生ではないけど、半野生で水仙が咲いているらしい。
淡路島南岸の灘黒岩水仙郷という所。
その昔、岸に流れ着いた球根を漁師達が島の斜面に植えたのが株を増やし、いまや500万本に増えたそう。
1月下旬が一番の見頃とあるので少し時期は早いようだがまあいいでしょう。
先々週の話なんだけど 行ってきた。

明石大橋を渡り、神戸淡路鳴門自動車道を西淡三原ICで降り、野菜畑が広がるのどかな道を南へ海へと走る。
海に着くと想像していたのと違い、海面は高いところから望めた。
その一帯は切り立った崖が続く海岸線だった。
崖の下に付けられた道路へと急坂を下り、海沿いの道を北へ走れば現地到着。

少し奥まった谷にある駐車場から急な斜面を見上げると、一面水仙のみどりの細い葉っぱが覆っていた。
花はまだまだこれからだぞと思わせる密度で咲いていた。
ネットで最盛期の写真を見たが、斜面が真っ白だった。
とすると、これで五、六分咲きと言うところか。

階段をジグザグと上ると、一番高い所に展望台があり、反対側の海側の斜面へと降りられる。
色んな角度、背景で撮影できるのでなかなか楽しい。
風の弱い日で海から微風が吹きあがってくると、斜面に咲く水仙の香りを集め、甘い芳香がいっとき鼻腔を満たす。
海側は南側で雲が切れて差して来た日差しが身体を暖めてくれ、南淡路はイメージ通り温暖だと教えてくれた。













晩酌をつまらなくさせた柿の種

2014-01-21 23:55:21 | Weblog
最近舌が肥えたのだろうか、晩飯に買ってきた酒や酒のあてがまずいとテンションが下がる。
こんなことを感じたのは最近2回目。
安物中心だが酒の味にはそれなりにうるさい。
が、食べ物の方は味おんちなのではと思っている。
そんな私が機嫌悪くなるんだから舌が肥えてきたのか、はたまたよほどひどい出来なのか。

今回は安いからと買った柿の種。
なんなんだろうこの味わいの無さは。
パリッとした口当たりは他のものと一緒なんだけど、奥行きがないというか旨味が無いというか。
食べていて満足感がない。
ストレス解消のため、腹が出るは血糖値は上がるはといった危険を犯して食べるものではない。
どうせ不健康になるなら、自分で納得できる食べ物を食べてならなければ。
なんだそりゃ。

原因はなにか、袋の裏の情報を読み取る。
原材料筆頭が「でん粉」である。
そのあとに「米、植物油脂、…」と続く。
本当の一番はピーナッツだったけど、問題にしているのは柿の種なので。
柿の種の販売シェア第一位である亀○製菓の原材料(ピーナッツ除く)を見てみると、「米(国産)、でん粉、しょうゆ…」とある。
私の一押しの柿の種を売っている三○製菓のそれ(口当たりが軽いのである。)は「もち米、しょうゆ、植物油脂…」で、でん粉は出てこない。
米を使用する分量でこんなに味わいが変わるものなのだな。
ちょっとばかり驚いた。

お米さんと言うのは我々日本人の味覚育成の中心人物である。
それゆえ、米の旨味成分の多寡を舌が感じ取ってしまうのだろうか。
そもそも原材料の「でん粉」の原材料がなにか分からないものな。
じゃがいもなのか、とうもろこしなのか、…他にもあるのかな。
遺伝子組み換えのものなのかそうでないのか。
得体がしれないと私は思うのだが。

バランス

2014-01-19 00:23:26 | Weblog
土曜日、昼下がり。
寒くなったのでテニススクール後の昼食は山の上にある公園で摂る気にはならず、山の麓に車を止めて車中で食べることが多くなった。
日が差せば車中は温室効果で暖かい。
エンジンをかけずとも過ごすことができる。
相も変わらずコンビニの小ぶりな弁当とチョコレート、ホットコーヒーをいただき、いつもの幸せな時間。

今日は珍しく空は薄曇り。
ぱらぱらと小粒の雨が吹けてくるが晴れは晴れ。
穏やかな眺めを目の端に捉えつつ、エッセイを読んで時を過ごした。
このところ、もうずいぶんと自身の考えに意識を向かわせてばかり。
息詰まり感が日に日に増して来ていた。
小説やエッセイを読んで他人の考えに触れることの意義を再認識しつつある。

お金を出して買う本である。
そこには筆者の考えだけでなく才能がある。
天才で無ければ自身の考えだけで道は切り開けれない。
有用な思索を他から得てこそ新しい考えや行動に繋げられる。
自身の思想を形作るのは複数の他人の主張の総体だと思う。
書物や映像などの情報伝達物に対して自分がどう感ずるかだ。

このところ、OUTPUT > INPUT と言う傾向が続いていたなと気付いた。
もっと入力量を増やさねば。
思い出すに学生時代は様々な媒体から世界の在り様を把握してきたように思う。
あの頃はブログなんてなく、自身の考えを発信できる場は限られていた。
伝えたい思いを受け止めてくれる先は身近な友人や恋人のみだった。
世は移ろいゆく。
一般民衆が不特定多数の人々に自分の興味あることを伝えられるなんてことができるようになるなんて。
情報入力と出力の平衡がいつの間にか逆転してしまった。

