いつもと逆方向へ

2011-11-30 00:01:56 | 自転車
日曜日。
薄曇りの空の下、自転車で梅田まで往復。
土曜日の秋晴れと入れ替わってくれたら良かったのに。
まあ寒くなかったし、雨じゃなかったから、贅沢な要求だ。

山と違って街中の直線道路はスピードが出せる。
気持ち良く回転を上げて、街の景色を後ろに置き去り。
繊維の隙間から侵入する風が、かき始めた汗と火照った身体を適度に冷ましてくれる。
いつもの感覚。
車が多く、空気の悪いのが玉に瑕。

そんな私をロードバイクに乗ったお兄さんがブッちぎって行く。
すげーなー。
小径車ではとても太刀打ち出来ない。

淀川の河川敷でお弁当。
川向こうを眺めれる、堤防のゆるやかな斜面の草地に腰を据える。
風はなし。
電車が鉄橋を渡って行ったり来たり。
犬を連れ散歩する人、自転車で通り過ぎる人。
街外れの休日って雰囲気で満ちていた。

おっ、ルイガノ。
おっ、モールトン。
かっちょいい小径車が連続して走り過ぎて行った。
私もそろそろ出発。

自転車屋さんで愛車の点検をしてもらい、その間にお店の最新モデルをチェック。
KHSはなんか懐古したデザインのフレームになってた。
ブルホーンバーの先端に付いたギアレバーは使い易いのだろうか。

お茶して帰る頃にはもう夕暮れ。
雲は輪郭を現し、ようやく背後の青を見せてくれた。
ビルの上はオレンジ色。
淀川上の橋からパチり。




今週の銭湯反省会

2011-11-29 00:01:43 | テニス
週末は暖かさが戻ってほっと一息。
さあ、スクールで2時間ストロークの成果を実践だ。
といきたかったけど、やはり時間を置くとその時と同じようには動けない。
記憶と同じく、身体が動作を忘れるスピードも年とって早くなったかな…。

前後の動きはスムーズになったものの、移動後だと、ラケットがボールの勢いに負けてしまう。
足の位置を決めてからスイング開始までのタイミングの取り方を、もっと時間短縮の方向で意識しないと駄目だあ。
もう下がって瞬時に振り出さねばいけない。
前に詰めても後ろに下がっても、タイミングが早くなるのは同じなので、まだ意識はし易いかな。

もう一点、解決策が思い浮かばなかったのが左サイドへ走った後打つバックハンドスライス。
ボールがネットを越えない。
勢いを付ける為、テイクバックを大きくすると、ブレも大きくなりダフるし、小さくすると飛んで行かない。
あ、そうか。
体勢不十分だから足腰で押し出せないのであって、一つ目の課題と一緒だな。
うーん、さっぱりした。

反復トレーニングはしばらく機会が無いので、イメージトレーニングで代替するとしよう。



2時間ずっとストローク

2011-11-26 00:03:00 | テニス
テニ友と二人でコートを借りて、2時間ひたすらストロークを打ち合った。
最初はストロークだけなんてつもりはなく、ボレーボレーやボレスト、サーブリターンなど一通り練習するのだろうと思っていたのに、ミニラリーからそのままロングラリーに入り、興が乗って最後まで。

このテニ友、強力なストロークを武器にしていて、度々打ち負ける。
ほぼフラットの伸びるショットがこちらのコートエンドに入ると、押し込まれダフッて返せません。
ストローク時、自分の思う課題がいくつかあって、直さねばと常々思っていたので、この機会に改善に取り組みました。

大きくは つ。

一つ目は、前後のフットワーク。
横着なのでエンドラインに張り付いたまま、相手の深いボールも打ち返そうとするので、ミスするか返っても力のないボールになる。
深いと判断したら、素早く一歩下がってバウンド後の「間」を稼ぎたい。
でもやってみると、下がった時にはもうボールは来ていて、再び前に踏み込めず、結局体勢不十分。
まともに返らず結果は同じ。
それでも続ける内、判断を早くできるようになったのかミスが減り、ある程度押し出せるようになりました。

