スペイン対決

2009-01-31 10:08:41 | テニス
ナダル vs ベルダスコ、すごい試合だったようですね。
私は第4セットの後半だけしか見れなかったのですが、ベルダスコがあのナダルからノータッチのエースをストロークラリーでいくつも取っていて驚きました。
フラットの強打をコートの端に叩き込んでは派手なガッツポーズ。
スペインの選手はグリグリトップスピンのイメージが強いのですが、フラットの強打も出来るんですね。
ナダルを破る選手はどんなプレースタイルになるのかよく想像するのですが、彼のようにナダルのフットワークの上を行くスピードボールを確率良く打つというのも一つですね。
スピードアップは今後も進んでいく方向なんでしょうけど、でも、やっぱりそれだけではつまらないです。
速さ以外の新たな技術を見せて欲しいなと思います。

試合は第4セットも大詰め、お互いキープキープで進行するもベルダスコの方が圧してる感じ。
吼えるベルダスコ、耐えるナダル。
第4セットのタイブレークはベルダスコが6ポイント連取で吼える吼える。
気合の入った顔がスローで再生されるのですが、血管が切れないかしらと心配になるくらい。

スロー再生の最後にボールボーイがタオルをベルダスコに渡すときの表情が画面に入るのですが、恐れと興味が入り混じった複雑な表情をしてました。
「近づくの怖いよう。でもタオル渡さないと・・」
「うわー、すげー気合だ。なんでこんなに熱いの?」
を足して2で割った感じ。
彼はベルダスコの姿勢に何を学んだのでしょう。
本当に一生懸命戦う(しかも世界のトップの)頑張りようを間近で見られるというのは、計り知れない影響を今後の人生にもたらしてくると思います。

ファイナルセットは見ることが出来なかったのですが、ベルダスコ、第4セットで気合を涸らしてしまったのでしょうか、一歩及ばなかったようです。
今日、こんなしんどい試合をしたナダル、決勝戦でフェデラーがベルダスコのシビアさを越えられなければ、この試合より楽に感じてあっさり勝ってしまいそうです。
心配。

100円ショップの罠

2009-01-29 22:31:46 | Weblog
先日のこと。
洗濯物を干すためのロープ(正式には何て言うのでしょう?)の端に付いているプラスチックの鉤が千切れてしまったので、新しいのを100円ショップに買いに行きました。
そうそう、洗濯物用ピンチも経年劣化して1つ割れ、2つ割れ、使えるのが少なくなってきたので買わなければ。

これまで100円ショップってあまり利用してきていません。
前に自動車内の掃除用に静電気でほこりを吸い取るハタキ?を買ったのですが、繊維がボロボロ抜けて反対にクズを付けてしまう有り様だったので、品質の悪いイメージがあります。
まあ、洗濯用品ならそんなにはずれは無いでしょう。

洗濯用品のコーナーに行ってロープがあることを確認し、ピンチを物色。
お、洗濯ネットがある。
そうだ、大物を入れられる大きなネットが欲しかったんだ。
目が細かく糸くずが入りにくい事が売りのネットなんてのもある。
一つずつ確保。

ん、籠入りのピンチが売ってる。
そうか、籠に入れておけば床に散らばらず、踏んで割ることも無いんだ。
でも籠とピンチ合わせて100円ってことは、ピンチの品質もそれなりなんだろうな。
籠だけで売ってないのかしらん。
あったあった。お、鉤突きだ。これなら床に置かず、バケツに引っ掛け設置できる。
確保。

さてピンチ。
入ってる数は少ないけど紫外線による劣化に強いらしいポリカーボネート製のピンチを選択。
ふーん、いろいろと考えられた商品で一杯ですね。
ちょっと感心。
持ちやすい取っ手のブラシを見つける。
Yシャツの首周りの汚れを落とすために作られたものですが、毛の長さや硬さが自転車の入り組んだ箇所を掃除するのに使えそう。
買う。

うーん、当初の購入予定より一杯買ってしまった。
1つ100円故の気安さか。
その昔、100円ショップでの買い物が大好きだという人がいることをTVや雑誌などで見たことがありますが、今頃になってその気持ちが分かりました。
最近はそんな話はとんと聞かず、ブーム?は終わってるんですよね。
お店もがらがらでよく経営できてるなと不思議。

いい気分で帰宅して気が付きました。
目的の洗濯ロープを買うのを忘れた・・。



結果は明日確認

2009-01-29 00:45:06 | テニス
全豪オープン、今日はヒートポリシーが採用されたようで。
ナイトセッションの始まる晩の7時に気温42℃、湿度8%ってなんなんでしょう。
自然発火しないのかしらん。

