白山台のコーヒー屋さん

2019-03-29 06:27:30 | その他旅行き
<各所にある幟>


大三駅を出て左へ、国道に出てまた左へ、少し登り坂を行くと白山台の入り口が左にある。
高台を切り開いて作ったニュータウンで、真ん中に広い道路が一本走り、そこから等間隔に左右に道が枝分かれして宅地が並ぶよく見る構造。
売り出してからそれなりに時を経ているようで、道路も家も真新しい感はない。
奥に行くに従い空き地が多くなり、幟が立っていて、まだまだ売り出し中のようだ。

<目抜き?通り>


中央の道をどんどん上って行くと、道路の終点の右に民家らしくない白い建物が見えて来た。
コーヒー屋さんはあれのようだ。
次々と車が出入りして、小さな駐車場には数台が止まっている。
人気店のよう。
入り口に来て、「NO PHOTO」の表示に気づく。
ありゃ、何枚か撮っちゃったな。
なので写真アップはできず。

<右の白い建物がお店>


建物はシンプルな白い木造り。
中に入ると右に細長いテーブルがあり、扱っている豆が数個入った小皿がたくさん並んでいる。
それぞれの名前と特徴が書いてあるので品定め。
お店で飲めるのはその日選択された一種類だけで、その日は白山ブレンドというものだった。
それをホットで注文し、豆はコロンビアを100g購入。
ハンドドリップで入れてくれたホットコーヒーを持って、外のベンチへ。
風の強い日で、でも冷たくはなく…。
ああ、休日のひととき。
すっきりした酸味が美味しいコーヒーだった。

<ベンチからの眺め>




まずは近鉄で

2019-03-27 23:32:08 | その他旅行き
お彼岸のいつもの帰省。
春だからどこかに寄り道して帰ろう。
どこがいいかな。
三重には名松線というJRのローカル線がある。
不採算路線は第三セクター化された中、不採算性が高いにもかかわらずJRが運行している珍しい路線。
沿線を車で通ったことはあるが、乗ったことがない。
これに乗り鉄しよう。

<榊原温泉口駅にて>


10年くらい前の台風被害で長く不通区間があったのだが、調べると全線開通して3年が経ったそう。
記念のイベントが終着駅の伊勢奥津であるとある。
でも開催は日曜日だ。
私が道草できるのは土曜日。
残念。
まあ乗るだけでもよろしい。
もう一つ、その名松線にまずまず近いところにコーヒーロースターのお店があるらしいので、そこにも行ってみよう。

<榊原温泉口駅にて>


名松線は松坂から名張までを結ぶ予定で建設されたが、名張までは届かず、山中の伊勢奥津駅で止まってしまったらしい。
ほぼ並行して近鉄が走っていて、こちらは幹線ドル箱路線。
この差はなんだ?
その近鉄特急で榊原温泉口駅まで来た。
普通電車に乗り換えてもう一駅、大三駅で改札を出る。
まずはコーヒー屋さんに行こう。

<榊原温泉口駅にて>



私の知らない世界

2019-03-20 06:27:58 | Weblog
フォトグラファー ヨシダナギの写真展が大丸京都店で開催されていたので行ってみた。
アフリカやメラネシア、アマゾンなんかの少数民族が着飾った写真が並び、とてもきらびやか。
写真も面白いのだが、その民族がどんな特徴を持った人たちなのかを説明したキャプションがうまく書かれていて、これまた面白い。
どの民族もみな独特で、人類というのはこんなに多様性豊かなのかと教えてくれる。
それを知らずに見るのと知って見るのとでは、写真の奥行きが違う。
ステートメントって大事なんだなあと認識。
写真展は4月2日まで。
まだ見たことが無い人には行って見ることをお薦めする。