二つ目は打点。
打点と言ってもラケット面上のお話し。
飛んで来るボールに対しラケット面の真ん中を当てに行こうとするのですが、スイングが速いのか 、スイートスポットを行き過ぎて面の下側でヒットする事が多い。
これもダフる原因。
面の上側に当てに行き、結果的にスイートスポットでヒットできるよう気を付けるのだ。
簡単だけれど、他の注意事項に意識が行くとすぐ忘れてしまう。
気付いたのはずいぶん昔なのに、こんな事がいまだにできない。

その他細かな注意事項を何度も何度も呼び起こしつつ、打ち続けました。
そうすると反復する効果が現れて二つの課題を合わせて対応できる事も。
判断を素早くする為に、最後にはボレーする時しかしないスプリットステップをエンドライン上でやるまでに集中力向上。
我ながら素晴らしい。
こんな練習もありなんだなあ。
銭湯反省会でもこれといった反省点は思い浮かばず、充実した練習でした。

他のショットも今度同じようにやってみようか。


寒い季節がやって来た

2011-11-25 00:25:17 | Weblog
寒い日が多くなった。
朝、開店準備する八百屋の店先に並ぶ、大根の白さが似つかわしい。
今週はコート初出動。
目にするもの、肌に感じるもの、すべてが冬の感触をもたらすように。
力を抜いて、ほけっとできる場所が少なくなるのが嫌だなあ。

反対に暖かさを感じれるようになってきたものも。
同じ温度なのに、暖かい季節には意識しないものが、冬だと途端にありがたいものに変化する。
暖かいコーヒー、暖かいお風呂、暖かい車中、暖かい鍋料理、熱燗。
この間食べた、おでんに熱燗は最強の組み合わせだった。
今度は鍋に熱燗だな。




名付ける事にした

2011-11-23 01:23:39 | テニス
電車で居眠りをしていたら、テニスする夢を見た。
夢の中ではラケットの振り方を意識するプレイモードだったため、現実世界で肩がビクリと反応。
目覚めました。
昔は度々起こった事象だけど、久しぶり。
最近テニスする機会が以前の頻度に戻ってきたので、頭の中もテニスの占める割合が増したよう。

週末のテニスは冬型気圧配置のもたらす、重く低い雲が雨をぱらつかせたり、抜けるけるような青を覗かせたり、猫の目のように変わる空の下楽しんだ。
寒くはなかったが、冬の空はこんなだったなあと思い出した。

テニス後は、家へ帰る前にいつものルーチンを実施。
スーパー銭湯に寄って大きな湯船で身体を伸ばし、ストレッチして筋肉の疲れを汗と共に湯に流す。
そうしていると、その日のプレーの良かった所、悪かった所に記憶が飛ぶ。
今週末はあまり悔しいプレーがなかったので、上手く打てた場面を再現して、にへらと心の中で笑って、楽しい湯浴みの時間とした。

不満の残るプレーをした時は、反省タイムになる。
やってる最中に気が付かない改善ポイントに思い至る事も度々。
次週のプレーに生かすのだ。(覚えてたら、だけど。)
振り返りは大事ですね。
結構良い考えに結び着く。
まんま、銭湯反省会(一人、だけど)と命名する。



難を逃れた少年

2011-11-19 00:12:01 | その他旅行き
大普賢岳へ向かう朝の事、国道169号を快調に走り登山口へと向かっていました。
到着前にこの先の道の駅でトイレを借りようと考えていたら、ピタッと止まった渋滞の最後尾が見えてきました。
あれれ、こんな所で。
渋滞とは無縁の山中の国道で、こんな状態になるのは大抵道路工事。
片側交互通行になっているのでしょう。

案の定、反対車線をまとまって車が通過した後、こちらの車線も動き出しました。
しかし規制の開始場所まで来ると、片側規制でなく全面通行止めだった事が判明。
大きな橋を渡って対岸の細い道へと迂回させられます。
169号線はほぼ南北に伸びる国道で、V字状の谷の中腹に道がついてる。
次の橋ははるか彼方。