昨日は心配したデルポトロとの準々決勝、フェデラーはこちらの気持ちも知らずにあっさりと勝ってくれました。
難敵のジョコビッチはリタイアして、私にはまだ組みし易いと思うロディックが残ったので、決勝まで行ってくれるでしょう。
今から録画のナダルシモンを見ます。
さて、どんな展開が待っているのでしょう。

第1ゲーム、いきなりナダルブレイク。
ストロークラリーになるとやはりナダルでしょうか。
ナダルはあっさりサービスキープ。
シモンは決めに行くショットにミスが目立つ。
フラット系ゆえに高さのコントロールにシビアさが要求されますよね。
対してナダルは高い軌道のエッグボールで、ミスしそうに見えない。
やっぱりナダルかなー。

あ、いかん、眠くなってきた。

明日から準々決勝

2009-01-26 23:49:27 | テニス
昨日の4回戦、フェデラーは危ない試合展開だったようですね。
2セットダウンから3セット連取。
それにしては、試合後のインタビューでは強気の発言をしていたようで・・。
そうやって自分を鼓舞しなければやって行けなくなっているのでしょうか。
次は成長著しいデルポトロ。
うわー、フェデラーピンチ。
フェデラー。

今日はシモンとモンフィスのフランス人対決がありました。
解説の柳氏が言うには、シモンは特に傑出した特長のある選手ではないのに、なにげなく淡々と楽にプレーして(見え)ポイントを取ってしまう、何で強いのか分からないのに勝ってしまう不思議な選手らしいです。
確かにゲーム内容を見ていると、コースを突くすごいショットを打つわけで無く、センター付近に浅いゆっくりしたボールを送り続けます。
相手をその気にさせないのが効果的らしい。
私は良く知らないのですが、昨年ナダル、フェデラー、ジョコビッチの3人に勝った一人だそうです。
昨日の記事で書いたナダルを倒す次世代の(ナダルより年上ですけど)タイプになりうるのかも。
試合はモンフィスが手首を傷めて棄権、も一度シモンのプレーが見えます。
今日の試合はいつもは少ないらしいミスが多かったようですが、次回は立て直し自分のプレーを存分に発揮して欲しいです。
相手はそのナダルです。
ちょっと注目。

私はフェデラーファンです(念のため)

2009-01-25 21:02:10 | テニス
ナダル。あれは何なんでしょうね。
ミスショットするイメージが湧かないです。
元から高かった守備力はますます磨きがかかり、攻撃力がプラスされてイベリアは故国のスペイン艦隊と同じく、もう無敵ですね。
よほど調子が悪いときでないともう負けるということはないのでは・・。

一般的にストロークでウイナーを取るのはフラット系のショットだと思うのですが、彼はスピン系のボールでエースを取ります。
なんてパワーでしょう。
私なんかほんの少しグリップを厚くするだけで、回転はかかるもののスピードダウンが甚だしいのに・・。
(比べるなって?)
ネットプレーでは、相手がネットに出てきたときは一発でスパッとパッシングを抜くし、反対にナダルがネットに出ると1発2発と抜かせず決めてしまいます。
すごい反応速度。
彼ってネットプレーヤーでしたっけ?

フェデラーもすごいショットを打ちますが、その確率は調子にだいぶ左右されて、アンフォーストエラーも多い。
まだ理解できるスーパーショットと言う感じです。
つなぐラリーから機を見て角度をつけたクロスショットやダウンザラインへ矢のようなストローク。
そこに打てるのか、すごい。
って感想なんですが、ナダルの場合はこれに加えて相手のウィニングショットを切り返してエースにしちゃいますから、目を点にするしかありません。
フットワークのするどさは野生の肉食動物が獲物を狙うときのそれに見えてしまう。
普通の選手が相手ならウイナーになるボールを2つ3つ続けて、切り返しのショットをミスさせるしかポイントが取れない。
違うな・・、ボールに届くと切り返される確率が異常に高いので、3つ4つ続けて最後にエースを取るしか無い?
少し打ち損じ、勢いの無いボールがほんの少し浅く行こうものなら、もう決められてしまう。
ドロップショットはチャンスボールにしか見えないし。
上記のごとく強打しているのにミスが少ない。
あな恐ろし。