エッセイを読んだ後、眠くなり座席を倒して昼寝した。
目を覚ませば日が傾き周りの景色は夕日に橙に染まっていた。
薄曇りの空が朧に霞んだ春を思わせ、耕された田んぼの土のぽっくり感と相まって、次に訪れる季節を早取りさせて感じさせてくれた。
早1月も半ばを過ぎた。
年寄りの身に、春は存外に早くやってきそうだ。

志成就眼病平癒

2014-01-17 01:41:19 | その他旅行き
鎌倉観光 その六

長谷駅から西へ5分ほど歩いた所にある御霊神社へお参りした。
ここは境内のすぐ前を江ノ電が通っているので有名な所。
踏切を渡って鳥居をくぐる。
その時ちょうどやって来た電車は300形だった。
現役車両最古の一編成である。
6月ならあじさいが咲いているのだろう植込み横を走り去って行った。

思った通りその後も少しすればいろんな形の電車が次々と通過していく。
うれしうれし。







まずは長谷駅へ

2014-01-14 21:21:36 | その他旅行き
鎌倉観光 その五

二日目は江ノ電沿線を歩いた。
というか目当ては江ノ電そのもの。
今回の旅のメインターゲットである。
天気も良さそうで、楽しみな一日。
まずは鎌倉駅から長谷駅まで。
鎌倉駅で電車を待つ。
朝もまだ早く、他のお客さんも多くない。
先頭車両に乗ってやろうとホームの端へ。

江ノ電は日中1時間に5本も運行している。
撮影機会は頻繁にありそうで助かる。
ただ、新型車両への更新が進んで、旧式の車両が少なくなってしまっているのが残念。
ローカル線には古い車両のひなびた雰囲気がよく似合うと思うが、維持していくのはなかなか難しいのだろう。
乗降客数も多いようなので、地元の利用者からは快適性も求められるだろうし。

おっ、来た来た。
やってきたのは2000形と500形を繋げた4両編成で、平成に入ってから運行開始した車両だった。
うまく前方が眺められる座席を確保。(子供かおのれは
運転手さんの背中越しに眺める事になるかと思ったが、運転席は中央にあり、妨げるものなくスッキリ前を望めた。

電車は家と家の間をくぐり抜けるよう進む。
沿線の住民の方は大変そうだ。
それとも、もう慣れっこなのだろうか。
ゆっくり走ってるから音は小さいかもしれないが、距離が近過ぎる。
うーんディープだ。
無責任ながら乗ってる我々には面白い。
長谷駅で下車。

<鎌倉駅乗車ホームの端にはトイレがある>


<先頭車両からの眺めは楽し>


<長谷駅で降車>


<対岸のホーム>


<両岸のお家の皆さんは大変だろうな>



粘り膝

2014-01-13 19:08:24 | テニス
この週末のテニスが今年の初打ちとなった。
お正月に一週練習しない週末があったにしてはまずまずの立ち上がり。
前回一週練習をとばした時の反省から、覚えている意識すべきポイントを意識的に蘇らせつつコートに向かったのが良かったか。
ミスもあり、ナイスショットもあり、だったけど。
やっぱりテニスは楽しいなあ。
今年はしかめっ面することなく、ミスしてもいいショットを打っても笑顔でプレーしたいなと思う。
今年の目標にしよう。

昨年のスクールレッスンで、プレー中は頭の位置(高さ)を常に一定にしておくべし、という教えがあった。
頭の位置が上下に揺すられるから三半規管が狂いショットもぶれる。
サンプルにされたのはサイドステップとローボレー。
遠いボールや低いボールだからと体を倒し頭を下げて打とうとすると、ラケットがどっちを向いているのか正確に把握できなくなりミスするのだよ。
ごもっとも。
ミドルボレーの時、腰高でも打てるがそれだとローボレー時ボールを高みから見下ろすようにして打たねばいけなくなるので、常にある程度腰を落として置く必要がある。
腰をおとしたままフットワークし、高いボールも低いボールも打つ。
ステップは蟹歩きみたいで、これがなかなか脚に来る。
粘り腰というか粘り膝が必要。

ふとストロークする時でも同じだよなと思い、同じようにフットワークしてみた。
そして気付いた。
難しくないボールをストロークでネットしたとき、自身反省するのは膝を使えていなかったからだと思うことが多い。
なので、「打つ前に腰を落として、打つ前に腰を落として」と何度も注意しつつプレーするのだが、しばらくボレーが続いたりすると忘れてしまう。
やれやれ、仕方がない奴だなと思う。
でもこの粘り膝をするイコール腰を落とすことになるので、ボレーだろうがストロークだろうがいつも粘り膝をしていればショットごとに注意点を換える必要がない。
忘れっぽい私にぴったりの意識すべきポイントではないか。
自身へのお年玉として頂戴しよう。