迂回路を走って行くと、対岸に道の駅が望めます。
えー、向こうの橋を渡って戻って来ないといけないじゃん。
ずいぶん距離がある。
なに工事してるのだろうとよくよく見てみると、谷の斜面が稜線付近から谷底まで、幅100mくらいに渡って崩落してました。
道路は跡形もありません。


ありゃあ、こんな所にも台風の爪痕が。
これは仕方ないですね。
そこに人家がなかった事を願います。
もう100m南にずれていたら、道の駅もその周りの建物も呑み込まれていました。
恐ろしい眺めです。
次の橋に到着し、道の駅まで戻って用を足しました。

<道の駅の案内板>




入之波温泉で汗を流した帰り道、再び渋滞に捕まります。
行楽帰りの車が多い夕刻。
渋滞の長さは朝の比ではありません。
進んでは止まりしますが、その周期が長い。
止まったらあの長い迂回路を対向車が通り切るまでまったく動きません。
10分近くなにもせずに座っているのはとてもつらい。
登山の疲れが表に出てきて眠いのなんの。
危険は無いのに居眠りできないなんて…。

結局、5分で通り抜けれる距離に50分くらいかかってしまいました。
崩落場所は灯光器で照らされ、昼間のように明るい。
夜間も工事を続けるのでしょうか。
早く復旧できますよう。

迂回路から国道に戻り走っても、前後の車はすぐにはバラけません。
後ろを振り替えると、白いヘッドライトが連なり並んでいます。
こんな光景、この場所ではきっといままで見られたことは無いはずだ。

この方面にお出かけの際は、ご注意を。



入之波温泉

2011-11-18 01:15:01 | その他旅行き
登山後、温泉に寄って疲れを落としていく事にしました。
以前、大台ヶ原で遊んだ帰り道、国道169号沿いにある入之波温泉で日帰り入浴した事があります。
湯船が面白い事になっており記憶に残ってる。
もう一度行ってみる事にしました。

新伯母峯トンネルをくぐり国道169号を北上すると、右手にダムが現れます。
ダムの上を対岸へと渡り、4キロほど南下すると入之波温泉があります。
何軒か宿はあるようですが、たぶん前回と同じ山鳩湯で入浴する事に。
急な斜面に建つ古い旅館で、たぶん三階建て、そして三階に入口があります。
建物より高い所に道路がついているんですね。

日帰り入浴は5時までとありました。
おっとあまり時間がない。
三階分階段を降りて、浴場へ。
湯船は結構広く、お湯は横褐色です。
濁って底が見えないので、湯船の縁に手をついて脚を入れると、手前に浅い段があり段の向こうは結構深め。
湯船は底も壁もざらざらとしてます。

幅のある湯船の縁に目を近づけ観察すると、温泉成分が付着堆積して、茶色く平たい珊瑚のようになってました。
上端は内側に庇(ひさし)を伸ばしています。
そうそう、こんなだった。
その日は時間がなかったので入りませんでしたが、露天風呂の浴槽の壁はもっとすごい事になってたはず。
ここの排水設備のメンテナンスは大変なのでは。
と、いらぬ心配。

壁の説明書きを読むと、泉質は旧泉質名で含炭酸重曹泉。
新泉質名だとナトリウム-なんとかかんとか-塩化物泉とある。
長くて覚えられません。
昔の名称の方が効能ありそうな響きですよね。
お湯は浴室の壁の高い所から結構な量が注がれてます。
飲泉可とあるので口に含むと金気が匂う。
効き目ありそう。

お湯はぬるめなので、半身浴で長く暖まりたい温泉です。
今度はもっと早い時間に訪れ、ゆっくり滋養を吸収したいものです。
近くを訪れの際はお立ち寄りしてみてください。



石ノ鼻まで

2011-11-16 01:33:12 | 山行
今週はこれから寒くなるようです。
とうとう冬がやって来るのですね。
適度に寒い冬で済みますようお頼申し上げます。

さて、その冬がやって来るから楽しめる紅葉を観賞しようと、近場の山へ日帰り登山に行ってきました。
久しぶりの紀伊山地、山は大普賢岳です。
またしても山の中腹までですが…。
今年は一向に寒くならなかったので、そろそろ紅葉が見頃だろうと踏んだのに、なんてこった、すっかり終わってる。
国道169号から脇道に入り、和佐又ヒュッテまで車で入れるのですが、その林道沿いがちょうど見頃でした。
山は夜冷え込むので、年毎に違う気候の影響を、下界の木々ほど受けないのかもしれません。
今年は早すぎたり遅すぎたり、山の紅葉から見放された年でした。