なぜ彼がハードコートで(あまり)勝てないのか不思議です。
今回、全豪を取ったらあっさりグランドスラム(年間かも)取っちゃいそうです。
しばらくナダルの天下ですね。
次世代、ナダルとガチに勝負して、勝てるプレイヤーはどんなプレーをするのでしょう。
想像がつかないですね。
予測もいいナダルの裏をかけるプレーがコンスタントにできるとか、かな。
次の世代交代を見たいので、ナダルには怪我無く、エナンみたいに引退することなく、これからも強くいて欲しいです。

ウィークエンドプレーヤーの感想なので間違い勘違い等あればご容赦ください。

灼熱のコート

2009-01-21 23:15:37 | テニス
にしこり君、負けちゃいましたね。
怪我による練習不足が微妙なコントロールを失わせてしまったんでしょうか。
素人目の勝手な分析ですが、いい時と比べるとショットのバランスが崩れていたような。
シーズンはこれから。
調子を上げていって欲しいものです。

しかし、気温38℃、湿度8%(って言っていたような)ってどんな肌触りなんでしょう。
日が陰ると客席からどよめきが上がるってどんななんでしょう。
湿度が低いとカラッとした暑さで気温は高くても過ごしやすそうなイメージなんですが、違うんでしょうね。
日本は冬、太平洋側は乾燥した日が多くなり、乾燥肌にはつらい季節ですが、メルボルンは夏なのに手はかさかさになるのかしらん。
一度観戦に行って見たいものです。

TRUE BLUE

2009-01-19 23:45:16 | テニス
全豪オープン始まりましたね。
今日から2週間、帰宅後の楽しみができました。
帰ってTVを着けたら、ナイトセッションはフェデラーの試合が始まったところ。にゃはは、幸せ。
初戦ということもあるのか、ストレートで下したものの今一つ精彩に欠く勝ち方でした。
去年はナダルに1位を奪われてしまいましたが、今年も苦しい戦いが続きそうな予感。

フェデラー、ラケットバックがシーズン毎に替わる。
今回は特別仕様では無いようですが、かっちょいいデザイン。
Wilsonはバッグの内側はアメリカンな大雑把さで日本のメーカーのような細やかさはありませんが、外見のデザインはいつも秀逸ですね。
購買意欲をそそります。

昔のようにむら無く焦げ焦げに焼けたクルム伊達、あっさり予選突破しましたね。すごいすごい。
本戦はフルセット、相手方3度のマッチポイントに攻撃の姿勢を変えず耐え粘りましたが、最後は自身のジャッジミスで負けちゃいました。残念。
全英、全米辺りでのブレイクを期待します。


あれ、ジョコビッチ、ラケットが真っ白け。
HEADに鞍替えしたんですね。
まあ、気持ちは分からんではないですが。

明日はにしこり君の初戦ですね。
腕を痛めてて心配ですが頑張って欲しいです。


今週末のプレイは

2009-01-18 20:31:43 | テニス
土曜日、レッスンに赴くに当たり、練習目標をしっかり確認。
コースの打ち分けだけでなく、これまで意識してきたショット単体の注意点も確認。
ストロークは体軸を立て、打ちやすい打点に入って(浅いボールは前で、深いボールは後ろで、ベースライン上に留まり怠慢しないで)打つ、ショルダーターンしてしっかり振り切って打つ、サーブは体を折らないよう上に伸び上がって打つ。

でも、ここにコーチの当日のテーマが加わる。
サイドステップを使ってリズム良く移動し、打ちましょう、他。
私の目標と矛盾するものでは無いのですが、こんなにいっぺんに意識して動けない。
フォアハンドストロークはフットワークまでは出来るのですが、その後のスイングに繋げられず不安定、ネットとオーバーの連続。
バックハンドストロークはさすがにこれまでの練習の成果か、比較的うまく打てましたが・・。

目標を持つのは良いですが、いくつも欲張ると全てがご破算。
自分の把握できるキャパシティ内で注意点を意識し、可能な範囲で理想を追い求めることにします。

課題のボレーの角度鋭角化ですが、こちらはまずまず。
攻撃パターンを、センターにボールを送ってその後サイドへ、この一点にして練習したのが良かった。
センターへのボールが結構いいのが行き、返ってきたのがチャンスボールが多く、パートナーが決めたり自分でもネットに詰めて鋭角に打つことが出来ました。

ところが本日、レベルの高い方々と練習する機会があり、同じくコントロールしようとするのですが、やってくるボールに威力があり、思うに任せません。
このボールをコントロールできるようにならなければ。
こちらの課題はショット単体の基礎練習ですね。
まだまだ先は長い。

暖かい冬の一日

2009-01-17 23:51:46 | 音楽&本&映画
今日は久しぶりに暖かい日でした。
凍傷の心配なく山へ走りに行ける気候でしたが、朝から用事があり車で移動せざるを得ず、自転車は部屋でお留守番。
なのでお昼はお気に入りの高台で、車中食。(ん?)