ボタニカル

2019-03-15 06:25:42 | Weblog
揮発性の強い匂いを発する木が隣の家の庭に植わっているようだ。
といっても匂うのはこの時期だけ。
昨年冬に今の住処に越してきて、春を迎えるこの時期に同じように匂っていたのを思い出した。
刺激的であまり良い匂いとは言えないが、木々が目覚め、活動を始めた事を伺わせ、とても春を感じさせるものだ。
そういえば先週の休みの朝、その庭にウグイスが来ていたな。
最近また朝晩少し寒くなった。
三歩進んで二歩下がる感じで春はやってくる。

<眠りにつくカタバミ>



アフリカの草原

2019-03-09 01:40:46 | Weblog
なぜそんなことが頭に蘇ったのか、アフリカの原野で覚えた不安を思い出した。
でかいランドクルーザーに乗って広大な大地を走る楽しいサファリ。
大きな水たまりの淵で休憩し、お茶した時だ。
茂みの向こうに順に用を足しに行くのだが、私の番となり車から離れて用を足し終わった後のこと。
写真に撮れる植物はないかと地面に生える草をしゃがんで観察していたらとても不安になった。
茂みの反対側は開けて見通しはいいのだが、潜んで近づいてくる肉食動物がいたら、抵抗のしようもなく食べられちゃうんだなあ。
ここは日本の原っぱとは違うんだと、そこでは自分が非常に無力なんだと、じわじわと心に染み入ってきた。



そうか、車からでなく地に足つけてじっくり草を見たからだな。
最近草ばっかり撮ってるから、草を観察するその恰好が記憶の引き出しを開いたんだ。
そこら中動物のフンだらけの地面に生える草は、日本の雑草と趣を異にして、あまり魅力的でなかった気がする。
写真を見返してみたら、現地は秋だったから枯れかけた葉っぱが茶色く、それで生気を欠いた記憶だったんだ。
手を切りそうな細い葉っぱが密度高く生えていて、日本の雑草より強靭そうだった。
お好みはヒョロッとした柔らかそうな草だからな。
あの草原、今は夏。
緑に覆われ、そのワサワサ感はすごいんだろうな。


もうすぐ春

2019-03-05 06:26:04 | Weblog
今年の冬はそんなに寒くなかったな。
ギュギュっと冷える寒さは数回。
昨年は冷気が目を刺激して、涙がちょちょぎれる寒さが朝晩たくさんあったような気がする。
今より短時間で駅から部屋までたどり着けたのに、歩く時間が長く感じたものだ。
いや、あれは神奈川での思い出か?
最近記憶が判然としなくなってきた。
なんにせよ、暖かな日が度々やって来るようになってうれしい。
ぽくぽく歩いている時に、背中をお日様が暖めてくれると、心がとけますな。




より良い晩酌タイムを

2019-03-01 06:26:13 | お酒
先々週は晩酌時に失敗したことがあった。
それも二度も。



ひとつ目はたまにある洋食メインの献立時、ワインを用意できなかったこと。
ひとりテニスして帰る時、ワインを買って帰るかどうするか迷ったのだが、その日の帰り道にワインを売っている店はなく、買うためには遠回りしなければならない。
疲れていたし、いつも和食メインだし、日本酒ならあるしと買わずに帰った、
そうしたらその日はハンバーグ。
ソースはデミグラスである。
バリバリ洋食じゃない。
いたたたた、である。



ふたつ目はさらにその翌日。
その日は和食だったが、日本酒の残りが少ないことに気がついていなかった。
5勺くらいしか残っておらず、しかも焼酎は全て飲みきっていたのも忘れていた。
なんとー。
ビールとウイスキーで我慢したのであった。



うーむ、せっかくの晩酌で飲みたい酒が飲めないこのつまらなさ。
焼酎の瓶が何本もあった頃には考えられない事態だな。
環境の変化に対応できていない。
大いに後悔して、休肝日中にワインの赤白、日本酒、焼酎を買いだめ。
その日の夕食がなんであっても対応できるようにし、先週末の晩酌に万全の体制で臨んだ。