和佐又ヒュッテの駐車場に車を止め(有料です)歩き出しました。
駐車場横の林からしてすっかり葉を落とし尽くし、寒々と白い木肌をさらしています。
お天気は薄曇り。
冬景色だなこりゃ。
それでも気温の持ち直した暖かい日で、景色と裏腹に凍える事なく歩けました。

キャンプ場を横切り、すすき野原を抜け、白っぽい林内へ。
所々になんとか葉っぱを残すもみじの木があり、彩りを添える。
登山道には落ち葉が散り敷かれ、歩く度乾いた音が静かな斜面に拡がります。
散ったばかりのはずなのに、長くそこにいたかのような焦げ茶色。
かえでの手のひらやブナの楕円、ペンタゴンはプラタナス?
優勢な樹種が変わる度、登山靴が掻き分ける葉の形も変わります。
ホウの大きな葉っぱなんて、ゴロゴロって感じで転がっています。

突然、大きな岩の露頭が現れました。
大普賢岳は古くは修験道の行場として登られた山だそうで、いくつもの窟(いわや)が登山道横にあります。
ガイドブックを読んだときはどんなに険しいのだろうと恐怖したのですが、その辺りは登山道から外れなければ危険な場所はなし。
山頂に近づくと険しくなるらしい。

日本岳のコルを左折すると、斜度も上がり険しくなってきました。
が、難所には鉄梯子がかけられ問題なく登れます。
石ノ鼻という岩場がありそこでお昼としました。
とても展望の良いところ。
植林された山に帯状に残る雑木林が茶色く浮き上がるのを見下ろし、塩気の効いたおにぎりをおいしくいただきました。

今回はこの石ノ鼻まで。
紀伊半島もここまで南に下ると大阪からは結構な距離。
登山口までの移動往復でその日の行動時間の半分を使わねばなりません。
今度は和佐又ヒュッテか付属のバンガローにでも前泊して、山頂を目指すことにします。
雲多いゆえ間断なく光芒差す空に別れを告げ、下山しました。



押さえ込む

2011-11-15 00:00:22 | テニス
先々週末のテニスはなかなか調子が良かった。
二週続けて練習できたからに違いない 、と思っていました。
そして先週末、スクールのレッスンに二コマ入れたので三週連続だ。
当たり前ですが上手く打てればとても楽しい。
今回もやってやるぞと勇んで練習へ。

しかし、あにはからんや、思うように調子は上がらず、ガックリ肩を落として帰ってきました。
やる前から「自分はできる」と思い込んでいると、相手をなめた傲慢なプレーになるようで、速いボールへの準備が遅く振り遅れ気味。
なので大きくオーバーするボール多数。
押さえ込む事ができませんでした。
いつもチャレンジャーであるべし。  反省。

そうそう、学生のアルバイトコーチが入っていて、ストロークの相手をしてもらいました。
手加減して打ち合ってくれているのに、彼らはボールの跳ね方が違う。
若い者が打つショットはなんであんなに弾むのでしょうね。
体のバネが違うのでしょうか。
私にとって胸の高さのボールは、ポヨンと弾んだチャンスボールですら難しいのに、伸びつつ迫って来られるとお手上げです。
スイングスピードをみたら明らかにゆっくりと振っているのに、バウンド後失速しない。
反対に増速してるように感じるのでタイミングが合わない。
これも大きくオーバーするボール多数。
押さえ込む事ができませんでした。

ひとつだけ良かったのはバックスライス。
前週学んだポイントをしっかり覚えていて、満足のいく出来でした。
時々上方に抜けるのでネットしないくらいに、も少し押さえ込む感覚を磨かねば。
スライスを打つ感覚を言葉にすると不思議ですね。
上を向け開けたラケット面でボールを押さえながらもネットより高い位置へボールを送る。
打った事がある人でないと、???な表現です。