BGMは「歓喜の歌」、読むは「シャカリキ!6」。
「歓喜の歌」は映画「歓喜の歌」のイメージアルバム。ママさんコーラスを題材にした音楽喜劇です。
アルバムはレディース・コーラスを中心にまとめられてます。
去年の今頃、CD屋さんで試聴して、中の「翼をください」の懐かしさとコーラスの響きの美しさについ買ってしまいました。
映画自体は見たことはなく、音楽だけたまに聴いてずっと過ごしてきたのですが、今年に入ってからケーブルTV(日本映画専門チャンネル)で偶然放映しているのにチャンネルがあったので、そのまま見てみました。
なかなか、おかしく、面白く、最後は前向きな気持ちにさせてくれる映画でした。
最近、映画音楽に先に出会い、その後当の映画を観ることが何度かあり、作中の使われ方を観て、「なるほど、こんなシーンで使ってたんだ。」と思わせてくれたりして、自分の中で築きあげられた曲想のイメージに新たなイメージが付加され面白い。

「シャカリキ!6」の方は、ここまで行っちゃうとマンガのお話だなという感じになってきましたが、ホントにマンガなんだしそれもありだと面白く読ませてもらいました。
次の7巻で完結みたいですけど、レースはまだ序盤、どうやって終わらせるのでしょう。
折角2度も登坂する設定にしているのに、2度目はないんですかね。
坂バカのお話なんで、総合順位は二の次なのかな。

さ、夕方のレッスンへ行こう。
アルバムを「image3」に替えて出発。
日が傾き、弱くなった日差しが薄雲を通して柔らかい光を注ぎ、立木の向こうに見え隠れする日暮れ前の時間。
オーボエの高音域の響きで聞かすメロディーやバンドネオンの奏でるタンゴ、短調のピアノ曲がマッチして、しんみり幸せな時をいただきました。
流れる景色を見つつ音楽が聴ける。ドライブの魅力の一つですね。



普段なら自転車で坂と格闘する2時間をゆっくりしたので、レッスン後もたいして疲れておらず、銭湯で体を洗いながらちょっと不完全燃焼な休日だなと感じました。
直後、なんて贅沢な境遇にいるのだろうと、感謝。

春の旅を企画中

2009-01-15 22:45:13 | その他旅行き
次の春、うちのおっかさんがある記念日を迎えるので、お祝いにどこかに連れて行ってあげようと検討中。
4月に信州は伊那谷周辺に行くのはどうだろう。
何年か前に高遠の桜を見に行ったことがあり、ちょうど満開の時期に当たった。
それは見事な桜で、うまく時期が合えば喜んでもらえるかも。
城址に生えてる木が全て桜なんだもの。
ちょっと気分が悪くなる位、桜だらけでした。

その時は中央自動車道のSAに車中泊し、混むだろうから朝早く高遠入りしたのに、すでに駐車場は満車になりかけてました。
8時前に高遠城址へ入場したのに、もう人で一杯。
レジャーシートを広げて食事している方々も。
って、ぇえっ、こんな朝早くからバーベキューしてるグループが・・。
あきれてしまった。

桜の品種は「タカトオコヒガンザクラ」と言うのが主らしいです。
ピンク色が濃いとガイドには書かれていますが、私にはその白さが印象に残りました。
季節はずれな画ですけど、ガイドブックでよく見る近くの高台から俯瞰の図。


少し歩いたところには薬師堂があり、しだれ桜があります。
高遠城址の桜より花期は遅いらしく、まだ5分咲きくらいでした。
見上げているので、枝垂れて見えませんが、立派な枝振り。


桜は年によって開花時期がずれるから、宿の予約であらかじめ日程を決めてしまうとはずしてしまう可能性があり、いい旅となるかは賭けになってしまいます。
で、押さえに中央アルプスは千畳敷へ登るというのはどうかしらん。
登ると言っても駒ケ岳ロープウェイに乗るだけなんですが、楽して山上へ行けます。
ホテルがあるのでそこに泊まり、夕に朝に望む南アルプスの峰々や宝剣岳の眺めを楽しんでもらう。
私もまだ行った事がないので、これは自分も楽しみ。
でも山上は残雪で一杯で、極寒でしょうね。
体調を崩しちゃったらまずいので、やっぱりだめかな。
一応、お伺いを立ててみよう。